マギアレコードRTA ワルプルギス撃破ルート南凪チャート   作:みみずくやしき

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パート42 Last Magia

 燃える街並みを走る私たちに、あの魔女の笑い声が降りかかった。

 生み出していたのは足の代わりに歯車を付けて逆さまに飛ぶ巨大な姿。不気味で地の底から響くような声はどこまでも届いて、遠目で見ても強い力を持ってることがわかる。

 

「いろはちゃん、やっぱりあの光って!」

「まだみんなが戦ってるんだ……!」

 

 途中で合流していたまどかちゃんが指差した空には、ワルプルギスの夜に向けて時々魔法の光が飛んでいた。あそこに戦ってる人がいるからこそ、急がないと。

 ただ、せいかさんのワープを使おうにも、この大人数を長い距離跳ばすのはもうできないみたい。「ごめんなさい」って言ってたけど、そんなことない。彼女はここまでずっと頑張ってくれたんだから、今は少しでも休んでいて欲しい。

 

 やっとのことで近くまで辿り着くと、どんな状況なのか嫌でも理解できた。

 調整屋に集まった魔法少女たちでイブと分担したって聞いていたけど、ワルプルギスに挑んだ多くの魔法少女たちはもうボロボロだったんだ。協力してくれていた羽根の人たちも同じ。みんな苦しそうにしている。

 

 私たちを見つけた誰かが知らせに行ったのか、遠くから十七夜さんを始めとした魔法少女たちが近づいてくる。その中にはこのみさんの姿もあった。

 

「くれはさん、観鳥さんに帆奈ちゃんも……!」

「ただいまって言うべきなのかな?」

「いいんじゃないの、別に」

 

 三人に駆け寄る彼女は笑顔でも疲れてるみたいで、衣装や怪我を治す魔力も残ってないようだ。

 他の人たちも似たような状態。激戦だってことを強く意識する。中でも特に酷かったのは、灯花ちゃんたちを見て驚いた、ウサギの耳のようなカチューシャをした人だった。

 

「ええっ!? マ、マギウスの三人が……!」

「お、落ち着いてほしいでございます! 味方でございます!」

「ウチらも驚いたからしょうがないよ。他の羽根の子たちにも味方だって伝えるのを手伝ってくれないかな?」

「七瀬さん、色々と言いたいことや気持ちの整理がつかないかもしれませんが……」

 

 羽根の人たちには天音姉妹の二人やみふゆさんが対応するみたいだったけど、灯花ちゃんたちを見る人はもう一組。

 その白い魔法少女は確か、美国織莉子さん。記憶ミュージアムで見た黒い魔法少女――呉キリカさんと一緒に最初から味方だったらしい。

 

「……まさか、あなたたち三人まで来るなんて」

「これは予知できなかったのかにゃー?」

「むふっ、せっかくだからこう呼んであげようか。()()()

「アリナにその気はなかったんですケド」

 

 アリナさんまで来てくれたことは私も不思議に思った。さっきまで戦ってた相手って言ったら灯花ちゃんとねむちゃんも同じだけど、彼女は特に敵対していたから。

 滅びとかアートとかは理解できない。今も態度を変えてるわけじゃないからわからないことは多い。それでもここにいてくれるのは、隣にいるかりんちゃんが関係しているんだろうな。

 

 色んな人たちがそれぞれ話す中で、私たちに近づいてきたのは十七夜さんとみたまさんだった。

 

「そちらは無事どころか戦力を増やして帰ってきたようだな。観鳥君も戻ってきていて大成功なのは喜ばしいが……七海、大丈夫か」

「はっきり言って消耗が激しいわ。私だけじゃなく、みんなね。それで、そっちの状況は?」

「うむ。悪いなんてものではない。こちらの攻撃が全く通用しない以上、使い魔の数を減らしつつ足止めに徹するしかなかった。各々の魔力ももう限界に近い」

「グリーフシードも調整屋の蓄えとくれはちゃんがくれたものを全部使っちゃったのよ……」

 

 情報のやり取りをすればするほど、十七夜さんの言葉の意味がよく理解できた。

 パレードみたいに行進する使い魔は自ら襲い掛かってこないけど、倒さないと進行方向の全てに被害が出る。飛び回るシルエットみたいな使い魔は好戦的みたいでこちらにも対処しなくちゃいけない。でも、それらは使い魔と思えないぐらい強いらしくて、戦うだけでも大変なことだ。

 

 そして、歴史の中で語り継がれるというワルプルギスの夜は恐ろしいほどに強かった。

 

「あのバリアみたいなのが硬すぎるんだよー!」 

「かずみちゃんでも割れないの!?」

「これは……参ったわね」

「ティロ・フィナーレがぜんぜん効いてないなんて……」

 

 攻撃が効かないなんて耳を疑う言葉を聞いたけど、巴さんの攻撃ですら効かなかったのを見て事実だと思い知らされた。

 何度か見えた光も苦し紛れでの攻撃らしくて、結局本体にダメージは与えられてない。嘲笑うかのように今も周囲に被害を撒き散らし続けている。

 

 ……ここまでは上手くいっていた。

 フェントホープで私たちがみふゆさんを、くれはさんが観鳥さんを助けた。灯花ちゃんたちは記憶を取り戻したし、ういだって戻ってきてくれて、イブも倒せた。アリナさんだって今はここにいる。

 

 その分私たちは体力や魔力、気力を削ってきた。ここまでワルプルギスと戦っていてくれた人たちも同じだ。みんな、もう限界。

 でも、まだなんだ。こうして少しでも明るく話している。

 

「その割にはまだ戦えるって顔してるけど?」

「予知が示した青空が見えるまで、諦めるわけがないじゃない」

 

 佐倉さんの問いかけに返された、織莉子さんの言葉が示している。体力と魔力は底をついているけど、気力だけは残っているから。

 

「鹿目さん、美樹さん……」

「無理をして勝てる相手じゃないのはわかってる。けどさ」

「わたしたちは、希望を願った魔法少女だから……!」

 

 まどかちゃんの言う通りだ。

 呪いを振り撒く存在に負けちゃいけない。最後はみんなを苦しめるって認めちゃいけない。私たちが願ったことで誰も傷つけないために、願った希望と起こした奇跡は本物だって証明しなくちゃ……!

 

 既に満身創痍の私たちが参加しても事態は変わらない。

 ワルプルギスの夜の防壁を砕けるような奇跡と魔法はもうない。灯花ちゃんが頑張って考えても、今の状況じゃ無理だって答えしか出てこない。

 

 戦況はどんどん悪くなっていく。

 羽根の人たちが倒れている。彼女たちを回復させていた、後方に配置された回復系の魔法少女たちも疲れ果てている。ひなのさんやななかさんといった、見知った強い魔法少女たちがなんとか戦えるだけで、もう戦力が少ない。 

 

 ……だけど、だけど!

 

 状況が好転しなくても。

 こうして一人、また一人と傷ついて倒れていっても。

 疲労が限界を迎えて、身体が動かなくなっても。

 

 私はまだ立ち上がる。戦うんだ!

 

 ここでなにもしなかったら、本当に全てがなくなっちゃう。

 神浜だけじゃなく他の街にもワルプルギスはきっと現れる。そうなったら、また誰かが悲しむ。

 

 私たちは、諦めない。絶対に最悪の魔女を倒すんだから……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは、幻だったのかもしれないけど。

 

「――」

 

 なにかが聞こえたような気がした。

 

「――」

 

 友だちにどこか似ている暖かい感覚がそこにあって。

 

「――」

 

 見えないけれど、確かにそこにある手を、繋いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暗い空から私たちに降り注いだのは、淡く桃色に光る羽だった。

 触れた身体が軽い。魔力が湧いてくる。なにもかもすり減った私たちを後押してくれるようなそれは、不思議な現象なのに背中を預けられる。

 

 これは私だけじゃなく、この場で戦う全員に起きたことだった。

 

 倒れていた魔法少女が羽に希望を見出して立ち上がっていく。体力や魔力が戻っても恐怖や痛みを受けた記憶は消えないのに、お互いに励まし合ってまたあの魔女を見上げる。

 

 この現象の理由なんてわからないけど、きっかけになるのは間違いない。誰もが立ち上がった今こそ、最後の機会なんだ。

 見ると、くれはさんがやちよさんと話していた。

 

「……これが、最後よ。固有の魔法、魔法少女全員の力を集めてワルプルギスの夜を倒す」

「穢れと呪いを消すのに願いと希望の象徴を使うわけね。……いいじゃない、らしくて」

 

 頼れるみんなが決めた作戦で、やちよさんが西の魔法少女、十七夜さんが東の魔法少女、ひなのさんが中央の魔法少女、みふゆさんが羽根の人たちにそれぞれ指示を出す。神浜以外の見滝原市にあすなろ市、ホオズキ市の魔法少女にはくれはさんが話していた。

 

 ここにはこうして、多くの魔法少女が集まっている。

 東西で対立した相手や、マギウスの翼として戦った相手に、別の街の人たちだっている。でも、確かに今、この瞬間は全員が同じ目的を持っていた。

 

「いろは、準備はいいわね」

「……はいっ!」

 

 私たちには羽が生えている。願いと希望を繋ぎ止めるための、魔女と戦うための力が。

 だから私たちは最後に、みんなの『願い』でもう一度奇跡を起こすんだ。

 

 そして、全力を込めた戦いが、始まった。

 

「行くぞみんな! ここが踏ん張りどころだ! アタシたちは絶対に勝つ!」

「全力で応援するから! ゴーッ、ファイッ、ウィーンッ!」

 

 ももこさんと夏希ちゃんの魔法が全員に活力を漲らせる。力や速度が何倍にもなっていくように感じられる。

 その効果で強化された羽根の人たちが使い魔を次々と撃破していく中、まずやるべきことは、被害をこれ以上増やさないためにも海浜公園に誘導することだ。

 

「わたしの魔法なら、お客さんを呼ぶ要領で!」

「最悪の魔女が相手だもの。悪なら引き寄せられてよね!」

「よーし、あーしの魔法でついてこーい!」

 

 理子ちゃん、ささらさん、エミリーちゃんの魔法がワルプルギスを引き寄せ始めた。神浜を横断しようとしていた巨体が進路を変えて、段々と南に向かっていく。

 向こうもわかっているみたいで、三人を狙って使い魔が邪魔をしてくるけど、それは他の魔法少女が止めていた。

 

「マツリが防ぐから頑張って!」

「アリサ、チサト、あっちは頼むわね……!」

「いいぞ衣美里! 取り巻きはアタシらに任せろ!」

 

 効果を振り切ってワルプルギスが進路を変えようとしたら、準備していた四人の魔法少女が対応する。

 

「そっちに、行かせるかーっ!」

「フェリシア……私も負けてられないネ!」

「この阿見莉愛を忘れ――」

「先行くよーっ!」

「ちょっと綾野さん!?」

 

 フェリシアちゃんがハンマーで忘れさせて、梨花ちゃんが行き先を心変わりさせる。それでも無事な場所目掛けて飛ぼうとしたら、美雨さんと莉愛さんが隠して見えなくした。

 

 ここまでの妨害でやっと私たちを敵として認識したのか、ワルプルギスはビルを浮かばせて投げるなんて攻撃をしてきた。炎の槍みたいなものまで混じっていて苛烈だけど、それだって。

 

「これでみんなに手出しはさせません! ……でもすみません、そんなに持たないんです!」

「その隙はワタシが!」

「幻惑だってあるのよ!」

「おーっと、この最強魔法少女由比鶴乃もいるよ!」

「私のコイン弾も少しは役立ちますからっ!」

「みなさん頑張ってくださいっ! 沙優希の魔力もあげますぅ!」

 

 麻友さんの魔法が全員への攻撃を防いで、効果が切れた間はみふゆさんが幻覚を見せて、このはさんが霧で惑わす。それに鶴乃ちゃんが幸運で攻撃をどこかに飛ばして、ひみかちゃんが気を逸らせてる。一番魔力を使う大事なところだから、魔力を与えられる沙優希さんが応援していた。

 こっちにも使い魔が来るけど、防ぐ人たちは同じようにこちらにもいる。

 

「さゆさゆに近づくんじゃないわよ!」

「使い魔に言っても通じないだろうけど、アリサに同感!」

「強い使い魔は私が片付けるから」

 

 あの手こずった使い魔たちがホオズキ市の人の炎で倒されていく。彼女を中心に、鎌と銃を振るう人たちのおかげで、この場は優勢を保っていた。

 それでも中には避けきれなかったりして怪我をする人もいる。だけど、後方で待機していた人たちも元気を取り戻していたんだ。

 

「怪我してもゆまが治すよ!」

「前線の人たちは私の炎で治します! せいか!」

「ここ一番だもの、任せて!」

 

 ゆまちゃんの回復の力は凄まじく、何十人もの羽根の人たちがすぐに回復する。雨が降っているのだから、せいかさんは戦場のどこにでも跳べる。瓦礫を燃やす炎じゃない、癒しの炎が各地で燃えていた。

 そしてここには、見滝原の二人もいる。

 

「こっちに来るんじゃねぇ! ゆまがいるんだよ!」

「杏子もあの子も頑張ってるんだから、あたしだって!」

 

 そのまま誘導されていったワルプルギスは遂に南凪区に入る。段々と海に近づいていって、海浜公園にその身を移した。

 今、海上に浮かんでいるあの魔女が被害を与えるものはない。私たちの攻撃で建物が傷つくこともない。だから、これ以上動かないように!

 

「竜城明日香が命じます! あなたはその場から動いてはいけません!」

 

 明日香さんの強力な魔法でピタリと動きが止まる。

 

「月咲ちゃん、行くでございます!」

「うん! 月夜ちゃん!」

『笛花共鳴!』

 

 それに天音姉妹の二人の音が加わって。

 

「くれはちゃん、頼むわよ!」

「頼むぞ帆秋。八雲が魔力の底上げをした今なら!」

「ワルプルギスの夜を、止められる!」

 

 最後にくれはさんの『停止』を合わせることで、ワルプルギスを完全にその位置に押し止められる。

 妨害しようとするシルエットの使い魔を叩き落す中には、元々羽根だった人たちも混ざっていた。あのウサギのカチューシャの人だって。

 

「やらせないっての! 牧野チャン、右頼んだ!」

「任せて! 絶対……邪魔させないんだから!」

「わたしだってやりますっ!」

 

 概念や音で動きを止めても触手を伸ばして攻撃してこようしてくる。だったら、次は物理的な停止手段を。

 

「私がリボンで拘束するわ! 続いて!」

「どこまで縫い付けられるかわかんないけど……!」

「やるわよかえで!」

「一人じゃ強度が足りなくても、レナちゃんと二人なら……!」

 

 巴さんのリボン、かのこさんの糸、かえでちゃんと『変身』したレナちゃんの伸ばした木の根がそれぞれワルプルギスを縛り付ける。ここまでしたら完全に動けなくなったみたいで、一切の攻撃が飛んでこなくなった。

 

「……歯車? あれ、そっちが本体なの?」

「海香、それ本当!?」

「アタシも同じ。あんなに強いのに隠蔽までするなんて参ったねー……」

「ボクの魔法もあの歯車が弱点だって言ってる! ななか!」

「間違いありません。……みなさん! 奴の本体は歯車です!」

 

 ななかさんの言葉に全員が歯車を見る。頭が下で逆さまに飛んでいるとは思ってたけど、そっちが本体だったなんて考えてもいなかった。葉月さんの言う通り、ただでさえ防壁で硬いのに本体を隠すことまでしてたなんて……!

 

 また大きな笑い声が聞こえる。でもそれは今までとはどこか違う。怒っているような、そんな声だ。

 

「……はっ! みんな、攻撃来るよ!」

「キリカ、逃げ遅れた子を連れて離脱して」

「任せてよ、それが織莉子の望みなら!」

 

 動きと触手を止めても念力のような衝撃波に炎の槍がまだ飛んでくる。その一つ一つは強力なものだけど、未来を見ることができたり、予測できる人たちが言うには、連発してくるものじゃない。だから、この瞬間は耐えることのできる魔法少女みんなの力で!

 

「……ああ、もう! こうなったらやるだけやってアゲル! フールガール!」

「わたしができるだけ逃がすの! だから、先輩は結界を!」 

「……こころ」

「大丈夫、私なら耐えられる! まさらは他の子を!」

「あちしもだいじょーぶ! 葉月をお願いね!」

「なら、私が防御します……!」

 

 アリナさんのあの強固な結界が大きく展開されて攻撃を受け止めている間に、かりんちゃんが瞬間移動で色んな魔法少女を攻撃範囲から逃がしていく。それでも間に合わないところはこころさんやあやめちゃん、さなちゃんといった防御に長けた人たちが防ぎきっていた。

 

 まだもう一回、攻撃をしてくる。でもその瞬間、後方で待機していた雫ちゃんがあやかさんとワープで現れた。

 

「あやかっ!」

「はい待ったー! その攻撃、『冗談』ね!」

 

 今にも飛んできそうだった攻撃の気配が掻き消える。

 ……今だ。動きを止めて攻撃もしなくなったこの時。最後の一撃を放つにはここしかない。

 

「残った使い魔はまなかたちにお任せを! 夏目さん!」

「はい! 『伝播』した攻撃を『再現』します!」

「……あなたも、あなたたちも魔法少女だったのなら、希望を思い出して……!」

 

 みんなの攻撃が使い魔の多くに広がって、倒しきれないのがいても再度繰り返された攻撃で撃破されていく。

 そして、れんちゃんの魔法でシルエットの使い魔が動きを止めてその姿を消していく。新しく出てくる様子もなくて、言葉が通じたみたいだった。

 

 あとは私たちが配置に就くだけ。

 急いでその場所に駆けていく間にも、みんなの声が聞こえていた。

 

「みとちゃんの邪魔するなー!」

「みなさんに、花を添えさせてくださーいっ!」

 

 かずみちゃんがまだいた使い魔を薙ぎ払って、このみさんの魔法が全員に最後の花を持たせる。

  

「私がみんなの心を繋げる! ぼんやりとでも確かにここにいるんだって、希望を持って!」

 

 暖かい力が私を包む。みとちゃんの『心を繋げる力』が全員を繋げたんだ。心の声が聞こえる訳でもなにかが見える訳でもないけれど、確かに今ならみんなのことがわかる。

 

「これならみんなの力を一つにできる……! バラバラに攻撃してダメなら全員の力を束ねれば!」

「ええ、私の『希望を受け継ぐ力』ならきっと……! かなえとメルから託された希望を扱えたんだから!」

 

 ただ、やちよさんはその一度きりの力を使い切ってしまっていた。もう普通の魔法少女と同じ力しか持たない以上、それだけの希望を受けたら器として耐えきれるかがわからない。

 

 ――だから、彼女がいる。

 

「『暗示』は瀬奈じゃないけど、この世に残った最後の証だって思ってた」

「……私もよ。けど、みことが残したのはそれだけじゃないから」

「そうだね。だから、魔法少女としてのあんたとはお別れだ。あの頃には戻れないから、あたしは先に進む」

 

 くれはさんが言っていた。

 固有魔法は願いから生まれた魔法少女の希望。なら、他人の固有魔法を複製できる帆奈ちゃんは希望を蓄える器としての資質を持っていると。

 そう、本当の固有魔法は『希望を引き継ぐ力』なんだ。その彼女が、やちよさんの力を持てば!

 

「最後の欠片は消えたけど……この世界には、まだキラキラしたものがあるって届けてやる!」

 

 帆奈ちゃんにやちよさんと同じ力を感じる。

 それが二人の準備が整ったという最後の合図。あとは……!

 

「ういちゃん、お願い」

「私と鹿目さんの希望を……!」

「さあ僕の分も」

「もちろん! わたしがみんなの希望を集める!」

 

 大きく手を広げたういが『回収』で集めたそれは、色とりどりに光り輝いていた。

 それはきっと、誰かの夢。誰かが望んだ未来。この場に集った魔法少女全員の願いそのもの。

 

「これをわたくしが変換して一つに……!」

「帆奈、制御は私がやるから耐えてなさい!」

「こっちは初めて使ってるんだよ! でも……あっは! いいじゃんこういうのも!」

 

 やちよさんと帆奈ちゃんが受け継いで引き継いだそれが、一本の大きな槍となる。

 その力はいつの間にか私にも流れ込んできて、槍はソウルジェムとグリーフシードを合わせたような光り輝くものとなっていた。

 

 最大で最悪の厄災でも、自分に向けられているそれが最大級の希望を意味していることを理解している。最後の悪あがきのように炎で拘束を解こうとしていた。

 

「止まれッ!」

 

 でも、させない。くれはさんがもう一度全力の『停止』で止めて、その間にほむらちゃんが私に触れる。

 

「環さん、今のうちに!」

 

 私とほむらちゃん以外が止まった世界で、クロスボウを空に向けて狙いを定めた。

 絶対に外さない。外すわけがない。この一射は、未来への道なんだから。

 

 高く腕を掲げて、息を整えて。世界が動き出す。

 収束した大きな魔力が桃色の魔法陣を足元に展開して、いつでも撃てる状態になる。

 

 みんなが戦ってくれてるんだ。だから――

 

「……お願い」

 

 誰かが呟いた、その思いを込めて! 届けッ!

 

「ストラーダ……フトゥーロッ!!」

 

 轟音と衝撃波を持って放たれたのは虹色の一矢。

 私たちの全てを乗せたそれは、眩いばかりの光を携え空を駆けて、遂には防壁にヒビを入れて共に砕け散る。そこで受け止められたとしても、諦めるはずがない。

 

 だって、この魔法(マギア)は、ここからなんだからッ!

 

 無防備な頭上に展開された巨大な魔法陣が光を収束する。あれが希望に導く本命の一撃。

 最初の一矢が呼び起こして、淡く光る桃色の羽が導いてくれるように――虹色の光の奔流がワルプルギスの夜を包み込んだ。

 

 魔法少女の想いが込められた、どこまでも希望に満ちた力が絶望を消していく。

 魔女がその姿を失っていくのと同時に雲が一気に晴れていく。

 

 それは、夜明けを意味していた。

 

 

 

 

 

 

 綺麗な青さで待っててくれていた空の下、理解した私たちは喜びを分かち合った。

 それには、色んな人がいて。

 

「勝ったー! ……で、いいよね? れいら~! せいか~!」

「……うん……うん!」

「よかった……勝てた……」

 

 ただただ勝てたことを喜ぶ人たち。

 

「……一件落着ね」

「マミちゃんなにその魔法!? 紅茶出せるの!?」

「先輩の心は我が盗んだのだ。……一度言ってみたかったの!」

「それ、漫画のネタにしたら焼くカラ」

「ひどいのっ!?」

 

 なんだかいつも通りのようで笑顔になれる人たち。

 

「もう疲れた……レナ、早くお風呂入りたい……」

「私もお風呂に入ってお布団で寝たいなぁ」

「まあアタシら丸一日ぐらい戦ってたし……ほんと疲れたー!」

 

 この後のいつもの日常を考える人たち。

 

「観鳥さん……私、負けないから!」

「こちらこそ。そう簡単に譲らないよ?」

「なに言ってんのあんたら」

「ヒュー! くみが応援しちゃうよ! 見て見てくれはちゃん、ほら! ……ん?」

「ああ! 帆秋が赤くなってる! クールを維持できなかったんだ!」

 

 くれはさんの周りはとっても騒がしくて。

 

「腹減ったー! 帰ってなんか食おうぜー」 

「ふんふん! だったら中華を……そうだ、万々歳大丈夫かな!?」

「凄い風でしたよね……」

「……灯花、どうかしたのかい」

「この先やらなきゃいけないことがいっぱいあるなーって」

「少ししか力になれないかもしれないけど、わたしが手伝うよ!」

 

 フェリシアちゃんに鶴乃ちゃん、さなちゃん。それにういと灯花ちゃんにねむちゃんも元気でいてくれる。 

 

「……やちよさん」

「なに?」

「守れたんですよね。神浜を、みんなを!」

 

 やちよさんの微笑みに、私も笑顔になったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終決戦に挑むRTA、はーじまーるよー。

 

 あーもう神浜がめちゃくちゃだよ。

 景色を見て下さい! この瓦礫! 復興できる景色じゃないでしょう!

 

 ご存知の通りこんな惨状を引き起こしたワルプルギスの夜は強力です。マミさんがティロっても全然効きません。難易度で結構強さが変わりますが、ハードなのでこんな地獄の有様となっていますね。さすがに一人の魔法少女が倒せる相手じゃありません。

 

 なお、よっぽどループしたクーほむがいるルートなら、契約したまどかさんに吹っ飛ばしてもらうまどマギエンドでどうにかなりますが、クーほむ自体超レアでチャートに組み込めないからキャンセルだ。

 

 というわけで『舞台装置の魔女』戦です。魔法少女の刃、受けてみろ!

 

 しかし、くれはちゃんはボロボロです。万年桜組と合流したところで全員魔力が残り少ないですし、先に使い魔と戦ってくれていた魔法少女のみなさんもやべーぜ!

 でも戦いましょう。高難易度のワルプルギスにダメージを与えるにはバリアを破らないといけません。しかし、今の戦力でそれは無理なのでその辺の使い魔を少しずつ減らしていきます。

 

 この辺では黒羽根のみなさんも戦ってくれていますが、彼女たちにも気を配ってあげましょう。体力がゼロになったら後方に引きずってでも下がらせてソウルジェムの破損を防ぎます。回復入れてやるから来い!

 

 さらに、シルエットみたいな使い魔、『影魔法少女』には特に注意しましょう。こいつはノーマルまでならみんな踊れー! とばかりに踊ってるだけですがハードだと普通に攻撃してきます。

 しかも条件を満たしていると、これまでに退場した魔法少女の姿と能力を持って大暴れしやがります。マミさんや杏子ちゃんになられたら地獄もいいとこです。だからなるべく退場させない必要があったんですね。

 

 今回は姿が普通に『劇団・カミテ』、『劇団・シモテ』、『劇団・ソデ』なので対処は簡単です。くれはちゃんが万全ならな!

 

「あの使い魔、本当に強いから気をつけて……!」

「そう言うあんたが危ないでしょ! 下がってなよ!」

 

 そうだよ(肯定)。帆奈ちゃんが下がらせたこのみちゃんは……というかここまで来たら誰一人欠けないでいてほしいですね、ええ(決意)。実際後の展開に響くので。

 

 とにかく使い魔を倒し続けて時間を稼ぎます。それと、この戦闘ならいくらでもドッペルを使って構いません。というわけで『対流のドッペル』くんの最後の出番だオラァ!

 釣鐘をはいドーン! 最後に超パワーと超回復を見せつけてやろうぜ!

 

 

 少女戦闘中……。

 

 

 いやもう無理です(棒読み)。いやもう限界っすよ。いやほんと痛いんでもう無理で――あっぶえ! だから痛てぇっつってんじゃねえかよ!

 さっき妙に痛かったのは劇団・カミテだな、この動かしにくさはドッペルの悪影響の左腕だな、この体力は残り一割だなとかダメージで分析。そんなこんなでもうゲームオーバー目前レベルの大ピンチ具合です。

 

 この決戦に参加した魔法少女全員の消耗具合を見てください。連戦を繰り返した結果、みんなギリギリですね。

 つまり『ドッペルによる悪影響がある』、『残り体力および魔力が二割以下』、『一定数以上魔法少女が参戦している』、『参戦した魔法少女全員の体力と魔力を合計した値が一定値以下』などなどの条件を全て満たしました。

 

 これによって起きることは……。

 

「……これ、羽……?」

 

 この状況でも諦めない魔法少女の背中を押してくれる救済イベントです。

 『羽の力』で魔法少女全員が全回復。ドッペルによる悪影響も消え、固有魔法の強化などのバフがかかります。もう負ける気がしねぇな?

 

 というわけで、指示を出せる人たちを全員集合させて作戦を伝えます。

 

「穢れと呪いを消すのに願いと希望の象徴を使うわけね。……いいじゃない、らしくて」

 

 この戦いで鍵となるのはいろはちゃんとやちよさんです。くれはちゃんはサポートに回りましょう。

 おうやちよさん! 『希望を受け継ぐ力』、頼むぜ! これがトドメになるので念のためにマミさん戦で温存していたんですね。

 

「……もう一度きりの力は使ってしまったのよ」

 

 ここまで来て固有魔法使い切ってるとかwwwww嘘だろwwwww。

 草生やすな(豹変)。

 

 でも大丈夫。こういうときのための帆奈ちゃんです。お前が希望を受け継ぐんだよ! できるできるできる気持ちの問題だ瀬奈みことだって見てるんだから! 頼むくれはちゃんどうにか説得してくれここで失敗するとリセットなんですタイムが死ぬんですお願いしまあああああああああ!!

 

 セーフ! やってくれるそうです。帆奈ちゃんありがとー! 瀬奈みこと、瀬奈みこと見てるかー!?

 

「いろは、準備はいいわね」

「……はいっ!」

 

 というわけでこれが正真正銘の最終決戦です。各魔法少女の固有魔法を活かして戦います。当然ここまでに生存しており、かつ最終決戦に参加してくれた魔法少女が多いほど取れる選択肢は多くなります。

 ここまで魔法少女が揃っていると壮観ですね。正規ルートだといない子もいますし、しみじみと眺めております。これを専門用語でロスといいます。

 

 まずはももこちゃんの『激励』と夏希ちゃんの『応援』で全体バフをかけます。観覧車草原で猛威を振るったタイプのこれはご存知の通り対象が()()()()です。今回は参戦者全員という馬鹿げた効果になります。

 

 現在ワルプルギスは街中にいますが、ここではバリアを破るほどの攻撃ができないので海上に誘導しましょう。誘導先は神浜海浜公園。海に誘導することで被害を抑えるわけですね。つまり決戦の地は南凪区(始まりの地)です。案内は任せな!(南凪っ子)

 

 進行ルート誘導のために必要なのは理子ちゃんの『呼び込み』です。それに名誉南凪区民ささらの『挑発』、エミリー先生の『チャーム』でそれを援護してもらいしょう。

 

 ワルプルギスが進行ルートを変えようとした場合はフェリシアの『忘却』、美雨の『偽装』、莉愛様の『隠蔽』、梨花ちゃんの『心変わり』でキャンセル可能です。重ねがけするほど成功確率が上昇し、四人が揃っていれば確実に成功します。

 

「帆秋さん、攻撃来るよ!」

 

 観鳥さんの言う通り、この辺から本格的に攻撃してきます。攻撃後に使い魔を生み出す触手、炎の槍、衝撃波、念力でのビル投げなど一撃で退場しかねないものばっかりですね。ふざけんな!

 

 といわけで、まゆゆの『攻撃不可』の出番です。これも参戦者全員とかこいつすげえ有能だぜ?

 しかし効果時間の問題があるのでみふゆさんの『幻覚』とこのはの『幻惑』、ひみかちゃんの『コイン弾』でターゲットを外してもらいましょう。それでも飛んで来たら回避系盾と化した鶴乃ちゃんの『幸運』で逸らします。

 この担当が一番重要なので、『魔力提供』を持つさゆさゆはここで単独ライブをしていてもらいましょう。あ、レナちゃんは別のとこで仕事があるので……。

 

 いい感じに海上に誘導できたら明日香の『規律厳守』、天音姉妹の『笛花共鳴』、くれはちゃんの『停止』で動きを止めます。

 本来なら『停止』でワルプルギスクラスを止めることはできませんが、羽の力による強化に加えてみたまさんの『魔力調整』で魔力の底上げをしてもらうことで可能になります。プレイヤーが束縛・停止系以外の場合はこの役をなぎたんが行うので安心ですね。

 

 最後にマミさんの『拘束魔法』、かのこの『縫い付け』、かえでちゃんとかえでちゃんに『変身』したレナちゃんがそれぞれワルプルギスを固定して直接攻撃を封じます。

 なお、ななか組長が生存している場合、この時点であきらの『弱点特定』、葉月の『身体スキャン』を用いて歯車が本体だと見抜いてくれます。今回は海香の『読み書き』も上乗せです。神か?

 

 しかしまだ油断は禁物です。あいみの『行動予測』、織莉子の『未来予知』が攻撃に反応することがあります。即座に退避しましょう。

 無理なようならこころちゃんの『耐える力』、あやめの『無敵化』で防ぎます。数人ならさなちゃんの『消える力』とまさらの『透明化』でも可能です。なんか今回はアリナ先輩までいますけど……まあ誤差だよ誤差!

 

 まだ周囲の使い魔が邪魔をしてきますが、まなかちゃんの『伝播』とかこちゃんの『再現』で一掃しましょう。これでも影魔法少女が残ったりしますが……おう、れんちゃん頼むぜ!

 なんと彼女の『成仏』は影魔法少女を消滅させて召喚そのものを封じます。さらには撃破後の復活まで阻止するのでいない場合は祈ってください。

 

 そして万全を期すため、ワルプルギスをあやかの『冗談』で無防備にし、魔法少女全員にこのみちゃんの『花を持たせる力』でバフをかけます。

 

 ちなみに団地組はせいかの『水から水に移動する力』でワープしつつ、れいらの『浄化の炎』で回復してます。

 

 そして団地組といえば我らがみと様の『心を繋げる力』です。これが絶対に必要だったので、団地で不審者行動をする必要があったんですね。

 これで魔法少女の心を繋ぐことで、やちよさんの『希望を受け継ぐ力』が最大の力を発揮し、ワルプルギスの夜を倒すための最後の一撃を放つことが可能になります。もうみと神様だな?

 今回は帆奈ちゃんの『上書き』でコピーして二倍だぞ二倍。『暗示』くん今までありがとー!

 

 そしてういちゃんが『回収』で全員の魔力を集め、灯花ちゃんの『エネルギー変換』を用いて二人に渡します。

 これが条件を満たした場合に発動できる最後の一撃、『フェアウェル・グリーフ』です。これはワルプルギスの夜戦に参加した魔法少女全ての最大魔力量を合計したものを基礎としたダメージになります。発動できれば勝ち確定です。

 

 ところでここまで執拗にワルプルギスの対策をした理由ですが、実は撃つのが間に合わないと正位置になって本気を出してきます。こうなったら諦めてください。

 ほむらちゃんがいれば『時間操作』で狙いを定める時間を確保して確実に撃てるようにしてくれますが、自分と触れている対象のみが動けるこの魔法では、そもそもの発射までの準備時間を稼ぐことができないので最後の最後に運ゲーとなります。

 

 そこで、固有魔法を『停止』にした最後の意味が出てきます。対象を選択できるこの魔法の全力でワルプルギスの夜を止めて『フェアウェル・グリーフ』の準備時間を稼ぎましょう。

 

 ほむらちゃんがワープしたので狙いが定まりましたね。あとは見守るだけです。

 

「ストラーダ……フトゥーロッ!!」

 

 いろはちゃんの『ストラーダ・フトゥーロ』は二段攻撃なのでバリア破壊と本体への攻撃を一発で行えます。ようやった! お前が主人公や!

 雨雲が晴れて青空になりましたね。これで『舞台装置の魔女』戦が終了となります。

 

 エピローグが始まりますがここは適当に流してED……またイベント踏んだな!? (ここに来て回避不可とか)笑っちゃうんすよね。

 ですが急いで飛ばしてここでタイマーストップ。

 

 

 

 なんと! 遂に! 完走ですよ完走!

 

 完走した感想ですが……難易度ハードでチャートなんか組めるわけないだろいい加減にしろ! 誰だこれで走り出したやつは!?

 というより確認ミスが多く、チャートの詰め方が甘い部分があったかと思います。勝手に強化されていたかりんちゃんとかいつの間にかフラグを立ててた鈴音とかかずみちゃんとかな! 

 それとくれはちゃんも相当奇行に走りましたね。走者だけに。

 

 しかし、ハードの神浜はまさしくこの世の終わりみたいな難易度をしていましたがここまで走り切れたのはなかなか嬉しいですね。

 こんなの走るやつ他にいないやろ……と思っていましたが、最近は新しい走者の方も出ているみたいなので、このガバばっかりなチャートも段々と洗練されていくことでしょう。

 

 それでは長かった本RTAもこれで終了となります。

 長時間のご視聴、本当にありがとうございました。

 

 

 




■今回の内容
 第一部第10章『浅き夢の暁』
 『Last Magia』

■舞台装置の魔女
 ワルプルギスの夜。ラスボス。
 こいつを倒すために走り続けてきた。

■『Last Magia』
 最終決戦イベントもしくは第10章第5話。
 ワルプルギスの夜への鬱憤晴らし。最大620体/秒で粉砕だ!

■アルティメットまどか
 羽の力を授けてくれたあのお方。
 このレコードも見守ってくれてるとかこれマジ? 女神すぎるだろ……。

■決戦いろは・やちよ
 最終決戦仕様。
 結婚いろやち。式場は海浜公園。

■決戦帆奈
 最終決戦仕様。
 最後の最後で起こした大ガバをリカバリーする魔法少女の鑑。

■『希望を引き継ぐ力』
 やちよさんだって自分の固有魔法を勘違いしてたし少しぐらい変えても……バレへんか……。
 二次創作! 二次創作です!

■みと神様
 その帆奈ちゃんを説得できたのも、鶴乃ちゃんとマミさんを助けられたのも、
 ワルプルギスの夜を倒すことができたのも、全部みとさんがいたからじゃないか……!

■マミさん
 ワルプルギスの夜撃破後の一枚絵をよく見ると紅茶を飲んでる。
 やっぱ『テ・ポメリアーノ』を持ってる魔法少女は違うぜ!

■タイマーストップ
 もう1話だけ続く。



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