マギアレコードRTA ワルプルギス撃破ルート南凪チャート 作:みみずくやしき
ティロ・フィナーレ。
それは武器であるリボンを大きな銃へと変化させ、強力な弾丸を撃ち放つ究極の一射。
だけど、言ってしまえばそれだけ。もっと使い勝手の良い技も、援護に長けた技も、威力が高い技だってある。
それでも一言では言い表せない信頼が確かにあって、魔女との戦いという死と隣り合わせの世界で私を奮い立たせてくれていた。一緒に戦ってくれる仲間がいる今はかつてほどではないけれど、死の恐さへ立ち向かう力に違いはない。
ふとそんな、私が持つ
「と、そんなことしてる場合じゃないわ」
時計を見たらもういい時間。
とはいえ今日は休日で、必要以上に焦る必要はないわよね。
必要な物を買いに行くついでに、行きつけの紅茶専門店に行こうかなと予定を立てていた。あの紅茶は午後に飲みたいもので我ながらちょうど良いプランだと思う。
余裕を持って動いていたおかげで手早く準備は終わる。
最後に冬用の帽子を被ればますます良い一日になる予感がして、さあ行こうとドアを開けた。
「おはよう、マミ」
淡い栗色の髪をした、彼女がいた。
寝不足かしら。
一回ドアを閉めて、もう一度開ける。
「今日は頼みがあって来たの」
やっぱりいた。
これは魔女の仕業かもしれない。
いきなり来るなんて変だわ。寝ている間に結界に引きずり込まれたとか、きっとそうよ。
そういうことにしてドアを閉めようとすると、「待って」と勢いよく足を隙間に挟んできた。いい加減に受け入れましょう。現実だわ。
「帆秋さん、聞いた話じゃ補習がたびたびあるそうじゃない。今日はお休み? それとも……都さん、怒ってそうだけど」
もうひとつの選択肢と共に脳裏に浮かんだのは彼女の小さな先輩。会って話したのはほんの少しでも、人となりと関係性には自信があった。
「それは、その」
彼女の視線があからさまにあたふたする。察するにサボったらしい。
ちゃんと行ったほうが良い――そう言うべきなのだろうけど、明らかにしょんぼりとしてしまった姿を見たら、少しばかり親切心が勝ってしまったのだった。
「……今日だけよ?」
かくして、友人を優先した私の部屋で始まったのは、魔法少女の必殺技談義とでも言うべきものだった。
なぜこうなったか? 私も気になる。
帆秋さんが真面目な顔で「強くなりたいの」と頼むものだから、まずは形から入ってみたらどうかと言ったらこうなった……としか言えない。
私と帆秋さんでは戦闘スタイルが違いすぎて、的確なアドバイスができる自信がなかったという理由もあった。
合わせるなら美樹さんのほうが適任よね。私もちょっと前は佐倉さんに教えていたこともあったけれど、少々話が違う。
なにせ、最初に思い出したのは帆秋さんの戦闘風景。
魔法少女でも屈指のスピードで魔女へと飛び掛かり、切れ味の良いカトラスで斬りかかる。時には『停止』を用いて動きを止めたり、空中の瓦礫を止めて足場にする。投げたカトラスを止めて時間差で射出することもできたはずだ。ウワサが憑依していた時に見た覚えがある。
……うん、やっぱり、異様。
魔法少女とはいえ元は普通の人間なのだし、武術を嗜んでいたのでなければ戦い方は武器に左右されるはず。私みたいなちょっと特殊な例を除けば、剣であれば近接戦、銃であれば遠距離戦のように普通はそうなる。
だいたい、
強度や投げやすさに重心のバランス、なにより投げているときの方が扱いやすそうで、いくらでも生成できるのだから使い捨て前提の武器のはず。
遠距離からの投擲とその速度によるヒットアンドアウェイという危険を冒さない安全な戦い方ができるのに、やってるのは言ってしまえば『停止』を使って斬るだけ。それ以外の補助の魔法なんてなにもなくて、まるで魔女を最速で倒すための効率だけ考えたかのような戦い方に見える。
なにが彼女をそうさせるのかはわからない。
合ったものがあるのだし、そこは崩したくない。
だから、今の彼女にできるいわゆる必殺技を考える……そう、私は思ったの。
「それで、あなたの戦法や得意技から考えるのが良いけど……まずはイメージしやすいように名前から付けましょうか。イタリア語とかオススメよ。そうね、私だったら――」
「ラ・リュミエール」
「え?」
「ラ・リュミエールがいい」
急に言った言葉は響きからしてフランス語。"ラ"って付いてるものね。
調べてみると確かにフランス語で、『リュミエール』は光という意味だった。
帆秋さんはこだわりが強いらしく、名付けるならこれにすると決めていたらしい。でも、名前に見合わない技にはしたくないんだとか。
名前が決まってるならどういう技にするか……という段階で、帆秋さんは急に変身して唐突に出現した装飾の違うカトラスを握った。
高級品というのはデザインや感触から一見するだけでもわかるものがあるけれど、そのカトラスはまさしく匠の品に見える。最初から近接戦闘を考えられた作りは間違いなく、魔力で生成されたものじゃないわ。
「これを持ってる間はもっと速く動けるのよ。きっと見合うのは使ってる時だから」
「嬉しそうね」
「嬉しいわ。近づけるから」
そうね、その戦法をするのなら、速く近づけたほうが良い。
相変わらずの真顔でも、柔らかくなった感情が透けて見えるように感じられた。それほどまでにそのカトラスに信頼を置いているのか、あるいは誕生日に欲しかったプレゼントを貰ったような喜びなのかしら。
どちらにせよ、喜ぶ姿は自分のことのように心地良い。帆秋さんとは色々とあったからこそ尚更だった。
とまあ……この楽しい会話が続けばいいのだけど、彼女の人となりからするとそうもいかないのは想像できたのかも。
「行きましょう。魔女退治に」
と、急に立ち上がって外に出ていくのだもの。
ぽかーんとしていると、数多の疑問が浮かんだ。
急になにをしてるのかしら? 速く動けるのを見せたかった? 魔力反応もなにもなかったというのに察知したというの? まさかあのカトラスには探知能力を高める効果があった? と。
導き出した答えはひとつ。簡単なものだった。
「……帆秋さんだものね。わかったわ、パトロールに行きましょうか」
だって私たち、友達じゃない。
学年は向こうが上でも関係性に先輩も後輩もない。私個人と彼女個人の付き合いだ。
その純粋な振舞いが私に大人ぶる必要はないと告げているようで、振り回されてみるのもなんだか楽しい。見滝原を歩く足取りも随分と軽いものだった。
「駅前でチョコレートチーズタルトが売ってたのだけど、知ってるかしら」
「そういえば広告が出てたわね。メロン以外に興味を持つのは珍しいけれど」
「だってタルトよ。できればメロンタルトがいいけど」
「そんなに好きだった? よければ今度作ってみるから食べてみない?」
「もちろん」
なんて他愛ない会話を続けて歩くことしばらく。
魔女の口づけを受けた人が来やすい人気のない路地裏を歩いていると、意識に刺さる冷えたものを感じた。
「止まって」
変身してマスケット銃を生成。帆秋さんの前に立つ。
この感覚は魔女じゃない――魔法少女。
「あまり神浜からは出ないほうが良いと言ったのだけど」
挨拶でもするかのような軽みを帯びつつも冷たい声がする。
それを発した白い衣装の存在がコツコツと音を立てて近づいてきて、裏のある微笑みを見せた。
「……美国さん」
美国織莉子。
かつてマギウスの翼が存在していた頃、突如としてその中枢に入り込んだ『未来予知』の固有魔法を持つ魔法少女。私も"聖女"だった時に何度か出会ったことがあって、その後も時折姿を見かける奇妙な関係を続けていた。
やはりと言うべきか、その後ろには呉キリカもいて、両者とも確かにこちらを視認している。偶然出会った……と言う雰囲気じゃない。
「なんの用かしら? 一度は協力したけど、信頼してるわけじゃないの」
「織莉子に銃を向ける気かい?」
「お望みならね」
この二人は信頼しきれない。いつ寝首を搔かれるかわかったものじゃないもの。一触即発の状況で油断するなんて選択はない。
そんな私の心でも読めるのか、美国さんは不敵に笑った。
「戦いに来たわけじゃないわ、ただ、あなたたちがここに来る姿が
不自然なほど綺麗な声がコンクリートに反射して響く。そのまま一歩足を進めて、視線が――私を通り過ぎた。
「帆秋くれは、多くを救いたいのなら、わたしの手を取りなさい」
ただ一点。青みがかった黒い目を、彼女は見ていた。
「……どういうこと」
「死ぬわ。多くの魔法少女も、神浜の住人も。それを防ぐには、協力者が必要なの」
「帆秋さん、耳を貸さないで。戯言よ」
とは言ったものの、信頼とは違う感情が嘘ではないと思うのを止められない。
ちらりと振り返って帆秋さんの反応を見ても同じ。真顔でも次の言葉を神妙に待っているようだった。
「神浜は不思議な街だわ。わたしが関わらないでも予知が形を変える。不安定で、確かなものを見通せない」
でも、と美国さんは続けて、核心めいた言葉を紡ぐ。
「新しい予知が見えたのよ。あなたも知っているでしょう、八雲みたまを。彼女は"滅び"をもたらす。ワルプルギスの夜のように排除しなければならない」
……八雲さんが、滅びをもたらす?
口の中で同じ言葉を幾度か転がして意図を考える。なにかの暗喩か牽制か、はたまた"本気"なのか。
背後の帆秋さんは、その答えを知っているようだった。
「私はみたまを信じる。まだ
「会っていない間になにかあったのかしら。入れ込んでるようだけど……ミラーズの時?」
「待って」
相手のペースに呑まれないように口を挟んだ。前に出ようとする呉さんを警戒する。
まだ確信がない。美国さんのことを心から信じてはいけないのよ。
「マギウスの翼にいた頃、あなたは姿を現さずに羽根たちに指示を出していた。それがこうして目の前に来てることが不思議なの」
「そうかしら? 直接会いたかっただけよ」
「いいえ、帆秋さんに協力を頼まずとも、知らず知らずのうちに八雲さんを陥れることだってできるはず。どうしてわざわざ口にするの?」
間を置かず「ああ、そんなこと」と軽い返答が届いた。
「どれだけ策を弄してもどれだけ評価が地に落ちようと、傍から離れない人間はいる。正面きって殺すことは難しいと判断したの。簡単に懐に入りこめるあなたの助力があれば、世界は容易に救われる。殺せとは言わないわ。手を貸してくれるだけでいい。救世はわたしの手で成してこそ意味があるのだから」
「だけど織莉子、その手段は」
「わたしたちは、友達じゃないわ」
睨む表情で言い放つそれはまるで、信頼や友情という不確かな感情で押し切られないように突き放しているように思えた。帆秋さんが心から信じている関係を断ち切ることで決意させるように。
「言い方を変えましょうか。彼女を排除するために多くを巻き込みたくない。……そう言ったら、信じられない?」
「信じる。でもみたまを傷つけるのは見過ごせない」
疑うことを知らない帆秋さんならそう言うと思った。
そのまま1秒、2秒……無音の空間で視線だけが交差する。
……これ以上は平行線ね。互いに意見を曲げるはずがない。
睨み合いを続け、手に持つマスケット銃にも自然と力が入る。
いつここが殺し合いの場になってもおかしくない。縄張りに入ってきた魔法少女がぶつかるのは珍しいことじゃないもの。
あとは誰が最初に動くかでしかない。いつでも拘束できるようにリボンを展開する魔力を用意しておく。
されど、美国さんの「はぁ」というため息で均衡は崩れた。
「ここまでね。キリカ、戻りましょう」
「わかったよ」
撃つことはないと思ってるのかあるいは知っているのか、無防備な背中を向けた。
そのまま去っていくかと思えば、ちらりとこちらを見る。
「最後にひとつだけ……これだけはどうか信じて。
「……紫? 帆奈?」
急な展開にその意図を考えていると――スマートフォンの呼び出し音が鳴る。
「私じゃないわ。帆秋さんの?」
「ええ」
どうやら電話がかかってきたらしい。やはりというか取り出したスマートフォンも緑色で、聞こえた第一声は私にも届いた。
『オイくれは! 早く戻ってこい! 今神浜が大変なんだ!』
都さんの、そんな声だった。
◆
見滝原市をひた走るRTA、はーじまーるよー。
『くれはーっ! オマエ今どこだ!』
本日の補習は自主休校です。家にいるのが帆奈ちゃんだと見逃してくれるのが嬉しいですね。
既に観鳥さんから了解の連絡があったり、このようにみゃーこ先輩から鬼のように電話が入ってたりするあたり勝手に伝えてますが誤差だよ誤差!
神浜市以外で行動する場合、フランスと同じく自動浄化システムの恩恵がなくなるため止まってる暇はありません。ロス=魔女化みたいなもんです。
特に、生き急いでるくれはちゃんは永続的な精神ダメージをいくつか受けているため、時間経過による穢れの上昇率が依然高いままです。自分には消費の軽い『停止』くんで精神を騙し騙し運用すればグリーフシードは十分余るので気にすることでもないですが。
しかし……浄化システムくんはなんで律儀に神浜市の境界線を守ってくれてるんですかね? アリナ先輩の結界の張り方が上手いんでしょ(適当)。
「ねぇねぇ、あれ食べたい! チョコレートチーズタルトだってー!」
もちろん市外ではラピヌお姉さま同伴です。
信頼度上げができる、ボディーガードもできる、いざという時は魔女化で逃走の時間稼ぎと連れてくのは当たり前だよなぁ?
さらに、バレンタイン近くの時期であれば見滝原のチーズ店には彼女がいます。
「これこれ、これなのです。食べたいのです……」
なんか小さい子がいますよねぇ。そう、『
みなさんご存じお菓子の魔女の元ですが、この世界の彼女ではありません。円環の理から使者としてやってきた円環マギアタイプの超特殊キャラです。
アルまど様により送り込まれたのはいいものの仕事をサボって遊んでるのでイベントだけ起こしときましょう。特別な稽古つけてやるから来い!
「うわっ! なぎさのようないたいけな少女に声をかける不審者なのです! 逃げるのです!」
逃げんじゃねぇよ! 逃がしたらリセだぞリセ!
しかし余計な探索の時間はありません。そこでラピヌお姉さまです。オナシャス!
「アレ追いかければいいんだ? イッヒヒ……!」
「ぎゃーっ!? なぎさは食べてもおいしくないのです!」
「おいで、おいで、さぁおいで!」
「パッ、パルミジャーノレッジャーノッ! ゴルゴンゾーラ!」
じゃあ次行きましょう。
こんにちはー! 巴さんいますかー!?
無言でマミさんがドアを開け閉めしましたが、朝イチでこんなのが来たら無理もないですね。まあ無理にでも話を聞いてもらうんですけど。
「……今日だけよ?」
なんとPMHQのみなさんは第二部だと在野の存在です。干渉したり変な風にイベントが積み重さらない限りずっと見滝原でよろしくやってます。そういや杏子ちゃんはなにしてんでしょうね。
ラピヌお姉さまを放牧してもマミさんが側にいれば安心! 部屋に乗り込めー!
こうして転がり込んだ目的はもちろん、くれはちゃん強化計画の一環です。
フランスでの合宿の後は、マミさんに弟子入りして強化合宿! ホーリーマミさんルートだと第一部の後、信頼度が一定以上あれば可能になります。
今回は必殺技たるマギアの習得です。
マミさんのティロ・フィナーレやいろはちゃんのストラーダ・フトゥーロみたいなやつですね。どのキャラでも複数習得可能で、たくさん持ってる子もいます。
本来、普通にプレイしていれば習得イベントや追加習得魔術にポイントを振るなどして勝手に覚えているものですが、全てスルーして攻撃と速度に特化したくれはちゃんには一切ありません。勉強も最低限で賢さが低いのも原因です。高いと技を閃いてくれたりしますが、そんなのくれはちゃんにできるわけないだろ! いい加減にしろ!
しかし、終盤のためにも、ある程度自由が効くこのタイミングで一つだけマギアを覚えておかなくてはなりません。そこでくれはちゃん強化計画に加え入れることで無駄なく覚えられる完璧なチャートです。
習得するものは、攻撃対象が単体で威力に特化したもの。たとえ命中率に難があろうと『停止』で止めれば当たります。いくつかの条件を満たしてるので特殊なやつを覚えるでしょうね、ええ。
なお運良く複数覚えてしまった場合はリセです。絶対に一つだけ覚えます。
名前はもちろんタイムを考慮してオートで決めます。マミさんのネーミングセンス、よーく見ておけよ?
~少女談義中~
おぼえない。なんで?
とは言いましたが、理由はわかってます。単純に習得に時間がかかっているだけです。
早いともう覚えるのですが……まーだ時間かかりそうですかね~?
申し訳ないがリセを繰り返して最高パターンを引くまで待つ手はNG。フラグを立てた以上覚えるのは確定したので、この先に期待して先に進むのが賢明でしょう。チャートにもそう記されている。
では魔女退治に行くと称して適当に切り上げて帰りましょう。信頼度の低下を防げます。
「……帆秋さんだものね。わかったわ、パトロールに行きましょうか」
ね? 自ら進んで魔女退治に赴く魔法少女の鑑だと思われてますねこれは……間違いない。
それではマミさんと話しつつさりげなく駅に向かっている間、念話でラピヌお姉さまに呼び掛けましょう。
『ごめーん、逃げられちゃった! すばしっこいよアイツ!』
あっいいっすよ(快諾)。
見滝原に来たもうひとつの理由は『神浜チーズパニック!』の発生フラグです。
こいつはお菓子の魔女が大量出現するトンデモイベントで、下手すると神浜が壊滅します。またか(呆れ)。
しかーし、グリーフシード集めの大チャンスです。いくらでも湧いて出てくるので片っ端から蹴散らし、今後もう回復に困らないほど集めておきましょう。
まあグリーフシードには期限あるので終盤までは持たないんですけど。悲しいなぁ。
本来はなぎさが神浜に来たタイミングで勝手に発生しますが、起きない場合は神浜外(ほぼ見滝原)にいます。なので追いかけ回して条件を満たし、強制的に発生させる必要があったんですね。
お菓子の魔女の発生源を突き止めておくとこの先短縮できま……とか言ってたらイベント踏むとかやーめてくださいよほんと!
「あまり神浜からは出ないほうが良いと言ったのだけど」
うぁぁぁ! み……美国織莉子が見滝原を練り歩いてる!
なに言ってるんだかわかりませんがまあ……これは許容範囲でしょう。突如魔女結界に呑み込まれて迷宮を歩かされるより遥かにマシです。
それに彼女、第一部でまどか狙いでなかった場合、特定条件を満たしていると第二部ではみたまさんを狙ってきます。
その条件とは予知で『八雲みたまが滅びを願ったことを知る』ことです。救世を為そうとするので当然排除しに来ます。ドーモみたまさん、美国織莉子です。
第一部では困ったことをしてくれましたし、まーた変なルートに入られてても困るので、ここできちんと確認しておきましょう。ランダム要素は潰すに限るぜ。
「帆秋くれは、多くを救いたいのなら、わたしの手を取りなさい」
ああん? 珍しく協力ルートに入れますね。
手を取り織莉子側に立つルートはあまり踏めないので選択したい気持ちをグッとこらえてキャンセル。これRTAなのよね。珍しさでチャートから外れたら再走だよ再走!
ちなみに彼女、傍から見るとラスボス系魔法少女でも内面で葛藤と戦いつつ進み続けているので、一緒に行動するとかなり色々と特殊なイベントを踏むことになります。まるで外伝作品の主人公みたいだぁ……(すっとぼけ)。
なお判定結果ですが、言ってるセリフからしてみたまさん狙いで間違いありません。おそらく。
ちゃんと織莉子のイベントを進めれば確実な判断ができますが、そんな時間はありません。やっぱみたまさん狙いなんじゃないっすかね? そうだよな、そういうことにしようぜ。
「いいえ、帆秋さんに協力を頼まずとも、知らず知らずのうちに八雲さんを陥れることだってできるはず。どうしてわざわざ口にするの?」
やりますねぇ! やりますやります。
調整屋帰りの子に魔女をけしかけ、キリカの『速度低下』で動きを鈍くしてケガをさせ、調整のせいだと濡れ衣を着せるぐらいやります。そしてみたまさんが孤立したところを襲撃するわけです。
どうあっても変化しない確実な方法を取るのが美国流。一緒にSATUGAI以外の方法を探そうなんて説得は効きません。効いたフリして利用してきます。
狙いもわかったしへっ、一昨日来やがれ! 塁ちゃんを張り付けてタイミングを察知してやるぜ!
「最後にひとつだけ……これだけはどうか信じて。
うわぁこれはネオマギウスですね……間違いない。
さすがは未来予知できる織莉子さんですね。だったら助けに来てくれよな~頼むよ~。
おっと電話。
『オイくれは! 早く戻ってこい! 今神浜が大変なんだ!』
マジ!? それってお誘い?
予定通り『神浜チーズパニック!』が発生……だけじゃないですね。見滝原にいる状況かつ、中央のまとめ役のみゃーこ先輩からの救援要請。これは『魔女たちのパラドクス』も同時発生してます。かなり悪いパターンを引きました。こいつ屑運ばっかじゃねぇか。
予定変更、ラピヌお姉さま回収後そのままマミさんを連れて中央区に向かうので今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
■今回の内容
百江なぎさ(バレンタインver) 魔法少女ストーリー 1話 『戦争はもう始まっているのです』(一部分)
■Q.なんでこんな戦い方してるの?
A.RTAだから。
■百江 なぎさ
みなさんご存じお菓子の魔女。円環マギアタイプ。バレンタインverは円環サポートとなりやはり円環が付く。
マギレコ世界の彼女については『百江なぎさは願いを叶えた』で知ることができる。既に魔女化済み。
■マミさん
見滝原といえばこの人。味方にいるときの安心感は半端じゃない。
第一部を通過してるので油断もしない万全状態。第二部に突っ込むと無双するのでバランスが崩壊する。フランスの方ですか?
■くれはちゃん
RTAの都合上本来想定されている遠距離戦法をまったくしていない。
実はカトラス投擲と『停止』による援護をメインとした後衛キャラであり、タイムのため無理やり近接攻撃を行っている。追撃の強化カトラスでさらにダメージは加速した。技量? ねぇよそんなもん。
■織莉子
ワルプルギスの夜打倒で頑張っていた別編寄りのマギレコ織莉子。なので色々混ざっている特殊存在。予知が外れまくり変化しまくりもう気が狂う!
マギレコ本編だと第一部終了後までまどかが魔法少女になっていることに気づかず、ワルプルギスが倒されたことを後で知った。たぶんずっと紅茶飲んでた。
■見滝原市
神浜を出ると急にシリアスになり始める。使い魔は見逃し縄張り争いも魔法少女同士の殺し合いもざらに勃発。むしろこっちが普通かもしれない。
魔法少女同士の関係がギスギスしてないか?
■なんで予知の内容が変わるの?
チャート通りにしようと走っているから。時折行う乱数調整がごときカトラス素振り(ミス)が関わってるとか関わってないとかモッパラのウワサ。
別にくれはちゃんが特別だとかそういうのはない。