巫女さんが幻想入り_神隠しに遭ったら何故か神になったのですが_   作:水凪茘枝

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戦闘回。
戦闘シーン苦手なのは許してくだされ。
戦闘シーンすぐ終わる(´・ω・`)ショボーン


第2話

「ようアリス!遊びに来たぜ!」

 

「はぁ…噂をすればなんとやら、ってね。」

 

白黒の魔女っぽい格好をした少女を見るなり、アリスさんはため息をつく。

まぁ、インターフォンとかが無いようだから仕方がないかもしれないが、あの態度で人の家にお邪魔するのはどうかと思う。

 

「え、私が来るのがそんなに嫌か?っと、そこの奴は誰だ?」

「えぇ、嫌よ…あ、そこの子は鈴。まぁ、外来人ね。」

「鈴です、よろしくお願いします…?」

「おう、私は普通の魔法使いの魔理沙だぜ!よろしくな!」

 

やっぱり、魔女っぽい格好をした人は魔理沙さんっていうらしい。

アリスさんも魔法使いだし、魔理沙さんも魔法が使えるんだろう。魔法使いというか魔女っぽいが。

 

「ま、ちょうどいい所に来たわね、鈴に弾幕ごっこを教えようと___

「弾幕ごっこ!?弾幕ごっこが出来るのか、鈴!」

「全く、話の途中じゃない…今からお試しで勝負したらどう?」

 

私は勝負なんて出来ないのに。

でもアリスさん曰く、この森を抜けるには出来ないと運が悪ければ妖怪に喰われてしまうらしい。

 

「ああ!鈴、スペルカードは使えるか?」

「スペルカードって?」

 

この会話にちょくちょく出てくるスペルカードとは、なんの事なんだろう、私は魔法のようなものはよくわからないし、意味もよく分からない。

 

「スペルカードっていうのは、この力の込められていないカードに、力を込めれば出来るぜ!」

「えっと…こうですか?」

 

何の変哲もない、ただの白いカードに光が集まっていく。

 

「おぉお…」

「お、水流〖深海の海月〗か、いいんじゃないか?」

 

それからスペルカードを数枚作ったから、これで大丈夫かな…

 

「よし、鈴!早速勝負しようぜ!」

「は、はい!」

「いくぜ、恋符〖ミルキーウェイ〗!」

 

魔理沙さんの宣言と共に、星型弾幕が舞い散る。

早い弾幕だから、避けるのが難しい。

 

「鈴!スペルカードを使いなさい!」

「え、あっ、はい!海流〖アクア・フルムーン〗!」

 

私も慌てて宣言し、弾幕を展開。

その弾幕は、海流の様に流れ、月のように丸く、形を変えながらうねる。

 

「うぉっ!?中々に面白い弾幕じゃないか、こっちもいくぜ、恋符〖マスタースパーク〗!」

 

「わわっ!?」

 

〖マスタースパーク〗は確か、魔理沙さんの得意な火力多めの極太レーザー。レーザーなら、相殺するか、避ければ…

 

「絶対零度〖深海のアイスリリィ〗!」

 

鈴が放った絶対零度の弾幕は、魔理沙にクリーンヒット。

 

「うわぁ!?」

「あっ、やり過ぎた!?ごめんなさい!」

 

………

 

「あー、まあ鈴の勝ちね…」

「まさかマスタースパークから弾幕が飛んでくるとは…

あれは痛かったぜ…」

「あ、そうそう、鈴は外来人だったわね、博麗神社に行ってみたらどう?」

「博麗神社?」

「博麗神社っていうのは、大結界を管理してる神社だぜ。明日連れて行ってやろうか?」

「いいんですか?じゃあ、明日…」

「おう!また明日な!」

 

そう言って魔理沙さんはひょいっと箒に乗り、飛んでいってしまった。

 

博麗神社って、どんな所なんだろう…




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タイトル回収はもう少し先です。

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