僕のヨーローアカデミア   作:far

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思いついたアイディアを書き出してみると、自分でもなんだこりゃという珍妙なものが。

おもいつくままにかきつくれば あやしうこそものぐるほしけれ


神「あっ。ちょっと数字の打ち込みミスった」

 

 僕のヒーローアカデミア

 

 

 僕の(ピッ)-ローアカデミア

 

 

 僕の(クルッ)ーローアカデミア

 

 

 僕の(ビシィ!)ーローアカデミア

 

 

 

 平行世界!

 

 それは可能性に満ち溢れた、IFの世界!

 

 そこでは君は、個性と呼ばれる未知なる異能を操る、ヒーローかもしれない。

 あるいは、何の力も持たないままに畏怖される、ヴィランかもしれない。

 

 中国で発光する人間が現れた事をキッカケに、世には超常があふれ出した!

 

 そして時は流れ――――

 

 力を己のためだけに悪用し、犯罪へと使うヴィラン。

 そんなヴィランや災害に立ち向かい、人々を救うヒーロー。

 

 「架空(ゆめ)」は、「現実」に!

 

 これは、緑谷出久が最高のヒーローになるまでの物語――――

 

 

 ――――――――

 

 

 ――――――――――――

 

 

 ――――――――――――――――とは、少しズレてしまった、平行世界の物語だ。

 

 

 

 

 個性が発現するのは、六十歳 からと言われている。

 

 異形系だろうと、そこは変わらない。もともとそれっぽい顔や体つきではあるが、それだけだ。

 歳を取ってからでなければ、個性という超常の力は、身に宿ってはくれない。

 

 六十歳。

 

 人生の終わりが見えてくる、これから老後とも言うべき、人生の黄昏時だ。

 

 そんな時に、だ。

 

 人生、一発逆転を狙えてしまいそうな。そんな力が唐突に身に付いてしまったら――?

 

 それまでと、それからが満足できる人生だったならば、踏みとどまれるだろう。

 

 だが。そうではなかったとしたら。

 

 現実に。ヴィランと呼ばれる存在は、一時は世に溢れた。

 つまりは、そういう事だ。世の中はいつだって、世知辛い。

 

 そんな世の中を、変えた男がいた。

 オールマイト。個性が宿ると信じて、身体を鍛えに鍛えて、六十歳でも筋肉モリモリマッチョマンな体型を維持して――

 

 ――宿らなかったので、筋肉ムッキムキの婆さんから個性を受け継いだ男だ。

 

 そして受け継いだ力で、ヴィランや災害を力でねじ伏せ続けた、平和の象徴。

 彼がヴィランを殴るその姿は、老人虐待ではないかと毎度抗議の電話とメールが届くらしい。

 

 そんな彼も、もう 九十歳 を越えた。

 

 後継者を育てるか、見つけてはどうか?

 そんな真っ当なご意見を、世界中からいただいた彼は、一人の中年と出会う。

 

 それは見るからに無個性か、もしくはインドア系の個性になるだろうと思える、くたびれた男だった。

 

 運動はしてこなかったのだろう。小さめの身体に、肉はほとんどついていない。

 目は酷使されてきたらしく、分厚い眼鏡がかけられている。

 髪の毛だけは根性があるのか、フサフサを越えてもじゃもじゃだ。

 

 どうでもいいが。もう数年前からコッソリと頭頂部に大人のふりかけを使用しているオールマイトは、そこだけは彼に殺意を覚えた。

 

 だがその見るからに冴えない中年男は。オールマイトの目の前で、理不尽を前にして抗って見せた。

 金髪にツリ目で、筋肉質の身なりのいい、ゴールドのチェーンを付けた、今や絶滅危惧種のヤクザの幹部――

 

 ――いや別に、彼に対して抗ったのではない。彼はくたびれた男の、幼馴染だ――

 

 ――ヤクザの幹部。彼がヴィランに襲われているのを見て、助けようと駆け出していったのだ。

 

 「考えるより先に、身体が勝手に動いていた」

 

 助けねば。その想いが、身体を動かす。つまりは、ヒーローとしての資格有り。

 

 オールマイトは、中年男を平和の象徴の後継者へと育ててみようと、そう決意した。

 

 中年男の名前は、緑谷出久。

 

 これは、彼が最高齢 のヒーローになるまでの物語だ。

 

 

 




入学式?ガイダンス?そんなのやってるヒマないよ。寿命で死ぬぞ。俺が。
とか言っちゃう相澤先生がいる学校へ、六十近くから筋トレを始めるデクくんは、入れるのだろうか。実は自信が無い。
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