この転生少女に武器を!   作:皐月の王

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遅れましたが、あけましておめでとうございます←(遅すぎる)

今回はこのすばを書きます。暇つぶしに見てください!


プロローグ

落ちる。地上から十数メートルの高さから真っ逆さまに落ちていく。意識は落ちる前から朦朧としていた。首を絞められ呼吸が出来ていなかったから当然なのだが。だけど、これで母親は警察に行くはずだ……私は死ぬが、妹だけは助かるはず。どうか幸せになって私の分まで……

 

 

「来栖詩音さん、ようこそ死後の世界へ。あなたはつい先ほど、不幸にも亡くなりました。短い人生でしたが、あなたの生は終わってしまったのです」

 

気がつくと、真っ白な部屋の中にいた。そして告げられたのは私の人生が終わってしまったことである。

 

「……はい……そうみたいですね」

 

「あ、あっさり受け入れられますね……」

 

目の前の人に驚かれたような、心配されたような感じに言われる。私からすれば、あの高さから落ちて助かるとは思っていなかったから、なんとも思えないのだ。

 

「まぁ……あの高さから落ちて助かるなんて……考えてませんでしたし」

 

ただ、淡々と言う。いつかこうなるかもしれないと。私に出来るのは妹を守ることと、考えていたから。

 

「そうなんですね。ごほんっ、では改めまして初めまして来栖詩音さん。私の名はエリスと言います。さて、亡くなってしまったあなたには2つの選択肢があります。新たな人生を歩むか。そしてもう1つは、天国的なところでおじいちゃんみたいな暮らしをするかです」

 

私は考える。何もかも忘れて新しく歩くか、それとも天国でゆっくり過ごすか……きっといい所なのだろう。まともな食べ物が食べれたり、友達がしていたゲームができたりとか……

 

「でも、天国と言っても、想像されているようないい所では無いんです。死んでいるので食欲などの三代欲求が存在しないのです。そもそも体が無いので。そのため娯楽も一つもありません」

 

……どうしよう、天国想像していたのとかけ離れていた。仕方ない……新しい人生にしようかな

 

「それに実はもう1つ選択肢があるんです。実は、とある世界で魔王や魔物的な存在がいまして、そしてその世界で亡くなってしまった方達はその恐怖から、同じ世界での転生を希望しなくなり、魂の数が足りなくなってきているです」

 

「なるほど……」

 

「それに伴いまして、一つだけ欲しい物を異世界へ持っていけるようにしているのです。伝説の武器から強力な特殊能力、またはとんでもない才能など、一つだけですが授けることができます」

 

欲しい物……と言われても、なかなか思いつかない。私は友達がゲームをしているのは数回しか見たことが無い。話しなら何回か聞いたけど、あの時はすごかった……。

 

転生した後は戦わなければ行けない。だけど、それらを貰って私が生き残れるのだろうか……私が……生前何も出来なかった私が。死ぬことで母と妹を引き離し、妹を一人にしてしまった私が……

 

「詩音さん、自分に悲観しないでください。無責任なのは承知で言いますが、これから先きっと今までよりいい事が沢山あります!今までとは違った景色が絶対に見えます!ですから、自分に自信を持って選んでください」

 

女神エリスは私の手を握り言う。誰かにそう言ってもらったことは無かった。その手は温かい。自分を信じる……難しいけど、これからなら……

 

「……ありがとうございます、エリス様。あの、持っていけるものなんですが、手にしたものを伝説の武器レベルの攻撃力にする能力が欲しいです。できますか?」

 

「具体的にはとんな感じですか?」

 

私は思いついたことを話す。棒切れでも、ただの枝でも私が手に取れば武器なる。というもので、それが伝説の武器レベルの攻撃力と効力を持つと言うものだ。

 

「なるほど、しかし耐久性はその手に取ったもの由来でもよろしいでしょうか?私がイメージ出来るのがそういうものなんで」

 

申し訳なさそうにエリス様が言う。私は

 

「はい、それで大丈夫です」

 

私が目を瞑ると、エリス様は何かを唱えた。

 

「サービスです。ほんの少し加護をかけました。では、あなたの冒険に、出会いに、幸運が多からんことを祈ります。さぁ、旅立ちの時です!」

 

「はい、ありがとうございます!!エリス様」

 

お礼の言葉を言うと私は明るい光に包まれた。

 




特典についてですが、『騎士は徒手にて死せず』をベースにしています。
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