徒然なる方舟のままに   作:玖神 米利

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 ウルサス人のグリルスさん(オリキャラではないがゲームには出てこない)がオリジムシを食べます(迫真
 ウルサス人→熊人→熊→ベアー+グリルス

 あの人なら食べてくれるだろうなぁと。


サバイバルガイド (オリジムシ)

 サバイバルガイド-テラと共に-

 

 出演:ウルサス人のグリルス

 

 

 

 皆さんこんにちは、ウルサス人のグリルスです。

 本日はこの惑星テラで、実践可能なサイバイバル術を伝授しようと思います。

 

 

 さて、テラにおいてサバイバルする時とは一体どういう時なのか。

 旅行中であったり災害時であったり、テロリストによる人災そして惑星規模で起きている天災。これらが挙げられます。

 

 

 その中でも天災は、何時何処で起きるのか分かりません。そのため常日頃からの備えが重要になっていきます。

 しかし幾ら備えたところで、備えそのものがなくなってしまっては元も子もありません。

 そのために身一つ、いえ欲を言えばナイフを一本持っていれば最高なのですが。

 

 

 それでは今回のサバイバルで狙う獲物ですが、それは『オリジムシ』です。

 ...嫌な顔しましたね? 私も嫌です。

 

 

 オリジムシといえば、野生の小動物が鉱石病によって変異した生物です。戦闘にも使われますが、基本的には数で押すか弾除けとしてですね。

 そのためオリジムシは集団行動をしているイメージがあるかと思います。しかし現実は違います。

 

 

 集団のイメージがあるのは、戦闘で使うために操っているためでしょう。オリジムシは弱いですからね、数が居なければ意味がありません。

 といっても、野生のオリジムシは基本的に単独で生活しています。

 中には数匹の群れを作っていることがありますが、まぁ手出ししないことをオススメします。体を齧られる趣味があるなら別ですが。

 

 

 そのオリジムシですが、多用な種類がいます。スタンダートなオリジムシから、α、βと強くなっていき、特殊個体であるアシッドなどなど。

 今回はそのうちスタンダートなオリジムシを狙っていきます。

 αやβでもいいのですが、狩猟するのに時間が掛かるのと肉質が少し固いので、アシッドは論外です。舌が解けます、物理的に。食べれないわけではないのですがね。

 

 

 まず用意しなければいけないのは、ナイフ一本、これで十分です。刃渡りは、そうですね二十センチ程あるのが理想ですが十五センチ程度あっても問題ありません。

 オリジムシは昼行性、我々と同じで日が昇っている時間帯に活動します。

 

 

 食性は基本的に草食で腐肉食でもあります。そのため餌となる植物がなくなると、群れを作り別の生物を襲い始めます。なので群れを見つけた場合は、そっと静かに離れましょう。

 オリジムシは歩行速度が遅く、木に登る能力もありません。見つけるのはとても簡単で、低木の下を覗けば、ほら居ました。

 

 

 見つけた場合、すぐに距離をとります。これが飢餓状態であれば直ぐに近づいてくるのですが、...近づいて来ませんね、OKです。

 次に確認すべきはオリジムシの色です。オリジムシなら黄色、αはオレンジ、βは赤色なのですが、黄色であっても安易に近づいてはいけません。

 

 

 そーっと確認してみます。色は黄色、そしてトゲ付きです。これはオリジムシですね。

 黄色だけの場合、オリジムシではなくアシッドの可能性があるのですが、アシッドにはトゲがないのです。トゲがあれば大丈夫です。

 

 

 さて、飢餓状態ではない新鮮なオリジムシを見つけましたが、持つときにはトゲを持つようにしましょう。このようにね。

 見てくださいこの歯、ヤスリの様に細かくそれでいて鋭い。円形に並んでおり、これで削りながら食べるのです。

 人も余裕で齧られます。私も軍時代に齧られましたが、もう二度とごめんですね。

 

 

 この捕まえたオリジムシ、締めるのは簡単で頭をナイフで一突きにします。ただ刺す時に体液が飛び散ってしますので注意しましょう。

 っと、よし締めました。次に頭を下側にしながら甲殻とトゲを取り除いていきます。このときに刃渡りが長いほどやり易いです。

 ナイフ以外にも、包丁や鉈でも大丈夫です。ですが、きちんと金属製のものを使わないと甲殻に負けてしまう点には注意しましょう。

 

 

 甲殻とトゲを取り除きました。うーん、これは気持ち悪い、特に黄色というのが。

 さて、次は甲殻を剥いだ背中側を開いていきます。内臓は源石が濃縮されているため、特殊な処理をしなければ危険です。

 間違っても食べようとは思わないことです。とくにウルサスではね、よくお分かりでしょう? 

 

 

 では、これで漸くオリジムシにありつけますね。ではまず一口...。

 おぅ、ぐ...っ、これは、とても酷いです。まず苦い、そして...口の中が痺れます。えぐみが凄いですね。

 このままでも食べれますが、好き好んで食べたくはありませんね。オススメできません。

 

 

 ふぅ~...、仕切り直して次の作業へ行って見ましょう。

 といっても水源を見つけるだけなのですが。勿論、手持ちに使える水があるならそれを使っても構いません。

 今回は探してみましょう。ですけど、主要街道なら比較的近くに河川があるはずです、なので苦労はしないでしょう。

 

 

 探してみましたが、やはりここにもありましたね。ではオリジムシの開きを処理していきましょう。

 この開きをそのまま河川で洗います、それはもうゴシゴシと洗いましょう。

 流石オリジムシ、肉の弾力が凄いですね。私の数日洗わなかったヨレヨレのTシャツより強靭です。

 

 

 よしできました。また一口頂いてみましょう。

 ふむ...まだ苦いですが許容範囲内ですね。普通に食べられます。生臭さを除けばですが。

 これでオリジムシの処理は終了です。ここからはこの肉を炙ってもよし、干してもよし、煮てもよしです。ただ調味料があるともっと食べやすいですね。

 

 

 今回はオリジムシの直火焼きにしましょう。

 ではサイバイバルガイド、オリジムシの食べ方は以上です。よきサバイバル生活を。

 

 

 

 

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「何見とるんやドクター」

 

「おお、クロワッサンか。いや、気になるものを見つけてな」

 

「んん? おお!? これサバイバルガイドの幻の一話目じゃん!」

 

「幻? これが?」

 

「そや。ウルサス政府が鉱石病を広めるとは何たることかー! っていうことで発禁になったんや」

 

「あー、まぁ確かにな医者の視点からでも勧められないな」

 

「まぁそうやろな。で、ドクターは何食ってるん?」

 

「ん、オリジムシの燻製肉」

 

「...さっきの発言はどないしたんや」

 

「勧められないと言っただけでダメとは言ってない(キリッ」

 

「んなアホな...」

 

 

 

 

 .




 これ怒られない、大丈夫かな...。

 色々ミスがあったので修正
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