遠山桜は正義の味方である   作:カフェイン中毒

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すっごい難産でした。
賛否両論あると思いますが目をつぶってください・・・


第8弾

 USJ襲撃から3日たち、雄英の臨時休校が解け、登校日になった。まーあんなことあったらセキュリティの強化やら中身の捜査やらで時間がかかるのも頷けるってもんだ。生徒である俺たちからしたら迷惑この上ないが。

俺はあの後リカバリーガールの治癒を2回受け、大和を打った右腕以外はほぼ完治した。あと何回かは通う必要があるそうだ。ついでにリカバリーガールが連れてきた相澤先生(治癒を受けてすぐ復帰したらしい)に懇々と説教を食らった。いやまぁ言ってることは正論なんだけどあの時はあれしか方法がですね・・・・。

 いつも通りかなでを預けて教室に入ると

「おはよう、みんな無事だったかー?」

「「「「「遠山(くん)!!!」」」」

 

 なんだお前ら死人でも見たような顔しやがって。

「おう、どうしたお前ら。お化けにでもあったような顔して」

「実際死んだと思ったわ!血吐いて倒れやがってよ!」

「もう大丈夫なの?遠山くん」

「心配したのよ、遠山ちゃん」

「あーそりゃ悪かった。腕以外はもう治ってるから安心しろ。あと何回か保健室行きゃ治るよ」

「「「「よかった・・・」」」」

えーそんな素直に心配されるとなんか恥ずかしいんだが・・・・ありがたいことだな。

そんなこんなで席に着くとがらりと相澤先生が入ってきた。両腕のギプスは取れてないけどそれ以外は問題なさそうだ。

 

「お前ら、ホームルーム始めるぞー。さて、早速だが・・・・雄英体育祭が迫っている!」

 

「「「クソ学校っぽいやつ来たあああああ!!!」」」

だからここは学校だっつーの。しかし体育祭か・・・通常の学校ならかったるいだけの行事だが・・・・雄英になると話は変わってくる。

「ヴィランに襲撃されたばっかなのに開催するんですか?」

やっぱ疑問に思うやつも出るよな。正直俺も開催は見送るか延期すりゃいいとは思ってる。

「開催することで雄英の危機管理体制を示すって考えらしい。そしてなにより、雄英の体育祭は最大のチャンスだ」

そう、雄英の体育祭は個性が出たことでぐっちゃぐちゃになったオリンピックのようなビックイベントの一つとして今の日本では認識されてる。プロもスカウト目的で会場に足を運ぶようなヒーローとしての素質を見せることができる、自分を売り込む場なのだ。

「そういうわけで各自覚悟と準備はしておくように。以上」

 

 朝以外は普通に終わり、4限目の現国が終了して、昼休みになった。さて、昼飯食う前に緑谷に当たってみるか。

「緑谷、ちょっといいか?」

「え?なに?遠山君」

「いや、ちょっと話したいことがあってな。放課後、空いてるか?」

「あ、うん大丈夫だよ。ここじゃだめなの?」

「なげえからな。昼休み使っても終わらんと思う」

「そうなんだ・・・・わかったよ」

「すまんな。じゃあ昼飯食いに行こうぜ」

「おーデクくんと遠山くん食堂行くのー?私も行くー!」

「俺もご一緒していいだろうか?」

「麗日さんと飯田君!僕は大丈夫だけど遠山君は?」

「おーいいぞ。いこうぜ」

 

 廊下に出て食堂にむかう。かなでを拾っていこうと先に職員室に行こうとすると

 

「おお!緑谷少年がいた!!」

オールマイトだ。緑谷に用があるみたいだが・・・USJのことを考えると怪しさ大爆発だ。思わないところでまた確証に近づいた感じだぜ。

「ご飯・・・・一緒に食べよ?」

「乙女や!!!」

違うそうじゃない。というか弁当箱ちっさ!やっぱり怪我の後遺症かなんかで食える量が減ってるのか?

「はい、ぜひ・・・・ごめん3人とも!また今度で!」

「いってらっしゃーい」

「おう」

「ああ」

そのあとはかなでを回収してそのまま飯食って午後の授業をやった。ちなみに俺は腕の関係でほぼ見学だった。自業自得とはいえこれは堪える・・・。

 

 

 授業がすべて終了して放課後、緑谷と合流しかなでを引き取ってから雄英の広い敷地内の中から特に人気が無い森の中まで歩いていく。ここが正念場だな、うまくやらねぇと。

 

「ここでいいか。さて緑谷、聞きたいことがあるんだが・・・」

「うん。何かな遠山君」

「確信を持って聞くぞ?オールマイト、弱ってるな?そんでお前はその状態を知っていたな?」

単刀直入に聞いてやる。前置きがあったら考える時間を与えちまうからな。不意打ちで聞いたほうが反応で答えがわかりやすい。

「え?そそそんなわけないじゃないか!オールマイトが弱ってるだなんて・・・!」

ほら予想通り。冷や汗出まくりの焦り顔で緑谷が答えた。せめてポーカーフェイス保てよ・・・・

「あーいやいい。お前のその反応で丸わかりだ。もうちょっと隠す努力をしろ」

俺の反応で完全にバレてることを悟ったらしい緑谷が神妙な顔になった。

「いつから・・・きづいてたの?」

「なんか怪しいと思ってたのは戦闘訓練のときだよ。確信を持ったのはUSJだ。ヴィランが引いた後、オールマイトが縮んでるのをみてな。ちなみにかなでは個性関係でオールマイトの縮んだ姿がわかったらしい」

「そうなんだ・・・そうだよ。たしかに僕はオールマイトが弱ってるのを知っていた。」

妙に素直だな・・・まだ隠してることがあるんだろうが・・・もうそれは重要じゃない。

「じゃあ確認だ。オールマイトは弱ってる。活動可能時間・・・制限時間があるな?」

「うん、ある・・・それを聞いて如何する気なの?誰かに伝えたりとかは・・・・」

「しねーよ。俺だってヒーロー志望だ。じゃあ最後の質問だ。もし、その制限時間を延ばす、あるいは無くすことが可能だとしたら?」

「ほんとに!!?!?」

「声がでけーよ。確証はねえ。けどそれが個性がらみだとしたらできるかもしれん。だけどそれにはオールマイトと直接話してみないとできないんだ。お前にこうやってやってるのは俺にはオールマイトとサシで話す機会を作ることなんてできないからだ。」

そう、俺にはオールマイトとの個人的なパイプはない。どうしたって誰かの協力がいる。相澤先生に頼むとしても不審がられて終わりだ。

「そうだね・・・でもどうして僕に?」

「お前オールマイトの直弟子かなんかなんだろ?昼のこともそうだが個人的なパイプを持ってそうだからな。お前が協力してくれるのが一番いい。もし、これを拒否するなら、オールマイトのことは墓まで持って行ってやる」

「遠山くん・・・」

「お願いします。出久お兄さん。もしかしたらなんとかできるかもしれないんです」

「お前次第だ、緑谷。もし話し合いが可能なら、お前も同席してくれ。結果が気になるだろ。明日でも明後日でもいいから、いい返事をまってるぜ。時間とらせて悪かったな」

悩んでいるらしい緑谷を置いてその場を去る。こんなマネして悪いが、オールマイトを助けたいというのはわかってほしい。

 

 

「かなで、緑谷どう見えた?」

「はい、オールマイトとほとんど変わらない個性の形でした。不思議です」

「そうかぁ・・・当たってほしくない予感が当たっちまったか。まぁなるようになれだ」

「はい!ケセラセラ、です!」

形が一緒・・・ねえ。オールマイトの個性を渡したって見るのが妥当か。かなで以外にもそんなことができるやつがいるとはなあ。世界は広い。

 

翌日、かなでとともに登校した俺に、玄関前で待ってたらしい緑谷が話しかけてきた。

「遠山君、今日の放課後に時間を作るそうだから、生徒指導室に放課後に行こう」

「わかった。ありがとうな緑谷、決断してくれて」

「ううん、いいんだ。正直僕も結構気になってる。助けられるなら、助けたい」

「そうか、いいやつだな。お前は」

「えっと・・・ありがとう?」

「そこで疑問形になるあたりアレだなあお前・・・」

「アレってなに!?」

お、いつもの緑谷に戻ってきたな。あったとたんに「これでよかったのだろうか」なんて顔してるからついいじっちまった。

さて、オールマイトのことの前に今日の授業を片付けなきゃな。

 

 授業が終わり、オールマイトが待っているであろう生徒指導室に緑谷とかなでを引き連れて向かう。オールマイトと個人的に話をするなんて当たり前だが初めてだ。正直脳無を相手にした時くらい緊張してる。

がらりとドアを開けると、いた。マッチョな状態のオールマイトが。あれ?ばれたって話してねーの?と緑谷の顔を見ると緑谷も反応に困ってるのか微妙な顔をしてる。話したうえであれなのかよ。

「やあ!遠山少年とかなで少女!今日は話があるそうだね!?」

そのまま始めるのかよ。やりにくいなあ

「えー・・・オールマイト先生。とりあえず個性使うのやめたらどうです?制限時間があるんでしょう?」

「無理しちゃだめですよ?」

「別に無理してるわけではないのだが・・・お言葉に甘えさせてもらおう」

ぼふんと煙が立ってオールマイトの姿がやせ細ったものに変わる。改めてみるとインパクトすごいな。

「さて、遠山少年。この姿のことだけど・・・他言無用で頼むよ。USJの時だったね?私もうかつだったものだ」

「もちろんです。緑谷から聞いたのですが、制限時間があるというのはほんとですか?」

「ああ、ある。さっきのマッスルフォームなら1時間30分、戦闘になると50分が限界だ。緑谷少年から聞いたのだが・・・解決できるかもしれないそうだね?具体的に聞いてもいいかい?」

本題だ。かなで頼りなのが情けないところだが・・・・

「ええ、といっても解決手段を持ってるのは俺じゃありません。この子です」

ついとかなでを指してやる。オールマイトの視線が意外そうにかなでに向いた。

 

 

「改めましてオールマイト先生。USAペンタゴン所属下、ロスアラモス人工天才(ジニオン)プロジェクト「G」シリーズ検体№3。製品番号(プロダクトコード)はジーフィフスといいます。すこし長いですがよろしくお願いします。」

かなでが自分のことについて語った瞬間、オールマイトと緑谷の顔が凍り付いた。オールマイトは少し得心がいった顔、緑谷はただただ訳が分からない顔だ。さもあらん、かなでは今自分が人体実験の検体だと名乗ったに等しいのだから。

「そうか・・・どうして雄英附属に通えてるのかわかったよ。本当なんだね?」

「え?信じるんですかオールマイト!?」

「緑谷少年、一般には周知されてないが雄英附属にはね、プロヒーローの保護が必要な子しか入学できないんだ。彼女が雄英附属にいる時点で裏付けに等しいんだよ。実際には校長しか知らないはずだ。私たちに話してよかったのかい?」

「ええ、かなでは納得してくれました。あなたを救うためならばと」

すこしだけ辛そうに目を閉じて黙っているかなでを撫でながら話を続ける。

「ここからは俺が。アメリカにはいわゆる個性の軍事利用が昔から研究されていました。その中で自然と生まれたのが人工天才プロジェクト・・・人為的に天才を生み出す実験です。」

「人為的に天才を・・・かなで少女とは血縁関係が?」

「ええ、あります。「G」シリーズに使われているのは俺の親父のDNAですから。人工天才プロジェクトは遺伝的に優れているとされる人物からDNAを取り出し、受精卵まで手を加えて産み出されるそうです。親父は個性的、身体的にも優れた人間でした。故に選ばれたのでしょう」

「そうか・・・アメリカでの個性の軍事利用の話は私もたびたび耳にしていたが・・・人間をいじくる段階まで来てるとはな・・・」

「そんな、人をものみたいに・・・!」

優しいやつだな緑谷。こんなの今の世界じゃありふれた話でしかないのに、怒ってくれるなんて。

「人工天才には第一世代と第二世代に分かれていて、第一世代が個性と身体能力の組み合わせ、第二世代が個性と個性の組み合わせによるアプローチで、最終的に核に匹敵するレベルの人間兵器(ヒューム・アモ)を目指していたそうです。その中でもかなでは特別な扱いを受けていました。」

「特別とは?」

「個性と個性を組み合わせた結果、個性そのものに干渉できるようになった突然変異、それがかなでです」

そう、オールマイトを助ける手段とは、かなでによる個性へのいわゆるハッキングで、オールマイトの負担を軽くすることで制限時間の延長、あるいは無効にしようというものだ。

「個性そのものに干渉を・・・」

オールマイトがすごい難しそうな表情をしている。やはり抵抗があるのだろうか?

「本当の私の製造目的は、他者の個性への大幅な強化、あるいはデメリットの増大でした。ですがちょっとしたバグが紛れ込み、個性への大胆な干渉が行えるまで昇華されました」

かなでが口を開いた。自分で言う気になったらしい。

「私があなたに行えるのは2パターンあります。あなた自身の個性へ干渉し、パワーが落ちる代わりに低燃費なものへ作り替え、制限時間の延長を目指すものと別のところからエネルギーを持ってきて、パワーを保ちつつ制限時間の延長を目指すものです」

「別のところからのエネルギーとは具体的に何なんだい?」

オールマイトは後者に興味を示したらしい。かなでが説明のために口を開く。

「まず私は個性の関係で他者の個性をイメージでとらえることができます。わかりやすく説明すると、個性そのものが土台、個性を使用するためのエネルギーが薪、個性の強さや副次的な部分は炎として見えてると考えてください。つまり他者からエネルギーである薪を取って、あなたの個性の炎にくべるということです。ただ、似通った個性でないと成功率は高くないです」

「その薪を取った場合の副作用は?」

「おおよそ1週間ほど個性の最大パワーが下がります。回復するものなのでほかには問題はありません」

「その低下する最大パワーはどれくらいなの?」

「抜いたエネルギー量によります。50%ぬけば最大パワーはおよそ半分になります」

「「・・・・」」

オールマイトと緑谷が顔を見合わせる。なにを相談してるんだ?

「・・・・かなで少女、私の個性・・・どうみえてるんだい?」

「・・・・土台がありません。大きな、大きな炎が燃えていますが、薪が足りてないように思えます」

「・・・・そうか・・・かなで少女、遠山少年。君たちが秘密を打ち明けてくれたことに感謝し、私の秘密も打ち明けようと思う」

なんだ?ここでってことはおそらく個性がらみだ。かなでの言ったことも気になる。

「土台がないとかなで少女がいった通り、今の私には個性がない。私の個性は人に渡すことができる個性だからだ」

なるほど。かなで以外に個性を移動されたとかそんな話ではなく、もともとが受け渡し可能な個性だったのか。

「個性の名はワンフォーオール。力をストックし、別の人間に受け継がせる個性だ。そして今は・・・緑谷少年の中にある」

「緑谷の・・・そうですか。そういった繋がりだったんですね」

「この力を悪意ある人間やヴィランに渡すわけにはいかないから、今まで秘密にしてきたが・・・かなで少女に見破られていたようだからね。」

「ありがとうございます。こんな大事なことを話してくれて・・・それで制限時間の延長方法・・・どちらにしますか?」

そう、それが本題だ。どっちにしてもオールマイトが戦えない状態を作るのはよろしくない。

「僕の中からエネルギーをもっていって!!!」

「緑谷少年・・・・・」

「僕は、オールマイトにも皆にも助けられてばっかりだ!もとはオールマイトの力だけど・・・僕で役に立つならぜひやらせてほしい!」

緑谷・・・やっぱり真っすぐで、誠実で、ヒーローらしい・・・本当にいい弟子に恵まれたんだな、オールマイト。

「では後者で・・・・かまいませんか?オールマイト先生」

「ああ、よろしくお願いするよ」

「・・・はい」

 

 

 返事をしたかなでが俺に抱き着く、深く、深く、離さないように。俺も手をまわして抱きしめ返してやり、何をしてるのかわからない様子のオールマイトと緑谷に説明を始める。

「人工天才計画に親父の遺伝子が使われたのは個性と身体能力・・・そしてもう一つ理由があります。」

「理由?」

「俺の一族がもつ特殊体質・・・個性とは別の特異能力です。名前をヒステリア・サヴァン・シンドローム・・・通称をHSSといいます。」

「個性とは別・・・?それがどうしたんだい?」

「かなでの個性をフルに発揮するためにはこの特異体質が必要なのです。HSSはひとたび発動すると脳や神経などの作用が通常時の30倍まで爆発的に亢進されます。トリガーはβエンドルフィン、有体に言えば性的に興奮することなんですが・・・」

うっわ改めて説明するとすごい恥ずかしいぞこれ。

「せせせ性的興奮!?」

緑谷、すまん動揺させて。

「誤解がありそうだから訂正させてもらうがβエンドルフィンがでりゃなんでもいいんだ。音楽聞いたりとかで発動するやつもいる。かなでは幼いからな、家族愛を脳に誤解させてβエンドルフィンを出してるんだ。オールマイト先生、少しだけ待ってあげてください」

「ああ、勿論だとも」

 

 すこしだけ待ってやり・・・かなでの雰囲気が変わった。無事にヒステリアモードになれたらしい。

「・・・お待たせしました」

俺から体を離したかなでは・・・瞳は潤み、頬は紅潮し、男ならどうしても声をかけたくなるような魅力的な顔をしていた。

「雰囲気の変化はHSSの特徴です。もとは子孫繁栄のための力ですから、女は男にとって魅力的になるように本能的になってしまいます。気にせず指示に従ってください」

俺が釘を刺して、2人が頷いたのは見たかなでが口を開く。

「私の手とお二人の手をつないで、目を閉じてリラックスしてください。あとは私がやります」

二人とかなでが手をつなぐとすぐに、ぼんやりと緑谷とオールマイトの体が光り始めた。

「今回は緑谷さんから20%ほどのエネルギーをオールマイト先生に渡します。」

「うん」「お願いする」

かなでを介してエネルギーの受け渡しが進み、10分ほどをかけて終わった。

「これで・・・おわりです・・・ふぅ」

ぱたりとかなでが倒れこむのを受け止め、抱いてやる。ヒステリアモードの副作用だ。幼いかなでは個性とヒステリアモードをフルに使うと、疲労のため半日から1日ほど眠ってしまう。慌てた様子でこっちをみた2人に

「HSSの副作用で、脳をフルに使ったから眠っているだけです。安心してください。」

二人が安心した顔をするのをみて

「オールマイト先生、調子はどうですか?緑谷もどうだ?」

「今のところ問題はないよ。どっちかといえば調子がいいくらいだ!後日結果についてはまた話そう」

「ぼくはちょっとだるいくらいかな。でも普通に休めば戻る感じだと思う」

「そうですか・・・今日はお時間作っていただいてありがとうございました」

「いや、こちらこそだよ遠山少年。今日は私が送っていこう。かなで少女がそのままなら大変だろう」

「すいません。お言葉に甘えさせてもらいます。緑谷、また明日な」

「うん!遠山君また明日!かなでちゃんにもよろしくね!」

緑谷と別れ、オールマイトの運転する車に乗って家に送ってもらう。今日やったことがオールマイトの助けになってればいいんだが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ジニオン関係を個性に当てはめるとだいたいこんな感じじゃないかなあって思います。とくに原作かなでの役割から妄想がはかどって止まらなかったのがこの小説の原型だったりします。
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