ご飯を食べたを終えたボク達はお店の外に出て、草原に出る。
「怯えるな、絶対に魔物からは守ってやるから」
「ほら、俺は雑魚にかまれている位じゃ痛くも痒くも無いんだ」
「痛くない、の?」
「全然」
「そーだよ!だってナオフミは盾の勇者だもん!」
「盾の……勇者様!?」
「……あぁ。とにかく行くぞ」
「うん……コホ……」
「ほら、さっきやったようにナイフで刺すんだ」
「……うん!」
ナオフミはレッドスモールシールドとマッシュシールドとブルーマッシュシールドとグリーンマッシュシールドを解放した。
けどこないだ武器屋のおじさんにコピーさせてもらった盾…『隕鉄の盾』には及ばないんだって。何でもりゅーせー盾って言うらしい。
日が暮れてきて野宿の準備をする。
ボクはらふたりあに効く薬を飲ませた。
ナオフミも色々試してた。
パチパチパチ……。
焚き火をして体を温めながらボクは寝た。
その後ナオフミはプチメディシンシールドとプチポイズンシールドを解放してたらしい。
日がだいぶ上がった頃、らふたりあはボクとナオフミが目が覚めるのを待っていた。
「城下町に行くの? 」
「ああ。それと咳がなくなってきたな。」
らふたりあはボクが作った薬とナオフミの作った薬の二つを飲んだ。
それから薬屋で薬を売った。
「ふむ……品質は悪くありませんね。勇者様は薬学に精通しているので?」
「いや、昨日初めて作った。直接薬草を売るのとどっちが儲かる?」
「難しい塩梅ですな。小回りが利く薬草の方が使いやすいですが、薬も薬で助かる場合も多い」
「最近は予言の影響で薬の売れ行きが良いので、今のところですが薬の買取額の方が高いですよ」
「ふむ……」
「なあ、もう使わない道具は無いか?」
「……2週間、薬草を売りに来ている辺りで、言うと思いましたよ」
「あくまで倉庫に眠っていた中古品ですから、いつ壊れるか分かりませんよ」
「初心者には良い道具だろ」
バルーン風船をらふたりあが欲しそうにしてたからナオフミがボールを作ってらふたりあにプレゼントした。
「なんだ? いらないのか?」
「う、ううん」
らふたりあは嬉しそうに笑った。
今まで見たらふたりあの笑顔で1番の笑顔だった。
「今日の分の仕事が終わったら、遊んでいて良いからな」
「うん!カービィさんも!」
「うん!」
ボクはしばらくらふたりあとボールで遊んだ。
それからボクたちは昨日の森まで歩いて来ていた。
「初めて戦う魔物だ。俺が先行して様子を見る。大丈夫そうだったら突くんだぞ」
「「うん!」」
「たあ!」
「スカイエナジーソード!」
「ぶえ、気持ち悪!」
ナオフミはエッグシールド、ブルーエッグシールド、スカイエッグシールドが解放された。
ボク LV10
ナオフミ Lv8
ラフタリア Lv7
ぐう……。きゅるる……。
「「お腹空いた……」」
「そうだな、帰ったら飯にするか」
「ご飯!ご飯!」
その後お腹いっぱいに食べたボクたちは宿を探していた。
「今日はここに泊まるの?」
「ああ」
「ちょっと連れが夜泣きするかもしれないが泊めてくれないか?」
ナオフミは脅しと言わんばかりにマントの中に隠したバルーンをチラつかせる。
「そ、それは――」
「頼めるよな? 出来る限り静かにさせる」
「は、はい」
らふたりあはボールで遊びたそうにしてる。
「日が落ちきる前に帰って来いよ。後、なるべく宿の近くで遊べ」
「「はーい!」」
しばらくボクとらふたりあが遊んでいると……。
「亜人がなんで俺達の縄張りで遊んでんだ!」
「コイツ、良い物持ってるぜ、よこせよ」
「え、あ、その……」
「やめなよ!」
「あぁ゛?何だこいつ!ピンクボールじゃねーか(笑)」
「むぅ…だったら魔法を見せてあげる!」
ボクは杖を取り出して吸い込む。
きゅいーん
「コピー能力マジック!」
「なんだよ、帽子をかぶっただけじゃねーか。」
「サイクルビーム!」
「ま、まじかよ!?こ、今回は見逃してやるっ!あばよ!」
逃げていった。
そこへナオフミがやって来た。
「大丈夫かラフタリア、カービィ。」
「「うん。」」
「あ、あの……、カービィさんありがとうございます!」
「うん。」
そのあとボクは今あったことをナオフミに話しながら宿に戻った。