続かないなどとその気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ。
ストックが切れるまでは止まらねぇからよ...!
ちなみに、残りのストックは0です。
?月〇日
魔法少女っているんだなって。
昨日日記書いて寝た後、変な気配を感じて目が覚めた。『気』を感じたんだ。向かってみたら、そこで魔法少女に会った。
そうだ、この際だから気について復習しようかな。俺も習ったばかりで確認しておきたいしね。
全ての生き物は『気』というものを持つらしい。らしいと言うのは、あの世で閻魔様にそう教わったからだ。あの世でただ下界を見てるのも歯がゆかったので、閻魔様に何かレクチャーして貰いたいと頼んだら、気について教えて貰った。
気は指紋のようなもので、各々個性がある。その人の気さえ覚えておけば誰のものかわかるし、気の大きさ(量)でだいたいの強さがわかる。大きければ強い、小さければ弱い、あまりに小さいと感じ取れない。これはあくまで指標の1つであって、絶対的な強さを示すものじゃないと言われた。戦い方でどうとでもなるからな。
その気を色々応用することも可能だとも言われた。例えば、武天老師様のかめはめ波は気を放出することで攻撃する。空を飛ぶことも可能だとか。天津飯たちの舞空術はそうやってたのか。
それで、そこらへんの気の使い方は何となく出来そうだったので、気の感じ方について教わった。閻魔様も忙しいからあまり教わることは出来なかったけど、何とか出来るようにはなった。
だいたいこんなもんかな。うん、復習完了。
それで、変な気を感じたから向かってみたら、なんだろうアレ?幽霊?みたいなやつがその気の持ち主だった。この世界にはあんなのもいるんだなぁと思ってたら、そこにいた女の子に襲いかかった。
これはまずいと思って、間に割り込んで攻撃を軽く受け止めてやった。これでも武天老師様の弟子だからね。あれくらいは軽い軽い。
そしたら、イタチみたいなやつが時間を稼いで貰えませんかっていうから、女の子に向かわれないように立ち回った。
その最中、急に背後から膨大なオーラを感じた。気じゃなくてオーラっていうのは、なんて言うかな、生命エネルギーとは違うように感じたから?上手く言葉に出来ないけど。
振り返ってみると、さっきの女の子の衣装が変わってて、杖みたいなのを持っていた。さっきまでの女の子とは全く違い、明らかに戦闘力が上がっていた。
今思い出しても強そうだったなぁ。是非とも手合わせ願いたい。
話が逸れたな。それから、その女の子がその幽霊を封印したんだ。我ながらもっと書くこと無いのかと思うけど、訳が分からないうちにあっという間に終わったから仕方ない。魔法なんて分からないし。
それで、正体がバレたらいけないとかなんとかで、人が集まってくる前に逃げたんだけど、その日はもう夜遅いし、名前だけ名乗ってまた明日ってことで解散。
で、次の日。ていうか今日。公園で待ち合わせて、改めて昨日のことについて聞いた。
イタチ(ユーノ・スクライアというらしい)が言うには、全てはジュエルシードというものが原因らしい。難しいことはよく分からないけど、ジュエルシードは古代のすっごい奴で、願いを叶える力を持っていて、危険物になっているんだとか。
願いを叶えるって凄くない?しかも1個だけでだよ?ドラゴンボールなんて7つ集めなきゃダメなんだよ?
ジュエルシード最高や!神龍なんて要らんかったんや!
とか思ってたら、願いを叶えると言っても必ずしもその通りに願いが叶えられる訳じゃないらしい。というより、願いを曲解して暴走することがほとんどだとか。持ち主が居なくても、願いを叶える誰かを探してジュエルシード単体で暴走することもある。昨日のアレは恐らく単体での暴走だという。そりゃ危険物にもなるな。
やっぱり神龍がNo.1!
この信頼は1度たりとも揺らいだことは無かった。
で、そのジュエルシードがこの世界にばらまかれたのはユーノが原因で、その責任を持って回収しようとしていると。ただ自分一人では難しいらしく、こっぴどくやられてしまい、誰でもいいから助けを呼んだら、なのは(女の子のこと)が釣れた。
なのはには魔法の素質があって、ユーノの代わりに変身してもらって、ジュエルシードを封印した。というのが昨日の話。そして、なのはには出来るなら今後も協力して貰いたいと。それは俺にも。
正直、よく分からない事が多すぎる。というより、この世界についても何もしらないんだ。そんな中、急にこんな魔法がどうとか古代文明のどうたらとか言われても困る。
ただまぁ、昨日みたいな事があったらなのはもユーノも危ないし、俺でいいなら協力するよ。どこまで出来るか分からないけどね。
それにしても魔法か。もしかしたら、俺がこの世界に来たのも魔法の所為かもしれないな。だとしたら、帰る方法もきっとあるはず。流石にジュエルシードには頼りたくはないけど。
それに、魔法を応用することで自分も強くなれるかもしれない。物事をプラスに考えよう。うん。強くなるためにここに来たんだ。そう思っておこう。
ところで、なのはの家族って何者?
☆☆☆☆☆☆☆
ユーノにとっては僥倖であった。ジュエルシードを追ってこの世界に来たものの、ジュエルシードの暴走体に怪我を負わされ、自分自身で戦う事が出来ない状態になるも、とてつもない魔法の素質を持った少女に出会い、協力を取り付けることが出来たのだから。
魔法のないこの世界で、これほどの素質を持つ人がいた。それに出会うことが出来た。それだけでも奇跡的な確率なのだ。しかも、性格も善の持ち主と来た。魔法は初心者だが、これから覚えていけばすぐにでもA級魔道士、それ以上にもいけるはずだ。陰りを見せたジュエルシード集めに、光明が差した。
だが、ユーノにはもう1人、興味がある人物がいる。昨晩助けてくれた彼のことだ。
彼は一体何者なんだろう。ジュエルシードの暴走体との戦闘で見せたあの動き、只者では無かった。明らかに暴走体を格下に置き、時間を稼ぐというユーノの言った頼みを十二分に果たしてくれた。なんなら、彼だけで倒せたのではないかとも思う。
魔力を感じなかった為、恐らくあれは身体強化魔法ではない。であれば、身体能力のみであれだけ戦えたという事になる。いや、この際魔法云々は関係ない。問題は、彼がどういう人物かである。
助けてくれたという事実がある。ならば、善の人間のはず。彼を味方に出来れば、ジュエルシード収集もなのはだけに負担をかけずに済む。人数は多ければ多いほどいい。自分の責任を現地人に押し付けるのは忍びないが、そうも言ってられないのがジュエルシード、ひいてはロストロギアの恐ろしさなのである。
「つまり、そのジュエルシードっていうのが危ないやつで、それを集めるのを手伝ってくれって言うんだな」
「はい」
そう、彼がいくら強いと言っても、危険であることに変わりはない。下手すれば死ぬことすらある。分かっている。それを、子どもに頼ろうというのだ。
全ては自分が招いた事。責任はいくらでも負う。だがそれは、全てが終わった後だ。だからこそ、このまま行き下がる訳には行かない。
「危険なのは分かっています。それでもお願いします!何でも言う事を聞きます!だから────!」
「いいよ」
「僕にはもうあなた達に...えっ?」
「いいって言ってんの」
「あ、ありがとうございます!」
「だから軽々しく何でも言う事を聞くとか言うな。願いを叶えるって言うのは本当なら大変なんだから」
「は、はい」
なんということだろう。1日に協力な味方を2人も引き入れてしまった。しかも2人とも善の人間。集めだジュエルシードを利用される懸念もほぼ無くなった。
「魔法の使えない俺に何が出来るか分からないけどね」
「ジンくん、いいの?」
「なのはこそいいのか?俺は修行を積んでるからある程度戦えるけど、お前はそうじゃないだろ」
「え?どうして分かるの?」
「武を身につけてる人は、歩き方とか体重移動とか所作に特徴があるからね。なのははそうじゃない」
「凄い...まるでお父さんたちみたいなの」
「お父さん何かやってるんだ」
「うん、今でも道場で稽古してるの」
「へぇ〜、是非とも手合わせしたいね」
修行を積んでいないなのはがあれだけの素質。そしてご家族とジンはこの強さ。もしかして地球人ってみんなこのレベルの強さなんじゃないか、僕はとんでもない世界に来てしまったのではないかとユーノは冷や汗をかきながら思った。
だがユーノよ、安心してくれ。こいつらがおかしいだけだから。
「よし、今から行くか」
「ジュエルシード集めだね、よし、行こう!」
「いや、手合わせに」
「「そっち!?」」
「大丈夫大丈夫、死ぬことは無いから。多分」
「多分じゃなくて絶対やめて欲しいの!!」
「物事に絶対なんて無いんだよ、なのは」
「止められるはずの事件を見逃す訳がないの!!」
「そう言えばお前の変身状態も強そうだったなぁ。先にお前と手合わせするか。ほら、はよ変身」
「私の意思は!?」
「来ないならコッチから行くぞ」
「ふぇ〜!!??」
人選を間違えたかもしれない。
と、早くも後悔し始めたユーノだった。
ここまでプロローグ。
この主人公をどの世界に行かせるかで、シンフォギアとまどマギで悩んだ。
シンフォギアは、主人公が戦えるとOTONAが参戦しちゃいそうなので却下。
まどマギは何となく主人公が無双しそうなので却下。
なのはなら主人公が界王拳20倍かめはめ波撃っても何とかなりそうだからなのはにした。
本当にストック無いのでまた今度。
今度こそ続いたら奇跡。