やぁやぁやぁやぁこれより話しますは、原作すら始まらないまでに木っ端微塵になぶち壊された物語。
とあるアホによって救われた世界の物語。
そのアホは転生者であった。艦これ大好き艦これ一筋の艦これオタクなアホでした。
そしてこのアホは、あろう事か〝魔法少女まどかマギカ〟の世界に⋯⋯しかもあろう事か原作開始より、30年前に異世界転生を果たしてしまいました。
そして、悲劇的にも彼女は〝魔法少女まどかマギカ〟と言う作品を知らなかった。
と言うのも彼女は、艦これ一筋で、長い引きこもり生活、艦これ以外に全く興味が無いアホ。まぁ皮肉にもそれどころかその頃の彼女の世界には〝魔法少女まどかマギカ〟と言う作品事態が存在しなかったのでした。
そして、原作に無知なアホに忍び寄る影、我らが外道の白い悪魔ことキュウべえの登場。
「僕と契約して魔法少女になってよ」
当選、彼女は困惑します。しかしこの白い悪魔はとんでも無い誘惑の蜜を彼女に与えます。
「勿論、見返りとして願いを一つ何でも叶えたあげるよ」
アホは食いつきました。艦これ大好き艦これ一筋の彼女の願いは無論ありました。と言うのも、彼女は艦これ大好きな艦これ一筋、転生者となったにもかかわらず。原作も知らない艦これですらない世界線。
故に少女は願いました。しかも斜め上の更に上の発想で⋯⋯
「それじゃあ! この世界を艦隊これくしょん〝艦これ〟の世界に改変して下さい!」
こうして願いは受理され世界は艦隊これくしょん、艦これの世界になりました。
魔女と魔法少女のシステムは深海棲艦と艦娘のシステムに置き換えられ、それにより、魔女は深海棲艦へと姿を変え、今の今までキュウべえ達と契約していた魔法少女達は艦娘へと姿を変えました。
しかも艦娘が絶望すれば魔女化即ち深海棲艦化し、逆に撃退されれば元の艦娘に戻ると言うサイクルと言う副産物が発生。
これはインキュベーダーことキュウべえ達にとって嬉しい誤算でした。
そして、インキュベーダー達は魔法少女作るよりも、艦娘から感情のエネルギーを得た方が効率的だと判断し、今の今まで行っていた。魔法少女化の契約を取りやめ、艦娘と深海棲艦達の戦いが終わらない様に影で調整する方針に変更。
当然、それ以外にも世界線が改変されれば、その後の歴史も改変されます。
深海棲艦の出現により、国内で外出するものは減り、交通事故も同時に低下、これにより巴マミが事故に会うと言う未来は消えました。
更に、佐倉杏子の父親は何と妖精が視認出来ると言う提督の才能が開花、それにより国からの元で提督となるよう進められ現在では提督に⋯⋯。
まぁ⋯⋯悲しいかな⋯⋯それでも何処ぞのバイオリストの悲劇は回避出来なかった模様⋯⋯。
とはいえ、キュウべえ達が魔法少女の契約を取り止めてる時点でその後、魔法少女の契約もない訳ではありますが⋯⋯。
こうして、魔女が消え、魔法少女が消え、それを知らない平行世界の魔法少女がやって来るのは別のお話し⋯⋯。
え? 結局、契約したアホはですって?
あぁ⋯⋯それはこれだけの大規模な事をしでかしたのです。当然代償も計り知れません。彼女は観念の存在と成り果てました⋯⋯めでたしめでたし。
「いや! めでたくないから!」
「ちょっ〇〇ちゃん落ち着いて!」