私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める   作:釣果津抜

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今回は艦これの要素は・・・最後の一文で艦これの轟沈時のセリフがある程度です。

私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める

略して『かんなか(艦仲)』始まります!


プロローグ
走馬灯


・・・。

 

私は・・・

 

なんだろう・・・あったかい・・・

これは・・・記憶?

 

・・・そうか・・・コレが走馬灯なのか・・・

 

幼稚園から小、中学校にかけて「友」と呼べるモノは居なく

いじめの標的となった

 

だから、インターネットでストレス解消の為に銃火器を使った対人戦のオンラインゲームにハマった

 

どれだけ暴れてもルールに則って暴れるなら文句は言われなかったが、負け犬の遠吠えは耳が塞がる程聞こえて来た

 

最後の方は名前を見ただけで逆上されたりして名前を呼べない事から「ナナシ」だとか「権兵衛」だとか「ドー」だとか言われ名前を見ただけで逃げだされて碌に対戦が出来ず仕方なくゲームを変えた。

 

仕方なく変えた先は、陸海空、歩兵に戦車などの戦闘兵器を自由に扱い戦うゲームだった。

 

ゲームシステムの中に『クラン』と言うモノがあった。

 

『戦友』を集い楽しむモノだった。

「クランなら何かを見つけられるかも」と思い入隊し、『戦友』を得た。

 

実際、一緒に戦ったりして案外と楽しくやっていた。

 

が、次第にクランは大きくなり

 

入隊希望者は千超え所

クラン内は200人の上限一杯

 

いつの間にか私達は強豪クランだった。

 

エンジョイ勢で募ったクランだった私達のエース達は「方向性の違い」で脱退しリーダーは席を立つ事無く失踪、もはや舵取りが効かなくなり解散寸前だった。

 

新たなエースが・・・リーダーが・・・必要とされていた・・・。

 

私はその後、戦車を極めて戦車乗りのエースとなった。

とてつもなく簡単だった。来る敵を全て喰らい尽くすだけで良かった。

 

敵軍を蹂躙している俺を見て崩壊寸前だったクランのメンバーは、次第に私に着いて来るようになり「空喰らいの蛇」なんて二つ名を勝手につけて「あの蛇について行けば生き残れる」なんてどこかの大馬鹿野郎みたいな事を言いつつ私を新たなリーダーとして持ち上げた。

 

 

そして、私は崩壊寸前のクランを率いて行軍していった。

 

 

私にとって初めての『仲間』だった

1人で戦い相手には目を合わせると逃げられるだけの『孤狼』では無くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、クランメンバーと私の認識は違った

 

 

私はクランメンバーの事を『仲間』だと思っていたが

クランメンバーは私の事を『都合のいい肉壁』としてしか見て無かった

 

私一人で戦車で敵軍に突貫し、後方から30名ほどの意味のないスナイパーライフルによる狙撃が飛びかう地獄だった

 

戦闘に勝利すれば「都合のいい英雄」

戦闘に敗北すれば「使えないゴミ屑」

 

私に・・・味方は・・・戦友は・・・居なかった・・・

 

それに気が付いた時は、クランを何も言わずに脱退しセーブデータ等などは全て消し夜逃げの如く消え去ってやった・・・

 

・・・私はまた一人になった・・・

 

 

 

 

私は気が付けば高校生だった

 

 

だが始まった高校生生活は

一年目はいびつな三角関係に発展し俺以外の全員が不登校になり終了

 

二年目はまさかの「〇〇!俺達と結婚しろ!よろこべ!ハーレムだ!!」

 

と高らかに宣言され学校中に噂が広まり向こうから既成事実作成の為にくっつきイチャついてきて、生徒指導室に呼び出された時は

「普通の高校生として生活がしたい」そう切実に思わずに居られなかった。

 

勿論「そんなのは無理だ」と言っても学校全体で信じて貰えなかった

 

三年目は、噂のほとぼりもさめ秋口には皆大人になり、春の卒業式の終わりに私から告白もしてないのに「ごめんなさい」と振られ

散々な三年間を送りまた一人に・・・

 

 

 

 

 

 

平穏な日々ってなんだ・・・

 

 

 

 

 

それから社会にでて地元の会社に入社が最初はストレスのオンパレード。

 

限られた時間でストレス発散となるとまた懲りずにオンラインゲームに潜りストレス解消する事にした

 

「戦争や銃火器には懲りたから今度はレースゲームしよう」

 

 

そう思い立ちレースゲームのオンラインゲームに参加したのだが

自分の得意コースとなったのが、東京首都高速道 略して「首都高」

 

首都高をモチーフにしたコースだった。

 

 

その場所で青色のGT‐R 34を徹底的にチューニングし

一昔前の黄色と黒色のゲーム会社のロゴのレースゲームのラスボスのスキンを真似て夜の首都高を走り屋として一旗上げていった。

 

昔学んだ事の内の一つに「力あるモノの下に人は集まる」

 

結果、それはこのゲームでも通用した。

 

 

だが私は、未だに学んでいなかったことが一つあった。

 

「その関係は薄氷の上に築く様な事」を学ばずにいた。

 

 

すこしでもパワーバランスが崩れたなら裏切られる。

 

結果は勿論、裏切られておしまい。

仕事ではお客様と上手くいかなかった事があったり変人の接客を任されたりして・・・。

 

 

・・・。

 

そうだ・・・。

 

その変人に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・アア・・・コロサレタンダ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれは冬の夜勤の時、

閉店間際の「蛍の光」が流れる店内に俺は入り口に近い所にいた。

そして入店してきたお客さんがいたガ

 

入店したお客さんの身なりを見る為、曲がり角を曲がる寸前にちらっと確認したら、その男は黒いニット帽にサングラス、そして白いマスクに黒いダウンジャケットを羽織り

ダウンジャケットの胸ポケットに手ヲtっこんでいたが、そのむねぽkっとは妙に突起していて・・・膨らんでいて・・・

 

 

そして、そのととこはすぐそばにいて・・・

いがついたときにわおも・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ 次に生まれてくる時は・・・ステキな仲間に、会えるか・・・なぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 




艦これ要素は次回からです

次回投稿は「2月7日14:30分頃」となります

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