Dear Welsh Dragon   作:黒天気

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お前の理想は何なんだ……?

俺か? 俺はな、ただ、全力で戦いだけなんだが……そうだな、誰もが憧れる英雄となること。
それが俺の理想かな?





安心して、イッセー。
次は絶対に貴方を導いてみせるから。
貴方のためなら、私は――――


予告……?

 

 

 

「やあ、お久しぶりと言うべきか、赤龍帝兵藤一誠。

 さて、キミの全力は、俺の全力に耐えられるのか、試させてもらおうかァ――――!」

 

「ハッハッハッ、宿敵である赤龍帝と聖槍の使い手の二人を同時に味わえるなんて、素晴らしいじゃないか!!」

 

「ぐっ……勝手にやってろよ、この戦闘狂どもめ……っ!」

 

 

 

 

 

「トーカ、俺は……!」

 

「構わない。構わないの、イッセー。

 別に無理に喋ろうとせずとも私は気にしないわ。

 好きに……貴方の信ずるままに行いなさい。それがきっと貴方の真実よ」

 

 

 

 

 

 

「やぁやぁ、悪魔諸君。初めまして、今代の聖槍の所持者、『禍の団』英雄派の曹操だ」

 

「聖槍、だと……!?」

 

「その通り。全力で振っても折れないという素敵武器だ」

 

『――――はぁ?』

 

『はぁ……』

 

 

 

 

 

「今度こそ私が勝たせてもらおうか、曹操ォ!」

 

「はっ、そう言うなら俺に一発でも届かせてみろ、ヴァーリ! その白銀の鎧が見せ掛けだけじゃないことを示してみろ!!」

 

 

 

 

 

 

「なぁ……何とか言ってくれよ、トーカ!」

 

「トーカ、貴女いったい何者なの? そろそろ正体を明かしてもらうわよ……!」

 

「へぇ、すいぶんと怖い顔ね、リアス。正体と言っても単純な話――」

 

『なっ』

 

「そう……ただ私も悪魔で、本来の姓はゼンドーではなく、ルシファーと言うだけよ」

 

「るし、ふぁー……?」

 

「そうなのよ、ごめんねイッセー。つまり、今は……敵よ」

 

 

 

 

 

「うひゃひゃひゃひゃ」

 

 

 

 

 

 

「何で、何でお前たちが俺たちを庇うんだよ、ゲオルグ、ジークフリート!」

 

「さて、な」

 

「キミたちグレモリー眷属は子供たちの希望だ。だから、かな?」

 

「俺たちの理想にお前が近かった。ならば、守るのも当然だ」

 

「ははは、そうなると僕たちは『英雄』兵藤一誠のために散った者、となるわけか。それもそれであり、なのかな」

 

「まあ、あとは曹操もやってくれるさ。だから、あとは任せたぞ、兵藤一誠、木場祐斗」

 

 

 

 

 

「ゲオルグ、逝くのか」

 

「すまんな、曹操。約束、守れそうにない」

 

「やりたかったようにやったんだろ? なら、俺は咎めないさ」

 

「あぁ、だから、お前に全部託すよ、親友」

 

「ありがたく、全部託されるよ、親友」

 

 

 

 

 

 

「……そう、来たのねイッセー」

 

「トーカ、もう諦めてくれ……! 俺は、トーカとは……!」

 

「トーカ、我……」

 

「オーフィスもそっちが側、か。まったく――――ここまで思い通りになるなんて、怖いくらいだわ」

 

「さぁて、我も参戦しようか、オーフィス」

 

「お前、なぜ、ここにいる」

 

「なに、普段はあそこが落ち着くのだが、面白い催しがあるらしくてな? それに当代の二天龍はなかなかも中々に面白い。我も参加してみたくなったのだよ、この闘争に」

 

「シャルバにはすでに退場してもらったわ。つまり貴方たちの相手は私たちよ」

 

「――――そうか。とんだラスボスが来やがったな、この野郎。

 まあ、いい。お前らを倒して、トーカは連れ帰る。それから説教だ」

 

 

 

 

「うひゃひゃひゃひゃ」

 

 

 

 

 

 

「姉さん、何で姉さんはあんな奴なんかの言うことを……!」

 

「さて、ね。ただ、お祖父さまは私のことをイッセーの次くらいによく知ってくれている、というだけのことよ、ヴァーリ」

 

「――ッ、アルビオン!」

 

『Vanishing Dragon Balance Breaker!!』

 

「来なさい。ヴァーリ……それでいいのよ」

 

 

 

 

 

 

「さて、なら、俺の全力の一撃を受けてみろ、呂布。これが俺の仲間たちを屠ってくれたお前への、俺なりのお返しだ――――!」

 

「ば、ばかな……! そんなことがありえるわけがァ!」

 

「覇輝!」

 

 

 

 

 

 

 

「うひゃひゃひゃひゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「イッセー……優しく、ね?」

 

「……そんな勘違いしちまうようなこと言うな。ホントに勘違いしちまうだろ」

 

「イ、イッセーなら、構わないわ。元からこの人生全てをイッセーのために使う気だったのだから」

 

「トーカ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「貴方はとても『悪魔』らしかった。貴方には期待していたのですが、やはり貴方は『悪魔』に相応しくない」

 

「ぐ……」

 

「せめてもの手向けです。貴方の愛しの兵藤一誠と同じ、この赤龍帝の鎧でとどめを刺してあげましょう」

 

「――――いいえ、どうやら私はまだ死んではいけないみたいなの。だから、貴方にはこの……『龍の籠手』の試し台になってもらうわ」

 

「『龍の手』ではなく『龍の籠手』ですって……? 何ですかっ、その黒ずんだ『龍の手』は!」

 

「そう……これはね、“俺の大事な人たち”からの贈り物だ」

 

 

 

 

 

 

「うひゃひゃひゃひゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これはお前の筋書きか、リゼヴィム?」

 

「ウチの孫、なかなかに面白いことやってたろォ? だから、俺ッチもそれに乗ってたろォと思ってなぁ? 途中からライターが変わってたってわけ」

 

「ま、いいさ。超越者であるリゼヴィムと戦えるなら、そんな些細なことはどっちでもいいさ!」

 

「さっすが曹操クン、シンプルでいいねぇ。でも、俺ッチに神器は――おっと」

 

「なぁに、素の力で圧倒すればいいんだろ? なら、簡単だ。

 それに、俺の全力が攻撃できる相手なんて、そういない。だから、思いっきりやらせてもらう!!」

 

「あぁら、これは不味いのを起こしたか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでは、最終決戦と行こうか」

 

「いつかの再戦だ。さぁ、全力の世界最強決定戦と洒落込もうじゃないか」

 

「お前らが大人しくしてなかったら、トーカも安心できないだろ。俺がお前らぶちのめしてやるよ」

 

「はっはっはっ、夢幻の力、今一度貴様らに示してやろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界を命運を懸けた戦いが今、始まる……!

 

 

 ――――――のか?




何書いてるんだろうか、コレ?
ちょっとずつ書いてる例のゲテモノは、こういう流れの予定。

何か気が付くと「どこか」が来てしまいました。
まあ、安定の息抜きです。

トーカの分を練り直したら、結構な重要な位置になってしまった。
流石冬也くん。

普通に幸せになんてしてやる気ないので、冬也くんはこうなるのだ。


まあ、公開は安定して未定だけでも。

それでは、こんなよくわからん作品をありがとうございました。
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