ダークリリィ:ゲーマーの僕が有名ゲームキャラたちと同じ空間に詰め込まれた件について   作:バガン

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第201話

 「ふーん、ゲームチャンネルもあるのか・・・って、こっち多いな。」

 

 そのチャンネル登録者数なんと30万人ほど。料理チャンネルとは見ている層が異なるので、一概に多い少ないとも言えないのかもしれないが、それでも結構な人数だろう。一体どんなゲームをしていればこんなに人が集まるのか。

 

 「ふーん・・・どれどれ。」

 

 世間では確かFPSのタイトルが人気だったはずだし、ゲーム動画ランキングにもそういったものが並んでいる。しかしPCゲームをしない遊馬は、こういうゲーム機すなわちパソコンや回線のスペックのような、自分の腕以外の部分の要素を要求されるのを嫌う。

 

 「ちょっとレトロなゲームが多いのかな。」

 

 その中にはゲームPODネクスのタイトルなんかもある。10年前ともなれば懐かしタイトルのひとつだろう。その中にはラッピーのゲームもある。

 

 「『ラッピーとアクアラビリンス』か、100%クリアが結構苦労したんだよな。」

 

 普通にクリアするだけなら簡単だが、すべてのオタカラを集めて完全クリアするとなるとかなりの難易度を誇る。発売当時、攻略本なしでそのすべてを発見した人間はごく少ないと言われている。遊馬もそのごく少数のうちの1人であるが、これには骨が折れた。

 

 それはさておき。しかし今時ただの実況でこんなに人数が稼げるものだろうか。ラッピー以外には・・・ストラテジーシミュレーションゲームの隠れた名作『ザ・ブループラネット』の動画がある。

 

 このゲームはランダム性が高く、何度やっても飽きないと言われる。また時間泥棒と恐れられてもいる。その高難易度プレイ動画もあり、これなら見応えもありそうだなと、試しに視聴してみる。

 

 『こんばんはろはろ!今日も遺跡を暴いたり先住民を焼いたりして楽しく過ごしましょう!』

 

 なんて暴力的なゲームなんだ・・・。自分ってこんな声してたんだなとか、こんなキャラしてたっけとか思う前にそんな感想が出た。

 

 ストラテジーゲームとあるだけに、他のプレイヤーと交易したりあるいは戦争したりも自由なゲームであるのだが、略奪や虐殺を行うと強いペナルティがかかるので高難易度ではそんな手段はそうそう取れないはずなのだが・・・。

 

 『さあかの邪知暴虐(じゃちぼうぎゃく)なるペンギンどもを血祭りに上げに行こう!』

 

 なお、ザ・ブループラネットに登場する勢力は皆水棲生物がモチーフになっている。鬼畜ペンギンと揶揄される『アプテン・エンパイア』は強勢力としてプレイヤーには恐れられている。それと真っ向からケンカを売りに行けるのは確かに上手いプレイをしてい『た』と言える。

 

 「まあ、ちょっとシリーズ見てみるか。」

 

 飲み物とお菓子をモニターの前に用意し、カチカチとクリックして自動再生を選ぶ。その長い長い行脚は総時間7時間弱にも及んだ。

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