とりあえず次は日曜日を目標に執筆していきます。
今日もまた、私は悪夢から逃げるように目を覚ました。掛け布団はベットの端に追いやられていて、冬の日の朝特有の冷たい空気が私の肌を刺したが、そんな私の体は汗でまみれていた。
聞こえるのは私の目を覚ました目覚まし時計の音だけだった。
風呂場に入り、シャワーを浴びた。
「どうせなら朝にも湯船に浸かりたいものだ。」
言って、私は苦笑した。一五年も日本にいるからか、すっかり日本人的思考に毒されてしまっているな。と。
取り敢えず軽く体を拭き、キッチンに移動して、ポットで湯を沸かしながらパンとスープの素を戸棚から取り出した。
朝食を摂って身支度をしてから、充電していたスマートフォンとタブレットを取り、鞄の中に入れた。鏡を見てもう一度変なところがないか確認をしてから、鞄を持って家を出た。
都心からほどない二子玉川のマンション街から駅までの道のりには、私と同じようなサラリーマンたちがたくさん歩いていた。
ふと、細い道から川面が登ったばかりの太陽の光を反射してかがらいているのが見えた。腕時計で時間に余裕があることを確認してから、河川敷の方へ歩きはじめる。
視界が開けると、多摩川と広大な河川敷を見下ろせた。風は、あまりない。東に目を向け、朝焼けを確認すると、鞄の中に折畳式傘を普段から入れている自分に少し感謝して、再び歩き出す。悪夢のことなどすっかり忘れてしまうような、爽快な気分だった。
駅につくと、かなりの人がホーム上で電車を待っていた。この時間帯にしては人が普段より多いなと訝しみつつ、列の最後尾につく。待っている間にタブレットを取り出し、自分が寝ていたあいだのニュースを確認し始める。途中でアナウンスがあり、列車が遅延していることを知ると、待っている人の多さに納得した。
ニュースを追っかけている目がある記事の見出しで止まった。
"各地の旧時代の聖地で同時多発的な奇跡論的怪奇現象。魔界24区の過激派が犯行声明。"
「魔界24区とは、また懐かしい単語が出てきたものだ。」
私がぼそっとつぶやいたその言葉は、幸いにも私以外の誰の耳にも届くことなく霧散した。
今日もまた、私は大学へ赴く。表向きの顔として。幸いにもどうにか務めることができている。
私はエバンス。
プロフェッサー・エバンス・
神の血を受け継ぐとされる、日奉氏の父と、イギリス人の母を両親に持つ、歴史学者である。
──────────────
プロフェッサー・エバンス:
若くして教授にまで上り詰めた青年。
顔が良いこともあり、彼の授業には女生徒が非常に多い。
──────────────
イギリス ケント州 メドウェイ ロチェスター出身、東京都世田谷区玉川町在住。
父は日奉(ひまつり)氏(高御産巣日神の子孫を自称)の本家の三男。考古学者・歴史学者。学会から追放されたが、超古代文明を追い求めて世界中を旅していた。ロンドンを本拠にしている間にエバンスの母と出会う。エバンスはロチェスター出身であるが、色々あって現在日本国籍のみを保有している。
母は一般イギリス人であり、エバンスの容姿は母親譲りの部分が多い。
幼い頃は母とともにメドウェイ川の近くに住んでおり、父の死亡と母の後追い自殺の後に日本に移り住んだ際、多摩川の河川敷に故郷を重ね合わせて現在の家を選んだ。因みにマンションの南向きの一室。
何故か父が遺した莫大な遺産があったため、大学生時代に人魔史(現世と魔界などの外界の関係の歴史)を専攻しながら実地調査に頻繁に赴いた。
その過程で魔界側の遺物や歴史的資料などから父が追い求めた超古代文明の存在を証明し、父の仇をうった。(この論文により世界中の歴史学会が解体・再編された。)
現在超古代文明関係の第一人者として東京人魔交流大学(設立:1873年)の教授として教鞭を執っている。
彼の授業に女生徒が多いのは、一つは彼の顔がいいということがあるが、三割ほどは玉の輿狙い、一割ほどはハニトラ狙いである。(要出典)
彼は結婚する気は今のところないと公言しているが......
また、休日には魔界の四桁番台の区(現在の魔界は一万二千区ほど存在している)によく旅行に行っている。
署名するとたまに身構えられて名字の読み方をおそるおそる聞かれることがある。
一応にじさんじライバー全員いる設定なので魔界も存在します。
また、このにじさんじ時空は正確には"物語時空"なので、世界中にあるありとあらゆる物語を内包しています。そのため、某正常性維持機関からベイカー街の探偵まで何でもいます。また、物語の性質上ほかの物語と相容れない作品は、人類が何度も興亡している中の一つの世界という設定にせざるを得ないので、超古代文明(先代文明)がいくつも存在します。
さて、この話で一気に情報を出しすぎた気がしますが、設定が難解(自分で言うな)なのでこうせざるを得ないんですてへぺろ。