百合書こうぜぇ!!!!!!
朝の通学路。いつも通り紅音と葉と三人で登校しながら、私と紅音は昨日の話をしたいた。
「昨日は楽しかったですね!!」
「うん。すっっっっっっっごい楽しかった。紅音はやっぱりセンスがある。ネフホロって実際に体が動く人の方が基本的に操作がうまくなるんだけど、紅音はそれに加えて
「夏蓮、ステイ」
「……ごめん。ちょっと熱くなった」
そう。昨日は紅音と二人でネフホロをやっていた。バレンタインの時にお試しでやってもらって、その後紅音大会とかであまりゲームする時間がなかったけど、ついに、ゆっくりネフホロをさせることができた。
「えへへぇ…でも、夢中で話してる夏蓮さん、とってもかわいいです…」
「……!!」
……そういう恥ずかしいこと言わないでほしい。確かに、ちょっとネフホロの話になると夢中になるけど、それは仕方ないことだから。
「今日も部活オフなので、また放課後に一緒にやりましょう!!」
「もちろん。絶対やる」
「やった!!」
満面の笑みで喜ぶ紅音。もう大会前のような空気は引きずっていない。
「あ、そうだ!!!今日は葉さんも一緒にやりましょうよ!!」
「え!?僕はいいよ。せっかくだから二人きりで楽しめば?」
「いや、葉もやろう。私が紅音のオペレーターにつくから、相手して」
「……まぁ、そういう事ならいいけど」
「ありがとうございますっ!!」
よし。これで今日の予定も決まった。
「さっきも言ったけど紅音は操作慣れの問題はクリアしている。だから今日は葉を相手に私が直接教えることで戦闘中の読みや定石部分を覚えてもらう。するとサンラクみたいな変態構築使うやつ以外ならもう紅音は負けない。あとは紅音自身のオリジナリティのある
「……だから夏蓮落ち着きなって」
「……ごめん」
むぅ…葉はいいところで口を挟む。紅音のこれからのネフホロライフに関わる大事なことなのに……
「あ、じゃあ私は教室行きますね!」
気がつくともう学校で、教室の違う紅音と別れなければならなかった。やっぱりネフホロの話をしていると時間の進みが早い………いや、私が夢中で話しすぎているだけか。
ちょっぴり反省しながら紅音を見送った。私達も教室へと向かう。
「夏蓮、やっぱりネフホロの事になると話しすぎる癖は直したほうがいいよ」
「……わかってる」
そう簡単に直ったら苦労はしなけいけど、まぁ努力はしてみようか。……できる気はしないけど。
教室についた私達は私の席へと向かう。
……なんか教室の雰囲気に違和感がある。なんか注目されれるような気が……いや、紅音と付き合い始めてからも注目されることはあったけどそれとはなにか違うような気がする。
ひょっとして、注目の的は葉?
ちょうどその時、クラスメイトの男子数人が私と葉の元へとやって来た。
「おうコラ鹿尾野、ちょっとツラ貸せや」
「ちょーっとお話しようねぇ、鹿尾野くぅん…」
「俺ら友達だよな、裏切りなんてないよな、信じてるからな、鹿尾野」
「え!?何!?ていうかなんかデジャヴ!!!」
あっという間に葉が包囲されてしまった。視線で助けを求められたが、面倒なので無視しておこう。
「えー、被告人鹿尾野!被告人はいつも佐備さんや隠岐さんといった美少女と一緒にいるにも関わらず、新たに別の一年生女子を誑かしてスイーツカフェでデートしていたという目撃証言が上がっている!!!」
………え、何それ聞いてない。
…いや、私がどうこう言う問題じゃないんだけどさ、何だろ?こう、引っかかるというか………
「被告人鹿尾野!!惨めったらしく言い訳を述べよ」
「ちょ、言い方!?………女の子とスイーツ食べに行ったことは事実だけど……誑かす云々は断固として否定する!!!」
ふぅーん。食べに行ったんだ。そういえば、毎年私とも行ってたし慣れてるのかもね。
「裁判官の佐備さん、どう思います?」
え、私?そうだな……
「必死な所が怪しい。誑かしたね、葉」
「ちょっと夏蓮何言ってんのぉ!?!?!?」
だって……面白そうだし……
「よぉーーーし鹿尾野有罪だお前ぇ!!!」
「覚悟を決めろぉー!!刑を執行するぅー!!」
「俺はッ…悲しいよッ…鹿尾野ッ…信じてたのにッ…」
「いやいや!?待って待って!?」
「「「問答無用ォ!!!!」」」
「だからデジャヴッ!!!!!!」
葉は男子たちに連れて行かれてしまった。
その姿はまぁ面白かったんだけど………
なんだかなぁ………………
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鹿尾野先輩にスイーツをご馳走になった翌日、普通に学校に登校したわけなんだけど……
「あ、来た」
「え?私?」
教室に入るなり、クラスメイトの女子たちに囲まれてしまった。
「ねぇ、鹿尾野先輩と付き合ってるってマジ??」
「……………は???」
…………………………は!?!?!?!?!?
「待って待って何でそんな話になってんの??」
「いや、だってスイーツカフェでデートしてたって…」
あー…あれ見られてたか…違うんだけど……一切言い訳できない!!!!
「いや、あれはデートじゃなくて……」
「いやぁ、照れなくていいんだよぉ!!!」
「だから違うってばぁあ!!!!」
「…………ってことがあってさぁ」
「あはは……大変だったね……」
何とかみんなの誤解を解い…解い……解けたのかな??まぁ、解いた私は登校してきた隠岐ちゃんに愚痴ることにした。
「でも、私が葉さんと付き合ってるかもって言われた時もそんな感じだったよ?」
そういえばそんなこともあったなぁ…今となっては懐かしい…そんなに期間が経ったわけじゃないけど。
「隠岐ちゃんも大変だったんだね」
「そうだよ!大変だったんだよ!!」
何でそこでやけに誇らしそうなのさ。まぁ同情はするけど。
「それにしても葉さんか…」
「ん?鹿尾野先輩がどうかしたの?」
「葉さん、最近私と夏蓮さんに気を使って一緒に遊ぶ時間が減ったなって思って」
「ふーん」
言われてみれば、昨日鹿尾野先輩を佐備先輩がいない状態で遭遇したのも以前だったら考えられなかったかもなぁ。
「二人きりも楽しいんだけど、葉さんがいると夏蓮さんが楽しそうだからなんか寂しいなぁって思って」
へぇ…それはちょっと気になる。
「佐備先輩、どんな感じなの??」
「えっとね、前のほうが……活き活きしてる??少し前までは照れて二人きりにすらなれなかったから、まだ私と二人だと恥ずかしいのかもしれないけど……」
え、照れてる佐備先輩について詳しく教えて…絶対かわいいじゃん………いやいや、今は我慢して話を続けよう…
「隠岐ちゃんはさ、佐備先輩と鹿尾野先輩に前みたいになってほしいの??」
「うん!!!」
よし。うん。うん。
………………いけるかな??
「私、どうすればいいと思う??」
「えーっと、隠岐ちゃんはねぇーーー
何より、
私はとっておきの(今考えた)作戦を伝えた。
ーーーって感じでお願い。大丈夫??」
「うん。でも、それでうまくいくの??」
「……多分」
「まぁ、頑張るよ!!!」
全く、しょうがない先輩たちだなぁ!!!!
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【鹿尾野先輩】
私:鹿尾野先輩、放課後ちょっと時間いいですか??
先輩:いいけど、どうしたの?
私:授業終わったら私の教室に来てください
そういえば、最近点数投票いただきまして、拙作の評価バーに赤い色をつけることができました!!!!!
こんな百合というマイナージャンルで、しかもルストにモルド以外とカプらせるという邪道オブ邪道を行く作品をここまで評価していただけて、本当に嬉しいです!
本っっっっっっっっっ当にありがとうございます!!!!