「もう1回作戦を決行する!来てくれ!」
昨日の失敗から翌日、さっそく電話が来た。
山「もう作戦思い浮かぶなんて、対怪人組織はさすがだな…」
陰「そうだね…」
山内も陰道も疲れてる様子だ、まあ長時間待たされたから仕方ない。
械「じゃあ部室で待ってるか?」
山「俺はそうさせてもらうわ…」
陰「私は行こうかな」
山「おっ、じゃあ頑張ってこいよ」
そういい俺たちはSRHへと向かった。
山「最近あいつらいい雰囲気だな……」
〜SRH〜
二「2日連続で来てもらってすまない、さっそくだが作戦を実行する。着いてきてくれ」
械「は、はい!」
俺は言われるがまま二吉さんについていった。
二「作戦内容はみんな知っているな!さっそく現場に…」
械「えぇちょ、ちょっと待ってください!」
二「どうした?何か問題があるのか?」
械「いや…俺作戦内容聞かされてないんですけど…」
二「作戦内容は前回と同じだ、前回よりももっとはやくあのルール変えるやつのところに行き、倒す!」
械「えっっ!?、それ大丈夫なんですか…?」
二「やってみないと分からないだろ」
械「いやまぁそうなんですけど……もっとこう…」
二「他に作戦っていったって相手が有利にはたらく場所なんだ、はやく倒す以外ないだろ」
械「そ、そうですね…」
二「てことで、行くぞ!」
俺はかなり不安になった。
〜行く途中〜
二「そういえば、昨日渡したボトルは試したか?」
械「はい…けど何度やっても変身出来なくて…それに何度か暴走しかけるし…」
二「ほぅ、暴走はどうやって止めたんだ?」
械「あまり自覚はないんですが暴走する時はこう…黒いもやっとしたのが迫ってくるんですよ。けどそれは別にめちゃくちゃ悪いものって訳でもない気がして受け入れてしまう時もあるんです…。今回は受け入れる前にボトル外せたからいいんですけど」
二「神の力ってのは意外と大変なんだな」
そう話していると俺たちは現場に着いた。
〜船上〜
俺とSRHの人達はこの間の船の上にいた。どうやらここが最後の入口らしい。
二「ルールは入口によって変えられる、だからこの入口のルールが変えられた時点で俺たちの負けが確定する。」
二「速攻で決めるぞ、坊主」
械「はい!」
二・械「変身!」
『神話覚醒!!アルケミストマッチ!!!UMAワープTheキック!!!』
『調整!メカニクスマッチ!You are fight?氷雪キッキング!
仮面ライダー! フブキ!』
俺たちは裂け目に入った。
〜裂け目の中〜
また村に出た。しかし今はそれに構っている暇はない。
『ドライビングウィンガー!』
バイクを出し走らせる。フブキは足先から氷を出しスケートのように滑る。その速さはバイクに追いつくほどだ。
俺たちはすぐに奥地に着いた。
怪「む?また仮面ライダーか、まあいいルールを…」
フ「そうはさせねぇ!」
フブキは敵の方に滑っていきルールを変えようとする敵の手を止める。
フ「ほう、中々やるようだな。しかしその程度では…!」
ホ「させるか!」
ショットガンを取り出そうとする怪人の近くにワープしショットガンを取り上げる。
怪「くっ…厄介だな…」
ホ「これなら…!」
怪「勝てるとでも思ったか?」
俺たちがそいつを抑えていると奥からもう一体怪人が現れた。
怪「やれ!シーラカンスブレイキンド!」
シ「は!」
シーラカンスは杖を掲げる。すると足元から誰かが引きずり込もうとしてくる。
ホ「なに!?」
俺は抵抗するも虚しく引きずり込まれてしまった。
…
……
ホ「どこなんだここ…?」
気が付くと辺り一面真っ暗な場所にいた。この場所がどんな形をしているのか、無限に広がってるのではないかと思うほど暗かった。
だが上から少し漏れる光により少しの視界は確保されていた。
ホ「脱出する方法はないのか…」
するとどこからか声が聞こえた。
?「脱出する方法なんてない。」
振り向くとそこには俺がいた。
ホ「どういうことだ…?これは敵の罠なのか…?」
械?「敵のせいではあるがお前のせいでもある!」
ホ「おい待てって!俺なら話し合うことだって!」
械?「そんな余裕はない…!」
もう1人の俺はドライバーとナックルを取り出し変身した。
その姿はホロスだった、しかし色は全く違い黒いアーマーを着ていた。
ホ「お前の言ってること、よくわからねぇよ!」
黒ホ「お前は考えたことないか?もし市民が、同級生が…サナが死んだりしたら…!」
ホ「…!そりゃあるけど…今までだって守ってきただろ!」
黒ホ「俺の力があってこそだろ、俺が戦う…お前にとっては暴走することで守ってきた!」
ホ「そうかもしれないけど…けどお前の戦い方じゃいつかサナだって殺すことになるぞ!!」
黒ホ「…!」
もう1人の俺の動きが止まった。
ホ「お前は…俺は多分、みんなを…サナを守りたい気持ちから生まれたもう1人の俺なんだろうな…」
黒ホ「……」
ホ「俺も…俺に比べたら気持ちは弱いかもしれないけど、今までも…これからも必ずみんなを守ってみせる。だから…」
黒ホ「協力しろってか?」
ホ「…あぁ」
黒ホ「…まぁいい、俺には俺の足りなかった何かを満たしてくれるかもしれないからな。だがもしサナが危険な目にあったらその時は俺を殺してでも俺がサナを守るからな。」
ホ「あぁ、絶対そうしないって約束しよう」
黒ホ「その言葉、信じるからな。」
そういうともう1人の俺は俺に歩み、俺の中に消えていった。
〜裂け目の中〜
怪「も〜!ホロスをどこにやったんですか!?せっかく捕まえたと思ったらどっか行っちゃうし!」
シ「す、すいません…」
怪「すいませんで許され…」
ホ「ここにいるぞ!」
怪「あら?ホロスの声が…これは…下?」
シーラカンスの化け物は地面を叩く、するとシーラカンスの化け物は上半身をぶち抜かれた。
ク「坊主…!なんだその姿?」
ホロスの姿は両腕がロボットアームの姿になっていた。
ホ「はは…まぁ色々ありまして、それより二吉さんは大丈夫なんですか!?」
ク「まぁ…あんまり大丈夫じゃないな」
クリムゾンの上半身のアーマーは半壊しており、二吉さんの顔が見えていた。至る所が燃え、凍っている。おそらくは想像もできないほどすごい戦いをしていたんだと思う。
怪「ホロスー!どこに行ってたんですか?それにしてもせっかくの深海魚を倒すなんて…もったいない」
ホ「お前と話してる暇はないんだ!すぐ倒させてもらう!」
怪「ほぉ…この短時間でよほどの自信をつけてみたいだが、そのフォームはもう知っている、ルールを変えればいくらでも…」
ホ「知らないフォームならいいんだな?」
怪「なに…?」
俺は昨日貰ったボトルを取り出した。
ク「おい!そいつは暴走するんじゃなかったのか!?今の俺じゃ、止めることも難しいぞ!」
ホ「平気ですよ、二吉さん」
俺はそのボトルをベルトに装填し、レバーを回す。
『神話覚醒!アルケミストマッチ!ビーストTheディフェンス!BSTディフェンダー!!』
俺の姿は金と黒のアーマーに包まれる。左腕にはロボットアーム型のガントレットが装備され右腕には小型の盾のようなものがついていた。
ホ「速攻でケリをつけさせてもらう…!」
稲妻のように一瞬で怪人の後ろに回り蹴りをいれる、不意を突かれた怪人は体制を崩す。
ホ「このまま一気に!」
俺はガントレットにあるボトルホルダーにバイクのボトルを装填する。
『スピニングウィンガー!』
ガントレットからはタイヤやマフラーのような装飾がつけられ、煙をふかす。そのまま勢いよく突っ込み一撃を加えた。
怪「がっ…!」
ホ「トドメだ!」
ベルトのレバーを回し、ガントレットにホロスのボトルを装着する。
『アルケミストフィニッシュ! ガッチングブレイク!』
ガントレットは形を変え本来の形であるロボットアームに変わる。左腕を突き出し怪人の胴体を貫いた。
怪「ぐわぁぁ!!!」
怪人は爆散した。
俺たちは変身を解いた。
械「村のブレイキンドには感謝しなきゃな」
二「ブレイキンドに感謝って正気か?」
械「ブレイキンドがくれたこのボトルが無ければこいつは倒せなかった。そして俺自身に向き合うことも」
二「? まあいい、先帰ってるからな」
俺は村のブレイキンドに感謝の気持ちとして黒ホロスのボトルを渡した。
ブ「えっ、いいんですか?私たち、いわゆる人類の敵ってやつなんですよ?」
械「いいんだよ、君たちが悪いことしないっていうのは直感で分かるからさ、それにこのボトルはもう1人の…俺にとってもいらないからさ」
ブ「それならありがたくもらっておきます!」
械「おう!」
俺たちは現世に戻った。
補足
シーラカンスブレイキンドの能力
相手を深海に引きずり込む、相手の心の闇となっている部分と会わせ潰させ廃人にしたとか出来る
多分いつかちゃんとした補足を外伝で出すかもしれない