難しいなぁ。早くUSJ編とかを超えて違和感なくジーサードとか出してみたい。
ヒーロー演習で轟、障子と対戦した俺と葉隠は、葉隠の頑張りもあって辛勝を収めることができたんだが・・・・足が凍って動けねえ、コスチュームの音響デバイスとナイフを回収しに行きたいんだが・・・
「あーすまん葉隠、設置したデバイス回収してきてくれねえか?溶けるまで動けそうになさそうでな」
「遠山くんならパリンって割れそうな気がするんだけどなー。わかった、行ってくるよ!」
割れねえよ。俺を何だと思ってるんだ。
とうだうだやってると轟が近づいてきて
「わりぃ遠山、今溶かす」
「気にすんな。演習だしな。ていうか溶かせるんだな」
「氷のほうが使いやすいからな。火のほうは加減がきかねえ」
前半はともかく後半は嘘だな。話題に出した途端目が据わりやがった。なんか事情があるんだろうが・・・多分今どうにかできる問題じゃなさそうだ。
轟の左手から熱が放射され俺の足の氷が解け、自由になる。すげえやつだ。燃やさないように最小限の熱で氷だけ狙って溶かしやがった。今もビル全体の氷を溶かしてやがるし、両方使われてたら絶対負けてたな。氷ならともかく炎は殴れねえし。
「お待たせ―遠山くん!はいこれ」
「おう、ありがとうな葉隠」
「ねーこれどこにつけるの?」
「ん、ああ。ここの装甲にスリットがついてるだろ?ここに・・・こう差し込むんだ」
パチン、パチンと腰に音響デバイスを戻していく、電磁石でくっつき、ワイヤレス充電される仕組みになっている。ポート式にした場合濡れたらダメになっちまう。
「へーかっこいいね!私もコスチュームもっとよく考えればよかった~!」
「少なくともその恰好は女子としていかがなものかと思う」
おっと今のは俺じゃなく障子だ。こいつ俺が言わなかったことをこんなあっさり言いやがって・・・・!!!
「何を―失礼な!個性のことよく考えたんですー!」
「じゃあせめて透明な防弾布とかでポンチョみたいなの作ってもらえよ・・・・わざわざ裸にする意味がないだろ・・・・」
「へ?そんなのあるの?」
「知らなかったのかよ・・・・!?」
個性飽和社会だぞ?そんなものも作れずにそれより難しいであろうヒーロースーツを作る会社がわんさかあるんだから当然存在している。ちなみに景観を考慮したカーテンやブルーシートの代わりとしての需要が今高いらしい。
「とりあえずナイフ取ってくるわ。天井に突き刺さったままだし」
「そういえば遠山。轟の最初の氷結、どうやってさけたんだ?」
「嫌な予感したから、葉隠抱えてナイフにワイヤーつなげてナイフ上に刺して宙ぶらりんになってたんだよ」
「そうだったのか・・・・」
「思えばあれ避けれなかったらまず負けてたな。強引に俺だけ動く手はあったんだがそんな無茶するのは訓練じゃねぇしよ」
といいつつナイフのある部屋まで行き、三角跳びの要領で上にあるナイフを取ってからちょっとだけかっこつけてナイフプレイをクルクルしてからガントレットにしまう。なんか視線が3つあるな。葉隠、障子はわかるが轟、お前もか。
障子に至っては複製腕を全部目に変えてのガン見だ。ペン回しみたいなもんじゃないですか・・・・
「おーい少年少女!講評するから帰ってきなさい!」
お、オールマイトだ。さっさと戻るか・・・視線が外れねえ・・・・
「見るか・・・・?」
仕方なくバタフライナイフを取り出す。さっき使ってたのはコスチュームのナイフだしこっちのほうが見栄えがいいだろう。
全員コクリと頷いたので歩きながらバタフライナイフを開けたり閉じたり回しながらトリックを決めてモニタールームに戻る。戻る直前に轟が俺を追い抜いて
「次はまけねぇ」
と言って先にルームに入っちまった。お前それ今言ってもかっこつかねえだろうがよ!。
モニタールームに戻ると視線が一気にこっちに向いた。まあ初戦の爆豪vs緑谷くらいの戦いはやったと思うし最後に至っては2丁拳銃で撃ちまくったんだ。轟の個性と合わさって映画みたいな感じだったんだろう。
「さて!今回の講評だけど・・・・ベストはもうだれかわかってるよね・・・?」
「「「「「遠山です!」」」」」
個人的には葉隠なんだが・・・・。俺はある程度のミスが許されていた。実際障子を1撃で戦闘不能まで持っていけなかったことと、轟との交渉や個性戦がそうだ。最後の残弾管理をミスって2丁とも弾切れしたんだぞ、実戦なら死んでる。
対して葉隠は「ミスできなかった」1回捕まれば氷結による行動不能と凍傷が待っている。その中でつかず離れずを維持し、自分のことを意識させるなんてやり方、どれだけのプレッシャーと恐怖が葉隠を襲ったのは想像に難くない。それを覆い隠して演技を続ける胆力はすさまじいものがある。やらせといてなんだが俺は絶対やりたいとは思わん。
「まぁ・・・そうだろうね。じゃああえて戦ったものにも聞こう!誰がベストだと思う?」
「「葉隠(です)」
お、轟と被ったな。やっぱり追いかける側からしても思うことはあったんだろう。障子は俺だと思ったのか疑問に思ってるらしく目線で続きを促してくる。葉隠はなんで自分が選ばれたのかわからずわたわたしてるな、ぶんぶん振られる手の動きでわかる。
「ふむ、じゃあ轟少年!なぜ葉隠少女がベストなんだい?」
「最初の氷結でもう終わったって思いこんだ・・・そんで油断してたとこに葉隠が出てきて混乱した。混乱してるとこに煙幕張られて「逃げられる」って意識が刷り込まれた・・・けど俺なら凍らせて一気に捕獲できるって思いこんで障子に1階を任せて俺は2階へ向かった。だけど葉隠の個性のせいでどこに狙いをつけていいかわからなかった。最初の氷結のせいでビル内の氷から霧が出てたせいだ。靴と手袋しか見えねえから大雑把に全部凍らせて核を壊しちまわないように加減する必要が出て、かえって個性を全力で使えなかった。それで追い詰めるのに時間がかかって、最終的に閃光で逃げられて時間を完全に稼がれちまった。だから俺の個性をうまく使えないようにした葉隠がベストだと思う」
「うむ、その通りだ!ヴィラン側としては逃げられれば核を起爆できる。つまり基本的に攻撃は必要ないと言ってもいい!その中で陽動という役割は大切な意味を持つ。遠山少年はそれを自分ではなく葉隠少女ならできると託したわけだ!素晴らしい作戦だったと思うぞ!」
「ふぇ・・・えっとその・・・ありがとうございます」
「やったな。オールマイト直々のお褒めの言葉だ。羨ましいぜ」
「ちなみに遠山少年。今回の作戦の問題点はなんだと思う?」
「ヒーロー側の個性を把握してる前提なのと最初の時点で運頼みってことですね」
あ、やべオールマイトが「いうことなくなった」って顔してる。さっきからあんたわかりやすいな!
そう、さっきの作戦は葉隠が姿を現した時点で障子と協力してかかってこられたら完全にこっちが負けた。賭けの作戦だったわけだ。
そうしてほかのチームの対戦も終わり、オールマイトが緑谷に講評を伝えに行くといってすさまじいスピードで帰っていった。風圧やべえ。
とりあえずコスチュームから制服に着替えて教室に戻ると・・・クラスのやつらがなんか話してるな、荷物取って帰るか。かなでの迎えもあるし。
「遠山、ちょっといいか?」
「なんだ切島?今から帰るんだが」
「えーそんなこと言わずに残ってヨー!みんなで反省会すんの!」
切島の後ろから芦戸がにゅっと出てきて抗議してきた。残りたいのはやまやまなんだけどなあ
「あーそういうことか。かなで待たすとあれだから少しだけだぞ」
「あーかなでちゃんね!というか連れておいでよ!みんなでご飯食べて帰ろー!」
「お前ら全員とかなでがいいならな」
「いいに決まってるぜ!それよりもお前に聞きたいことがあんだよ!」
「おーなんだ?」
こたえつつかなでの携帯と今見てくれてるはずの13号先生の携帯(雄英のヒーローの連絡先を大体マイク先生が送ってくれた)に連絡を入れ、かなでがフリーになり次第1-Aに来るようにお願いをしておく。切島の知りたいことってなんだ?
「障子の無線機とったのってどうやったんだ?」
「ケロ。それ私も気になるわ。障子ちゃん、取られたことに気づいてなかったんですもの」
「ああ、すられたことに全く気付けなかった。不覚だ」
「相手のもの取れるってさ。強制的に武器をとれるってことだよね!それってすごいことじゃない!?」
わらわらとクラスの連中が集まってくる中・・・がらり、と爆豪と轟が出て行った。帰るのか。
切島が引き留めるが二人とも帰ってしまった。まああの二人なら反省なんて一人でいいのかもな。
「あとアレだ!障子の胸叩いたら障子が崩れ落ちたよな!?あれどうやったんだ?」
羅刹のことか。門外不出の技だけどどうせヒーローになっても使うんだし、ばらすか。許してくれよご先祖様。
「遠山の掌底が当たった瞬間、息ができなくなったんだ。それで酸素不足で一瞬意識を持っていかれた」
「そうでしたの・・・・肺の圧迫で空気をすべて出したのでしょうか・・・・?」
「だったら肋骨とか折れてんじゃねえの?障子は怪我なんてしてないよな?」
そりゃ羅刹は衝撃を骨に貫通させて徹す技だしな。そろそろ答え合わせと行くか。口を開こうとすると・・・がらり。緑谷だ。腕つってやがるし、1回で治せなかったんだな。
緑谷を見た全員が緑谷を包囲して初戦の感想や反省会への参加を誘っているが・・・・爆豪のことを聞いたのだろう、踵を返して玄関まで戻って行っちまった。
そんで入れ替わりにかなでが教室に入ってきた。
「お兄ちゃん様!」
「かなで、今日はどうだったんだ?」
「かなでちゃんお昼ぶりだー!」
「三奈お姉さん!皆さんもお昼ぶりです!あと改めて初めまして!遠山かなでです!」
「おーよろしくなー!俺は上鳴電気!電気お兄ちゃんでいいぜ?」
「障子目蔵という」
「常闇踏影だ」
「俺瀬呂範太な!」
「はい!よろしくお願いします!」
めいめい自己紹介してると・・・・がらりとまた緑谷が入ってきた。なんか顔つき変わってるな。迷いが吹っ切れた感じがする。
「おう緑谷、反省会には参加するのか?」
「うん。参加させてもらうよ。僕だって頑張らないといけないんだ!」
「くぅーなんかアツイな緑谷!・・・で遠山!さっきの話なんだけどよ」
「さっきの話?」
「あーお前いなかったもんな!コイツ訓練でいろいろすげえ伎をくりだしてよぉ。そのことについて聞いてるんだ!」
緑谷もそろったし見せとくか。
「切島、お前が言ってるのはコイツのことか?」
といって名前を呼んだ瞬間井筒捕りでとっておいた切島のスマホを見せてやる。
「あー俺のスマホ!それだよそれ!どうやってるんだ!?」
「やり方はうちの秘伝だからいえねぇけどそれでもいいか?」
「どうやってとったんだ今僕たちは遠山くんから目を離してなかったぞなのにいつのまにか切島君のスマホが遠山くんのてにあったってことは物質移動系の個性?いやでも遠山くんの個性は増強系のはずだし・・・」ブツブツブツ
やっべえなんかのスイッチいれちまったのか?緑谷がすげえ早口でなんかつぶやいてる。
「はぇー近くで見てもわかんないんやね・・・」
そりゃそういう技だしな。
「こりゃうちの家の井筒捕りって技でな。うちは戦国時代から一族が続いてて、合戦時の技が今でも受け継がれてるんだ。まあ体の表面・・・服とかの収納の中も含んだものを取る技って思っていい」
「つまり遠山くんって侍の一族なの?」
「おーまぁそんなとこだ。実家には戦国時代にご先祖様が使ってた刀だってあるぞ」
「カタナ!かっこいい!」
反応がいいな。
「それでもう一つの技のほうはなんですの?」
みんな戦国時代の技ってところから目が輝きだしている。うーんそんないいもんじゃないと思うけどな。
「あれはうちの奥義の一つで羅刹っていうんだ。実は障子に打った技は劣化版でな。本来の威力じゃない」
「「「「あれで!?」」」」
「おう、本来なら胸に掌底をあてて心臓近辺まで衝撃を通し、心室細動を起こして心臓と肺を両方とも止めて殺す。一撃必殺技なんだぜ?」
うわ、本当のこと話したら障子が真っ青になっちまった。
「あーそんな慌てんなって。障子に打ったのは劣化も劣化、片肺だけ止めるやつだ。呼吸困難にはなるが絶対に死にゃしない。あの後だってすぐに助けただろ?」
「「「「安心できる要素がない(ですわ)」」」」
あー世間一般はそうなのか。遠山の訓練じゃ死んだり生き返ったりなんて日常茶飯事だから忘れてたわ。
「俺遠山とは殴り合いしたくねえわー」
「戦国時代こええええ」
「天下無双・・・・」
「というか遠山がやばい」
「「「「それだ!」」」」
しまいにゃ泣くぞ?
おのおの反省会をあらかた済ませ帰る準備をし、2次会(ファミレスだった)して帰った。なんだかかなでがルンルンだな?学校でいいことがあったのだろうか?
視点変更 硬化の男
昨日の雄英に入学した日、面白いやつとあった。一人は爆豪勝己。なんだかすぐ怒るようなやつだけど妙にウマがあった。仲良くなれそうだ。そんでもう一人は遠山キンジ。せっかく隣の席なんだからと話しかけてみたけど瀬呂ってやつが根暗なんて言って怒ったりしてた。悪い奴じゃないし隣の席だから仲良くしたい。
遠山のやつの印象が変わったのはあの後すぐ来た担任の先生(すげえ小汚かった)が始めた個性把握テストでの行動だ。俺は個性で体を硬化させて人の限界以上の出力を頑丈さにものを言わせて出すことができる。それでもボール投げは150mが限界だった。なのにあいつはどうやってか260m以上記録をだした。ボール投げるときにものを投げたとは思えない音が鳴っていたのが印象的だったんで合間を縫って観察することにした。
握力、長座体前屈、反復横跳びは普通だった。50m走と持久走はすげえ好タイムみてえだ。そんで立ち幅跳びに至っては10m以上飛びやがった。おっもしれえ!絶対仲良くなってその秘密を聞き出してやる!
今日、登校した俺は朝から一つのうわさを耳にした。なんでも1年の生徒が小さな子供を連れて登校してきて、その子供はマイク先生が預かったというのだ。雄英には小学校があるからそれじゃねえのと考えてたら件の噂の元凶は遠山だったらしい。隣で話してることによるとアメリカから急にこっちにきてそのまま雄英の附属に転入決めたらしい。すげぇな。
相澤先生のホームルームが終わって、次の授業は英語だった。1発目出しどんな授業だとわくわくしてるとマイク先生が小さな子供を連れて入ってきた!!
思わず小さな子だというのも忘れてガン見しちまう。俺たちの視線が集まったのがわかったのかその子は顔を真っ赤にして涙を浮かべ始めた・・・あーーーこんな子供泣かすなんて漢らしくねえ!
キンジをお兄ちゃん様(なんかおかしくねえか?)なんて言うその子はやっぱりキンジの妹でマイク先生によるとすでにアメリカの大学を卒業しているから、義務教育だけ果たすために小学校に通うらしい。
で、重要なのは俺らの授業を手伝ってくれるっていうことだ。どういうこっちゃと思っていたらマイク先生に促されたその子はゆっくり丁寧に、なおかつ聞き取りやすいようはっきりした声で流暢に英語で自己紹介しだしたのだ。
なるほど、アメリカから来たってのはマジってことだな!
そのあとの授業は普通だった。ふっつーのガッコの授業だった。
で、午後メシ食って(俺は購買で買ったが遠山のやつは妹目当て女子連中と食堂行ったらしい。峰田ってやつの目が血走ってたのが印象的だった)すぐのヒーロー基礎学。
コスチューム着て戦闘訓練なんて否が応でも燃えちまう。俺のはそんなに着るのに時間かかるタイプのコスチュームじゃねえから早くついて待ってると、ちょっとして遠山が来た。
遠山のコスチュームは何というか・・・・真っ黒のスパイみてーだった。見た感じ足と手、腰ににつけてるプロテクター以外は布だ。スーツっぽいジャケットの胸にはアイガードのようなものをさして、耳にはなんかついてるな。でもそれが遠山のどこかダウナーな雰囲気にマッチしてる。
思わず話しかけて、コスチュームについて聞く。遠山も俺のコスチュームを褒めてくれてなんだかうれしくなっちまった。遠山は説明が面倒なのかコスチュームの機能を一通り見せてくれた。とくにすげえっッて思ったのは袖から銃やナイフがバッと出てくるやつだ。
全員集合してオールマイトが説明した授業内容は、核の争奪戦といった感じだった。早速始まったのは爆豪飯田vs緑谷麗日の訓練だけど・・・・爆豪のやつの様子がおかしいぞ!明らかにヒーローがする行動じゃない!
爆豪が籠手から特大の爆発を引き起こしてビルごと緑谷に攻撃しやがった!こんなの訓練の範疇を超えてるだろ!思わずオールマイト先生に訓練の中止を提案するがイエローカードどまりで終わる。大丈夫か・・・?
終わった。正直言うなら・・・・燃えた。緑谷が虎視眈々と狙っていた逆転の一手に思わず手汗をかいた手を握り締めてモニターを見ていた。ダメ出しされまくりだったけどそんなの関係ねぇ
あいつの覚悟、根性はすごかった。絶対終わったら友達になってやる。
何組かの訓練が終わり、遠山の番になった。相手は障子と轟、轟は推薦入学者らしい。遠山がどんなことするのか気になって仕方がない。
けどインパクトだけなら轟がすごかった。
「核兵器にダメージを与えず、仲間を巻き込まず敵にダメージを与える・・・」
そう、轟はビルごと凍らせて一網打尽にしたのだ。思わず「最強じゃねえか・・・・」と口に出てしまう。
「いや、避けてるぞ!」
え?と遠山側のモニターを見ていると宙づりになった遠山が葉隠を抱いて轟の氷結を避けていた。
「すげえ、どうやってんだ・・・?」
「あー轟もそうだけど遠山も才能マンかよ、あーやだやだ」
そのあとは怒涛の展開だった。ワザと姿を見せた葉隠をおった轟が上に行くと、遠山はビルの側面を移動して別の場所に入るとあっという間に障子を戦闘不能まで持って行ってしまった。
葉隠の個性を活かした逃げ方と最後の閃光弾で轟から逃げきると・・・・障子から奪った通信機を使ったらしい遠山と轟が何事か話すと轟は踵を返して1回に戻っていった。どうやら障子を人質にとったらしい。卑怯な手段に顔がゆがむが遠山は今ヴィランに徹しているんだということはわかってるので批判したりはしない。
「いま遠山少年が卑怯だと思った子が何人かいるだろう?遠山少年はあえてそうしているがヴィランとしては甘いほうだ。この状況で追い詰められたヴィランは自爆をする可能性が高い。特に轟少年のような強いヒーローと当たると特にそうだ!いま遠山少年は「自分の強さと知性に自信があるヴィラン」を演じているんだ!ヴィラン側の思考をよく見てる証だぞ!」
オールマイト先生のフォローも身に入らないくらい、俺は目の前の戦闘に集中している。
画面の向こうで何事か話してる轟と遠山だけど、交渉は決裂したらしい。轟が氷で攻めようとした瞬間に、遠山が銀色の銃を引き抜いてそのまま背後の壁へ発砲した。跳弾して轟の背中に当たり、個性の制御が崩れた隙を見逃さず蹴り飛ばして距離を離した。
それからはコミックとか映画の世界のようだった。氷を蹴りや拳で砕いて反撃の銃を効果的な部分だけに撃つ。一種の舞踏のようなそれは制限時間が1分をきった時に唐突に終わった。
轟が特大の凍結でビルごとまた凍らせたのだ。遠山も今回は避けきれず足が凍ってしまうが、それでもあきらめずもう一つの黒くてでけえ拳銃も抜いて2丁拳銃で轟を撃ってるが・・・弾が切れた瞬間を見逃さなかった轟が確保テープを巻いた瞬間にオールマイト先生がヴィラン側の勝利を宣言した。
思わず手を見ると、個性が発動するくらい強く握りしめていたらしい。硬化した俺でも轟と戦ったら負けちまう。だけど、そんな理由であいつは引かなかった。俺だってそうなりたい!
いつか、どんな相手でも倒されない盾になって誰かを守るヒーロになるんだ!
戦闘を終えてハイタッチしてる遠山と葉隠を見ながら俺は決意を新たにした。
いろいろガバガバだけどこれからもよろしくお願いします。
そろそろ連載とかにしたほうがいいのかしら