徒然なる方舟のままに   作:玖神 米利

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さらっと書いた


前門の狼、中央の狼、後門の狼 
拝啓ペンギン急便の皆さん、私は元気です。


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 拝啓

 

 暑さが日ごとに加わってまいりました。暑熱耐えがたきこの頃、くれぐれもご自愛のほどを。

 

 私がロドスアイランドに派遣されて一月あまり、特にこれといった騒動もなく平和な日々が続いております。

 一ペンギン急便の社員として、日々邁進しております。またドクターの研究も順調であり、治療法が確立されるのも時間の問題とのことで喜ばしい限りです。

 

 先ほど、平和な日々と言いましたがロドスアイランドにおいてはと但し書きがつきますが。ラップランドのことではないです。いえ、関係はありますが。

 

 事の発端は、レッドというロドスアイランド所属のループス族なのですが。何故か彼女と相対すると恐怖心に蝕まれるのです。これはあのラップランドも同じだったようで、彼女に対してかなりの警戒心を抱いていました。

 

 私自身も彼女のことを避けていたのですが、これから一緒に活動する仲間なのでなんとかしようとしたのです。ですが、これがいけなかったのでしょう。恐怖心を無理やり押さえ込んで彼女と友好を結べたのは良かったのですが、ラップランドはそうはいかなかったのです。

 

 彼女、レッドは同じループス族から避けられているため交流できるようになった私が珍しかったのでしょう。ことあるごとに近く近づいてくる彼女に、ラップランドが遠ざかるというのを繰り返すのです。そして彼女がいなくなるとラップランドが文句をつけてくるのです。

 

 申し訳ないですがテキサス殿、ラップランドを引き取ってもらえないでしょうか。

 

 敬具

 

 ○年○月○日

 

 ロドスアイランド派遣員

 

 ペンギン急便 テキサス様

 

 

 

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 拝啓

 

 壮健そうでなによりだ。

 

 敬具

 

 ○年○月○日

 

 テキサス

 

 ペンギン急便 ロドスアイランド派遣員様

 

 

 

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「あ゛あ゛~~~....」

「どうした?嫌なこと、書かれて、あった?」

「いえ、そういうわけではないのですよ。というか背中にくっつくのやめて貰えませんか...?」

「ダメ?」

「ダメではないのですが...。ラップランドが凄い形相してるので」

「あの娘のこと?...モフり、してくる」

「あ!?ちょ、ちょっとレッドさん!?」

「バ!?お前、近寄るなぁ~!!!!!」

「モ~フ~」

「モフモフって、前まで言わなかったのに...!」

「ケルシー、教えてくれた」

「Dr.ケルシーぃぃぃいいい!!!」

「来るなぁぁあああああ!!!!」

 

 

 

 

 

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「あれテキサス、機嫌よさそうじゃん何かいいことあった?」

「エクシア。いや何平穏とはいいものだと思ってな」

「うん?まぁそうだけど、今戦闘中だよ?」

「お二人さんや!呑気にしとらんでなんとかしてーや!」

「ふぅ...今日もタバコが美味い」

「アップルパイうまうま」

「吸って食っとる場合かぁー!!

 

 

 

 

 

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