「言っただろ、完全な姿を見せてやるってな。いくぞ!!」
コマンドFWは俺を追い越しシヴィトロイへ攻撃を加えようとする。
コ「これでも喰らえ!」
『アサルト!』
コマンドFWの瞳は赤く輝き四肢の装飾が大型化しエネルギーを束ねる。そして右腕に収束し拳を喰らわす。
シ「ぐっ…!
コ「まだ終わらねぇ!」
『ライトニング!』
コマンドFWの瞳が黄色に輝く、シヴィトロイの反撃を躱し突き刺すような蹴りが炸裂する。
シ「ぐはっ…人工ライダーのくせにぃ!」
シヴィトロイは鎌を取り出し切り裂こうとする。
コ「そんなの装甲1つでどうにかなんだよ!」
鎌を腕で防ぎ装甲が持っていかれる。だがコマンドFWはすかさず反撃をし鎌を吹き飛ばした。
コ「これで!」
コマンドFWは拳を突き出すがシヴィトロイはそれを受け止めた。
シ「所詮は子供騙しにすぎない、少しの変化だったから理解するのに時間はかからなかったよ。」
コ「なっ…分かった気になるなよ!」
コマンドFWはシヴィトロイから離れ全身の武装を放つ。
シ「もうなにをしても無駄だ。」
シヴィトロイは飛んできたミサイルなどを避ける、誘導が切れたミサイルは住宅地へ落下しそうになる。
ホ「まずい!」
再生しきらない体に鞭を打ちなんとかミサイルに追いつく。
『ディフェンダーシールド!』
ボロボロのシールドを広げなんとかミサイルを受け止めるが、
ホ「ぐわぁぁ!!」
俺の体は守りきれずダメージをおってしまった。
コ「すまねぇ、坊主!」
コマンドFWは詫びるとふたたびシヴィトロイの方に向かう。
コ「今完全に動けるのは俺しかいねぇんだ!俺がなんとかしねぇと…な!」
『アサルト!』
左脚にエネルギーを収束し回し蹴りを喰らわす。シヴィトロイは身構える。
シ「ぐっ……」
コ「まだまだぁ!」
『アービター!』
シヴィトロイの動きはずんと重くなる、だがシヴィトロイは身構えたままだった。
コ「おらぁ!」
コマンドFWは火炎放射を食らわせる。
シ「そろそろか…」
コ「なにボソボソ言ってんだ!…ッ!そろそろ時間か、これでトドメだ!」
『コマンド!!クリムゾン!!フブキ!!ウィンド!!スパーク!!フルバーストフィニッシュ!!』
コマンドFWは上空へ飛び右脚を突き出した。
コ「はぁぁぁ!!!」
シ「この時を待っていた。」
シヴィトロイはライダーキックをひらりと躱す。コマンドFWは多色の輝きを失っていた。
コ「まさか…ぐわっ!」
コマンドFWはシヴィトロイに首を掴まれる。
シ「だから言っただろう?理解したって。
君のその能力は時限制だ、時間切れになるのを待っていたんだよ。」
コ「小癪な……」
シ「ここからは私のターンだよ。まず最初に、君の能力を真似させてもらおう。」
シヴィトロイの目は赤く怪しく光り、紫のオーラを纏う。
シ「ふん…!」
そしてコマンドFWに向かって蹴りをいれた。
コ「ぐはっ!!」
コマンドFWは大きく吹き飛ばされ装甲が崩れ落ちていく。
シ「もう終わりかな。さっきまでの威勢がなくなって悲しいよ。」
コ「まだだ…まだ終われない…!」
瓦礫をどかしコマンドFWが姿を現す。装甲のほとんどは剥がれ落ち、割れた仮面からは二吉さんが見えていた。
コ「俺の……この力を最大限ぶつけてやる!!」
コマンドFWは腕の時計を強引に起動させ、シヴィトロイに突っ込んでいく。
コ「うおおお!!!!」
シ「何をしても無駄だ。」
コ「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
左半身を前に出しタックルするようにシヴィトロイに接触する。
コ「くたばれぇぇぇぇぇ!!!!!!」
シ「ぐおぉぉぉぁぁぁぁ!!!!」
そして大きな爆発が起こる。
ホ「二吉さん!!」
爆発が収まるとボロボロになった二吉さんが現れた。
二「すまねぇ…俺じゃ時間稼ぎぐらいにしかならなかったみたいだ…」
ホ「そんな…とりあえず安全な場所まで!」
二「すまねぇな…」
二吉さんにマントを渡し、安全な場所まで案内しようとする。しかし
シ「人間風情にここまでダメージを貰うとはな……お前だけは本当に許せん…!!」
爆発の中からはシヴィトロイが現れる。
二「なに…!?俺の全力は時間稼ぎにもならなかったのかよ…!?」
シ「貴様にも絶望を与えてやる……!!」
シヴィトロイは手を上にあげるとエネルギー弾を生成し始める。それはどんどん大きくなる。
シ「お前の前にまずこの街を破壊してやる…!」
二「やめろ!!」
シ「今からこの街は滅びるんだよ、お前の、お前たちのせいでなぁ!」
シヴィトロイはエネルギー弾を街の方へ発射する。
ホ「そうはさせない…!俺はこの街を…みんなを守るんだ!!今こそラーさんに呼び戻して貰った力を使う!!」
俺は紫をボトルをベルトに装填した。
シ「ははは…!滅びろぉ!!」
エネルギー弾はどんどん街へ近づいてゆく。
ホ「絶対に…守るんだ!!」
ホロスは上空でエネルギー弾を受け止め、それは上空で爆発した。
シ「なに…!?」
爆風から姿を現したホロスは、紫色の体に翡翠の目を持つフォームになっていた。
シ「なんだ…その姿は…!?」
『アルケミストマッチ!伝説覚醒!ライダーワードThe 矛盾!!』
ホ「もう一度使わせてもらいますよ…!この力!!」
あと2話