幻想妖魔物語   作:霧島 蓮

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第二話 猫又

村人)陰陽師さんありがとうございました!

 

グレン)いいってことですよ、それが私の仕事ですから

 

村人)し…しかし…その腕…

 

グレン)平気っすよ、これくらいへでもないですから

 

(前回腕が牙に貫かれた所は包帯を巻いているが真っ赤に染まってて)

 

村人)どうもありがとうございました…どうぞお気をつけて…

 

グレン)はい、ありがとうございました、では失礼します

 

(そう挨拶をして村を後にして)

 

アスカ)陰陽師さん痛くないんですか?

 

グレン)ん?めちゃくちゃ痛いぞ?

 

アスカ)あれ?でもいたくないって

 

グレン)そんなの建前に決まってんじゃん?

 

アスカ)なんで嘘を?

 

グレン)そりゃあ助けた村の人にいたいなんて言ったらなんか愚痴とか文句を言ってるみたいだろ?

 

アスカ)まぁ…確かにあなたのせいで怪我をしましたと言ってるようなものですしねぇ…

 

グレン)それと、男はなにがあっても耐え抜いて我慢しなきゃいけないものなのさ、例えばずっとグチグチ痛いなんて言ってたら格好悪いだろ?

 

アスカ)まぁ…それもそうですね…

 

グレン)わめくくらいなら我慢したほうがまだマシだろ?

 

アスカ)男とはそんなものなのですかね…

 

グレン)そんなもんだろうよ

 

アスカ)因みに…どれくらい痛いんです?

 

グレン)泣き叫びたいくらい

 

アスカ)よく我慢出来てますね…

 

アスカ)あ、それともう一ついいです?

 

グレン)ん?なにかやらかした?

 

アスカ)貴方も無茶しすぎですよ…

 

グレン)そう?

 

アスカ)ええ、弱いとこを探すためにわざと囮になるとことかですね…

 

グレン)ありゃあしゃあないことだろ

 

アスカ)それはそうですけどももっと自分を大事にしてくださいよ

 

グレン)そうきたか…

 

アスカ)それと、貴方が囮になって注意を引いてくれたり動きを止めてくれたおかげで倒すことができましたし、ちょっとカッコよかったですよ

 

グレン)そうかなぁ…

 

アスカ)ええ、少なくとも私から見て、ですけどね、それにあなたといて楽しそうなのでこのまま正規の式神になってもいいですかね?

 

グレン)俺は大歓迎だけどいいの?

 

アスカ)ええ、もちろんです、じゃあ、改めてよろしくお願いしますね、ご主人

 

グレン)ああ、よろしくな

 

(打ち解けてから数週間後)

 

グレン)さて…今日から正式な任務だけども…陰陽師補佐がつくと聞いてるけどもいないねぇ…

 

アスカ)そうッスねぇ…二手に分かれて探すかします?

 

グレン)それでいくか、それじゃあ見つけたら俺の部屋集合ね

 

アスカ)了解ッス!

 

(二手に分かれて探し始め)

 

グレン)どこだろなぁ…噂によると妖狐らしいけども…

 

(そういいながら図書室で探していると)

 

グレン)ん?あれがそうかな?

 

(グレンの視線の先には8本のフワフワした尻尾を持つ少女が)

 

グレン)あのー、貴方が陰陽師補佐さんですかね?

 

 

??)ん?もう来たのか、いやはや申し訳ない、少しも読み物に夢中になっておってな。

 

グレン)いえいえ、初めまして、私はグレンといいます、どうぞよろしく

 

??)あ、これは丁寧にありがとう

 

イズナ)私の名は『イズナ』と言う者だ、よろしくな、グレン

 

グレン)ええ、式神と二人で探してましてね、式神のとこにいけば合流できると思いますが…

 

イズナ)よいよい、今からでも向かえばよかろう

 

グレン)そうですね、行きましょうか

 

イズナ)うむ、ゆくとしよう

 

(二人で町中を歩いていて)

 

グレン)あれー…ここらへんから感じるんだけど…

 

イズナ)もう少し中なのかもしれんな

 

グレン)そんなこといいながらいつの間にか店の中で何か食べてたりして…

 

イズナ)流石にないであろう…

 

グレン)ん?ここから感じるな…

 

(看板には食事処と書かれていて)

 

グレン)まさか…

 

(中に入るとアスカが何か食べてて)

 

グレン)あちゃー…(顔を抑えて)

 

イズナ)そんなこと…あったな…

 

アスカ)あ、ご主人ー♪ご主人も食べましょうよー

 

グレン)その前に君は何をしてるの?

 

アスカ)探す前の腹ごしらえッスよー

 

グレン)もう探し終わったからいくぞ…

 

アスカ)もう見つけたんすか?早いっすねー♪

 

グレン)君が食べてる間にね…

 

アスカ)ごちそうさまでした、さ、ご主人、新たな土地に向かいましょうよ♪

 

グレン)ほんとにこういうときは調子いいんだから…

まったく…

 

そうつぶやきながらお金を払い店を後にして)

 

(続く)

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