ダークリリィ:ゲーマーの僕が有名ゲームキャラたちと同じ空間に詰め込まれた件について   作:バガン

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 劇中のチャンネル登録数の数を一桁増やしておきました。どれぐらいが適正なのかわかんない。


第213話

 「なんでそんなに怒ってるの?僕なんかやっちゃいました?」

 「やっちゃいました?ってなぁ・・・。」

 

 そこまで怒るような話だったのか。ツユまで飲み切った遊馬はキョトンとした顔で、頭を抱える凛世を見つめ返す。

 

 まあやらかしたかやらかしてないかで言えばまちがいなくやらかしている。けど、凛世がそこまで頭を抱える理由とはなんぞや。

 

 

 「はぁあああ・・・ウチらにまでネットのトラブルを飛ばさんといてや?」

 「それはもちろん。ところで、ひとつ気になってたんだけど。」

 「なんや?」

 「僕と凛世ってどういう関係だったの?」

 「言うたやろ、同じゼミやって。」

 「それだけ?もっと何かないの?」 

 「何かってなんや。」

 

 聞くも野暮な話。そう思いつつも聞かずにはいられない。。

 

 「あー、うーん・・・せやなぁ、一応聞いとくけど、マジで記憶無いんやんな?」

 「うん。というかこのやりとりだけで色々察したわ。」

 「あっそう・・・まあ、そういうことや。」

 

 こっちの遊馬もなかなか隅に置けないらしい。

 

 「料理チャンネルの動画でも色々手伝ってくれてたし・・・でも、顔出しするなら凛世の方が人気出たんじゃないかな。」

 「ウチ、人見知りするからあかんねん。」

 「僕だって人見知りなはずなんだけどなぁ・・・。」

 「嘘や、コミュ力のオバケみたいな人間やったくせに。」

 

 それなら引きこもりにはならなさそうだな。今の遊馬には考えられない。

 

 「でもゼミでは浮いた存在になってそうだな。」

 「まあ、遊馬お金持ってるもんな。学生にしては。」

 「そればっかりは努力の賜物なのだから、羨望はされてもねたまれる謂れは無いのだけれど。」

 

 ふんす!と遊馬は腕を組んで鼻息を散らす。

 

 「それで、遊馬はどうするつもりなん?今日行くつもりやったけど。」

 「うーん、記憶が無いからなんとも言えないけど、金が欲しいならくれてやってもいいって感じかな。」

 「そうなん。」

 「けどなんか引っ掛かってるんだよ。」

 「引っ掛かってる?」

 「だって、そこまで儲かってるわけでもないんだよ?それなのに大学のゼミで人間関係に亀裂入れてまでそんなハシタ金欲しい?ってなってる。記憶が無いから傍から見れてるんだろうけど。」

 

 大学の学費って高いよ?8年間浪人し続ければ家が建つとか。下手すりゃ退学処分にすらなりそうな面倒な事をわざわざ起こすかね。そこまでバカではあるまい。

 

 「まあ、確かにな。」

 「それでさ、凛世ってどっちの味方なの?」

 「は?」

 

 ぽかん、と凛世は口を開けて固まってしまった。

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