まずは、この小説を開いて頂きありがとうございます。
基本的にラブライブの小説を書いています!他にもいろいろ書いているので、よかったらこの作品だけでなく、他のも見てくれたらとても嬉しいです!
よし…とりあえず、準備は終わりかな。
俺の名前は
普段だと、学校行っている間は母親が。
そして夕方〜夜までは俺が店番をする。
今日は学校が無いから丸1日俺が店番をすることになっている。
(それにしても…ようやく暖かくなってきたな。春休みもあと3日で終わるし、やっと春が来るって感じかな。)
「弘樹〜ちょっとお使い頼みたいんだけど〜!」
裏から母親の声が聞こえる。
「いいけど、もうすぐ店開いちゃうよ?」
「大丈夫、母さんが店番してるから。出かけるまでまだ、1時間あるしね。牛乳のストックがもうあまり無いから買ってきてね。」
「おっけー、了解した。」
〜〜〜
(…牛乳、あとバターと小麦粉…他に足りないものはなかったはず。)
「うぇ〜ん…僕の風船〜!」
通りかかった公園の木の近くで小さな子供が泣きじゃくっている…
「大丈夫だよ、お姉さんが取って上げるからね!」
そして高いところに引っかかった風船を取ろうとする少女。
「ん…しょ…!あと…ちょっと…!」
その少女はベンチの背もたれに両足を乗せ、さらに背伸びをして懸命に取ろうとしている…ちょっとでも足を踏み外したら…。
そう思った矢先に、強風が吹く…
「あ…っ!」ズルッ
「危ない…!」
俺はタイミングを見計らって、バランスを崩した女の子を受け止めた。
かなり危なかった…もし、あの状況を見て見ぬふりをしてたら、この子はきっと大怪我ではないにしろ、どこかしら怪我をしていたかもしれない。
「おい、大丈夫か?」
「は…はい。大丈夫です…その…ありがとうございます。」
「大丈夫だって、俺が代わりにとるから…僕?ちょっと待っててな。」
俺の身長なら背もたれに立たなくても、普通にベンチの上に立つだけで風船の紐に手が届いた。
「ほら、もう落としちゃダメだぞ。」
「うん!ありがとう!お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
少年はお礼を言って去っていった。
「ありがとうございます!もし、あなたが来てくれなかったら…」
「いや、大丈夫だよ。怪我がなくてよかった。」
そして、少女もお礼を言って歩いていった。
〜〜〜
…さて、買い物も終わったし、さっさと戻るとするか。さっきのでかなり時間食っちゃったからな。
すこし急ぎ足で店に戻る…
「ただいま〜」
「おかえり〜、遅かったのね。」
「まぁ、色々あってさ。」
「そぅ…とりあえず、今お客さん来てるからよろしくね。それじゃ、出かける準備をしてくるから。」
母親がそう言って裏に戻る…。
「すみません〜紅茶のおかわりいただけますか〜?」
「はい、ただいま……!?」
「あ……」
「「さっきの…!」」
…間違いない、さっきの公園にいた女の子だ。
ライトピンクの髪…ミディアムくらいの長さの女の子…それに、反応からして間違い無さそうだ。
「え、えーと…紅茶のおかわりで…」
「は、はい…それと…さっきはありがとうございました。」
「ううん、大丈夫だよ気にしなくて。」
「あら?弘樹のお友達さん?いいわね〜では、若い者同士でごゆっくり〜」
「いいから、早く出かけんかい。」
母親がちょっかいを入れながら店を出ていった。
「気にしないで、ああいう人なんだ。」
「ふふっ仲良いんですね♪」
「はは…とりあえず、紅茶だよね?すぐ入れるね」
紅茶を入れながら彼女をちらっと見る…。
髪をハーフアップして、みつあみお団子で綺麗にまとめている…服装もこれまで来たお客さんの中でかなりオシャレだし…。
なんかすごく女子力高そうだな…。
(やべ…)
俺が何度もチラ見するせいで、彼女と目が合ってしまった…。
すると、彼女はニコッと笑顔を返してくれた…。
(やっばぁ…なんかすごくドキドキする…)
紅茶を入れ終わり緊張しながら紅茶を彼女の元に運ぶ。
「お待たせしました、どうぞ。」
「わぁ…ありがとうございます♪」ニコッ
また、彼女は可愛いらしい笑顔を見せてくれた…。
「…カワイイ」
「え…?」
「あ、いやなんでもないよ…冷めないうちにどうぞ〜」
「はい、いただきます♪」
そう言って彼女は紅茶を口にする…。
「…いかがですか?」
「うん!とっても美味しいです♡」
「ほんと?よかった〜」
「あの、お店はさっきの人と一緒に働いているですか?」
「うん、まあね。普段は母さんが朝から昼まで、俺が夕方から夜までやってるんだ。」
「へぇ〜大変そうですね。」
「うぅん、そんな事ないよ。お客さんと話したりするのも好きだしさ。」
「私、春からお台場にある虹ヶ咲って高校に通うんです。」
彼女はマグカップをそっと置いて話し始める
「お台場ってあまり頻繁には行くところじゃないから、どんな所なんだろうって思ったら、こんな素敵な喫茶店を見つけられて…。」
『これからもこのお店に通いますね♪』
「ほんと?ここまで気に入ってもらえるとなんかすごく嬉しいな。そっか…虹ヶ咲か。…じゃあもしかしたら学校で会うこともあるかもね。」
「え…!お兄さんも虹ヶ咲なんですか?」
彼女は口を抑えて目を丸くする…。
「うん、4月から2年生になるよ。」
「そうだったんですね〜!あ、お名前はなんて言うんですか?」
「俺は
「私は…
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3月29日、今日はとても素敵なお客さんに巡り会うことが出来た。