ダークリリィ:ゲーマーの僕が有名ゲームキャラたちと同じ空間に詰め込まれた件について 作:バガン
書いた設定
・界拓機士カサブランカ:劇中の20年前の作品で、遊馬の生まれる前に放送されていた。全2クールのところを4クールに延長されて、最終的に3クールに短縮された。
・舞台は軌道エレベーターや、宇宙進出のはじまった未来の世界。人類は火星に新天地を見出し、開拓を始めた。しかし火星には先住民がいた。古代火星人の生き残り『アダム』がよみがえる。
・アダムは機動兵器『レベリオン』を駆使し、あっという間に月面基地、オービタルリングを支配していく。
・人類の希望は、火星開拓民の生き残り『天野川雄二』と、アダムを裏切った唯一のレベリオン『カサブランカ』に委ねられた!
・話が進むにつれて、アダムの正体が肉体を捨てた精神生命体、統合意識のようなものであると発覚する。
・レベリオンはアダムの戦闘用の肉体であり、その材料には人間が使われている。
・アダムの正体は古代火星人の生き残りであるが、それも火星人の中でも上層階級のごく一部だけ。
・そこからあぶれた下級階層の人々は、最後の賭けとして宇宙の旅を耐えうる体、レベリオンを作り、地球を目指した。
・その中で唯一地球に降り立ったのがアダムとイヴであり、地球人類の祖となった。アダムが地球人の肉体乗っ取りを出来るのは、その遠い祖先による影響。
・地球側も、アダムに対抗するためにカサブランカを基にレベリオンを開発するが、神経接続機能がどうしてもうまくいかずに、大人ではなく、神経が未発達な子供を鍛え、使うしかなくなる。地球製レベリオンには人体組織は使われていない分、バッテリー運用など火星製のレベリオンに比べて見劣りする。
・作中序盤、アダムによるオービタルリングへの襲撃を迎え撃つために単身カサブランカで雄二は立ち向かう、というところで1クール目が終了する。
・2クール目は時間が飛んでレベリオンのパイロット養成学校が舞台となる。成長した雄二もそこに通うこととなる。その間にオービタルリングにあったマイクロ波発射装置が、アダムの手によってレーザー砲に改造される。
・3クール目はオービタルリング、月面基地、そして火星基地の奪還、そしてアダムの母艦バルアークとの戦いでエンディングを迎える。最終回、雄二とエルザはバルアークのブリッジでマザーブレインと戦い、刺し違える形でバルアークの地球到達を阻止する。
・アニメとしては非情にマイナーな部類にあり、遊馬も全然知らなかったが、遊馬の父和馬が脚本を書いていた。なので兄弟にあたる。
・時代が飛んで、カサブランカも忘れられていく中にあったが、ある日和馬がその続編を書いたために、現実とカサブランカの世界が融合を始める。
・続編では新たな敵、アダムを継ぐもの『エヴァリアン』が世界の影に台頭してくる。エヴァリアンは、地球に見捨てられた火星のレベリオンたちの集まりであり、並行世界を観測できるなど、非常に高い科学力を持つ。
・対するは、国々が水面下でエヴァリアンに対抗するために手を結んで作った組織『ヘイヴン』。母艦ネプチューンを繰り、エヴァリアンに細々と対抗する。
・そして雄二の娘である『イングリッド・天野川』はアイドルをしている傍ら、エヴァリアンに協力している。
書いてない設定
・ストーリー開始当初は火星開拓民による武装蜂起だと思うようにミスリードされていたが、実際のところは調査団がアダムの遺跡を発見したために、アダムに乗っ取られたのが真相だった。
・その調査団の中には雄二の父もおり、その命懸けの手引きによってエルザが改造されたレベリオン、すなわちカサブランカに乗ることが出来た。
・アダムは人間の神経組織に取り付くことで肉体を得る。戦闘用の肉体であるレベリオンに人間が使われているのは、人間の神経組織をそのまま流用するため。また、そのために脳、脊髄、神経だけを摘出されるため
コックピットとなる部分が非常に狭くなる。なお、その間も元の人間の意識は残されている。
・雄二とエルザは、物語開始当初はそれぞれ8歳と17歳でおねショタだった。が、エルザはカサブランカに改造される。その最中、かろうじて意識を取り戻した雄二の父が、カサブランカを雄二が乗れるように改造し、火星を脱出させた。
・1クール目終了と2クール目開始までには10年ほど経っている。
・その間も月面基地とオービタルリングが占拠されているのだが、アダムが地球への本格的な侵攻を開始しなかったのは、地球の大気の環境下では生きられなかったため。
・そのために、地球の大気の火星化、マーズフォーミングを行おうとしていた。
・大気改造霧発生装置『フォッグ』を地球へと打ち込むことを画策するが、それらをレベリオン訓練生、および地球防衛軍によって次々と破壊されていく。
・最終的にオービタルリングも月面基地も奪還され、アダムは最終作戦としてバルアークによる特攻を企てる。
・その目的は、アダムの本体である『鉄の樹』を地球に到達させること。
・戦いに敗れたアダムの脳髄、『鉄の樹』は月に落下する。
・それから劇中の世界は十数年の時が経ち、人類同士での争いにレベリオンが持ち込まれるようになる。この十数年の中で大人にもレベリオンが扱えるようになっていき、レベリオンの運用には条約が設けられるようになった。それでも高級品である。
・改変された現実ではイングリッドはエヴァリアンについていたが、本来ならヘイヴンについていた。
・アダムとイヴの最初のレベリオンの四肢が、ヘイヴンのレベリオンのそれぞれの四肢と換装することでパワーアップする。
整理がついていない設定
世界改変の順番について
①カサブランカの世界でエヴァリアンが生まれた。
②エヴァリアンが現実世界の和馬にコンタクトをとり、『続編』を書かせる。
③そのために和馬は雄二とエルザにコンタクトをとった。
④その結果できたゲームの世界が、どこかの世界で生まれたクラックで繋がり、現実世界とカサブランカの世界が混ざった。
わかっていること
・クラックが出来た場所は、モンドのいた混迷世界。
・エヴァリアンは世界が融合することまでは望んでいなかった。
・エヴァリアンとアダムは直接的に関係はない。
わかってないこと
・何故和馬にゲームの世界を作る力があるのか。
1番の謎は、元々は『色んなゲームがまじりあった世界を冒険する』物語を作るつもりだったのに、なぜこうなったのかということなんだろうけど。
その場のノリで話を変えてはいけない(戒め