マギアレコードRTA ワルプルギス撃破ルート南凪チャート   作:みみずくやしき

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パート94 終わらぬ夜の果てに

 

 書斎を出たくれはの姿を最初に見たのは、ドアの前で待っていた春名このみであった。

 

 部屋に入っていく姿を見送ってからというもの、ただただ信じて待っていた。それ以上踏み込めなかった弱さと震えを覆い隠すように自分の腕を掴み、その先になにが起きようと見届けるつもりだった。

 

「あっ……」

「行ってくるわ」

 

 と、だけくれはは口にして、そのまま玄関へと向かおうとする。

 素っ気ない行動ではあったが、その口調と雰囲気に普段通りの意味を理解すると、このみは伸ばしかけた手を引っ込めて微笑んだ。

 

「行ってらっしゃい、くれはさん」

 

 心配はなかった。彼女の恋焦がれた姿がそこにあった。

 

 次に見たのは、玄関の前で外の様子を伺っていた佐鳥かごめ。

 

 横を通り過ぎるくれはにびくりと反応するも、その立ち姿が自分を助けてくれたあの日と同じものであると認識すると、満面の笑みを浮かべる。

 

「……良かった」

 

 一度だけ振り返った彼女の瞳はとても綺麗で、声をかけるよりも、待ち望んでいた憧れを目にした喜びが勝った。

 

 そうして最後に見たのは、外で戦っていた観鳥令。

 

 魔女の攻撃に巻き込まれないようペレネルと共に屋根の上に陣取りながら、迫りくるコピーにバズーカの砲弾を撃ち込む。本人の実力は中程度でも、必中の効果を持つ固有魔法を用いれば、くれはのために時間を稼ぐのには十分だった。

 

「――帆秋さん」

 

 戦場となった眼下の景色に見慣れた髪色が現れると、バズーカの引き金にかけていた指が止まった。

  

 一目見ただけで、今の彼女は()()()()だと理解できた。

 

 ただ、それだけ。それだけで、ところどころに怪我を負いながらも、令はまだ活力が湧いて出た。その隣に立つに恥じぬ存在になろうと、再び心を動かされた。

 

 ……きっと、多くの者が願った。

 

 彼女たちは、確かに求めたのだ。

 もう一度立って欲しいと、望みを伝えたのだ。

 

 ならば、その伸ばされた手を、他の誰でもない、帆秋くれはが掴まぬことがあるものか。

 

 最初の人助けがあった。

 平静のように見えても、その心には恐れと不安を抱えていて、傍から見ればおずおずと差し出したものだったかもしれない。

 されど、愛を与えたくて伸ばした手が、人と人を繋ぎ辿り、いつしか自分のもとへ。

 

 生きる世界とこれまでの道が、キラキラと輝いていることこそなによりの証明。

 

 そう――そうやって、人は生きていく。

 

「……私はただ、日常を守りたい。朝起きて、一日を過ごして、楽しいことだけじゃなく悲しいことがあって、それでも明日が当たり前に来ると信じて眠れる、そんな毎日があってほしい」

 

 聖女にはなれず、絶対の善性は持てず、究極の利他には遠く、復讐に傾倒することはできず、頂点に立つことも目指せず、されど諦観することさえもできない。

 

 それこそ、強くなることではなく、なにかに至ることでもなく。

 

「"大人になりたくない"と私は願った。きっと、もっと賢い願いがあったはず。もっと幸せになれる選択があったはず。家族のことも、他に未来はあった……」

 

 あるがままに手を伸ばす。

 

「だけど、受け入れるわ。悲しみも、絶望も、後悔も!」

 

 真実を求めて受け入れる。そう教えられた。そう教えた。そう、信じている。

 

「変わるもの、変わらないものだけじゃない。変わってしまったもの、変えちゃいけないものがある……! でも、それでも! その辛さと醜さがあったから今の私がいる! 必要なのよ! だから――」

 

 涙が流れ。

 

「この願いは、間違いなんかじゃない!」

 

 炎が、舞った。

 

 魔法少女は、契約と共にその身を変える。

 心境やあり方が衣装を定め、それぞれの固有魔法を宿す。

 

 今、変身した帆秋くれはの姿は、変わっていた。

 

 姉が愛した赤と桃のゼラニウム。妹が恋した白のガーベラ。それらを担う紅のドレスは、かつての決戦の日のように紅白を輝かせている。羽帽子に飾られていた黒羽根はあるべきオレンジの色を取り戻し、握るのは鳥の羽根を模したカトラス。同じく赤桃の装飾のもの、白の装飾のものでふたつ。

 

 その立ち姿はまるで、姉と妹の手を繋ぐ本来の彼女。

 新たに変わったそれこそは、死なずの不死鳥ではない。極楽鳥(ストレリチア)の翼なりし、炎の刃。

 

 魔法少女がさらに姿を変えるのはありえないことではない。調整で衣装と力を変えることも、希望を背負い進化することも、新たな可能性を得ることだってできる。事実、くれはも何度も目にしてきた。

 

 だが、不変を願ったくれはにはありえない。

 彼女はあの日から変わらず、本質が変わることは自身の否定へと繋がる。過去を否定すれば願いが意味を失う。

 

 だからこれは、変わったのではない。受け入れ、ありのままに戻った。それだけだ。

 

 もう、閉じ込める釣鐘はいらない。

 もう、縛り付けるツタもいらない。

 釣鐘の黒とツタの緑に彩られていた衣装の奥底に隠されていた炎が開花したのだ。

 

 帆秋くれはの本来のドッペルは、単なる炎でしかない。己をも燃やし尽くし、灰と消えるしかなかった。

 されど釣鐘が覆い隠し、ツタが雁字搦めにして抑え込んでいた。炎を纏うようになったドッペルやカトラスは変化したのではない。元の姿がほんの少し、解放されていただけだ。

 

 ゆえに今、姿を現すは"終わり(Final)"ではなく。

 それこそは始まりの"真なる紅(Ablaze)"。

 

 誰かにも、なにかにもなる必要はない。

 なるならば自分自身に己の願いを込めて、ただもう一度、"帆秋くれは"がそこにいるだけだ。

 

「悪いけれど、少し耐えて」

 

 くれはは結界を飛び出し、前方のコピーたちを燃え盛るカトラスで一閃する。

 ただの一撃に過ぎないはずのそれは、空間に炎の軌跡を残し、虚像を消し去った。

 

 それだけにとどまらず、腕を一振りすればいくつもカトラスが宙に浮かび上がる。

 奇しくもウサギの魔女の攻撃と同じ。射出されたカトラスはコピーたちの武器と空でぶつかり合い、金属音の応酬が大きく響く。

 

 令の攻撃と先ほどの一閃でコピーの数が減っていたのもあり、次第にカトラスたちが優勢となっていき、遂には魔女の身体に次々に突き刺さった。

 

 それを確認すると、次は高速で駆ける。

 元に戻ったラピヌを抱き抱え、地面を蹴って屋上へと跳びあがった。

 

「観鳥、ラピヌをお願い」

「ん? ん……!?」

 

 急に現れたラピヌを見て令が驚くのも無理はなかった。衣装が変わったくれはと、押し付けられた気絶しているラピヌを交互に見て目をぱちくりさせる。

 

 片方はペレネルでさえ例外でなく、姿を変えたくれはに視線が向けられていた。

 

「……くれは嬢、その姿は」

「細かい話は後でする。あのカトラスを貸して。ここの敵をどうにかするから」

「いけません、あれをもう一度使えばあなたは……」

「ペレネル」

 

 自分に呼びかけるその言葉にペレネルには覚えがあった。

 理由や理屈ではなく信じてみようと思わせる、錬金術師にあるまじき選択をさせるそれは、かつて見た存在とよく似ている。

 

「……信じていいのですね?」

「ええ、必ず」

 

 幾度もソウルジェムを傷つけたカトラスが受け渡される。

 くれははしっかりとそれを握ると、装飾が花に包まれたものに変わり、紅の光を弾けさせた。

 

 そして、光が駆ける。

 炎の軌跡だけしか見えない速度で、ほんの瞬きの合間にコピーたちが消えていく。

 

 ありえないと言っていい。見立てでは次の使用が限界で、帆秋くれはのソウルジェムは砕け散るはずだった。

 

 だが――だが、いつまでもその瞬間は訪れない。あり得ざる状況に、ペレネルは心からの笑顔を見せた。

 

「大切な人との別れに傷つき絶望しながらも、苦難を乗り越え不可能を可能にする。それこそが人にしか持ちえない力。人の持つ"心"。タルト……あなたが見たら、なんと」

 

 されど、カトラスが限界以上の力を引き出していることに変わりはない。

 使えば身が砕け、ソウルジェムが破損する禁忌の力だ。それは道理であり、奇跡は介在しない。

 

 だが、魔法少女の『願い』は道理を覆す不条理だ。

 メリッサの願いが死ヘ向かうタルトの傷を消し、リズの願いが魔力が尽きて魔女となるはずだった運命を捻じ曲げたように、時にはインキュベーターでさえ制御しきれない結果をもたらす。

 

 姉妹が願ったのは、くれはのことだった。

 

 『妹たちの病気を治してほしい』という願いは、怪我(病気)を癒す、強力な自己再生へ。

 『私の命をお姉ちゃんたちにあげて』という願いは、ソウルジェム()を繋ぎ合わせる。

 

 そのすべてが、帆秋くれはを生かすために運命を捻じ曲げ因果を引き上げている。

 形は違えども、祈りは叶う。いつだって想いは流れて辿り着き、 明日へと繋がる星の標となる。

 

「帆秋さん! あとは株分けの鏡の魔女だけだ!」

「任せて」

「任せてって――」

 

 カトラスを本来の二刀流へ持ち替えて、くれはは上空へ跳んだ。

 

「止まれッ!」

 

 『対象確定』の放つ魔力が複数の株分けの動きを止める。

 

 そして、両手に構えたカトラスがひとつに重なる。一振りの燃え盛る直刀と化したそれは、焼き焦がす熱を秘めつつも、暖かく、明るく、紅を放つ。

 高く振り上げた光は、あたかも星に伸ばす手がごとく。

 

「私は私! 他の誰でもない、南凪自由学園の帆秋くれは!」

 

 確固たる意志と共に、二人の幻影が手を重ねて。

 

「みんなが傷つくのが見過ごせない、普通の人間よッ!」

 

 明日という未来に届くように、振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……株分けとはいえ、鏡の魔女を一撃とは」

「いやぁ、観鳥さんもまさかここまでやるとは思わなかったよ……」

 

 これは正真正銘、観鳥さんの本心から出た言葉だった。

 

 帆秋さんの攻撃は凄まじかった。株分けの鏡の魔女は一刀両断されて、家の上空に浮かぶ鏡は一つ残らず破壊されていた。

 

 無限にいるかと思ったコピーも既に姿はなく、この一帯に敵の影は見えない。まだ神浜を異変が襲っているけど、ほんのひと時の休息を得るには十分すぎる。

 

 これだけの力を発揮できた帆秋さんの理由も知りたいし、労いたいところだけどさ。

 

「ウッソだぁ……おねーちゃんがいない間になにがあったのさ」

 

 魔女が消えて現れた、ラピヌちゃんはいったいなんなんだ?

 

 いつの間にか帆秋さんが連れていた彼女は学校に行っていないし、両親の存在もわからない。元から不思議な存在だった。

 

 だけど、そんな疑問をちっぽけにしてしまう現象が目の前で起きた。まるで魔女から魔法少女に戻ったかのように見えたんだ。ああいうドッペルだって言われたら納得するけど……ここだけ自動浄化システムが働いていたとか? いや、まさか。

 

 家から出てきたこのみさんとかごめちゃんも、帆秋さんの一騎当千の活躍ぶりに驚くと共に、ぴょんぴょん跳ねているラピヌちゃんを見てさらに驚いていた。

 

 いいや……謎といえば、落ち着いて考えてみればペレネルさんもだ。

 二木市での戦いの時も埒外の魔法を見せたそうだけど、ワープができて、これだけの結界を張れる魔法少女がこれまで隠れていたことも、帆秋さんの知り合いなことも十分謎だ。

 

 そんな彼女は、なにかを思いついたようで、帆秋さんに顔を向けた。

 

「それでくれは嬢……あなたの姿についてある程度の推論ができました。予備として持っていたのですが……」

 

 観鳥さんたちの前で隠すことなく懐から取り出したのは、血液のように赤い宝石。キラキラと輝くそれは、どこかカトラスが光ったときの輝きと似ていた。

 

「魔力の増幅や超遠距離への通信など様々な使い方ができますが、その本質は願いを叶えること。強い願望や妄執を現実とする力を秘めています。近くにいたくれは嬢の願いに応えて分解と再構成のプロセスを経て力を与えた――理論としてはこんなところでしょうか」

「そうなのね」

「一応聞きますがくれは嬢、そういった考えはなく?」

「なんかできたわ」

「……ふふ、懐かしいですね。理論づけるのは無粋でしたか」

 

 二人の間には観鳥さんたちの知らないなにかがある。たったそれだけの会話の中でも、得体の知れない謎がいくつも湧いて出た。

 けど、悪いこととは思えない。帆秋さんが信頼しているのがなによりの証拠だ。

 

「あなたには感謝しないといけません。不可能を可能にする真なる賢者の石が、今、完成しました」

 

 ……だっていうのに、賢者の石なんて名前を聞いたら、取材心とでも言うべきものが活発に動き出しちゃうだろう?

 

 私は"私"だけれど、同時に"観鳥さん"でもあるんだ。色んな側面が顔を出してもすべてが偽りということもなく、真実の一部でもある。

 

「真なる賢者の石さえあれば――」

「ねーねー、いちいち真なる賢者の石って言うの長くない?」

「じゃあマギアストーンとかどうかしら」

「帆秋さんにしては珍しくまともなネーミングセンスして……してるのかなこれ、なんかダメな気がするんだけど」

「私は良いと思うのだけど、マギアストーン」

 

 帆秋さんも帆秋さんで、本気の真顔で急に変なこと言い出したり、うん、いつも通りの彼女だ。

 

 今はただ……それがなによりも嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終フォームになるRTA、はーじまーるよー。

 

 ペレネル先生とラピヌお姉さま、そしてこのみちゃんが迎撃に出ましたが、くれはちゃんはベッドから動けません。こいつ相当なダメージだな(他人事)。

 

 全員パーティ内にいる扱いなのでいつでもステータスを確認できますが、さすがは最終盤。戦闘中のラピヌとこのみちゃんのHPがみるみる減っていきます。二人とも魔法少女としては特別強くないのでまあ予想通りですね。

 

 もちろんラピヌお姉さまのほうがスペックは高いですが、考えなしに突っ込んでいくので被弾被弾被弾の三連コンボ。あっという間にソウルジェムが穢れに満ちてもう終わりだぁ!

 

 と言いつつ……ラピヌ、まだ行けるよな。ここからが本番だぜ。

 

 実は第二部、自動浄化システムを取り戻したところで、鏡の魔女の結界が現れて邪魔をしてきます。取り戻せたかどうかに関係なく第8章以降は一切ドッペルが使えません。

 

 ドッペル頼りの戦法をしているとここで詰み。

 なので関連ステータスを強化する必要はまったくありません。素の能力に回したほうがイーヨー……。

 

 そんなわけで、くれはちゃんは知る由もないものの、派手な表示と共にかつてフランスで散々な目に遭った『泣きウサギの魔女』が再登場。

 

 コピー相手に変身解除は通じないものの、武器取り上げはできるので良い感じに戦ってくれるでしょう。魔女に敵味方識別なんて便利なものついてないのでこのみちゃんがさらに危険なんですけどね(照れ)。

 

 しかしそこはペレネル先生が上手いことやってくれるので、こうして待機できるわけです。

 

 かつて記憶ミュージアムでやったゾンビドッペル戦法の本家本元、ゾンビ魔女化戦法を思う存分見せつけてやりましょう。いけーっ! 売国妃の娘!

 

 

 ~少女待機中~

 

 

 ラピヌお姉さまが大暴れしたり、このみちゃんが戦線離脱したり、観鳥さんとかごめちゃんが到着したりしましたが、遂にイベントの続きが発生。

 

 書斎を扉をぶち壊して日記を読んだあと、延々と焦らしプレイを受けていたのでもう待ちきれないよ! 早くチャートを進行させてくれ!

 

 というわけめ、これがくれはちゃん強化計画の最終段階ver.Final化です。

 ソウルジェムも心もボロボロでもう後がない以上、この後の決戦と合わせて最後の変身となるためファイナルなのは本当に本当。だから条件も満たせるわけですね。

 

 その実力、迫って来たコピー共相手に見たけりゃ見せてやるよ(大胆不敵)。変身!

 

 ステータス上昇! 武器強化! 衣装変更!

 新たに赤い衣装のファイナルくれはちゃんが誕生……誕……あれ?

 

 違くない?

 これver.Finalじゃなくない?

 

 本来、いつもの緑色と黒色の衣装がダークな方向にパワーアップした常闇verに似た感じなんですが……なんで? なんで? なんで? チャート通り走ったじゃーん! フラグ立ててたじゃーん!

 

 季節verでもドッペルverでもないとしたら、これはもしかして……もしかするかもしれませんよ?

 

 実は各魔法少女はそれぞれ固有のフォームチェンジを持っています。しかし条件が特殊なものばかりなため、時にはファイナルより満たす難易度が上がります。

 

 この辺を配慮したのかフォームチェンジの優先度は固有ver > ver.Final > キモチver = ドッペルver > 季節verとなり、同時に満たしていたら固有が最優先。今回はいつの間にか満たしていたようです。チャート通りに走れって言ってるだろオォン!?

 

 しかし求めている性能が同じかそれ以上ならリセの必要はありません。Finalじゃないなんて誤差だよ誤差!

 というか今さらやり直せないんじゃい!(本音) こんなクソ長RTA再走とかやーめてくださいよ! 走り切れば世界一だってそれ一番言われてるから。 

 

「……あれは」

 

 取り乱しましたが、ペレネル先生も驚きの最終フォームはver.Ablaze。正当派進化の固有verだぜ。

 というかリビルド? 再誕? かずみちゃんが昴かずみになるようなパターンですね。

 

 戦ってる間に解説をしておきましょう。

 ご存知の通り、フォームチェンジするとそのverに応じてパラメータが変動します。季節系は攻撃方法や使用するパラメータが丸々入れ替わったりほぼ別キャラの運用が要求されてこれはキツイですよ。

 

 しかしこれは正当進化なため、本来のステータスにさらに上乗せされます。

 くれはちゃんの攻撃力は限界突破の異常値に突入。カトラスもパワーアップしているのもあり、みるみる敵のHPが削れていきます。あっ今(一撃で)切りました。もはや素手で殴ってもヤバイぜ?

 

 そして遂にくれはちゃんに遠距離攻撃が搭載されました。えっこの終盤の終盤で!?

 やってることはカトラス投げと同じですが、投げなくても自動で射出されるので非常に便利です。両腕が封じられても撃てる出し得技。

 

 こっちにも影響を与える泣きウサギの魔女を撃破しつつ……ヘイ! ペレネル先生カトラスちょーだい!

 

「……信じていいのですね?」

 

 あっいいっすよ(快諾)。

 

 もともと強化カトラスは、対鏡の魔女戦の時に使って道連れにする用だったんですが……このフォーム、自動回復能力まで桁違いで、強化カトラスで無理やりな軌道をしても傷が回復しきります。予定変更使いまくるぞ!

 

 身体は無事でも結局ソウルジェムにダメージ入るんじゃないの? バカなの? と言う声が聞こえてきそうですが、大丈夫だってヘーキヘーキ安心しろよ~。

 

 くれはちゃんのステータスの固有魔法欄を見てみましょう。今までの『停止』表記ではなく、本来の効果である『対象確定』になっています。お前勝手に認識まで変わったな?

 こうして魔法が真の姿を取り戻し、許容範囲までも上がった今、『対象確定』と強化カトラスの最大出力を思う存分ぶん回すことまで可能。

 

 あすいません、あの、神浜市に、チート固有魔法がちょっと入り込んでるんですけど……。

 というわけでもなく、相変わらず自分以外に使うと一瞬で魔力を持ってかれるクソ燃費なので注意しましょう。加速する分には問題ないって? なんのこったよ。

 

 なんか勝手にソウルジェムの耐久値まで回復してますが、こっちはまあどうでもいいや(走者の屑)。

 

 超スピード!? で駆け巡り、カトラスでひたすら斬りまくればあら不思議。あれだけいたコピーが一瞬で消えてなくなっちゃうんです!

 

「帆秋さん! あとは株分けの鏡の魔女だけだ!」

 

 (普通に戦うと)結構危機そうですねぇ。これは面倒ですよ。 

 

 なので一撃必殺。最大パワーで叩き潰します。

 なんか凄い見た目してますが、これマギアじゃありません。魔力を大きく消費する特殊攻撃です。じゃあなんなんだよこれはよォ! いい加減覚えろよお前ォン!?

 

 使えるので使ってますが、最終決戦までは覚えてくださいね? いやほんと。

 

「……株分けとはいえ、鏡の魔女を一撃とは」

「いやぁ、観鳥さんもまさかここまでやるとは思わなかったよ……」

 

 無事に一帯の敵を掃討したのでイベント完! やってやったぜ。

 

 しかし神浜は未だに鏡の魔女の結界に呑まれたまま。

 そしていつの間にか始まったのは第12章『結ぶ永久の彩り』。

 

 これがマギアレコード第二部最終章となります。

 あ、やっと……辿り着いたんやなって。

 

 最終決戦に挑むので今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




■今回の内容
 『涙する紅羽の灯』

■帆秋くれは(ver.Ablaze)
 遂に見た目が火属性らしくなる本来の姿。イベントがあるので当然限定ガチャもある。
 姉妹の代わりになろうとしていた心境が偽りの衣装を作り出していた。ウワサと融合した際、緑や黒が一切ない紅白の姿だったのは本来の要素でのみ構成されていたから。カトラスから炎が出るようになったり、ドッペルが変わると炎や回復効果が付いたのもその発現。

 今まで抑えていた描写やパワーバランスなどすべての制限を解除した最終形態。
 ver.Ablazeなんて原作にありません! 二次創作! 二次創作です!

■解放条件(その2)
 ・ペレネル・フラメルとの信頼度が一定以上。
 ・賢者の石がある。
 ・ゼラニウムとガーベラが家にある。
 ・帆秋るいの真実を知った。
 ・帆秋あかりの真実を知った。

 なお、Finalの条件は満たしていない。ガバ。

■ablaze
 アニレコFinalSEASONのイメージソング。
 他の楽曲や本編のイメージとは異なり、絶望の中、光を見出して進んでいく。

■季節ver
 調整してもらえばくれはちゃんも泳げる水着verになる。
 ハロウィンならハロウィンver、クリスマスなら聖夜verなどさまざま。時には固有魔法も変化するが、くれはちゃんに限ってはどの衣装でも固有魔法は同じ。

■日常
 大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。
 それは、魔法少女まどか☆マギカのあらすじ。
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