お客さんが完全に俺好みだった!?   作:OCEAN☆S

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こんにちは!OCEAN☆Sという者です。

まずは、この小説を開いて頂きありがとうございます。

基本的にラブライブの小説を書いています!他にもいろいろ書いているので、よかったらこの作品だけでなく、他のも見てくれたらとても嬉しいです!


#1 出会い

よし…とりあえず、準備は終わりかな。

 

 

俺の名前は海崎弘樹(かいざきひろき)家の手伝いで喫茶店で働いている。

 

普段だと、学校行っている間は母親が。

そして夕方〜夜までは俺が店番をする。

 

今日は学校が無いから丸1日俺が店番をすることになっている。

 

 

(それにしても…ようやく暖かくなってきたな。春休みもあと3日で終わるし、やっと春が来るって感じかな。)

 

 

「弘樹〜ちょっとお使い頼みたいんだけど〜!」

 

裏から母親の声が聞こえる。

 

「いいけど、もうすぐ店開いちゃうよ?」

 

「大丈夫、母さんが店番してるから。出かけるまでまだ、1時間あるしね。牛乳のストックがもうあまり無いから買ってきてね。」

 

「おっけー、了解した。」

 

 

〜〜〜

 

 

(…牛乳、あとバターと小麦粉…他に足りないものはなかったはず。)

 

 

 

「うぇ〜ん…僕の風船〜!」

 

通りかかった公園の木の近くで小さな子供が泣きじゃくっている…

 

「大丈夫だよ、お姉さんが取って上げるからね!」

 

そして高いところに引っかかった風船を取ろうとする少女。

 

 

「ん…しょ…!あと…ちょっと…!」

 

 

その少女はベンチの背もたれに両足を乗せ、さらに背伸びをして懸命に取ろうとしている…ちょっとでも足を踏み外したら…。

 

そう思った矢先に、強風が吹く…

 

 

「あ…っ!」ズルッ

 

「危ない…!」

 

俺はタイミングを見計らって、バランスを崩した女の子を受け止めた。

 

かなり危なかった…もし、あの状況を見て見ぬふりをしてたら、この子はきっと大怪我ではないにしろ、どこかしら怪我をしていたかもしれない。

 

 

「おい、大丈夫か?」

 

「は…はい。大丈夫です…その…ありがとうございます。」

 

「大丈夫だって、俺が代わりにとるから…僕?ちょっと待っててな。」

 

 

俺の身長なら背もたれに立たなくても、普通にベンチの上に立つだけで風船の紐に手が届いた。

 

 

「ほら、もう落としちゃダメだぞ。」

 

「うん!ありがとう!お兄ちゃん、お姉ちゃん!」

 

 

少年はお礼を言って去っていった。

 

 

「ありがとうございます!もし、あなたが来てくれなかったら…」

 

「いや、大丈夫だよ。怪我がなくてよかった。」

 

 

そして、少女もお礼を言って歩いていった。

 

〜〜〜

 

 

…さて、買い物も終わったし、さっさと戻るとするか。さっきのでかなり時間食っちゃったからな。

 

 

すこし急ぎ足で店に戻る…

 

 

 

「ただいま〜」

 

「おかえり〜、遅かったのね。」

 

「まぁ、色々あってさ。」

 

「そぅ…とりあえず、今お客さん来てるからよろしくね。それじゃ、出かける準備をしてくるから。」

 

 

母親がそう言って裏に戻る…。

 

 

「すみません〜紅茶のおかわりいただけますか〜?」

 

「はい、ただいま……!?」

 

「あ……」

 

 

「「さっきの…!」」

 

 

…間違いない、さっきの公園にいた女の子だ。

 

ライトピンクの髪…ミディアムくらいの長さの女の子…それに、反応からして間違い無さそうだ。

 

 

「え、えーと…紅茶のおかわりで…」

 

「は、はい…それと…さっきはありがとうございました。」

 

「ううん、大丈夫だよ気にしなくて。」

 

「あら?弘樹のお友達さん?いいわね〜では、若い者同士でごゆっくり〜」

 

「いいから、早く出かけんかい。」

 

 

母親がちょっかいを入れながら店を出ていった。

 

 

「気にしないで、ああいう人なんだ。」

 

「ふふっ仲良いんですね♪」

 

「はは…とりあえず、紅茶だよね?すぐ入れるね」

 

 

 

紅茶を入れながら彼女をちらっと見る…。

 

髪をハーフアップして、みつあみお団子で綺麗にまとめている…服装もこれまで来たお客さんの中でかなりオシャレだし…。

 

なんかすごく女子力高そうだな…。

 

 

 

(やべ…)

 

俺が何度もチラ見するせいで、彼女と目が合ってしまった…。

 

 

すると、彼女はニコッと笑顔を返してくれた…。

 

 

(やっばぁ…なんかすごくドキドキする…)

 

 

紅茶を入れ終わり緊張しながら紅茶を彼女の元に運ぶ。

 

 

「お待たせしました、どうぞ。」

 

「わぁ…ありがとうございます♪」ニコッ

 

 

また、彼女は可愛いらしい笑顔を見せてくれた…。

 

 

「…カワイイ」

 

「え…?」

 

「あ、いやなんでもないよ…冷めないうちにどうぞ〜」

 

「はい、いただきます♪」

 

 

そう言って彼女は紅茶を口にする…。

 

 

「…いかがですか?」

 

「うん!とっても美味しいです♡」

 

「ほんと?よかった〜」

 

「あの、お店はさっきの人と一緒に働いているですか?」

 

「うん、まあね。普段は母さんが朝から昼まで、俺が夕方から夜までやってるんだ。」

 

「へぇ〜大変そうですね。」

 

「うぅん、そんな事ないよ。お客さんと話したりするのも好きだしさ。」

 

 

「私、春からお台場にある虹ヶ咲って高校に通うんです。」

 

彼女はマグカップをそっと置いて話し始める

 

 

「お台場ってあまり頻繁には行くところじゃないから、どんな所なんだろうって思ったら、こんな素敵な喫茶店を見つけられて…。」

 

『これからもこのお店に通いますね♪』

 

「ほんと?ここまで気に入ってもらえるとなんかすごく嬉しいな。そっか…虹ヶ咲か。…じゃあもしかしたら学校で会うこともあるかもね。」

 

「え…!お兄さんも虹ヶ咲なんですか?」

 

彼女は口を抑えて目を丸くする…。

 

「うん、4月から2年生になるよ。」

 

「そうだったんですね〜!あ、お名前はなんて言うんですか?」

 

「俺は海崎弘樹(かいざきひろき)君は?」

 

「私は…上原歩夢(うえはらあゆむ)です。」

 

 

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3月29日、今日はとても素敵なお客さんに巡り会うことが出来た。

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