「まだ分からないのか?この世界を私の1部にするんだよ。人も、街も、全て私のものに…!!」
シヴィトロイは姿を変え街を覆う。空は紫に染まり、建物は次々と消えていく。
ホ「こんなのどう対抗すればいいんだよ…!!」
シ「対抗など出来るはずない!…そうだ、面白いことをしてやろう…!」
空はそういうと建物を消すのとは対称の力で街の人を怪人にしていく。
ホ「なっ…!まずい!!」
俺はベルトにBSTを装填する。
『神話覚醒!アルケミストマッチ!ビーストTheディフェンス!BSTディフェンダー!!』
『ワード!』
翼を広げ街の方へ飛んでゆく。
「う"お"お"ぉ"!!」
ホ「くっ…すまない!」
怪人に変えられた人を弓で射抜き元に戻していく。しかし怪人に変えられる人が時間とともに増えていった。
ホ「このままじゃまずい…!」
次第に対処し切れない量になり街は怪人で溢れかえった。
ホ「くそっ!これじゃあラーさんとの約束も…何もかも無駄になるじゃないか…!!」
半ば諦めつつも怪人になった人を戻していく。すると追いかけられている黒ずくめの人たちを見つけた。
ホ「あれは…サナ達か!カイザーのマントがあれば被害は受けないが…あれは時間の問題だぞ」
俺はその方向へ全速力へ飛び黒と分離する。俺たちは怪人達を蹴散らし、サナ達のところへ向かった。
陰「なに…!?って械都か…よかった…」
ホ「大丈夫…ではなさそうだな」
陰「こっちはまあ…二吉さんが合流してくれたのもあってなんとか平気」
ホ「ならよかった、…ありがとうございます、二吉さん」
二「ライダーの力が無くなったぐらいでめげてたら生き残れないしな、とにかくこっちは俺に任せろ!」
ホ「ありがとうございます、けど念のため黒ホロスをここに残しときます」
黒い俺は頷く。
二「ああ…そうか、分かった。」
ホ「じゃあ俺はこの辺で、サナも生きてくれよ」
陰「うん…械都もね」
ホ「わかってる」
俺は再び空へ飛び上がる。
俺は怪人にされた人を戻しつつ対抗手段を考える。この間にも建物は消され、人々は怪人と化していく。
ホ「くそ…時間がない…!どうすれば!」
試しに空に向かって矢を放つが矢は飛ぶだけ飛び落ちる。
ホ「やっぱりダメか…」
俺はまだ消されていない建物の屋上に降りる。
ホ「こうなったらあれしかないのか…」
それは最初に思いついた手段だった、しかしそれではラーにもみんなにも迷惑をかけてしまうことになる。しかしそれ以外の方法は残されていなかった。
ホ「すまない…ラーさん……サナ…!」
俺はラーの力の半分が入ったワードのボトルをロボットアームで粉々にする。ボトルに入っていたラーの力を吸収し、完全な神へと神化を遂げる。
ホ「これならいける…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺はサナとそれ以外を守るために迫り来る怪人を蹴散らす。
表の俺を演じ避難を命じる。
黒「こっちに逃げよう!」
表の俺が飛んでる関係もあり上からの視点は確保出来ていた。俺は出来るだけ怪人が少なく、被害が無い方へ誘導する。たとえ怪人が立ちはだかろうと絶対にサナだけには近づけさせまいと獅子奮迅する。
黒「邪魔をするな!」
怪人をあらかた片付けさらに進む。するとすぐ後ろのビルの窓が割れた。
黒「なにっ!?」
まるで待っていたかのように奇襲をしかけてくる怪人。最後方にいた二吉が怪人に狙われる。
黒(くそ…あいつとの約束だからな…!) 「おっさ……二吉伏せろ!」
俺は振り向くと同時にスラスターを吹かし今にも襲おうとする怪人の土手っ腹に巨腕を叩き込む。
「ぐぎゃぁあ!」
怪人は吹き飛ばされ、人の姿に戻る。
黒「大丈夫…ですか、二吉さん」
二「あ、あぁ…それより今おっさんって…」
黒「早く進もう!」
目的地の空き地に入ろうとした時、表の俺が建物へ降りた。
黒(おい…何考えてるんだ…?)
そしてあろう事か唯一の対抗手段のワードのボトルを割ろうとし始めた。
黒「お…!」(おい!なにしてるんだ!?)
そしてワードの成分に混ざった何かを浴びると、通信が途絶えた。
黒「なっ…まさか……サナを悲しませないって約束だったのに…!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
完全な神へと神化した俺はシヴィトロイと同じように、皆を理解しようと、そして皆を守ろうという気持ちを強める。そしていつしか空を覆うほどの翼を開く。
純白のホロスは金色の装甲からは翼が生え、機械のようなアーマーは無くなりロボットアームはBST同様ガントレットになる。しかしそのガントレットはBSTとは違い皆と手を繋ぐための優しいものへと変わっていた。
シ「まさか…そんなはずはない!中途半端な存在のお前が!完全な存在になれるはずが!!」
ホ「そのまさかだよ…!おれもしなくなかったが、お前を止めるにはこれしかなかったからな…!!」
シ「しかして攻撃出来ないのは同じ…まだ私にも勝機が…」
ホ「そんなはずないだろ!」
翼から鱗粉のようなものを散布する。空の一部から閃光が舞いそこからシヴィトロイが姿を現す。
シ「これが真の神の力だというのか…!!」
ホ「お前だけは……絶対に許しはしない!」
俺は小さな翼を収束し足に纏う。
『ゴッドホロスード!アルティメットフィナーレ!!』
加速するたびに金色のオーラを放つ足をシヴィトロイの胸部にぶつける。
ホ「はあぁぁぁぁ!!!!!」
シ「ぐぅぅわぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
シヴィトロイは金色のオーラに包まれ、消滅するかのように塵となり消え去った。
しかし空はもちろん、建物や人々は元に戻らない。
ホ「やはり…1度こうなってはダメか…。」
俺はサナ達に最後の言葉を伝えるために地上に降り立つ。
陰「眩し…!あれが、覚醒したホロス……械都は平気なの!」
ホ「平気だよ、だけどもう、戻れないんだ。」
陰「なにそれ……必ず戻るって約束は…!」
ホ「すまない、けどたまには顔見せられると思うから……」
陰「そうじゃないよ!あれを倒したらこれからは械都と………色んな思い出作って……色々したかったのに……これじゃあ………」
ホ「…!、俺もこうはしたくなかった……だけどもう遅いんだ。」
陰「そんなのって………」
山「そんなのってないだろ…!まだこの世界にはサナや他にも、色んな人がいるだろ!?それはどうするんだよ…!」
ホ「そのことについてだが…もう1人の俺に託そうと思う。これからも守ってほしい、頼んだ。」
黒「……最低だよ、お前」
ホ「…分かってる。お前にも申し訳ないことをした。」
そう言い残すとホロスは汚れた空を、街を戻そうと翼を広げ再び鱗粉のようなものを散布する。建物は戻り怪人達は人の姿に戻る。
そして空がいつものように青くなると同時に、ホロスは消えた。
ようやく終わりました、途中想定してない話や、コラボなどありましたがなんとかやりたかった終わらせた方に出来ました。ワードに感謝。
神にならないの出そうとしたけど倒せもしなければ攻撃もされないマジで訳分からんことになりそうだからやめました