遠山桜は正義の味方である   作:カフェイン中毒

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再・第六弾

 どうにかこうにか殺意しか感じなかったトクメンの試験を何とか乗り越えた俺は、その場で発行されたトクメンの免許証をとりあえず財布にしまいながらジーサードに連絡入れる。向こうは深夜だろうがあいつなら起きてるだろいつも通り。

 

 『よう兄貴、ご機嫌か?』

 

 「ああ、間違いなくな。トクメン受かったからこの前頼んだやつ組み立てて送ってくれね?」

 

 『ハッハー!そういうと思ってもう雄英に送ってあるぜ。多分もうついてるはずだ』

 

 「おまえ俺が落ちてたらどうするつもりだったんだよ・・・」

 

 『どうせ兄貴は受かるだろうからな。お、わりい仕事はいった。じゃ、かなでによろしくな』

 

 信頼されてるのかなんなのかわからない言葉を言われて複雑な気分だがありがたい限りだな。とりあえず帰ったら相澤先生あたりに聞いてみよう。俺は無茶なことやったせいで筋を違えたかもしれない体を引きずりながら雄英に行きのバスに乗り込むのだった。

 

 

 「・・・ただいまー」

 

 「「「「おか・・・えり???」」」」

 

 「どどどどうしよヤオモモ!遠山がやつれてるよ!?」

 

 「ええ、よほど過酷な試験だったのですわね・・・今にも倒れそうですわ」

 

 「あの遠山がこうなるなんて、よっぽどやばいみたいだね・・・トクメン」

 

 「わわわわ遠山君!?大丈夫なん!?」

 

 「ケロ・・・遠山ちゃん、大丈夫?」

 

 「わーキンジくん!?キンジ君大丈夫!?今にも死にそうな顔になってるよ!?」

 

 思ったより時間がかかったため遅くなった俺が寮に帰ってくるとそんな心配の声をあげてくれている我らがA組の女子連中が出迎えてくれたのだった。どうやら彼女たちは共用リビングで女子会?というかお茶会をしていたらしく予想外の体力消費をしたツケがバスの中で襲ってきてグロッキーな俺を引っ張ってソファに座らせてくれた。すまん、正直死にそう。

 

 「遠山さん、よかったらどうぞ。カモミールティーですわ」

 

 「わりぃ八百万。ありがたく頂くわ」

 

 邪魔しちゃ悪いと思ったが八百万がせっかく淹れてくれたのでありがたくハーブティーを頂くことにする。一口飲みこんでやっとこさ休まった気がした俺がでっかいため息をつくと芦戸がちょっと興奮したように身を乗り出してきた。というか目の前にやってきて俺を覗き込むな、なんだそれは?

 

 「ねー遠山。試験どうだったの?受かった?」

 

 「ああ、一応な。お前らもトクメンとる気ならマジで覚悟しといた方がいいぜ」

 

 「受かってよかったわね遠山ちゃん。でもそんな難しい試験だったのかしら?」

 

 「少なくとも俺は受けてる途中5回くらい死を覚悟したぞ。あとバイク乗れるようになっとけ、取る気なら」

 

 「私は出来れば取りたいと思ってるのですが・・・そんなに厳しかったのでしょうか?」

 

 「ああ、少なくとも俺は2度と受けたくないね」

 

 透が「免許証みせてー!!」というので財布から引っ張り出した免許証を渡してやって試験内容が気になるらしいやつらに今日俺があった責め苦を話してやる。というかあの試験通す気ないだろって思ったけど先輩方とってる人多いんだよな?やべえな雄英、魔窟じゃん。話すにつれ顔色が悪くなっていく女子連中が明らかにドン引きしだしたのであとは端折って話してやる。

 

 「まあ、そんな感じだな。最低でも時速150出さんとクリアできんし妨害を乗り越える機転と戦闘力を要求される試験だった」

 

 「・・・とろうと思ったけどやめようかな」

 

 「遠山君、よく生き残ったね・・・」

 

 「キンジ君よく頑張ったよ!誉めて進ぜよう!」

 

 「おう、ありがとな透。正直死ぬかと思ったが、まあ何とかなったよ。ま、取るとらないは自由だけどとるつもりなら協力程度はするぜ。正直あれを増強系じゃない女子の筋力でやれるかどうかは疑問だけどな。乗ったバイク、あれ抑え込むの本当大変だったんだからなあ」

 

 「どんなバイクだったの?」

 

 「最高速250㎞でるバイク。アクセルがめっちゃピーキーに設定されてて気を抜くと発進するときウィリーしそうになったよ。30分で乗りこなすつもりが結局1時間フル必要になっちまったからな。あんなんでスタントみたいな運転しなきゃいけないんだから・・・っとわりぃそろそろ限界だわ。先失礼するぜ。八百万、お茶ありがとうな。うまかった」

 

 ふいに眠気が襲ってきたのでさすがに休もうと思い、飲みかけのお茶を一気飲みしてから八百万に礼を言って立ち上がる。試験場でシャワー貸してもらえたから風呂はいいや。ふらふらと立ち上がってエレベーターに向かい、ボタンを押し込んで乗り込む。後ろからこんな会話が聞こえた。

 

 「キンジ君、大丈夫かな・・・」

 

 「ええ、ほんとにお疲れの様子でしたわね・・・」

 

 「ふらふらだー。でも試験内容ぶっ飛びすぎじゃない?」

 

 「聞いてるだけでも受けたくないな。どうしよっかなあ・・・でもあったら絶対便利だよ」

 

 「確かにそうね。でも今の私たちじゃ合格は無理そうだわ」

 

 「遠山君ですらギリギリやもんね。乗り物に乗った状態で銃を対処したりするのは私には無理かなあ」

 

 多分だけど人によって試験内容変わるんじゃね?と思うが。だって俺の場合、俺の個性に対してうってつけともいける妨害ばっかだったからな。個性を使用しつつ安全なドライビングができるかということも見られてたんだろう。確証のない話は言えないからさすがに口にはしなかったけどな。それ以上の会話はエレベーターの扉が閉まって聞けなかったが、これ以上邪魔するのも悪い。俺は何とか制服を着替えそのまま布団へダイブするのであった。

 

 

 

 

 翌日、疲れていたためよく確認せず自分の布団に入って寝た俺は腕の中にある柔らかくも温かい感触で目を覚ました。しょぼしょぼとする瞳をこすろうと右手を動かすと、ふわふわと柔らかい感触をした縄のようなものが俺の手を一周してるのに気づいた。なんだこれ?と思わずそれを左手できゅっと握ると腕の中の何かが「あっ・・・んぅ・・・」と何やらつやっぽい声を出したので一気に目が覚めた。

 

 これ、猴の尻尾じゃん!というか俺!猴を抱き枕にしてる!?いや確かに桃っぽい甘くていい香りがするしかなでとは別の柔らかい感触が腕や胸板に伝わって・・・ええい!なんでこうなっている!?普段ならかなでがいるだろ!?と隣の布団を見るとそこにはかなでの姿はなく遅ればせながら背中にあったかな重みがあることに気づいた。

 

 首だけで後ろを何とか見ると背中に抱き着くかなでの姿が・・・!脳内によぎった峰田が「幼女サンド・・・!!!」とサムズアップをしていい笑顔を向けてくる。とりあえずその顔面に桜花をぶち込んでやりたい。しかしどうしたもんか・・・動けな・・・ん?

 

 「猴、お前起きてんだろ」

 

 「あい!?ちちちがうのです遠山!猴はきちんと眠って・・・・あっ」

 

 「ほぉー」

 

 腕の中の存在がみょーにあったかくなったと思ったらやっぱり起きてたか。多分尻尾触った時だな?好き勝手に布団に入られたのは流石に腹が立ったので甘くヒスってた俺は

 

 「寝てるのか・・・寝てるならしょうがないな・・・悪い子め」

 

 「あいっ・・・!?」

 

 ぎゅっと、離れつつあった小さな体を抱き寄せて密着してやった。布団をかぶって反応は見えないが腕に巻きついた尻尾の力が強くなり腕の中の体がさらに熱くなっていく。というかまだ夏なんだから布団の中で熱中症になっちまいそうだ。

 

 「猴、君はどうしたいんだい?こんな風に男の布団に入り込んだりして・・・そんなに悪い子だったかな?猴?」

 

 いたずら心がうずいた俺は兄さんから教わった遠山家の逆ハニートラップ、男版はロメオというらしいがとにかくそういうときに使う「呼蕩」という技術でお仕置きすることにした。女心をくすぐる甘い声を出し、女の名前を連呼することで相手を一種の催眠状態に置く技術だ。こんなことをされた猴は

 

 「あっ・・・ふぇ・・・・あぅ・・・」

 

 ぷしゅー、と頭から湯気を出しお目目をグルグルにして気絶してしまった。さすがにこれで懲りてくれるだろう。俺はヒスったせいでどうにも冴える頭を持て余し、抱き着いてる二人をするりと抜けてお互いが抱き枕になる構図に変えて朝風呂に向かうのだった。

 

 

 ひとっ風呂浴びて疲れを洗い流した俺が元の状態に戻りやったことをすさまじく後悔しながら部屋に戻ると、よくわかってないかなでと顔が真っ赤な猴がお出迎えしてくれた。まあその、悪かった。

 

 「おはよう、二人とも」

 

 「おはよーございますお兄ちゃん様」

 

 「お、おはようです遠山」

 

 恥ずかしさが頂点に達した俺がいたってなにもなかったように挨拶をするとかなでは元気に、猴はちょっとしおらしく挨拶を返してくれた。俺も今朝のことはどうかしてたとしか思えないので掘り返したくない。だから全く関係ない話題を出して忘れちまおう。「話題逸らし(スラッシュ)」だ。今適当に考えた。

 

 「そういえば猴、今日で帰っちまうんだよな・・・今までありがとうな。本当に感謝してるぜ。もし俺が必要になったら言ってくれ、できるだけ協力する」

 

 「・・・そういうなら遠山、今日の授業の終わりに少し協力してほしいです。待ってるですよ」

 

 「ああ、わかったぜ。じゃあ下降りるか」

 

 そそくさと着替えた俺たちは今日の食事当番の爆豪が作った妙に辛いくせにうまい朝食を食べて雄英の授業に向かうのであった。かなでは辛いのが苦手なのでピーみたいな顔をしていたが、爆豪がかなでにだけ作った甘いホットミルクで持ち直したようだ。よく見てるなあお前。

 

 

 

 授業を終え下校時間になった俺は猴に指定された体育館Σへ向かう。通称自主練用体育館だ。申請をすれば誰でも使える体育館の一つで猴が心操を鍛えてる時によく使ってたらしい。ここに呼び出されたということは…ま、そういうことだろう。

 

 扉を開けて既に帰り支度を済ませた猴と相澤先生、そして体操着に身を包み相澤先生の捕縛布を身に着けた心操がいた。へぇ、様になってるじゃねえか。

 

 「来たですね遠山」

 

 「ああ、で俺に何を頼みたいんだ?」

 

 「心操、いいですか」

 

 「はい!」

 

 俺の疑問をよそに猴は心操に問いかける。心操ははきはきと返事をして気を付けの姿勢だ。もう完全に師弟関係だな。猴は満足げに心操を見て口を開く。

 

 「是、よろしいです。心操、遠山と組手をしなさい。それをもってひとまずの合格とします。どれだけ強くなれたか、見せてやるです」

 

 「はい!っつーことだ遠山。相手してくれ」

 

 「ああ、いいぜ」

 

 俺は身に着けているナイフと拳銃2丁を外し、着替えてる時間が勿体ないので制服の上着だけ脱いでその場で心操と相対する。個性は、使わない。どこまでもフラットなルールで心操が強くなったかを見たいからな。今身に着けてるその捕縛布を使ったって文句は言わねえ。むしろ今までヒーロー科として実践を積んできた俺が心操に対して武器あり個性ありで挑むのは流石に違うだろう。訓練の初期、相澤先生とやった個性なしの組手、そのアッパーバージョンだ。

 

 「武器はいいのか」

 

 「なんもつけてねえ仲間に向けるもんじゃねえんだよ。刃物と銃は特にな」

 

 「・・・そうか。俺は使うぞ」

 

 「おう、使え使え。お前が猴に教わったこと、俺に見せてくれよ」

 

 そうお互い言い合って相対する。相澤先生が右手を挙げて合図の準備をする。どちらともなく俺たちがそれぞれ構えると相澤先生の手が振り下ろされ、開始の合図が下る。

 

 

 「はっ!!!」

 

 相澤先生の合図の途端、心操が首元に巻いている捕縛布を素早く操って俺の方に鋭く伸ばしてきた、狙いは足。俺がバックステップで軽くかわすと布はまるで槍のようにビシィ!!と音を立てて体育館の床を穿った・・・・布槍術か、また厄介なもん仕込みやがって・・・!ステップでかわした俺の回避位置にすぐさま別の端を伸ばした心操の捕縛布が飛んでくる。この合理的な嫌らしさは相澤先生か?

 

 横方向に躱した、と思いきや心操は捕縛布を手繰って着弾位置をずらしてきた。布槍術じゃねえ、相澤先生の捕縛術だ!能動的に使い分けることができるのか厄介だなホントに!。俺は逆に前に進むことで布をかわし、心操が手繰った布を手元に戻そうとする一瞬の隙をついて近づくと心操はにやりと笑った。誘ったってか?

 

 手繰った布から手を放し、心操は拳を握って俺の胴体にまっすぐ突き出してくる。こいつは形意拳の崩拳!超近接戦において強いといわれる中国拳法、内家三拳のひとつだ。その拳はよく槍にたとえられ、叩き割り、払い、砕き、押し潰すような力強い攻撃が特徴。そして一番厄介なのが・・・どれもこれも発勁を前提にしてるのだ。つまりどの位置からでも最大限の威力を乗せた突きが飛んでくる。布槍術に形意拳、長物が好きな猴らしいチョイスだ。

 

 俺は崩拳を横から払い、ギリ脇腹を掠らせて不発に終わらせる。そして心操が片手でひそかに手繰っていた布を踏みつけて無効化し、脇腹を通った腕を引かれる前に掴んで引っ張り、変則的な投げを入れる。心操は逆らわず投げられ受け身をとって蹴りで俺の手を払いすぐ起き上がって布を放ってくる。

 

 俺は避けられず布の一撃を腹に食らう、がただでは終わらせない。即座に布をつかんで手に巻き付け引っ張る。こいつは変則的だがイギリスあたりで一時期はやった決闘方法、相手の体と自分の体を鎖でつないで殴り合うチェーン・デスマッチだ。変則的だけどな。

 

 「掴まれんのはお気に召さねえか?」

 

 心操が布を引っ張って外そうとするがそうしても縛りがきつくなるだけだぜ?そうなるように今縛ってるからな。引っ張られるがままに飛び込んだ俺の拳を心操が払って防ぐがここじゃまだ終わらないぞ。足へのストンプでいったん心操の動きを止めて心操の胸に拳を当てる。発勁が使えんのはお前だけじゃねえぜ。

 

 ドンッ!という音がして心操と()()体が吹っ飛ぶ。やられた。俺が打つ瞬間心操もぎりぎりで俺に発勁を当てやがった。いいな心操、本当に強くなってるじゃねえか!空中で態勢を立て直した俺が心操につながったままの捕縛布を引っ張るとすんでのところでナイフを取り出した心操が布を切断した。おっとそれは悪手だぜ。敵に武器を与えちゃダメだ。

 

 即座に布を解いて手に持った俺が八極拳の活歩で距離を詰める。心操は近づかれまいと捕縛布を操るがまだ錬度が足りねえ。焦りが見えてる。目の前まで近づいた俺が布を心操の手首に巻き付けそのまま心操の両足に自分の足を絡めてうつ伏せに押し倒す。片手で手をついた心操の隙をついて片足で心操の足を曲げてロック、腰の上にのり正中線を抑えて起き上がれないようにし、もう片手も布で巻いてやって縛った。勝負ありだ。

 

 「そこまで!」

 

 相澤先生の合図で俺たち二人ともが体の力を抜いた。俺も心操からどいて縛ってた布をほどいてやる。起き上がった心操は自分のしたことが信じれない、といった顔だ。俺もまさかここまで心操がやれるようになってるなんて思わなかった。冗談抜きに経験させ積んじまえばすぐヒーロー科に行けるレベルだ。

 

 「心操、よくやった。俺はお前のことを見誤ってたらしい。遠山相手にあれだけやれるようになるとはな。しかもこの、短期間で」

 

 「相澤先生・・・いえ、遠山は個性も使ってないし、武器だって使ってない・・・だから「おいそりゃ違うぜ」・・・遠山?」

 

 「確かに俺は個性使ってねえけどよ。間違いなく本気ではあった。正直手加減する必要があるかと思ってたがそんな余裕はなかったぜ。誇れよ心操、お前は俺を追い詰めたんだ」

 

 実際そうだ。武器あり個性ありだったら俺はあっという間に心操をノしただろう。けどそんなの言い訳だ。ノーマルな俺に匹敵するくらいの格闘能力を心操は夏休み終盤のたった10日くらいで身に着けたのだ。仮に俺が同じことをして同じくらいまで技量をあげられるか?ときかれりゃまず無理だ。それだけ心操は情熱と根性を持って取り組んだ。

 

 クラスのやつらとやらせてもいい勝負をするだろう。ともすりゃ勝てるかもしれない。ヒーロー科に並べるレベルまで心操の戦闘は完成されていたんだ。猴の方を見ると大きく頷きながらこちらに近づいてきている。

 

 「心操はよくやったです。猴の目に間違いはなかったですね。間違いなく花丸満点の合格をあげるです。猴は心操が誇らしい。沢山功夫をつけることをしてきましたが心操ほど真面目に取り組む子はいなかったです。猴が受け持った子たちの中でトップクラスですよ」

 

 「遠山、猴先生・・・」

 

 俺と猴の手放しでの称賛に心操の瞳にじわりと涙が浮かぶ。感極まったのだろう。心操が夏休み中どれだけ頑張ったのかは知らないが猴は講座とかなでを見る時間以外ほとんどを心操と過ごしていたそうだ。相澤先生に続く第二の師匠ともいえる猴からの称賛は、心操の心にそれだけ響いたのだ。

 

 「これで安心したです。私が中国に戻っても心操なら大丈夫、無問題です。ですが、功夫は積むもの・・・登山と同じです。一歩一歩ゆっくりと確実に進んでいくものです。怠ってはなりませんよ」

 

 「・・・はいっ!」

 

 猴が心血注いだ心操の卒業試験は文句なしの合格で幕を閉じた。空港へ行くため、相澤先生の車に乗る猴を見送る俺と心操に猴は最後にとびっきりの笑顔を見せた。そうして俺たちの小さな先生は自分の役目を全うするために中国に帰っていったのだった。俺たちも最高の笑顔で車が見えなくなるまで手を振り続けるのだった。




 強くなった心操のお披露目会でした。原作では2年時からヒーロー科に編入することが確定している彼ですが、個人的に強くなってもいいんじゃないかと思ってこんな感じにしてます。正確には彼に布槍術を使ってほしかっただけ(台無し)



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