「部室に戻るか」
俺は怪人を倒し、部室に戻ろうとする。そういえばあの怪人、俺と戦うのを楽しんでいたような…
どうでもいい事を考えながら山を下りると見知らぬ場所に出ていた。
械「あれ?山の反対側から下りたのかな」
俺は山に引き返し、元来た道を戻ろうとするとつまづき、落下してしまった。
械「いてて…人もいないしホロスにでもなればよかったな…結構落ちたみたいだし……ん?あれは…」
するとそこには洞穴があった。何かに導かれたような気がして洞穴に入るとそこには
械「なんだこれ、古代の何かか?」
明らかに最近のものではない何かがあり、その中にはボトルもあった。
械「お〜、これもホロスのボトルなのかな?」
触れた瞬間に何かに弾き飛ばされた。神々しいが、ホロスとは違う力に。
械「いて…これ以上探索するのは止しておくか、ボトルは…まあ戻したらまた弾き飛ばされそうだしいいか」
俺は洞穴を出て山を下りた。
〜街〜
山をおりると、そこには知らない街があった。絶対にこの方向であってるはずなのに。
械「どこだここ…??」
俺は通りすがりの黒いコートを着た人にここがどこかを聞こうとすると…
?「ここはもう1人の神がいる街だよ、ホロス」
械「!?」
俺は直感でこいつはヤバいと思い、変身しようとしたが
?「ここは人が多いよ?バレたら君だって不味いんじゃないか?」
械「あぁ、その通りだな…」
?「敵意むき出しはやめてほしいな、せっかく色々教えてあげようとしたのに」
械「なら、教えてもらおうか」
?「場所を変えよう」
俺はラーメン屋へ連れていかれた。
〜ラーメン屋〜
械「で、何を教えてくれるんだよ」
?「まず自己紹介しよう、僕は楽。神を屠る者の片割れさ。」
械「俺は飛滅 械都、お前の言う通り仮面ライダーホロスだ」
楽「ふぅん、意外と素直なんだ」
械「うるさい!はやく教えろ!」
楽「じゃあ…」
楽と名乗る奴は俺の金でラーメンを食べ始めた、今月はサナと遊びに行こうとしてたのに…!
楽「それで、何を知りたい?」
械「そりゃ…なんで俺は知らない街にいるのか、ともう1人の神についてだな」
楽「まず君がこの街…いやこの世界にやってきたのは僕のせいさ」
械「なっ…!まぁそれは分かったことにしておく、ところで"この世界"ってどういうことだ?」
楽「君が転移してからさ、最初は僕たちも驚いた!だってこんな事になるなんて思ってみなかったからね!」
械「何楽しそうにしてんだよ!山内とかはどうなったんだ!」
楽「彼らは自分たちの…ホロスの世界にいるよ、今頃君を探してるだろうね」
械「くっ…!どうやったら帰れるんだ」
楽「さぁ?」
械「さぁ ってなんだよ!ちゃんと教え…」
楽は突然席を立ち上がり帰ろうとする。
おれは楽を追いかけた。
械「おい!まだ話は…」
楽「2つ目の質問、もう1人の神がいるって言うのはこいつの事だよ」
楽が指さす方向には1人の男がいた。
械「この男がどうしたん…」
振り返ると楽の姿は無かった。
械「ちっ…もっと色々聞きたかったな」
俺はこの場から離れようとするとそいつに止められた。
男「今、誰と話してたんじゃ?」
械「え…」
若い男の容姿からは到底想像できないトーンで話してきた。
械「あの…今話してたのは、楽って人で…」
男「やはり楽か…お主も奴らの仲間ならば問答無用!」
男はベルトと矛盾と書かれた札のようなものを取り出した
「変身!」
[核、読み取り][矛盾する運命…ワード、矛盾!]
男は紫に光り、変身した。
その姿は紫の体に翡翠の目、大きな盾に槍を持っており、部室で見たライダーと同じだった。
械「おまえは…」
紫のライダーは俺目掛けて矛を突いてきた。
械「話を聞け!! 変身!!」
『アルケミストマッチ!!』
なんとかホロスに変身出来たが槍を止めることは出来ず大きく吹き飛ばされてしまった。
紫「その姿…貴様何者じゃ?」
ようやく話を聞いてくれそうだ
械「おれは飛滅 械都…いや、仮面ライダーホロスだ」
俺は紫のライダーに事情を説明した。
紫のライダーは【仮面ライダーワード】と言うらしい、そしてそれに変身しているのが【塾屋 ゴン】、常磐高校に通う高校2年生だと。
そして俺に問答無用で攻撃してきたのが【言操神ワード】、言葉の神様みたいだ。
ゴン「さっきはごめん!ワードが話を聞かなくてさ」
械「全然いいよ、悪いやつと話してたんだから誤解もされる」
俺たちは色々と話ながら常磐高校に向かった。
〜常磐高校〜
械「当たり前のように入ったが大丈夫なのか?」
ゴン「はは…大丈夫だと思うよ」
そんな頼りない返答が返ってくるとこっちも不安になる。
すると目の前に女の子が飛び出してきた。
?「ちょっと!ゴン!?一体どこに…」
女の子はゴンに怒鳴ろうとしたが、俺の存在に気づいて少し怪しみながらゴンを呼ぶ。
?「(ちょっと…!この人誰なの…!)」
ゴン「(この人は械都さん、悪い人ではないよ)」
?「(ゴンが言うなら…)」
そんな仲睦まじい会話が聞こえてくる、いいね青春って感じで。
?「どうも初めまして、私は【平方 言葉】です」
械「俺は械都だ、よろしく!」
挨拶をすませると俺はゴンに聞いた。
械「(この子とゴンはその…付き合ってるのか?)」
ゴン「そんなこと…!」
平「そんなことないわよ!!」
言葉さんは強く否定した。
械「あ、あぁ それはすまなかった」
あらかた話を済ませると俺は2人に案内されて街を観光することになった。
〜街〜
街ではクレープ屋さんや楽と食べたラーメン屋等、様々な場所を観光した。
そのうち日が暮れた。
ゴン「じゃあ今日はこの辺で」
械「あぁ、街の紹介ありがとうな」
ゴン「いえいえ、では俺たちは…なんだって!」
ゴンが声を荒らげた時、街で轟音が響いた。
ゴン「言葉は先に帰ってて!!」
俺たちは轟音の方へ向かった。
〜現場〜
轟音が鳴った場所には2体の怪人がいた。一体は俺が森で倒したはずの怪人、もう一体は…ブレイキンド!?
楽「ブレイキンドは感知出来なかったかな?ワード」
上を見上げるとそこには楽がいた。
ワード「何が目的じゃ!」
ゴンとワードが入れ替わる。
楽「まぁ、君たちの戦いを見て"楽"しもうかなってね」
械「ほぉ、言ってくれるじゃねぇか」
械・ゴン『変身!!』
[核、読み取り][矛盾する運命…ワード、矛盾!]
『アルケミストマッチ!!神話再生!!!ホルスバードTheホロス!!』
怪「会いたかったぜぇ?ホロスぅ?」
倒したはずの怪人はまるで会う前かのようにぴんぴんしていた。
楽「その怪人は僕が作った怪人だから、たっぷり相手してあげてほしいな!」
ホ「そういうことらしい、ゴ…ワードはブレイキンドを頼む」
ワード「了解じゃ」
ホ「俺はこいつを1回倒してるからな!速攻行かせてもらう!!」
『神話読取!サポートバードTheホルスード!』
ホロ「来い!!!ホルスード!!!」
ホルスードは俺に呼応してはるか彼方からやってくる。
ホロ「一撃に全てをかける!!」
俺はレバーを回し必殺技を放つ!
『アルケミフィニッシュ!!』
ホルスードはロボットアームと合体、巨大な金の拳になり怪人を砕く。
怪「ぐおぉぉぉぉぉ!!!」
怪人は敗れ、爆発する。
するとブレイキンドが近づいてきた。
ホロ「なっ!?」
俺はそのままはね飛ばれる。
ワード「すまない、防戦一方だった怪人が突如お主の方に走り出したんでな、対応できんかった。」
ブレイキンドは怪人の残留思念と融合、そして姿を変えた。
楽「これだよこれ!こういうのが見たかったんだよ!名付けるなら…ハッピーブレイキンド?」
ワード「怪人が幸せを謳うか!」
ワードは強力なひと突きをお見舞した。怪人は確かに喰らっていたがびくともしない。
ワード「こうなったら同時に必殺技じゃ、出来るな?ホロス」
ホロ「任せな!」
[必殺書き込み!]「パラドシカルキック!」
『BreakKICK!アルケミストフィニッシュ!!』
2人の同時のキックが決まったが怪人はやはりびくともしなかった。
ハ「今度はこっちがいくぜ?」
そう言うと怪人はライダーキックを真似て蹴りを入れてきた。
ホロ「所詮はパクリ!この程度!」
ワード「不容易に近づくでない!」
俺はロボットアームを突き出したが、
ハ「舐めてるから痛い目を見る!!」
ホロ「なにっ…!?」
ロボットアームにはヒビが入り、粉々になってしまった。
ホロ「ぐぅっ…!!」
ハ「チャンス!」
怪人はもう一度キックを繰り出してきた。
ワード「そうはさせん!」
ワードは自身の腕に備えている大きな盾を突き出す。
ハ「その程度!!」
盾は砕かれてしまう。
ワード「仕方あるまい…あまりこういうことはしたくなかったが。
おぬし、盗ったボトルがあるじゃろ、貸してみろ」
ワードにボトルを渡すとボトルの石化は解かれ、紫色のボトルが生成された。
ワード「これを使え!」
ホロ「ありがとうございます…!そういえば、これ使えるんじゃないですか?」
俺は神鳥と書かれた札を取り出す
ハ「作戦会議は終わりか?」
ホロ「あぁ終わりだ、今度こそ決着をつけてやる!!」
『アルケミストマッチ!伝説覚醒!ライダーワードThe 矛盾!!』
[核、読み取り] [覚醒する神話鳥…ワード、神鳥!]
ホロスの体は紫に変化、翡翠の目になりロボットアームは槍と盾の機能が合わさった複合武装に変わった。
ワードはホルスードに包まれ姿を変える。背中には翼が生え目はオレンジに、体は金やオレンジ色になり武装はロボットアームを模したハンマーになった。
ワード「一気に決めるぞ!ホロス!」
ホロ「あぁ!」
[必殺書き込み!]「ゴッドバードハンマー!」
『BreakSpear!アルケミストフィニッシュ!!』
ホロ・ワード「はー!!」
ハ「ぐわぁぁぁぁ!!!!」
怪人は爆発し、今度こそ消えた。
すると時空が歪み始めた。
ゴン「お別れのようだね」
械「そうだな、今日は色々あったが楽しかった、貴重な経験だからなんだから楽しかったよ、ありがとう!」
そうして時空の歪みは収まり、気づくと自分の世界に帰っていた。
俺は自宅へ戻った。。