遠山桜は正義の味方である   作:カフェイン中毒

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 雄英高校から退学する―――――そう、俺が発した言葉に目を見開く相澤先生にオールマイト・・・まあそうだろうな。せっかく入学できた雄英高校に除籍処分でも何でもなくただ出ていくというのだから。いち早く気を引き締めたのは相沢先生だ。彼はかぶりを振って気持ちを切り替えると口を開いた。

 

 「・・・どうしてだ?ここ数ヵ月お前を見てきたが自分から退学を申し出るなんてタマじゃない。もし、今回の件で「相澤君」・・・オールマイトさん?」

 

 話を遮ったのはオールマイトだ。包帯だらけで腕をつった彼の・・・それでも瞳だけは輝きを失ってない。オールマイトは片手で肩に手を置いて相澤先生を止めると俺に向き直って半ば確信めいて言葉を紡いだ。まあ、事情知ってるから予想もつくよな。

 

 「かなで少女の・・・ことだね?」

 

 「はい。あいつ・・・オールフォーワンは人工天才のことを知ってました。かなでの個性までも完全に把握しているようです。だから・・・狙われた」

 

 オールマイトが無事な方の手をぎゅっと握りしめ、ギリ・・・と歯を鳴らした。すぐにふっとため息をついて口を開いた。相澤先生は静観してくれているがもう俺も相澤先生に対して隠すつもりはない。たしかにかなでは特別だ。出自も個性も。けど・・・血のつながった家族だ。たとえそれが軍の実験だろうが何だろうが俺には兄としてかなでを守る義務・・・いや、守ってやりたいんだ。ロスアラモスの過激な実験なんかよりも温かな、それでいてどうということはない普通ってやつを、当たり前にしてやりたい。そのためならば俺は、できることは何でもやってやる。

 

 「もう、戦えなくなった私や雄英のことは信頼できないのかい?引き止められる立場じゃないことはわかっているんだ。だけど、私は君たちにしてもらったことをまだ十分に返せてないんだ」

 

 「個人としての先生方のことは信頼してますし尊敬しています。ですが・・・何度も襲撃を許し、対応も後手に回ってしまっている今の雄英に・・・俺だけならともかく妹まで預けることはできません。相澤先生、話が見えてこないと思いますので・・・かなでの事情について説明させてもらいます。絶対に、誰にも言わないでもらえますか?」

 

 「・・・わかった。お前から聞いた話はたとえどんなことがあろうとも漏らさない。聞かせてくれ」

 

 相澤先生が頷いてくれたので俺はかなでの出自について話していく。人工天才のこと、個性のこと、ロスアラモスのこと・・・そして世間にばれた以上必ず雄英が戦場になることも。気づいたときには30分以上たっちまっていた。目覚めてすぐこんなに話す羽目になるなんて今日は厄日だぜ。まあ必要なことだ。

 

 「こんなことを言いたくはありませんが今ヴィラン連合のことでいっぱいいっぱいな雄英にかなでという更なる火種は手に余ります。そうなる前に俺たちは姿を消してほとぼりがすむまでは隠れていたい。幸い伝手は多い、日本から出ちまえばあとはどうとでもなります」

 

 そう俺が締めくくると相澤先生は俺の机の上にあった退学願を手に取った。彼はそれを開いて中身を取り出し目を通し始めた。その便せんには当たり障りのないことしか書いてない。当たり前だが残る可能性があるものにかなでの事情なんか書けるかよ。目を通し終えた相澤先生が便箋をもとの封筒に戻してまた机に置き口を開いた。

 

 「遠山、今聞いた話・・・お前がどうしたいかという言葉が全くなかった。退学願にもだ・・・本当にそれでいいのか?お前はどうしたい?妹のことは抜いて・・・お前の言葉を聞かせてくれ」

 

 思わず目を剥いた。まさか相澤先生がここまで理詰めで話してきたのにまさか感情論を持ち出してくるなんて・・・正直ここまで話せば合理性を第一に考える相澤先生のことだ。何も言わず退学届けを受け取ってもらえると考えていた。でも、そうだな・・・もし、妹とか、人工天才とか、ヴィラン連合とか・・・そんなしがらみが無いならば―――――

 

 

 

 「・・・雄英高校に・・・いたいです。兄さんのように、雄英を卒業して・・・父さんのような、人を守れるヒーローに―――――」

 

 

 「ならばなぜ俺たちを頼らない!!!」

 

 怒号だった。相澤先生がこんなに声を荒げるなんて、と思わず面食らってしまう。目をぱちくりする俺とオールマイトをよそに相澤先生は続ける。

 

 「確かに今の雄英はお前とお前の妹にとっていい信頼できる居場所ではないだろう。だが、付属に入学してきた時点でお前の妹に事情があることは全職員が理解しているし配慮だってしている!すべてを明かさないでいてもお前が一言協力を求めれば必ず助力はする!そんなことはお前だってわかりきっているはずだ!迷惑をかけるだのそんなくだらないことは考えるな!なりふり構わすしがみつけ!お前ひとりで守り切れるほどヴィランどもは甘くないしお前も強くはない!」

 

 「・・・相澤君の言うとおりだ、遠山少年。君はまだヒーローとしては有精卵、大人に庇護されるべき一人の子供だ。君は確かに強い。強さだけなら十分プロとして何とかなってしまうだろう。けど・・・許されるなら、まだどうか私たちにもう一度チャンスをくれないかい?私たちに君の・・・先生でいさせてほしい」

 

 「・・・もう少し、考えてくれ。これは預かっておく。明後日の同じ時間にまた来よう。こんな時間に来てしまって悪かったな・・・じゃあ、また」

 

 そう言って、相澤先生にオールマイトは出ていってしまった。残された俺は・・・自問する。確かに俺はかなでが俺の家に転がり込んだ時点で何かあった時は俺が雄英をやめてジーサードのとこに転がり込もうと考えていたし話だって通していた。俺が・・・どうしたいか、か。・・・本当はどうしたいんだろうな、俺は。

 

 そんなことを考えてるとまた睡魔が襲ってきた。体力を使いすぎたか・・・・俺はあらがうこともせず逃げるように眠りについた。

 

 

 

 翌日、時計を見るといつもより3時間も遅い午前9時に起きた。起き抜けにサイドテーブルに置手紙があった。それには朝にもう一度リカバリガールが治癒してくれたこと、そして今日から面会謝絶が解けることだ。よくよく体の調子を確認すれば確かになんだか寝起きなのに疲れている気がする。なお腹にはまだ穴が開いてる模様。しかも傷が残るってさ。いやになっちまうな。

 

 そんなこんなで昨日のことを考えてるとガンガンガンと乱暴なノックが響いた。誰だ?というか病室前まで来てたのに気配が一切感じられなかったんだが?返事をするとドバンと乱暴にドアを開けてズンズン部屋に入ってきたのはジーサードだ。かなでたちもいるのかと思ったがどうやら一人のようだな。

 

 「よう兄貴、死にぞこなったようで何よりだぜ。腹の調子はどうだ?」

 

 「ああ、絶好調で泣けてくるぜ。お前がここに来たってことはかなでのことはひと段落着いたんだな?」

 

 「おう。まあまだかなめとキンイチの護衛がついてるけどな。だがまああんなことがあった後ドンパチ騒ぎを起こすアホは多くねえ。兄貴が起きたって聞いて泣いてたぜ?かなめもな。まあ無事なのはわかったぜ」

 

 そういってジーサードは捜査状況をいろいろ話してくれた。元凶のオールフォーワンは現在監獄の中、逃げた死柄木たちの行方はつかめずということらしい。まあ黒霧の野郎がいる限り死柄木たちは捕まらないだろうからな・・・空間転移とか反則もいいところだぜ全く。

 

 「ところでジーサード、退院したら・・・前話した通り退学しようと思う。昨日もう学校側に話をしたんだが・・・引き止められちまってな。先にお前だけでも「NOだ。受け入れねえぜ」・・・は?」

 

 俺が退学の話を出した途端眉を引き締めたジーサードがきっぱりと否定した。まさか協力すると約束したジーサードが否定すると思わずぽかんとアホ面をさらした俺にジーサードは一笑い入れて話し出した。

 

 「確かに兄貴が退学すりゃかなでは守ることができるだろうよ。けどなあ兄貴、そりゃ雄英のやつらと離れるんだぜ?兄貴ははじめっからそのつもりだからいいだろうが、かなではそうじゃねえ。仲良くなったやつらと離されるんだ。しかも大好きな兄貴の夢を自分のせいで奪い取るっつーおまけ付きでな」

 

 たしかに、そうだ。ここで俺が退学しかなでを守ることに専念すれば・・・守ることはできるだろう。かなでの心に多大な傷を残すという形で。黙りこくった俺にジーサードがまくしたてる。

 

 「んなことになったらかなでは壊れちまう。ただでさえ負担がかかってるのに、だ。だから退学なんてバカな真似するんじゃねえぞバカ兄貴。安心しろ、このジーサード様が兄貴が卒業するまで、雄英には手出しさせねえからよ」

 

 そう言ってジーサードは席を立った。考え込むおれを一瞥して呵々大笑した弟は「せいぜい悩むんだな、兄貴」といって来たときと同様に乱暴にドアを開けて出ていってしまった。どうするべきかわからなくなっちまったな・・・

 

 

 

 うだるような暑さであろう外を見ている。窓の外は地獄だろうなと現実逃避している。もう午後、夕方に近い時間帯だ。こう何もせずベッドの上にいるっつー時間は暇で暇でしょうがねえな。スマホでネサフするのも飽きたしなあ・・・

 

 コンコン、とノックが響いた。ジーサードきたし誰だ?俺が面会謝絶解かれたのを知ってるのは先生方と家族くらいだし・・・返事をすると入ってきたのは・・・

 

 「・・・よう」

 

 「爆豪・・・?」

 

 まさかの爆豪である。正直コイツ見舞いに来るような性格じゃねえし絶対来ねえと思ってたんだが・・・天変地異の前触れか?とめちゃくちゃ失礼なことを考えてるとベッドサイドまで来た爆豪がまた意外なことに見舞いの品をテーブルにおいて座った。

 

 「爆豪、無事だったんだな。事件直後なのに出歩いていいのか?」

 

 「昨日、放免されたんだよ。俺の事なんざどうでもいいだろ。テメェの妹の心配してやがれ・・・それにわかってんだろ」

 

 「かなでのことか・・・・」

 

 意外だ。こいつの性格上他人の事なんざどうでもよくてただひたすら自己を鍛えていくストイックで自他ともに厳しいから俺たちの細かな事情なんかどうでもいいと思っていた。本来なら話してやるべきなんだろうし、こいつだって口を割ることはないだろう。それくらいなら爆発するような奴だ。けどまだ・・・緑谷みたいな特別な事情でもない限りクラスのやつに話す気にはなれない。

 

 「テメェあの夜狙われたのは妹だつってたろ。知らねえで巻き込まれるのはごめんだ、話せ」

 

 「・・・詳しい事情は言えねえ。けど、個性がらみだ。かなでの個性は俺たちの家系では発生しえない突然変異の特別なものなんだ。それをあのヴィランが欲しがった・・・・それだけの話だ」

 

 「・・・そうかよ。話せねえならまあいい。興味もねえしな」

 

 そう言って爆豪は鼻で笑った後椅子から立ち上がる。もう帰るつもりらしい・・・ほんとにそれだけ聞きにきたのかよ・・・・そうだ、こいつなら多分スパッと切ってくれるんじゃないだろうか。

 

 「なあ」

 

 「んだよ、うるせえ」

 

 「俺が雄英を退学しようとしてるっていったら、どうする?」

 

 俺に背を向けた爆豪がピタッと止まった。爆発とかしねえだろうな?しばし止まった爆豪は俺の言葉がかなで関係であると結論付けたように背を向けたままこう答えた。

 

 「どうでもいい」

 

 「・・・そうかよ」

 

 

 

 

 

 「――――――けど、俺に勝ったまま逃げるのは許さねえ」

 

 そう言ってぴしゃりとドアを閉めて爆豪は帰っていった。なんとも爆豪らしい言葉だな。

 

 

 

 

 しとしとと雨が降る。今日は曇り時々雨だ。いい加減この缶詰生活にも鬱になってきそうだぜ・・・気分が沈んでるのはまだ踏ん切りがつかなくて悩んでるってのもある。こういう時こそ体を動かして発散したいとこだが今そんなことしたら傷が開いてあっぱらぱーだ。おとなしくベッドの呪縛の中にいるしかない。どうでもいいテレビ番組のニュースが雄英やオールマイトのことをずっと特集してるのをぼーっと眺め続けているとどたどたと部屋の前が騒がしくなった。なんかここ2日間人が来る頻度多すぎじゃねえ?と考えてるとノックもせずにバン!とドアが開いた。えー・・・そりゃねえよ。

 

 

 「キンジ君!!」

 

 「透!?おまえなんで病室の場所知って・・・!?」

 

 「無事でよかったよおおお!!!テレビでヴィランにお腹刺されたのを見たとき・・・心臓が止まるかと思った・・・!」

 

 俺の疑問をさておいてクラスのやつらは知らないはずの病室になぜか透がきたのだ。彼女は俺の姿を確認すると足早にベッドに駆け寄ってその場に荷物を落とし俺に抱き着いてきた。女子特有の甘い香りと透の柔らかい体の感触に俺は自分が怪我をしてるのを忘れて思わず身をひねろうとして・・・止まった。透が震えているのと、病院着の肩口が静かに湿ってきたからだ。

 

 ・・・泣いている、クラスのムードメーカーでいつも明るい透が、俺の無事に感極まって。思わず動きを止めてしまった俺は、とりあえず落ち着かせようとかなでにするように透の頭をなでてしまう。

 

 「落ち着け、まあなんだかんだあったけどオールマイトのおかげで一応生きてるし後遺症も残らねえよ・・・心配かけて悪かったな、まあほら、もうすぐ治るから泣くな、な?」

 

 「うん・・・うん・・・!」

 

 俺のヘッタクソな慰めに頷きながら涙をこぼす透が落ち着くのに15分ほどかかって何とか離れてもらった俺は改めて椅子に座った透に向き直る。彼女は思いっきり泣いてしまったことが恥ずかしいのか透明な顔を少し手で覆い隠してる。泣き止んでくれてよかった・・・それに直接無事な姿を見れたから、な。

 

 「で、透。なんでお前この病院が分かったんだ?お見舞いに来てくれたのは嬉しいけどここは関係者しか知らないはずなんだが・・・・」

 

 「・・・爆豪君に教えてもらったの。昨日の夜、いきなり連絡が来て・・・「どうでもいいけどあの根暗野郎どうにかしろ」って。びっくりしちゃった」

 

 「・・・はあ?」

 

 爆豪が?え?あの爆豪が?上鳴いわくクソを下水で煮込んだ性格の爆豪が昨日の話を聞いて俺のことを案じたってのか?本当に天変地異の前触れか何かか?ととんでもなく失礼なことを考えてると透がためらいがちに口を開いた。

 

 

 「ねえ、キンジ君」

 

 「なんだ?」

 

 「雄英、辞めないとダメ?」

 

 爆豪のやつ、そこまで話したのか・・・!透はまた泣きそうになりながらスカートを膝の部分でぎゅっと握りしめて俺の言葉を待っている。俺は出来るだけ真摯に答えようと口を開く。

 

 「かなでを守るためだったら・・・多分それが最善なんだ」

 

 「そっか・・・ねえ「けどな」」

 

 透がまた口を開こうとするのでまだ言い切ってない俺は遮る。俺は・・・俺個人としては――――――

 

 

 「俺としちゃあ、辞めたかねえ。せっかく入学したし、お前みたいにクラスのやつらと仲良くなれた。まだまだ雄英でやりたいことがわんさかある・・・だから、迷ってるんだ」

 

 俺の言葉を聞いた透は涙声でまた返してくる。きっと顔も泣きそうなくらい歪んでいるんだろう。情けねえ、男のくせに女子を泣かせているなんて・・・俺の勝手な都合なのに・・・!

 

 「・・・私は・・・まだキンジ君と一緒に雄英に通ってたい・・・一緒に話して、ご飯食べて、かなでちゃんやクラスのみんなと笑ってたい・・・1-Aからキンジ君やかなでちゃんがいなくなるなんて・・・耐えられないの!」

 

 その言葉を皮切りに透はまた、泣き出してしまった。深い後悔が俺を襲う。俺の考えたつもりが安易だった行動がこうまで周りに迷惑をかけて、家族どころか友達まで巻き込んで泣かせた・・・よし、決めた。ここまで言われてうじうじしてちゃあだめだ。切島ってわけじゃねーが、男じゃねえよな。

 

 

 「決めた」

 

 「・・・え?」

 

 俺の唐突な言葉にぽたぽた涙を落してうつむいていた透が顔をあげた。ベッドサイドからタオルを取り出して透の顔をぬぐってやりながら覚悟を決める。もう迷ってるわけにはいかねえ。

 

 「辞めねえ。俺はまだ、雄英でヒーローを目指そうと思う・・・情けねえ男だけどこれからもよろしくな、透」

 

 「・・・!うん!キンジ君!よろしくね!」

 

 泣いていた時から一転、パァっと笑ったように見えた透が俺の手をつかんでぶんぶん振り回した。いってえんだけど!?ま、手痛い授業料だと思うことにしよう。俺も覚悟を決めたことだし、な。握手を終えた透は床におきっぱにしていた荷物を拾い上げて「お土産―!」ところころ笑っている。現金なことだな・・・今はそれが、とてもありがたい。

 

 

 それから数時間、透は嬉しそうにいろいろ話してくれた。家であったこととかクラスのやつらのこととかな。俺もそれが結構面白いもんで思わず笑っちまったよ。一応スマホで一度生存報告をしたけど実際に話を聞くのじゃ大分違うからな。ともかくみんな無事でよかった。と俺にしては結構テンション高めで相槌を返していく。そうしているとコンコン、とノックが入った。多分、相澤先生かな?

 

 返事をしてドアが開くとやっぱり相澤先生だった。相沢先生は透がいるのを見つけて少し眉をあげたが俺の顔を見て悟ったのだろう。いつものにやりとしたニヒルな笑みを浮かべて口を開いた。

 

 「遠山、いいことでもあったか?とりあえず預かっていたこれ、返すぞ・・・・で、どうする?」

 

 返された退学願に透が一瞬固まった。相澤先生も人が悪いな、どうせ答えがわかってるんだろうによ。

 

 受け取った退学願を封筒ごと真っ二つにビリィ!と景気よく裂く。もうこんなもん必要ねえからな。ただの紙屑だ。相澤先生の真似をしてかっこつかない笑い方をしながら口を開く

 

 

 「またこれから、よろしくお願いします!」

 

 「――――任せろ」

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