前回のあらすじ!酸素マスク落とした!
以上!
どうも。レナです。ただいま私はユウリとキバナに看病されています。私も気がついたらここにいたのでわかりません。
~遡ること数時間前~
「…いい買い物できたな…♪」
そう私は買い物でいいものが買えて浮かれていたんだ…。
「いたぞ!ユウリのお姉さまだ!」
「はぇ?」
「「「お姉さま!ユウリちゃんをください!」」」
「とりあえず誰かわからないけどお断りしますーーーーーーー!?」
そんなこんなで逃げ回ってワイルドエリアに逃げ込んだのはいいけど…別の問題が発生した。
「…はぁ…はぁ…」
ヒュウヒュウと呼吸の音がおかしいので酸素マスクをさがすと…ない…。
「あれ…?あれ…酸素マスクがない…」
だんだんと体調が悪くなっていき意識がもうろうとしてるところに…
「おい!?大丈夫か!?」
キバナが来た。
「キ…バナ…た…すけて…っ…」
ある意味藁にもすがる思いでキバナに助けを求めた。息が苦しくてどうにもならなかったから。
「わかったから捕まってろ。病院行くぞ。」
この時だけはホントにキバナがかっこよくみえた。いや普通にかっこいいんだけども…。
「heyロトム!ユウリに連絡とって!」
了解ロト~!
なんコールかしたあとにユウリが出た。
「はい?どうかされましたか?キバナさん。」
「おうユウリ。お前の姉ちゃんが死にかけてるんだが病院つれていくな。」
「お姉ちゃんが!?」
どうやら画面越しに写ってるぐったりとした姿でユウリは察したようだ。察しがいい妹は好きだよ。
「お姉ちゃん酸素マスクは!?」
「ララテルの方に忘れてきちゃった…。げほっ!」
「まぁそういうことだから!これたらでいいから来いよ!」
「わ…わかりました!」
ユウリとの通話が切れる。
それからのキバナの行動は早かった。
まず病院に連絡をいれて空室を確保。そこからスムーズに診察まで行けるように手配してくれてた。
「ごめんキバナ。」
「気にすんな。けどお前が喘息持ちとはねぇ…。」
とりあえず安静で2日間は入院と言われた。
「…あんまり知ってても意味ないしね。」
「バカ。おめぇ喘息だって死にかねないんだぜ?」
「…わかってるけど…キバナまさか私のこと心配してくれてるの?」
「当たり前だろ?同じドラゴン仲間なんだからな!」
「…それは。嬉しいね。」
それからまもなくしてユウリが来た。髪がぼっさぼさのままで来たってことはそうとうとばしてきたのだろう。
「ユウリ。髪がボサボサになってる。」
「お姉ちゃん!私の髪のことより大丈夫なの!?」
「うん…キバナが色々やってくれたお陰でなんとかね。」
「そういえばキバナさんは?」
「ジムの仕事を片付けにいったよ。」
「そっか。お姉ちゃんはいこれ!ワイルドエリアで取れ た新鮮なリンゴ!」
「ありがとう。ユウリも一緒に食べようか。」
「じゃあ私が切るよ?」
「いいの。ユウリの手が傷ついたら危ないから。」
という調子でシスコンっぷりを出していく私。だってユウリの手に傷なんてつけたらそれこそホップに怒られちまうよ。
「…おー。これは当たりだ。」
しゃきしゃきと切ったリンゴを食べながら言う。
「うん。甘いね。」
「そうだユウリ。今度またリンゴとってきてくれたらリンゴでアイスを作ろう。」
「うん!じゃあいっぱいとってくるね!」
「はははっ食べられる量だけにしなさいよ。」
「よう。おっ。ユウリも来たか。」
「あっキバナ。」
「あっキバナさん。」
「おいおい姉妹揃って同じ反応するなよ…」
「ごめんごめん。仕事は?片付いたの?」
「あぁ。後これお茶とかな。」
「別に買ってこなくても自分で買ってきたのに。」
「ダメだ。安静って言われてんだろうが。」
「ごめんね。何か聞ける範囲でならお願い聞いてあげるから…。」
「マジで?じゃあ今度ダブルバトルやろうぜ!」
「うん。わかった。」
「まぁとりあえずは体調治せよ。」
「うんわかった。」
今回の成果
キバナマジイケメン
ユウリちゃん可愛いヤッター
リンゴうめぇ
てなわけで残り手持ち一体誰にしようか悩み中です。