沢山の人々が集まる会場
そこには沢山のショーケースがあり、そこには様々なガンダムのプラモデル、ガンプラが飾られていた
それはオリジナルのものや、原作通りの物であったり様々だ
そんな中、一人の女性がマイクで固唾を飲んで待っていた人たちに告げた
『それでは発表させていただきます、今回のガンプラコンテストオリジナル部門優勝は・・・』
『
そう言って画面に写し出されたのは、
それはスミイレ、塗装、細部まで拘って綺麗なものだった
制作者の込めた気持ちが出ている
そして、その機体の名は発表された
『ユニコーンガンダム5号機ガブリエル!』
悠side
僕は春神 悠。好きなものはガンダムとガンプラだ
高校では部活に入らず、クラスの誘いも断ってガンプラに費やした
そのためか、友達は出来ずいつの間にか孤立していた
そんなとき、帰り道で女子が引かれそうになっていた
思わず僕は彼女を突き飛ばした
その事故で僕は左目を失明した
その後、その女子から何度も謝られた
「うちのせいで左目を」
「大丈夫だよ」
「へ!ゆ、許してくれるん?」
「うん、左目が見えなくたってガンプラは作れるしね。それに」
「それに?」
「君も無事で良かった」
「ありがとう、優くん」
「ごめん、学校のクラスの人の全然覚えてなくて所で君は?」
「そ、そうなん?私は
「お、男?」
「知らんかったん?うち男の子なんやよ」
駄目だ、男には見えない
「そ、そうか。僕は春神 悠、改めてよろしくね恵さん」
その後、退院しいつも道理の日常は恵が絡んでくるようになった
学校が終わりガンプラコンテストのためにガンプラを買うため早く帰ろうとすると、何故か恵さんが「うちもいく!」と着いてきた
僕がガンプラを買って家で作るため帰ると、何故か着いてきて家で遊んだり
そのような事が多くなった
そんなある日、僕はプラモデルのコンテストに応募した
恵も応援してくれて、嬉しかった
その頃には僕と恵は親友の様になっていた
コンテストの会場へは恵と共に足を運んだ
応援してくれた友達は恵が初めてだったからその感謝も込めて会場に遊びに来たのだ
そして今、コンテストの優勝に呼ばれたことに僕は一瞬
意味が分からなかった
だが、映像に写っているガンプラは紛れもなく
僕のガブリエルだった
「やったんよ!悠くん!優勝やよ!」
「嘘、本当に僕が……僕のガンプラが」
あのあと、優勝の景品と賞状を渡された
とっても現実的な感じがしなかったが、嬉しいのは間違いない
いろんな人に話しかけられ、ようやく帰れたのは夕方だった
「本当に優勝したんだ………」
そう言ってガブリエルを取り出す
「今日はお祝いやね!」
「そうだね」
本当に僕はガブリエルと優勝したんだ
その事に、心が熱くなるのを感じた
「それじゃ、また明日ね悠くん!」
「うん、また明日」
そう言って僕らはそれぞれの家に向かって歩き出す
その時、体に重い何かが衝撃した
体が吹き飛ばされ、地面を転がる
「ッ_______!!!!!」
身体中から痛みが走り、声にもならない悲鳴を挙げる
トラックに跳ねられたのだ
口からは血が垂れ、体は動かせない
そんな中、視界にバックから飛び出たガンプラ……ガブリエルが僕の近くに転がっていた
僕は動かない手をどうにか動かしガブリエルを引き寄せる
「………ありがとな、ガブリエル。お前のお陰で僕は優勝できた」
体から力が抜け、瞼が下がっていく
「父さん、母さん、恵、こんな僕を育ててくれて、友達になってくれてありがとう………ごめんな、僕は………逝くよ」
頭に浮かぶ人物に感謝と別れを告げる
そして、自分の作り上げた最高の機体を見る
所々が先ほどの衝撃で壊れているが、破損しているようにも見え、綺麗だと思ってしまった
「………ガブリエル、もし生まれ変わるならまた来世でもお前と一緒に飛びたいな、優勝という空にさ」
そう言って瞼が閉じる
最後に見たガブリエルは、目の部分が光っていたように見えた
ユニコーンガンダム5号機ガブリエル
ヘッド:ユニコーンガンダム3号機フェネクス
ボディ:ユニコーンガンダム
アーム:バンシイ(アームド・アーマー装備)
レッグ:ユニコーンガンダム
バックパック:ユニコーンガンダム3号機フェネクス
ライフル:ビームマグナム
ご愛読ありがとうございました
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お待ちしております
のグランドオーダークエスト追加キャラのもう人枠、誰?キャラに付いては原作の名前を書けなかったので調べて貰えると分かると思います
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レーア&エクシア
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ロボ太&FA騎士ガンダム
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アイレ&テレノ
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全部だろ?頑張れ作者