異世界で俺がモンスター娘達と契約しまくる話。 作:ワロリッシュたん
俺は人間が嫌いだ。
欲に溺れ、性根が腐り切っている。
だから、俺が彼女に一目惚れしたのは必然だったのだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・やれる事をやるって言ったな。
あれは嘘だ。
正直、やれる事が無いんだよ実際。
不利すぎて、なんや、1対9って。
勝てるわけないやろ。
・・・・落ち着け、俺。関西弁になってる場合じゃない。
冷静に状況を分析するんだ。
まず、俺は今まで都会暮らしをしてきた超現代っ子だ。
腰に一応剣を下げているが、中学時代に剣道をやったっきりの超絶素人だ、まともに扱えるわけがない。
相手は俺とほぼ同年代と思わしき男達9人。
しかも彼等は人生をこのファンタジーの世界で生きてきた、猛者達。
俺から見たらこの世界の人間すら既にモンスターだよ。
1対1でも勝てる気がしないっす。
時間停止も後10秒しか止めていられない。
10秒で9人の息の根を止める・・・素人の俺には不可能だろう。
そして、時間内に成功しなければ体力を使い果たして動けなくなってしまうだろう。
もう、逃げてしまおうか・・・・いや!駄目だ!!
俺はエリーゼを見捨てて逃げる事だけはしたくない!!
なら、やる事は一つだな。
『
再び俺は時間を止めて、エリーゼの四肢を壁に縫い付けている杭を引き抜いた。
時間にして約5秒。
もう時間停止は使えない。
汗が吹き出し、倒れこみそうになる。
マラソンを走り終えたかのような倦怠感が俺を襲う。
人間達はまたしても起こった不可解な出来事に警戒を強め、嬉しい事に武力行使に踏み切らない。
「エイト・・・・どうして?」
拘束から逃れたエリーゼは怪我を負ってはいるが、人間達から逃げるくらいの事は出来るだろう。
後は俺が囮になって彼女を逃がせば。
・・・・俺は確実に死ぬだろうけどな。
「お前は逃げろ。」
手が震える。
怖い。
一回経験してるとは言え、死ぬのは怖い。
だけど、目の前で女の子が死ぬのを見るのはもっと辛い!!!
俺の思いとは裏腹にエリーゼは首を振ってイヤイヤと拒否の意を示す。
「妾はお主を犠牲にしてまで逃げたくはない!!」
「早く逃げろ!!」
「そこまでして妾は生き延びたくない!!」
エリーゼは俺にしがみついて動かない。
・・・・普段は大人ぶった態度なのにこういう時に限って見た目通りの駄々っ子幼女かよ。
エリーゼの拘束は直ぐに解けた。
彼女は先程殺されそうになった恐怖からか手が震えており、力が入っていなかったので簡単に外す事ができた。
「俺がこいつらと戦う。
その隙にお前は逃げろ。」
「・・・・どうしてお前は今日出会ったばかりの、しかも吸血鬼の妾の為に命を捨てる事ができるのか」
「お前は俺に似てた。
それだけだ。」
俺は腰から剣を抜き、構える。
人間達は俺が戦う意思を示したので、それを警戒して俺に意識を集中させる。
この瞬間、エリーゼが人間達の意識から離れる。
今のうちに逃げてくれ、エリーゼ!!
俺は先手必勝とばかりに一番近くにいた明らかにモブであろう男目掛けて両手で掲げた剣を振り下ろす。
剣道でいう"面"である。
しかし、俺の腰は完全に引けており、素人丸出しの間抜けな剣技。
だから、それはたとえ相手が明らかにモブでも簡単に受け止められ弾き返されてしまう。
俺は仰け反り、剣を手放してしまう。
そして、ガラ空きの腹部にモブ男は剣を突き刺す。
「うぐぅっ」
「おいおい、変な術を使うから強いと思ったらただの雑魚じゃねえか!!」
「「「「あっはっはっは!!」」」」
腹が熱い。
心臓には刺さってないからまだ死なないが、いずれは死ぬだろう。
血がドクドクと流れ、腹に刺さった剣を紅く染めている。
・・・・いてて、この出血量じゃ、助からないだろうな。
俺は仰向けに倒れる。
まあ、エリーゼは逃げられただろう。
それだけで、俺はほ…んも……うだ
俺が意識を手放そうとした瞬間、俺の視界に"映ってはならない"ものが映る。
エリーゼだ。
「え、えいとぉ、死ぬ、な。
妾を独りにしないでぇ・・・・」
彼女は泣きながら俺に縋り付く。
おいおい、そんな泣いてたら綺麗な顔が台無しだぜ・・・・?
「え、りぜ、どうして・・・・」
「お主を犠牲にしてまで生き延びたくないと言うただろうが。」
「ば、か、やろ・・・・げふっ」
吐血。
畜生、まともに話をする事すらできねえのかよ・・・・
目も霞んできやがった。
死がどんどん迫ってくるのがわかる。
・・・・死にたくねえ、死にたくねえよ。
俺はまだ生きてやりたい事があるんだよ。
でも、現実は非常だ。
身体はもう既に動かない。
喋ることは出来るが、まともに呂律が回らない。
せめて、一瞬だけでも俺は夢を・・・・
「け、けい……」
「エイト!?どうした!?」
エリーゼは俺の最期の言葉だと思ったのだろう。
俺の声に必死に耳を傾けてくれる。
ありがとよ。
「け、け…契約を…」
俺は自分の夢である
モンスター娘と結婚するを最期に叶える為にエリーゼに契約を頼んだ。
「ふふっ、そうだな。
お主が死んだら次は妾も死ぬだろう。
ならば、契約してもしなくても変わりあるまい。
でも、エイト、お主がそれを望むなら。
叶えよう。」
霞んで細部がよく見えないが、エリーゼの顔がぐっと近づく。
そして、彼女は俺の唇に自分の唇を押し当てた。
・・・・ああ、思えばこれ俺のファーストキスだわ相手が幼女だけど、柔らかくて気持ち良くて、血の味がする・・・・ち、血!?
エリーゼはキスの際、俺に自分の血を飲ませたのだ。
何しやがるこの金髪吸血鬼幼女!?
ドクン
先程までもうすぐ止まりそうな程に静かだった俺の心臓が跳ね上がる。
薄れていた意識もはっきりとする。
手の甲が熱い!
手の甲に視線を移すとそこには黒い六芒星の大きな痣が刻まれていた。
な、なんだこれ!?
手の甲の熱が治まった直後、妙な感覚が俺を襲った。
まるで、俺だけが世界から切り離されたように視界は全て灰色に染まる。
目に映る物は全て動きを止めて、腹に刺さった剣の痛みも無くなった。
俺は『時間停止』を使ってはいない。
一体誰が・・・・
キョロキョロと視線を彷徨わせる。
けれど、誰も現れないし何も起こらなーーーぱんぱかぱんぱんぱーん♫
聞き覚えのある音楽が鳴り響く。
「・・・・ま、さ、か」
寒気がする、俺をここに送った張本人である、あの爺が来たのか!?
俺は腹に刺さった剣を引き抜き、立ち上がる。
「こんぐらっちゅれーしょーん♫
初契約おめでとー!
爺が来ると思った?残念!美人の異世界神でしたー!!」
・・・・やたらとテンションの高い女性が現れた。
「神様って何処の世界も一癖も二癖もある人ばっかりですね・・・・」
「まあ、普通は目にする事はできない存在だからねー
だから、誰かが目にする時はインパクトのある登場を心がけているのよー」
確かにテンションだけでなく、格好もインパクトの色が強い。
足元まで伸びている銀髪の超ロングヘアーに蒼色の垂れ目が優しそうな雰囲気と彼女の包容力を感じさせる。
見た目の年齢は二十代後半だろうか、経験豊富な人妻タイプの女性だ。
そして、彼女の最もインパクトのある要素は、彼女のボディにあった。
それは、彼女の胸部、俗にいうおっぱいである。
・・・・で、デカイ。
これ、俺の人生で見てきた乳の中でトップクラスの大きさを誇っている事は間違いない、バスト100cmは余裕で超えているだろう。
何より、形が崩れていない。
巨乳は普通はその重さで垂れてしまう。
しかし、彼女の乳は垂れずに、重力に反抗していた。
彼女の纏う純白のロングドレスの開けた胸の部分から見える谷間は俺の視線を釘付けにする、魅惑の渓谷だ。
死ぬ前に落ちて見たい、あの渓谷に。
「やん、そんなえっちな目で見ないでー」
ファンタジーの世界の巨乳神様、略して乳神様は俺の卑猥な目線が台詞とは裏腹に満更でもないのか、嬉しそうに身体をよじる。
彼女が動く度に揺れる巨大な双丘。
・・・・エロ過ぎだろ。
ちょっと待てよ。
確か俺の元の世界の爺神がこの乳神様と知り合いみたいなこと言ってたな・・・・まさか!!
神同士俺の見えない所で彼女のおっぱいを揉み揉み・・・・あの爺許せん!!!
「うふふ、嫉妬してるのー?
嬉しい。
でも、その嫉妬は杞憂よー
だって彼、女より男の方が好きだもの。」
「ええええええええええええええ!!!??」
俺の世界の神様はホモだったぁああああああああああああああああ!!??
俺の世界の全男達、逃げてぇええええええええええええええ!!!
俺は驚きのあまり、あんぐりと口を開けて立ち尽くしていた。
「あのー
そろそろ本題に入りたいのだけれどー」
乳神様が放心状態の俺の近くによって話しかける。
その時、ぷるんと揺れる巨乳が俺の視界に入り、俺は目を覚ました。
眼福。
「あ、はい。お願いします。」
俺は頭を下げて話の続きを希望する。
頭を下げながらも視線は彼女の乳に固定しているがな!!
「うふ、わかったわー
貴方は吸血鬼の血を飲んで契約に成功しました。
これであの吸血鬼は貴方の支配下に置かれたわー」
「え?支配下?」
彼女ののほほんとした言葉の中で俺は"支配下"という表現に違和感を覚える。
"契約"っていうのは、俺の世界でいう"結婚"と同じ筈なのだから、"支配下"という言い方は可笑しい。
それじゃまるでーーー
「そうよー
契約は、人間がモンスターを従える唯一の手段よ。
そして、それは隷属の印よー」
まるで、奴隷みたいじゃないかーーーと思ったら、その通りだった。
俺の右手の甲に刻まれた六芒星の痣を見ながら、彼女は言う。
どうやら、この痣が契約の証らしい。
「え、えっと、俺はエリーゼを奴隷にしたって事なのでしょうか?」
「そうよー
でも、貴方の思っている主従関係とは少し気色が違うわ。
まず、契約は人間とモンスターの間でしか出来なくて、人間がモンスターの血を身体に取り込む事で契約出来るわー
契約した人間は"契約者"と呼ばれるの。
そして、契約者が死ぬとその支配下のモンスターも死んでしまうのー」
「・・・・」
契約・・・・俺はそれを人間の我儘な行為だと思った。
モンスター達を"主である自分が死ぬとお前も死ぬぞ"という鎖で縛って、無理矢理従わせているに過ぎない。
出来ればエリーゼに謝ろう、謝る前に死ぬかもしれないけど。
「あと、契約者は契約したモンスターの持っている能力の一部を使う事が出来るようになるの。
例えば、ハーピーなどの鳥獣と契約すれば空を飛べるようになったりねー」
つくづく人間にメリットのある行為だな、契約。
「貴方の思っている通り、契約は人間のエゴに塗れた行為よ。
だけど、そんな行為でも契約を交わした二人の間に理解と絆があれば、それはとても素敵な行為に変わると思わない?」
俺の心の声を聞いたのか、乳神様はのほほんとした口調を真剣な口調に変える。
「・・・・俺にはよくわかりません。
まだ俺はこの世界に来たばかりで善悪の判断が出来ませんから。」
「そうねー
これからこの世界で過ごして知るといいわー
時間はいっぱいあるからね。」
「・・・・俺、もう死にそうなんですけど。」
「ふふっ、そうだったわね。
でも、安心しなさい。
貴方はこんな所では死なないわよ。」
自信満々に胸を張って答える乳神様。
・・・・その自信は一体何処からくるんだろうか。
「最後にーえいっ」
俺の心配を他所に彼女が掛け声と共に俺に術を使う。
すると
俺の視界に文字が躍る。
その文字は日本語で俺でも読む事が出来た。
【契約完了
名称:エリーゼ・ディミヌエンド
種族:吸血鬼
性別:♀
取得した能力
・自然治癒能力上昇、大
・身体能力上昇、大
・魔力上昇、中
・上級闇属性魔法使用可能】
文字は、エリーゼについての情報と俺が使えるようになったエリーゼの能力についての記述だった。
「魔力っていうのは、魔法を使う時に消費する力の事よー
貴方の世界でいう、マジックポイントって概念に近いわねー」
乳神様が補足説明をしてくれる。
エリーゼとの契約のおかげで俺は魔法が使えるようになったらしい。
・・・・全く実感が無いけど。
「名残惜しいけど、そろそろ時間ね。
何か縁があったらまた会いましょうねー
ばいばーい♫」
そう言うと、乳神様は指をパチンと鳴らす。
すると、彼女の姿は消えて灰色だった世界が色を取り戻す。
時間も動き出す。
そして、腹部に痛みがーーー無い!?
自分の腹に視線を移す。
驚くべきことに俺の腹から流れ出る血は既に止まっており、傷もふさがりかけている。
「すげー・・・・これが"自然治癒能力上昇大"の効果かぁ〜」
腹をさする。
痛みは全く無い。
・・・・これならまだまだ戦えるな。
思い出したように人間達に目を向けると、彼等は目を丸くして俺を見ていた。
確かに驚くだろう。
さっきまで死にそうだった奴の傷がふさがって急に立ち上がったのだ。
俺は自分の腹に刺さっていた剣を手に取り、構える。
契約前は剣は重過ぎて片手では持てなかったのだが、今では片手で軽々と持ち上げる事ができるようになっている。
「さあ、始めようぜ。
これからが戦いの本番さ。」
「上等だぁ!この死に損ないがぁ!」
挑発に乗ったモブ男の1人が俺に斬りかかってくる。
単純な袈裟斬り。
"身体能力上昇"の効果で動体視力の上昇した俺にはその剣の動きがはっきりと見える。
それをギリギリの所で躱す。
男の剣が空を斬る。
奴がそれを再び振る前に首を剣ではねる。
肉を裂き、骨を砕く感覚ーーー人を殺す感覚。
あまり力は要らなかった、まるで果実をを斬るみたいにスパッと肉は斬れて、人間は容易に命を落とす。
俺の想像していたよりも遥かに人間の命は軽く、脆い。
これから先、この世界で生きていく上で恐らく何度も経験する感覚だろう。
首を撥ねられた男の身体から噴水の如く血液が噴き出す。
その飛沫が俺の頬を紅く染める。
その血を手で拭い、残りの人間に目をやる。
奴等は無惨な死を遂げた仲間の姿を見て、既に戦意を喪失している。
・・・・1人を除いて。
「やるじゃないか・・・・だが、所詮は雑魚吸血鬼と契約したただの人間。
俺には敵わない。」
それは長身で真っ黒な肌の人間達のリーダー格と思われる男だ。
そして、顔に刻まれている大きな傷が奴の乗り越えてきた死闘の数々を想起させる。
それほどの傷を負ってまで戦い続ける奴を俺は純粋に尊敬する。
剣を握る手に力を込める。
「行くぞ!この黒人野郎!!」
俺は奴に向かって一直線に駆け出した。
"身体能力上昇"で強化された俺の足の速さは契約前とは比べものにならず、一瞬で剣が届く距離にまで接近する事に成功した。
「ふっ」
奴は俺のスピードに別段驚く事もなく、剣を両手で握り突きを繰り出した。
"突き"、それは確かに剣の"振り"よりも腕の長さの分リーチが長くなる強烈な攻撃方法だろう。
だが、リーチが長い反面、攻撃範囲は明らかに小さくなる。
そして俺は既に奴の視線と筋肉の緊張から太刀筋を見切っている。
俺の心臓を狙った突きを左脚で小さく横に跳んで躱し、反撃をしようとするーーーそこで、俺の脚は止まった。
理由は俺の左脚を鋭い痛みが襲ったからだ。
痛みの発生源を見ると、太腿の辺りに三本のナイフが刺さっていた。
「暗器!?」
「ご明察。
俺は元々盗賊でねえ。
暗器を使うのは得意中の得意なんだよっ!」
奴は俺にナイフを脚から抜く暇を与えずに剣を俺の脳天目掛けて振り下ろす。
それを俺は剣で防ぐ。
鍔迫り合いというやつだ。
「流石、黒人。
なかなか力強いじゃないか。」
「減らず口をっ!」
段々と俺が押されてくる。
左脚に刺さったナイフの所為で左脚の踏ん張りが効かないのだ。
左脚に力を加えると血が出てきて、力が抜けてしまう。
自然治癒は未だ腹の傷に集中しており、左脚にはまだ働いていない。
このまま、鍔迫り合いに負けてしまっては、確実に頭から真っ二つにされて死んでしまう。
・・・・そうなるくらいならーーー
「お前も死んでもらうぜぇえええええええ『
神から与えられた二つ目の"護神術"のキーワードを口にする。
その直後、俺は人知を超えた超人的な力を発揮して、剣ごとを黒人リーダーを吹き飛ばし奴は壁に頭から激突し、動かなくなった。
動かなくなったのは、1人だけではない。
俺は膝を地面につけたまま、動けなくなっていた。
『力の暴走』は強大な力を発揮できるが、その代償として残っている体力を全て消費してしまう諸刃の剣。
「なんだこいつ、動かなくなったぞ」
「チャンスじゃないか?」
「今こそリーダーの敵を打つ!!」
ピクリとも動かない俺を見た残りの人間達は一斉に斬りかかってきた。
俺は指一本動かす事が出来ず、迫り来る白刃をただ眺める事しか出来ない。
「一難去ってまた一難かよ・・・・ははは、笑えねえ。」
その刹那、人間達と俺の間に割り込む女性の人影。
身長は俺より少し低いから170cmくらいだろうか、真っ赤なドレスを身に纏っており、綺麗な金髪のロングヘアーが踊る。
・・・・どうして女性だとわかるかって?
そりゃ、ドレスからこぼれんばかりに自己主張するおっぱいさ!
「痴れ者が、去ね」
彼女が片腕を思いっきり横薙ぎに振り抜くと、暴風が発生し、人間達は全員30mくらい吹き飛ばされ、数人は受身が取れずに気絶し、他は恐れをなして逃げて行った。
「誰だかわからないけど、助かった。
ありがとう。」
俺は危機を救ってくれた女性に礼を述べる。
すると、彼女は俺の方に振り返る。
真っ赤な二つの大きな瞳が俺を見る。
つり目なのが、彼女の気の強さを現しており、それがまたいい。
そして何より、俺の目を奪うのは胸部の立派な双丘である。
乳神様程ではないが、十分巨乳と呼べるレベルの大きだ。
・・・・おいおい、超美人じゃないですか!?
パツキンのボインボインのチャンネーって、完全に俺の好みのどストライクなんですが!
「どうしたのだ?エイト。」
あれあれ?
名前呼ばれちゃったよ?
俺の交友関係の中でこんな美人の女の人いないんですけども?
困惑している俺を見て、彼女は首を傾げた。
は?
その仕草・・・・超可愛いんですけど!?
気の強そうな女性が普段は見せないような仕草をするとか、萌え萌えなんですけど!?
・・・・けど、その仕草、どっかで見たことあるな。
そう思った俺は彼女の姿を再びまじまじと見る。
俺に見つめられて恥ずかしいのか彼女は両手を頬にあてていやんいやんと身体をよじる。
あっ!?
・・・・可愛い。
じゃなくて!!
俺が見たのは、彼女の手の甲に刻まれた痣。
それは俺に刻まれているものと同じ、六芒星の痣ーーー契約の印だ。
・・・・ま、さ、か
「お、お、おま、お前、エリーゼな、のか?」
「おお、漸く名前を呼んでくれたか、エイト。
妾はエリーゼよ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふふっ、まさかあんな事になるなんてねー
どうやらあのコの契約はと、く、べ、つらしいわねー
ほんと、面白いコを連れてきてくれたわね。
後でお礼を送った方がいいかしらねー」
感想をいただけると作者のやる気上昇、大