ダークリリィ:ゲーマーの僕が有名ゲームキャラたちと同じ空間に詰め込まれた件について 作:バガン
とりあえず仲間になったキャラクターだけを紹介
片桐遊馬(かたぎりあすま)
年齢:17 おうし座
身長:168cm
趣味:ゲーム、創作料理
好きな食べ物:肉類、特にトンカツ
・『現実世界』の普通のゲーム好きの高校生。
・自分の事をごく普通の高校生だと思っているが、本当にその通りで、特別学校の成績が良かったりはしないし、モテたりもしない。部活はしていない。
・正直ゲームの知識とゲームPODネクスが無ければ、パーティの中ではただのお荷物にしかならなず、なかなかハラハラとした心持をしている。
・『ダークリリィ』の中ではゲームの知識を披露するが、それが有効にふるわれることは少ない。一人用ゲームばかりしているので、対人、あるいは不測の事態に弱い。
・でもなんだかんだリーダーとして頼られてはいる。
・小学生の頃に母は離婚し、父と二人暮らし。母にはよく『ダメな子』と叱られていたため、自分の事をよく卑下することがあり、同時に他人の心が自分から離れていくのを恐れ、他人の顔色を窺うようなことをするのも少なくはない。
・父は作家、脚本家で仕事が忙しく、家に居ても話をすることが少ない。ゲームだけはよく買い与えられていたので、ゲームが友達だった。ただ父の仕事の邪魔になるので、家に友達を呼ぶことは少なかった。
・その友達とも、進学するにつれて別の学校に行ったり、部活に入ったりで疎遠になっていく。
・『改変された現実』に戻った際、普通に登校しようとしていたが、実は『元の現実』では引きこもりになっていたので、登校しようとしている時点で改変の影響を受けている。
モンド・ムラサメ(村雨主水)
年齢:25ぐらい(記憶喪失のため)
身長:182cm
趣味:カメラ撮影
好きな食べ物:とくになし
・アクションゲーム『タイムライダー』の主人公。長身痩躯で黒髪、ロングコートの下に武器を下げている。
・目が覚めると、自分が何者なのかを含めた一切の記憶を失っており、タイムライダーの資格証兼、タイムライダーの装備である『クロノバインダー』と、不可思議なメッセージ『赤い瞳を探せ』という書置きだけが残っていた。
・パーティの中では最も体力と力に優れており、タンク役として役に立っている。また、空白の時間を嫌う(短気)なせいか行動を率先して起こそうとする。
・右手が義手で、そこから出すレーザーキャノンが主武装。こういった武器は、タイムライダー隊の技術主任『ドク』によるものが多い。
・タイムライダーの舞台となる未来世界では、時空連続体に孔『クラック』があき、様々な時間に繋がった『混迷時空』にある。
・時空犯罪者とは、そういった繋がった時間の先で『タイムライダー法』を犯す者たちを指す。中には1つの時間を植民地支配するなど、大規模な犯罪を企てるものもおり、タイムゲドンもその一つである。
・タイムライダー法とは、その名の通り、タイムライダーのタイムライダーによるタイムライダーのための法律である。未来世界に非常に強固な支配を実行しており、なかなかの悪法でもある。
・実はタイムライダー隊とは敵対する時間犯罪組織『タイムゲドン』の幹部候補であり、タイムライダー隊の壊滅任務に当たっていた。
・そのために、新人隊員の『本物のモンド』に成り代わっていた。本当の名前は『ハル・ブリード』。
・本当は記憶を保ったまま任務に当たるつもりであったが、ハルを快く思わない上官『アグロ大尉』によって記憶と右腕を奪われいていた。
・父親はタイムドグマの科学者幹部『ケネス・ブリード』で、失われたハルの右腕を作った。ケネスの理想は、タイムゲドンと、その他の時空犯罪組織を纏め上げ、秩序をもたらす『悪のカリスマ』の擁立であり、ハルこそが相応しいと考えていた。
・記憶喪失のタイムライダーが、正義の味方『モンド・ムラサメ』になるか、悪のカリスマ『ハル・ブリード』となるかは、プレイヤーの選択に委ねられる。
・それはそれとして、『ダークリリィ』の世界にやってきたのはタイムライダー隊員として活動し、メキメキと頭角をあらわしてきている頃のモンド。自身のルーツよりも、目の前の平和のことを考えている頃なので、突然の遊馬によるネタバレには面食らった。
・未来世界での食事は、大抵栄養チューブでまかなっていた。そのため、『現代』がベースにあるダークリリィ世界にやってきてからは、料理というものに触れてカルチャーショックを受けている。
トビー・ホランド
年齢:22 みずがめ座
身長:178cm
趣味:ハーモニカ
好きな食べ物:マスタード入りのハンバーガー
・アメリカの探偵コミック、およびそれを原作とするアドベンチャーゲーム『レッドパーカー』の主人公。若き科学者で、専攻は薬学、物理学。赤いパーカーにジーンズ、の下に強化服を纏っている。
・自身の発見した、生物の特性を強化する粒子『ソルガンマ』が、何者かによって奪われ、それを使った犯罪の濡れ衣を着せられたトビーは、遺されたわずかなソルガンマを浴び、自身の手で解決することを決断する。
・ソルガンマによって『人間』の特性を筋力や頭脳が強化されているほか、開発したガジェットや防護服で身を固めている。
・主に使うのは、鋼鉄の20倍の強度があるワイヤーを、100m撃ち出すワイヤーガン。筋力をさらに高めつつ、身体への反動ダメージを抑える『サスペンションコート』。
・パーティの中では、遠距離攻撃を主とする。また、遊馬の意見を纏めたり、考えを後押ししたりするなど、ムードメイカーとしての役を持っている。ただしモンドには挑発的。
・ソルガンマを浴びた生物は、興奮状態になると体が発光するようになる。それを隠すためトビーはフードを被っている。赤いパーカーはトレードマークになっている。
・ソルガンマを発見・研究することには危険が伴うとも判っていながら、それでも好奇心から研究を止められなかった。その贖罪を兼ねて、戦いに身を投じている。
・だが、好奇心や、テクノロジーへの探求心は止めようがなく、たびたび自身の行いのせいでトラブルを起こすマッドサイエンティストとしての一面もある。特にタイムライダーの未来世界への関心は高い。
・敵はソルガンマを奪ったライバル科学者の『アルフレッド』。最初はトビーの研究を危険視して止めようとしたのが発端だったが、その力に触れた途端に、破壊衝動や欲望が暴走。様々な生物を実験強化しては、町に放って強盗や破壊活動を行っている。
・しかし、ソルガンマを浴び続けた結果なのか、アルフレッドの肉体は崩壊して余命1年になってしまう。トビーの場合は浴びた量が少なかったせいか、それともソルガンマへの適正があったのか、不明。
・原作はゲームではなくアメコミで、非常に長い歴史を持っている。長い歴史の中で、テコ入れとして様々な事件が起きている。先述のアルフレッドの衰弱もその一つである。
・仕事と恋愛のどっちをとるかで結局仕事を優先して破局したり、さらに力を求めた結果老いたり、自分とそっくりなやつが現れたり、あるいは一時期死んでいた期間すらある。
・また長期連載に反して年齢は一切上がっていない、いわゆるサザエさん時空でもあるので、実年齢以上に達観しているところがある。
・ダークリリィの世界に来たトビーが、一体いつの時代のトビーなのかは遊馬にはイマイチ掴んでいない。服装から察するに2000年代からだとは思っているらしい。
・趣味のハーモニカは叔父さんからの受け売り。一人でいるときはよく吹いている。
・ソルガンマによる肉体変化の影響なのか、味覚や痛覚がやや鈍感になっており、辛い調味料、特にマスタードをついかけすぎてしまう癖がある。(そもそもアメリカ人って味付けが濃いイメージがあるけど。)
西園寺美鈴(さいおんじみすず)
年齢:16 さそり座
身長:162cm
趣味:占い
好きな食べ物:お刺身
・恋愛アドベンチャーゲーム『お嬢様とボーイとクリスタル』のサブヒロイン。(パッケージヒロインではない。)銀に近い金のロングヘアーで、白い上下一体の制服を着ている。
・主人公が二番目に会うことになるヒロインで、舞台となるお嬢様学校『フェニクス女学院』の理事長の娘で、風紀委員でもある。
・主人公とはクラスメイトになり、席も近くて自然と仲が良くなる。他のヒロインのルートにも割とよく出てくるが、風紀委員ということもあって敵対的になることもしばしば。
・反面専用ルートではかなり甘い性格を見せる。近しい人間には気をゆるすタイプである。また、心を許した相手にはワガママになりがち、と他のヒロインのルートでは見せない顔も見えてくる。
・『お嬢様とボーイとクリスタル』通称おじょボクのストーリーは、4月の入学に始まり、8月に主人公の性別バレイベント(ルート確定イベント)、12月にクライマックス、3月にエピローグと、長いスパンをかけている。
・主人公の性別は当然男。だが非常に可憐で一見すると誰も男だと思われない。わけあって進学先に困ることとなり、親のコネでフェネクス女学院を受験して、不本意ながら見事合格。
・ダークリリィにやってくる前は、多分7月ごろのまだ主人公の性別がバレる前だと思われる。
・そのころは風紀委員としてキビしくなる前なので、まだ甘い性格をしている。
・パーティメンバーの中では頭脳担当、と言うかアイデア担当である。彼女のアイデアが、遊馬の知識を引き出すこともある。
・しかし、それを差っ引いてもステータスは非常に低い。元々アクションとは無縁なノベルゲーであるが故致し方なし。
・遊馬の見た『改変された現実』の世界では、彼女そっくりなアイドル『イングリッド・天野川』が存在している。勿論物語のキーとなる、予定。
・そんなわけで現状語るべきところが少ない。
ラッピー
年齢:わかんない
身長:50cmぐらい
趣味:食べること、お昼寝、サッカー
好きな食べ物:お菓子全般
・横スクロールアクションゲーム『月ウサギのラッピー』の主人公。白い毛玉のような姿のウサギ。長くて先端が赤い耳が特徴。
・お菓子の国『シュガラーワールド』の月、『ケーキムーン』からやってきた不思議なウサギ。
・様々なお菓子を食べることで変身できる。特技は二段ジャンプと、キックで敵の攻撃をはじき返す『パリィ』。変身していない状態だとパリィで戦うしかない。
・お菓子による変身の一例として、キャラメルでハンマーを装備し、宇宙食で宇宙服を着たアストロノーツに変身している。宇宙食ってお菓子か?と思われるだろうが、ペーパー〇リオRPGに出てきた「うちゅうしょく」がお菓子っぽい見た目(というか『おかしのもと』が材料だった)のでお菓子としました。
・他、コンペイトウを30個集めると無敵になれる。無敵状態は10秒ほどしか持たないが、無敵状態なら当然あらゆるダメージを無効で、どんな敵も一撃で倒せる。
・今は語ることが少ない。けれど、ただのマスコットには出来ない活躍の場が用意されているので乞うご期待。
レイ・リープ
年齢:数千?数万?不明
身長:160cm
趣味:天体観測
好きな食べ物:なし
・『泣けるゲーム教えろ』スレで毎回必ず上がるゲーム筆頭、アドベンチャーノベルゲーム『エイリアンは恋ウサギの夢を見るか?』のメインヒロイン。天の川だけにミルク色の髪に、青と赤の銀河のように輝く瞳、服装は舞台である『さつき台高校』の女子制服。耳には羽のようなイヤーカフを着けている。
・地球から離れること12万光年に位置する『リープの星』の宇宙調査員の少女。レイに限らず、リープの子(リープ星人)は強いサイキック能力を持ち、この力で宇宙の秩序を守ろうと活動している。
・リープの子らは、『宇宙の鳥人』と呼ばれており、鳥らしい意匠があちこちに施されており、宇宙船も白い翼のような姿をしている。
・地球には、当然地球人の観測のためにやってきたが、諸事情で宇宙船を失くしてしまったところを、主人公と出会う。宇宙船を失う理由は、ルートによって異なる。
・ルートによっては最終的に地球に居ついたり、宇宙へ帰ったり、結末もさまざま。そしてルートによっては熱いバトルになったり、コメディになったり、感動ものになったりと、見せる顔も様々。
・ダークリリィの世界には、オービタルリングよりもさらに上に開いたクラックを通ってやってきた。宇宙船はバミューダに奪われていた。
・バミューダの戦いの最中、刺し違えて再封印するのも原作のルートの一つであったが、この世界では今一つ力が及ばなかった。