私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める   作:釣果津抜

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前回から評価を付けてくださった方がおり評価が上がっており正直、驚いております。

目先の目標といたしましては「赤色を目指す」

これが当面の目標ですので大変、嬉しく思います。

また、番外編を更新しました。
電ちゃんと男の娘の「ほのぼの」系です

今回は「伝説のあの娘」が出てきますよ?w

それではかんなか始まります


発令!鎮守府沖救援海戦ッ!!そして、艦隊、夜ノ海ヘト出撃スッ!!

私達が再び歩き出して数分後廊下にハウリング音が聞こる。

そして、提督さんの声が聞こえてくる

 

≪≪お?あー、あーあー、テステス、マイクチェックマイクチェックぅ~1!2!よし!大本営・・・機種が違うなら説明書位置いておけよ・・・≫≫

 

 

「少々、ゆっくりしすぎましたね・・・出撃ドックまで急ぎましょう」

「了解ぽい!」

 

神通さんはそう言うと走り出したので付いてく

 

 

≪≪・・・皆聞こえてるな?取り敢えず電は執務室に来てくれ≫≫

館内に提督さんの声が響いてく

 

そのせいなのか、近づいてくる足音に気が付かず、廊下の曲がり角に差し掛かった所で

 

「ふあーーっ!?」

「ぁっ!」

 

神通さんと誰かがぶつかって倒れていく

 

「っ!」

 

ここでぶつかれば、更に大惨事になる!

 

「ごめんなさいぽいッ!」

二人が倒れていく最中、夕立()は思いっ切り廊下を踏み切り、跳ぶ!

 

そして、二人の真上を飛び越え着地

「・・・・ふぅ・・・危機一髪ぽい」

 

 

振り返るとそこに居たのは

 

「痛いっ・・・でも、まだ!」

神通さんと

 

「はわわぁっ~・・・ごっつんこなのですぅ~・・・・」

目を回した電ちゃんだった。

 

そういえばこの娘・・・「衝突伝説」の持ち主だったぽい・・・

4代目以外最低1度は衝突事故を起こしてたり、「戦前の演習中に衝突事故を起こして味方駆逐艦を一隻沈めていた」って先生が・・・

 

電ちゃん・・・おそろしい娘!

 

「神通さん大丈夫ぽい?」

「ええ、なんとか・・・しかし・・」

 

 

私達はこれから出撃だし・・・なにか・・・かぶせる上着も持ってないし・・・

 

「・・・電ちゃんには悪いけども」

「・・・そう、ですね・・・致し方ありません」

 

廊下に放置するしかないか・・・・

ごめん!帰ってきたら甘味を作ってあげるから!

 

 

 

神通さんに手を貸し起き上がらせて先を急いで行くと

今までの雰囲気に不釣り合いの重厚な扉があり、その扉をくぐると

 

辺りは暗く開けた場所の先にはゆるやかな坂が伸びており

 

ゆるやかな坂の先には海が広がっている

坂の先の海面には飛行機の滑走路の様に光が点滅してる

 

 

そして、その開けた広場に皆が集まっている

 

皆が背中に色々な器具?・・・確か明石さんが「ぎそう」?って言ってたっけ?

それを背負ったり腰に付けて居たりと思い思いの「ぎそう」を装備してる

 

「神通さーん!おっそーいー!」

「すみません 皆さん お待たせしました・・・」

 

神通さんが頭を下げてる

 

最中、神通さんと同じ様なセーラー服を着てはいるが身に着けているのは鉢金ではなく白いマフラーを着けはいるが

夕立と違って装飾はあしらわれてはないみたい・・・

 

 

そのお姉さんが無線?らしきモノを手に取って

「提督~!こっちは全員集合したよ!」

 

≪≪・・・ん?そうか・・・電の奴何処に居るんだ?≫≫

 

「あ、それなら廊下で神通さんと衝突事故を起こしてのびてるぽい!」

 

「・・・神通?大丈夫?それと提督?電は廊下で神通と衝突事故を起こして気絶してるみたい」

≪≪・・・電の奴・・・あれほど「廊下は走るな」と言ったのに・・・明石に迎えに行ってもらうか・・・さて、全員集まったな?作戦概要を説明する!≫≫

 

そうして始まった作戦概要を簡単にまとめると

 

 

 

第一艦隊 後続艦隊の護衛及び遊撃艦隊

 

旗艦 神通改二

   川内改二

   綾波改二

   江風改二

   島風改

   夕立改二

 

後続の艦隊を護衛しつつ接近する脅威を排除が目的

また、第一艦隊が援護が必要な場合の救援も兼任している文字通りの「遊撃艦隊」

 

 

第二艦隊 潜水艦による殲滅艦隊

 

旗艦 伊58改

   伊168改

   伊8改

   伊19改

   伊401改

   摩耶改二

 

摩耶さんが探照灯を使い索敵する

と、同時に明かりの無い海域に明かりを灯す事は己の居場所をさらす事になる為

同時に囮になるという事だが、そこを潜水艦達が海中から仕留めると同時に摩耶さんも応戦してゆくとの事

 

 

第三艦隊 敵地への人員?(妖精さん)の運搬及び駆逐艦 時雨の救出部隊

 

旗艦 あきつ丸改

   神州丸改

   まるゆ改

   ウ゛ェールヌイ(響改二)

   雪風改

   霞改二

 

2人の揚陸艦による特殊部隊的な訓練された妖精さんの輸送と、小型艦による護衛及び控え要員らしいが

 

聞けば「控え」どころか各分野のプロフェッショナル達ぽい

「対地攻撃」や「対潜攻撃」に「対装甲」に強い娘達

 

適材適所で投入し交代しそこを叩いたり各艦隊で怪我人が出た場合にも活躍し

「大発動艇」に「特二式内火艇」を運んでいたりと意外と忙しそうぽい

 

第四艦隊 補給ラインの構築

 

旗艦 鳥海改二

   神威

   速吸改

   大井改二

   北上改二

   妙高改二

 

こちらも2隻の補給艦による補給ラインの構築と大型艦による護衛及び控え要員

コチラも高い火力を誇る火力特化の護衛艦で頼りになるそうぽい

 

「・・・つまり、夕立()達は味方を護衛しつつ、敵を食らうぽい?」

「そうですね・・・指揮は私が執らさせていただきます」

 

「了解ぽい 勝手な行動は絶対にしないぽい

けども、旗艦様のご命令なら夕立()一人で食い散らかしてもいいぽいよ?」

と不敵に笑えば

 

「そうですね・・・『適材適所』と言いますし・・状況を見てお願いするかもしれません」

「ちょ?!神通!?いくら何でも・・・しかも!初陣だよ?夕立ちゃんは!」

 

神通さんの一言に驚くのは川内さん

 

それと、名前に関してはさっきの概要説明の時に憶える事が出来た

 

 

「ねぇさん・・・彼女は自ら『出来る』と言ってます・・・

それに彼女は、鎖の手綱で手元に置いて置くよりも最高のタイミングで解き放つ方が活躍できる娘なのかもしれません。

それこそ綾波さんを凌ぐ程かもしれません・・・」

 

「・・・むぅ・・・確かに実戦でしか見えてこない事があるとはいえ・・・うぅ~・・・」

 

神通さんは夕立()の事を試したいのかもしれないけども、川内さんは余り無茶させたくないぽい?

 

「あー!もう!いい!神通!危なくなったら問答無用で助けに行くからね!私は!」

「はい、ねぇさん」

 

 

 

≪≪・・・話は纏まったか?無線機のスイッチが入りっぱなしだったぞ?

それと、作戦開始時刻はヒトキュウマルマルをもって開始するからな?今はヒハチヨンロクだからそろそろ出撃準備を終えてくれ≫≫

 

ここで提督さんの声が響く

 

「ねぇさん」

そう言って神通さんは坂に向かって歩いて行く

川内さんはその背中を見ながら

 

「分かったよ・・・「見極めたい」と言ったけども「無茶させたい」とは言った覚えはないからね?」

小言(ぶつぶつ文句をいうこと)なら帰ってから沢山聞かせて下さいね?」

 

神通さんは「くすくすっ」と笑いながら歩みを止めずに坂を下りていく

 

「はぁ~・・・随分と、神通も図太くなったねぇ~・・・・」

後ろ頭を一つかき神通さんの横に並ぶように走って歩いていく

 

 

その様子を見ていると

「夕立の姉貴っ!」

 

そう言って妹?の江風が肩を2、3回叩いてくる

 

彼女の顔を見ると

 

「行こうぜっ!きひひっ!」

そう言って笑ってる

 

「行こうぽい!」

「おうよ!」

 

と歩き出せば後ろから

「おっそーいー!」

 

とウサ耳カチューシャの島風ちゃんが駆け抜けていき

 

「綾波、出撃します!!」

気合十分と言わんばかりに後ろから追い抜いて行き、後続がぞろぞろと続いてくる

 

 

 

しばらくして全員が海面に浮かび作戦開始時間を待つ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪≪・・・っ!これより【鎮守府沖救援海戦】を開始する!!≫≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ!神通、いきます!」

私達は海面を駆けて行く

 

 

 

 

 




電ちゃんにドジっ子属性を追加して「お世話好きなドジっ子」ですw

後、「授業中の無駄話」程覚えてるものはない!!・・・はず
・・・w

次回、「新月の夜に艦隊は駆ける 」

次回更新は卯月のマルハチ ヒトフタマルマル(3月8日12時)に更新予定しており

追記
予約投稿を間違えて夜間に1度投稿してしまいました。
申し訳ございませんでした

にしても、「完全予告外の時間に投稿」されたのに「UA 43」って・・・えぇ・・・(困惑)

最近、「捻ねくれ餅」さんの作品 私の名前は「      」の次話が気になっております

あの話からどのように物語が紡がれるのか物凄い気になる・・・wwww

そして、あの展開は捻くれ餅さんしか書けないような気がします
自分には無理!!www

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