TSから始まるヒロインアカデミア   作:破戒僧

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えー、前回、劇場版第1作目の展開があっさり終わったわけですが、『I・アイランド編』自体はまだもうちょっと続きます。用事がありますんで。

あと……また作者の『クロスオーバー大好き病』がやや発症しております。苦手な方、ご注意ください。


第107話 コスチューム・アップグレード

 

 

 レセプションパーティーは何事もなく進行し、美味しい料理に舌鼓を打ちつつ堪能させていただいた。

 麗日や耳郎といった面々の、見慣れないというか、いつものイメージと違うドレス姿も、見てて楽しかった。私や八百万は比較的着る機会があるから慣れてる方だったけど、見慣れないっていう点では皆と同じだったかな。他の人にとって。

 

 男性陣からは色々褒めてもらえたけど……正直耳郎へのほめ言葉(褒めてるとは言ってない。言えない)はちょっとどうにか……『女の殺し屋みてー』はないだろスケベコンビ……。

 

 あと、私のドレスが肩出しタイプだったので、いつもより露出が多くて……それもあってだろう、いつもみたいにハプニングが起こらないか心配された。峰田にはむしろ期待された。

 私が皆の中でどういう立ち位置なのかを嫌でも思い知らされる反応だった。

 

 ……いやでも実際、ずっこけた麗日が私のドレスをとっさにつかんでずり降ろしそうになっちゃってたから、危なかったのはそうなんだよな……。

 

 その直前に緑谷が麗日の体を抱き留めたおかげで、難を逃れたけど。ちょっとドレスがしわになったくらいである。

 麗日は麗日で、緑谷に抱き留められて抱えあげられて、顔を赤くしつつも喜んでた風だったので……まあ結果オーライだったようである。

 

 なお、後から緑谷に聞いたら、あの時はむしろ麗日っていうよりは私の方を気にしてて守ってくれた感じだったようで……うん、その……嬉しかったです。

 

 

 

 パーティーも始まってしばらくすると、漂うセレブリティな雰囲気に緊張してた面々もいい感じにほぐれてきたようだった。

 ここまでは場慣れしている八百万や飯田が先導してくれていたんだが、ここからは私のターンである。こなれて砕けてきてからの、こういうハイクラスなパーティーの楽しみ方だ。

 

 偉い人のスピーチとか、それに伴ったスライド上映とかが始まると、照明が落ちる。

 そうしたら、立食形式で色々料理が並んでるわけだが……そこから好きなように料理を取って組み合わせて、好きなように食べるってのがジャンクっぽくて楽しくて美味い。

 

 大きめの器にライスをもらって、そこにローストビーフをどっさり乗せてお好みのソースをかけた『ローストビーフ丼』とか、

 

 同じくライスと、海鮮コーナーで新鮮な鯛の刺身をもらい、飲み物コーナーで緑茶とか梅昆布茶をもらってかけて食べる『鯛茶漬け』とか、

 

 チーズフォンデュのところからトロトロのチーズを、肉料理のコーナーからステーキやハンバーグを、サラダコーナーから瑞々しいレタスやトマトを調達し、ふわふわに焼かれた食パンに挟んでお好みサンドイッチにして食べたりとか、

 

 規模と見た目が違うだけで、やってることは食べ放題の店でアレンジ料理作ってるのと同じ感じだが、それでいいんだよそれで。

 照明落ちて暗くなってからやってるから、誰に迷惑かけてるわけでもなし。

 

 八百万や飯田は『えー、ちょっと……』って感じになってたけど、まあ見逃してくれてたし……上鳴や峰田はむしろ面白がって色々やってた。峰田が作った、薄っすいローストビーフをオニオンソースと交互に何層も重ねて作ってた『肉ミルフィーユ』が割とマジで美味かったので真似した。

 

 もちろん、食べてばっかりいたわけじゃないけどね。会場にはヒーローや色んな関係者がいたから、適宜挨拶して回ったりもしたし。

 

 緑谷なんかはむしろそっちがメインだったかも。食事を楽しみつつも、会場で有名なヒーローとか『個性』関係の研究者を見つけると挨拶しに行ったりして……

 私や上鳴、峰田が『花より団子』な楽しみ方をしてたとしたら、緑谷はその逆で、きちんと花を楽しんでいたと言えるのかどうか……まあいいや。

 

 そんな感じで、皆思い思いにパーティーを堪能してその日は終了した。

 

 その後は各自ホテルの部屋に戻って、就寝。明日以降の予定に備えて体を休める。

 

 麗日や八百万達も色々予定あるだろうし……峰田と上鳴はバイトの仕事明日もあるだろうし。

 

 私と緑谷は……いよいよ、ここに来た本来の目的のために、だな。

 

 

 ☆☆☆

 

 

 どこかわからない、とある場所。

 薄暗く、見通しがあまりよくないが……しかし狭さ、窮屈さは感じない部屋で、2人の男が向かい合って座っていた。奇妙なもので……2人とも、仮面で顔を隠して。

 

「よろしかったんですか? デヴィッド・シールドの一件……『個性』を強化する発明品の奪取を、しかも向こうさんの手引きで行えるってのに、その話蹴っちまって」

 

「構わないさ。研究自体がもっと進んで、あるいは完成していればまだやる価値はあったかもしれないが……今はそれよりも重要視したいこともあることだしね。君にはそちらに注力してほしいんだよ、ウォルフラム」

 

 ウォルフラム、と呼ばれた男……軍人か傭兵のような装備を身に着け、目と口元が開いた、装甲にもなりそうな仮面をつけた男は、返されたその答えに『そうですか』と、少しつまらなそうにつぶやいた。

 

「ま、聞いた話じゃ、会場にはあのオールマイトも来てたっていうし……中止して正解だったのかもしれませんね」

 

「ふふっ、それはそれで楽しみ方もあったのだろうけどね……」

 

 笑いを押し殺すようにして、座っている椅子の背もたれに体重を預けて深く腰掛けるその男は……ドクロを模したようなデザインの、頭全体を覆う仮面、あるいはヘルムにも見えるものを装着しており、表情をうかがい知ることはできない。

 

 しかし、恐らくは笑っているのであろうことは、なんとなく楽しそうなその声音から推測することができた。

 

「オールマイトの親友を悪の道に……『敵』の協力者に堕とす。ふふっ、そうなった時、その事実を知った時にオールマイトがどんな顔をするのかと考えると……いや、どの道僕はその顔を見ることはできないから、考えても空しくなってしまうのだけどね」

 

「いずれにせよ、その発明、ないし研究自体が中途半端なところで止まっちまってる以上は、無理してことを起こしても旨味が少ないってわけだ。素人目には面白そうな研究に思えてましたんで、正直期待してたんだが……」

 

「もう少し待てば、それも見れる形になるかもしれないよ? どうやらデヴィッド博士は、場所と立場を移してその研究をつづけるつもりのようだからね」

 

「そうなんですかい? そりゃ楽しみだ……でもそう考えると、あの助手もバカなことをしたもんだ。先走って目先の利益だけを追求しようとして、欲をかいた結果がこれか」

 

 ウォルフラムはそう言いながら、数か月前、裏のルートを介して自分に『商売』の話を持ちかけて来た、小太りの研究者の男を……つい最近まで、デヴィッド・シールドの助手であった、サムのことを思いだしていた。

 

 デヴィッド・シールド博士は、『個性強化装備』の研究を進めており……その概要は、特殊なサポートアイテムを身に着けて、それによって脳や個性因子を刺激することで、装着者の『個性』を大幅に強化できるというものだった。しかも、薬品による強化などと違い、ノーリスクで。

 

 しかし、その発明が現在の個性社会のパワーバランスを崩してしまうものになりかねないと危惧した各国により圧力がかけられ、研究は凍結……その過程で作った試作品のそれについても、I・アイランドで厳重に保管・封印されることとなってしまった。

 実質的に、研究は博士の手を離れてしまっていた。何年もの長きを費やして進めて来たにも関わらず、ついに日の目を見ることなく。

 

 そこに至るまでに費やした労力や費用、さらには得られるはずだった名誉や富……研究の協力者として、苦労に見合ったそれを心待ちにしていたサムは、どうしてもこのまま終わってしまうことに納得できず、まだデヴィッドには内密ではあるが、ある計画を企てていたのである。

 テロリストの襲撃を起こし、その混乱・どさくさに紛れて、試作品とその他の研究成果を回収……取り戻すという、狂言の計画を。

 

 テロリスト……すなわちは『敵役』をこちらで用意し、侵入から何から手引きをして事件を起こさせる。多くの人質の命を盾に、ヒーローを拘束して何もさせず……その間に、自分達は犯人に連れていかれたふりをして、『試作品』との他の回収に向かう。

 その際、『試作品』の他にも、保管されている研究資料などをいくつか盗み出してしまう。何を狙ったのかを絞らせないカモフラージュのために。

 

 回収が完了したら、テロリストは『目的は達した』として撤収。それが何だったのかはうやむやにしたままその場から逃走してしまう。人質やヒーロー達には、一切の被害を出さず。

 後になってから、『試作品』がなくなったことには気づかれるだろうが、もうどこに行ってしまったのかもわからないテロリストのことなど探しようもないだろうという目論見だ。

 

 もっとも、本物のテロリスト、ないし『敵』を用意する必要はないこの計画ではあるが、サムが声をかけていたウォルフラムは、まごうことなき本物の『敵』であるし……サムは利益のために、カモフラージュで奪った研究資料などについても裏で売る手配をしようとしていたようだったため、結局はよくに目がくらんだ俗物だとウォルフラムは見ていたのだが。

 

 それでも、ウォルフラムや、彼の主人……AFOの利益になるのならばそれを受けてもよかったかと考えてはいたのだが、他にも仕事ができそうであることや、研究自体の進捗が不十分である点などを問題として、結局その話を蹴ることになったのだ。

 

 それでもサムは、どうにかして研究成果の奪取を……懲りずに裏から手を回すような形で成し遂げたがっていたのだが、所詮は表社会に生きる、裏社会の厳しさを知らない半端者。

 強引に『敵』を……ウォルフラムの所属以外の組織だが、そこに話をつけようとして逆に目を付けられ……逃げるように行方不明になる、という結末を彼は迎えた……らしい。

 

 らしい、というのは、そこまでは、ないし最終的にどうなったのかまではウォルフラムも知らないからだ。興味も最早ないし、どうでもいいのだが。

 

 今頃、ほとんど着のみ着のまま逃げ出した、元研究者の男が、職も何もかも失って、どこかで途方に暮れている現状が出来上がっていることだろう、という予想がつく程度である。

 処される前に逃げ出すことに成功した分、運はいいのかもしれないが、それまでだ。

 

「それでボス、次は俺は何をすりゃいいんで? 潜伏がてらのんびりバカンスもいいんですが、いいかげんに体が鈍って来ちまいそうだ。荒事の類だと個人的にはありがたいんですがね」

 

「そうかい? それはでも、もう少し待ってもらうことになりそうだな……いや、そうなる可能性もなくはないんだが。次に頼みたい仕事は、国外からコンタクトを取ってきた国際ヴィラン組織と渡りをつけてもらいたいんだ。代表者と会って、色々と話を詰めてくれ。そういう仕事は、まだ弔には早いだろうからね」

 

「ああ、あの秘蔵っ子……まあ確かに、ありゃまだまだガキっぽいところがあるようで。見込みはありそうですから、今後の成長に期待したいところですかね」

 

「ほう……君にそう言ってもらえると、僕も彼の『先生』としては嬉しい限りだね」

 

「それで、話をする相手ってのは何者なんです? 交渉内容の詳細は?」

 

「国際的なブローカー組織の頭目……『キュレーター』という名の男さ。近々大きく動くつもりがあるから、その準備のために色々と動いてほしくてね。向こうも最近、大きな取引に失敗して儲け話を探しているようだったから、いいビジネスパートナーになれると思うよ」

 

 

 ☆☆☆

 

 

 楽しい時間というのは、あっという間に過ぎるもんだ。

 

 やってることは、どっちかっていえばヒーローとしての勉強、ないし仕事に近いものだったんだろうけど……日に日に自分達の装備が強く、便利に作り替えられていくのを見ているのは、それはもう見てて楽しかったし嬉しかったので……うん。

 

 デヴィッド博士に加え、メリッサも手伝って……私と緑谷のコスチュームのバージョンアップは、数日間をかけて行われてた。

 

 時間をかけて、それだけ念入りに、慎重に進められたわけだが……しかしそれでいて大胆に、ガッツリと遠慮なくメスが入った。

 

 その結果、今までとは一線を画す性能の装備が出来上がった。

 いや、今までも十分高性能というか、ハイスペックなそれではあったし、そもそも見た目はそれほど変わってないんだけど……流石、『個性』研究の総本山というかね? I・アイランドの設備と技術力を、まだ甘く見てたかもしれないというかね?

 

 布というか繊維質の部分は、特殊合金の鋼線を編んで作られた特殊強化素材。それを何層にも重ねて作られているので、強度は下手な装甲版よりも上っていう代物になった。防弾・防刃はもちろん、部位によっては耐衝撃機能まで完備しているので、接近戦や不意打ちにも強い。

 それでいてしなやかで軽いから、動きをほとんど阻害しない。

 

 緑谷のは比較的薄手だから、防御力はやや低めだが(それでも十分高いが)その分動きやすい。逆に私のは厚手で、何枚も重ねて着るから防御力はかなりある。やや動きを制限するけど。

 

 それに加えて、各自の装備も軒並み強化された。

 

 緑谷のグローブは手の甲や拳頭といった、接近戦、特に打撃攻撃に使う部分に強化兼保護用の装甲が備え付けられ、攻撃力と防御力を増している。もちろん、『エアフォース』を使う際に活躍する遠距離攻撃補助機能も健在だ。

 加えて、肘まであるグローブは、インパクトの反動から拳、というか腕全体を守る保護機能を持つサポーターにもなっていて、強力な一撃の反動を抑えてくれる。その衝撃吸収機構は、メリッサが以前に作ったとある発明品を参考にしているそうだ。

 

 加えて、肘や肩といった部分にも保護装甲が追加されていて――布地の下にだから、あんまり目立たない形でだけど――これも攻防力を増している。

 

 それらの装甲は『アダマンチウム』という、破壊不可能と言われているほどに強靭な超硬合金でできているため、攻撃と防御の両面で緑谷を助けてくれるだろう。

 

 加えて、最近緑谷の武器に加わった『アイアンソール』。発目によって設計され、実装されたコレにも手が入り……構造自体は優秀なのでほとんどそのまま採用されたのだが、素材がこれも、より高性能なそれに置き換えられてた。

 その名も『ダークマターインゴット』。加工の仕方によって重量や密度が変わるっていう超がつくくらい特殊な合金らしい。多少重量はあるものの、それは緑谷の身体能力ならどうにでもなる程度だし、その強度は『アダマンチウム』以上で、しなやかさと頑丈さを併せ持つ。

 

 こんな感じで手、足、その他強化されまくった緑谷のコスチュームだが、最大の特徴は、体の各部……特に関節の周辺を保護すると同時に、動きをサポートするために組み込まれた、『サイコフレーム』という名の特殊素材である。

 

 まさかこの素材がこの世界に存在するとは……と、聞かされた時は度肝を抜かれた。

 

 が、別に巨大ロボットの装甲に組み込まれてるとかそういう感じじゃないらしい。あくまで、使用者の精神に感応して駆動を補助するものだそうだ。それでも大層なもんだが。

 

 どうも緑谷の『個性』……特にあの『感情感知(仮)』がこの素材と妙に相性がいいらしく、感知能力をブーストしてより強力な形で安定させてくれた。

 その際に、体の各部が赤く光るのがなんかもう……かっこいい。某1本角のガン○ムを彷彿とさせる。カラーリングのイメージは違うけど。

 

 加えて、緑谷が思った通りに体が動くのを能動的にサポートしてくれるから、動きが若干であるが軽やかになり、コンマ数秒を争うような戦いでは優位に働くだろう。

 

 さらに、この素材は『黒鞭』――あの黒い紐みたいなエネルギー操作の名前らしい――とも相性がよく、より安定してあの技を使えるようになっていた。

 

 ……そのうち、あのロボットアニメみたいに予測不能な奇跡でも起こしそうだ。ただでさえ緑谷の個性は何やら底が見えない感じなのに、それに相性がいい素材なんてものが加わるとね……。

 

 こんな感じで、緑谷のコスチュームは、見た目はそれほど大きく変わってはいないものの、超が2つ3つつくくらいには強化され、それに伴って本人の戦闘能力も爆発的に上がることとなった。

 

 もちろん、緑谷だけじゃなく私の装備もだが、私の場合はそこまで複雑なギミックとか装甲は搭載してないからな。

 せいぜい、さっきも言った特殊繊維で服を作ったのと……各部の急所とインパクト部の保護用にアダマンチウムのプレート等を入れてるくらいだ。

 

 ただ、軍服の内側や、腰回りや腕に装着するポーチその他の収納スペースは軒並み強化・増設した。救急キットや支援用のツール、サポートアイテムなど、色々しまっておいて持ち歩くために。

 衝撃に強い素材と機構を採用し、激しく動いても落ちないように固定部の頑丈さも追及した。

 

 なお、サイコフレームは私のコスチュームには入っていない。私の『個性』と……というか、私自身と相性があまりよくなかったみたいなので。残念。

 

 その代りってわけじゃないが、私のコスチュームの軍服には、体の各部にエネルギーを素早く、効率よく伝達するための、血管のように使えるラインが組み込まれている。

 『フォトンストリーム』という名で呼ばれているこのユニットは、『個性』の発動に合わせてそのラインが発光するところとかが個人的にかっこいいと思っている。

 色々な特殊素材に加え、私の髪の毛も使われている。いわゆる『個性無効糸』の類と同じで、私に合った性能を発揮してくれる、素材レベルでのオーダーメード品なわけだ。

 

 これらの改造に加えて、緑谷にも私にも、切り札的なギミックないしサポートアイテムが1つ2つ組み込まれているんだけども……まあ、その辺はまたの機会にってことで。

 

 それに限らず、この生まれ変わったコスチュームの性能を存分に発揮するためにも……今までにまして、一層訓練に力を入れないとな。ここまでのものをこしらえてもらったからには、宝の持ち腐れなんて結末は絶対に起こしちゃいけないからな。

 

 ここ『I・アイランド』に滞在していられる残り期間は、そう長くはない。その間に、デヴィッド博士とメリッサ監修の元、きっちりコスチュームの扱いを、そして、それによって強化されているであろう『個性』の制御というか、再調整をきちんとものにしないとだ。

 

 

 

 

 


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