波風ユウ物語   作:游斗

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第3の試験開始

タクトが起きないまま時間は過ぎ、遂に第三の試験が始まることになってしまった

 

「まずは第二の試験通過おめでとう!」

 

そう言いながらアンコはユウと戦ったあとの大蛇丸との戦闘のことを思い出していた

 

「…あなた…あの班のユウくんとタクトくんより劣っているわよ…」

 

実際にどうかを確かめるためにその2人を注意して見ようと思っていたがその内の1人が大蛇丸に呪印を付けられていると聞いて驚いた

そしてまだ起きてないと聞き大蛇丸の考えについて考えていた

 

「そしてこれから第三の試験の説明が火影様からある!」

 

アンコさんが行ったあと三代目様とハヤテさんから説明があった

 

残ったのは24人そこから試合が始まっていく

最初の試合はまさかの…

 

「第一試合 ナミカゼ・ユウVSヤクシ・カブト」

 

カブトは今回棄権してなかった。何故かはわからないけど相手にして申し分ない、そしてここで消耗させればハヤテさんを守れるかもしれない

 

「それでは第一回戦開始!」

 

最初は様子見落ち着いて行動する

 

「水遁・水衝波」

 

カブトから攻撃してきたそれならいつも通りのスピード勝負でいけるか…

 

「風遁・大突破!」

 

自分の周りに風を発生させ水を弾き飛ばす

 

水で相手の視界が塞がれているうちに手裏剣を口寄せして出す

 

「うちは流手裏剣術『伊吹』八連!」

 

修行でイタチさんに習った技の1つ

風遁を使って勢いを増し、その8個の手裏剣を曲げて防ぐことを不可能にする技

 

一見どこに投げてるんだ?と思わせてから急に曲げる技だ

 

その手裏剣を弾き返そうと水遁を使ってくるが

それだけじゃ終わらない

印を結び術を使う

 

「さらに追加で影手裏剣の術!」

 

さらに8枚の手裏剣が相手を襲う

正直ただの下忍だったらこれで終わる

他の担当上忍も驚いているが

まあやっぱり耐えていてボロボロになったように見せかけているがチャクラはしっかり余ってる

 

まあだけど舐めている。もう隠す必要も無い

相手を掠めた手裏剣には飛雷神のマーキングがある

そこに飛び後ろから攻撃して気を失わせるつもりで攻撃した

余りの急な不意打ちでカブトをぶっ飛ばす

 

「…すみません棄権します」

 

遂に言ってきた

 

「えーそれではユウさんの勝利ということでいいですか?」

 

「はい、大丈夫です」

 

 

「ゴホン!勝者波風ユウ!」

 

勝ちはしたが正直まだ余裕そうだった

 

「流石だなユウ!」

 

「ありがとう」

 

サスケからそう言われたので素直に返す

満足はしていないがサスケ自体に呪印は付けられてない

そう思い、タクトのことを気にかけながら仲間と勝利を喜んだ


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