原作前はなるべく早く飛ばし飛ばしで進めていきたい。けどオリ主と柱の一人一人との絡みが欲しい…悩む…
あ、今回短めです!次回は長めにしようと思います!
煌之介side
オムライス騒動から一夜明け更に日が落ち夕方…
任務を終わらせた後に2人の部屋の家具や衣服が必要だろうと思いカナエとしのぶを連れて街に繰り出した。
「とりあえず家具から見に行くかなぁ」
「煌之介くん、本当に買ってもらっていいの?安い買いものじゃないでしょ?」
「姉さん、天宮さんがいいって言ってるんだしこいつの財布を空っぽにしてやりましょ!」
「しのぶ…」
「気にしないでいいよカナエ。金はかなり稼いでるから。たとえ高級品だとしても2人分の家具と衣服買うだけじゃ俺の財布は空にならないよ。残念だったなしのぶ」
「くっ!絶対に泣きべそかきながら謝らせてやる!」
「フッフッフ、かかってきなさい」
「まぁ、2人とも仲良くなったの?お姉ちゃん嬉しいわ!私も仲良くしないとね!煌之介くんも私の事お姉ちゃんって呼んでみない?」
「カナエお姉ちゃん?」
「あらあら〜」
カナエはとても嬉しそうな顔をしている。
「ちょっと姉さん!こんなやつが私の兄になるなんて嫌よ!琥珀ちゃんが妹ならまだしもこいつはだめ!」
え?酷くない?
「しのぶ、そんなこと言ったら煌之介くんが可哀想よ。彼も私の弟になったんだから」
カナエはほんとに天使だなぁ。しのぶもこれくらい素直だったらなぁ
まぁ素直じゃないのもしのぶのいい所だと思うがな。
「はぁ、分かったわよ姉さん」
「っ!?しのぶが、素直、だと!?」
「はぁぁぁぁぁぁ!?ほんっと失礼な人ですね!わ、私だって一応助けてくれたあなたには感謝してるんですよ!」
しのぶが、感謝?待って泣きそう…
「カ、カナエ!」
「えぇ、煌之介くん!」
「「しのぶ、超かわいい!」」
「っ!?」
あ、顔真っ赤になった。
しのぶside
もうっ!なんなんですかこの人は!姉さんも姉さんでふざけてるし!
本当に腹が立つ。けど、心の奥が暖かく感じるのは何故だろう。
この新しく始まる日常を受け入れているというのだろうか。
「しのぶ〜、ほら〜、お兄ちゃんって呼んでみ〜?ほらほら〜」
いや、考えすぎだ。こんなやつとの日常を私が認めているはずがない。
とりあえず考えるのをやめよう。今はこいつをぶん殴らないと。
「ほら〜しのぶ〜呼んでmぐはぁっ!?」
私の中に渦巻くこの気持ちはなんなんだろう。
煌之介side
そんなやり取りをしていると家具店に着いた。
「とりあえず必要な家具はなんだ?確かまだ布団しかなかったよな?箪笥と机、椅子は買うとして、壁掛け時計と本棚と照明器具もいるかな。机は2人の部屋に置く1つでいいとして、椅子は部屋に2つと食堂にも2つ買うか。」
「ちょ、ちょっと、そんなに買って大丈夫なの?」
「そうよ、無理しなくていいわ」
「問題ないって言ったろ?金は相当な額貯まってるんだよ。お前らの想像出来ないくらいには鬼殺隊で金稼いでるからな」
「鬼殺隊ってそんなに給料いいんですね。」
「まぁ常に死と隣り合わせだからな。それくらいじゃないと割に合わない。まぁ忙しすぎて使う暇もあまりないが…」
「なら私たちがしっかりと使ってあげますね!」
「ははは…まぁ全部使って生活出来ないようにするのはやめてくれよ。」
「私も流石にそこまで鬼じゃないですよ。生活費だけは残します。」
「お、おう。なら良かった。」
一通り買い物を済ませ夜も更けて来そうなので早めに服屋に向かおうとした時、
「カァー、煌之介ノ屋敷ニ上弦の鬼ガ現レタ!至急、向カエ!妹ガピンチダ!」
俺は2人を置いて全速力で駆け出した。
鬼というのは残酷な生き物だ。
せっかく掬いとれた命をいとも簡単に奪う。
「ハァ、ハァ、間に合えよ!」
屋敷に着いた時、血の匂いはしなかった。
琥珀side
兄さんが任務から帰ってきてすぐに2人を連れて買い物に行った。
琥珀は付いていかなかった。
なぜなら…
「兄さんが帰ってきた時に美味しい手料理でもてなして癒してあげるんだから!」
兄さんに美味しい料理を食べて貰いたかったからだ。
あの2人の歓迎会も含めているが、あくまで本命は兄さんの為だ。
なんて考えながら料理を作っていると不意に戸を叩く音がした。
「はーい!」
火を止めて玄関へ行く。
戸を開けるとそこには頭から血を被ったような風貌で虹色の瞳を持つ何かが立っていた。
人間じゃない。そう確信した時、何かが話しかけてきた。
「やぁ、かわいいね君。ここに住んでる人かな?名前教えてよ!」
なんてふざけた事を言っている。
「ひ、人に名前を聞く時は自分から名乗るのが礼儀よ?」
少し声が上ずりながらも答える。
「それは失敬!俺は童磨。君の名前はなんだい?」
「天宮琥珀」
「琥珀ちゃんかー。うん!名前もかわいい!そうだ!いい事思いついた!」
なんだろう、嫌な予感しかしない。多分この鬼はほかの鬼よりも圧倒的に強い。そんな鬼がまともな感性を持ってるとは思えない。
「ねぇ琥珀ちゃん?俺と一緒に生きない?俺の中で一生俺と共に過ごそうよ!うん、それがいい!」
「っ!?わた、しは兄さんと一緒に生きると決めているの!見ず知らずのあなたと一生を共にするなんてありえない!」
殺される覚悟で反抗する。こんな奴に食べられるくらいなら自害でもした方が良い。
「うーん、いい案だと思ったんだけどなぁ。じゃあ直接その兄さんに許可を取ろう!それなら文句ないでしょ?」
頭おかしいのかこいつ。私が全力で嫌悪しているのに気がついていない。本当に許可を出してもらえると思っているのだろうか。
とりあえず家にいる連絡用の鴉を飛ばして兄さんに知らせないと。
「私の兄さんは鬼殺隊で最強の柱。兄さんがそんな許可を出すはずがないでしょ!兄さんの手に掛かればあなたなんて殺されるのよ!」
「大丈夫!多分君のお兄さんじゃ俺は殺せないよ。それに許可を出さないなら俺がお兄さんを殺して勝手に許可を取るしね。」
こいつ、やばい。何とか兄さんが来るまでは時間を稼がないと!
「な、なんで私の所に来たの?他にもかわいい子はたくさんいると思うんだけど。」
「うん?急にどうしたの?あ!分かった!」
やばい!時間稼ぎに気づいた!?
「これから俺と添い遂げる為にお話をして仲良くなろうとしてくれてるんだね!いやぁ、その気になってくれて嬉しいなぁ!」
…良かった。気づかれてないみたい。兄さん…お願い、早く帰ってきて!
「君を見た時に俺ピンと来ちゃったんだよね!今までたくさんの女の子見てきたけどその中でも君が1番かわいいと思う!他の女の子よりも輝いている!だから君が欲しい!俺と一緒に暮らそうよ琥珀ちゃん!」
そう言って近づいて抱きしめてくる。
気持ち悪い…なんかこいつの体に吸収されてるみたい。
あぁ、兄さん、ごめんなさい。琥珀は先にお父さんとお母さんの所で兄さんの活躍を楽しみに見ながら待ってます。
兄さんがこっちに来た時にたくさんお話聞かせてください。
だからといって私が行ってすぐにはこちらに来ないでください。
あなたにはたくさんの人に囲まれて看取られて欲しいから。
だから、私たちの分まで幸せに生きてね。さようなら。
「にい、さ、ん」
「琥珀ちゃん、これからよろしくね。」
最新話で絶望したのでこちらも絶望させようと思いました。反省はしてません。
あと週1投稿から週に1回以上投稿にしようと思います。
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