一応、これで完結です、次作は投稿済みです
未来へと続く道
訳が分からなかった・・・
夕立は・・・しずんだ・・・筈・・・
しょっぱいみず?・・・しおみず・・・?潮・・・水・・・?
「しょっぱい・・・みず・・・?」
そして、口内に水が入り理解した。
雲が浮かび、私は上下左右に揺れていた・・・
暁の水平線が輝いているだった・・・
そうこうしてると何処かは分からない島に流れついたぽい
そこで、ふと気づいた
夕立の中の夕立がいない・・・
「何処にもいない・・・あれ?」
途中から語尾に「~ぽい」が必ず付いてたけども
今はそんな事が無いぽい
あ、・・・んんっ!
ふう・・・
・・・そっか、行っちゃったんだね。
『「錬金術」や「魔法」に「魔術」、「買い物」この世の理の基本は「等価交換」』
それに例外は無い筈、
「夕立」を代償に「夕立の生」を
そういう事ぽい?
そう言えば、妖精さん達は?
そう思い総員を陸地に並べさせると青いはっぴの妖精さんがいなかった
彼女も、ぽい
そういえば、この辺一帯は静かぽい
どの位の時間と距離を流されたぽい?
そう思ってると急に艦載機の風切り音が聞こえ
妖精さんを咄嗟に庇う様に動くけども・・・
「あれは・・・『フェアリー ソードフィッシュ』?」
急いで妖精さん達を乗艦させてソードフィッシュの後方に10㎝連装高射砲を一発だけ放つと
何処から撃たれたのか特定の為に旋回し始めた所に両手を振って居場所を伝えると
ソードフィッシュが高度を落とし確認する様に目の前を横切って行ったぽい
その後しばらくして救援艦隊が来てくれたお陰で事なきを得たぽい
・・・・・
・・・
・・
・
こっから先は救援艦隊に聞いた事も交じってる為、
所々不確定要素もあるぽい
まず、夕立と戦艦棲鬼は異形の深海棲艦によって消し飛んだのは確かな事ぽい
けども、はっぴの妖精の事に付いて話すと彼女は「応急修理女神」という存在だったらしい
道理で普通の妖精さんはちょっとだけ違ったぽい
ただ、多くの艦娘は自我を忘れ人形のように生きてるのか死んでるのか分からぬ存在になるらしい
確かに、一度沈んだのに無事な事自体が奇跡ぽい
そして、ソロモン諸島を覆った紅い海水は異形の深海棲艦と戦艦棲鬼が沈んだ事により沈静化
その後、艦隊が乗り込み過激派を確保、一網打尽ぽい
つまり、攻勢は成功、深海棲艦との長きに渡る戦争は終わり
かのように見えたが・・・
そうは問屋が卸す訳もなかったぽい
場所と時は変わって柱島泊地の鎮守府の執務室
あの攻勢から数か月後の今日この頃ぽい
執務室で机に向かい椅子に座り書類の整理にあたっていたが
最後の書類を纏めて片付け、一息つき、筆を止めて考えに耽ってみる
『深海棲艦』その存在理由は
主に「不の感情」恨みつらみ色々ぽい
それを浄化する方法が「艦娘による撃沈」
つまりこれまで通りぽい
しかも、艦娘が沈むと深海棲艦となる事がハッキリと分かったぽい
つまり、人と艦娘が完全勝利するには
【艦娘は一人たりとも沈まずに無限に出現する深海棲艦を駆逐し続ける事】
コレが絶対条件ぽい
しかし、資材だって有限ぽい
・・・結果は火を見るよりも明らかぽい
あの時は生き残ったぽい
逆転は望みはほぼ、無くても、
緊張の今を凌いでも、未来は分からない
でも、
「・・・ぁ。」
鎮守府から出撃する艦隊を窓越しに見てると分かるぽい
「事実にぶちのめされる」のと「あきらめる事」はちがうのだと・・・
そう思うぽい・・・
「・・・ふぅ」
「コンコンっ」と不意に執務室の扉がノックされる
「はい、どうぞ」と返すと
「失礼しますのです」
「ぽい?これはこれは、「『現』秘書艦」の電ちゃん?」
「ちょっとそう言われるとむず痒いのです「『元』秘書艦」さん
それはそうと・・・新人さんを連れて来たのです・・・
けども天龍さんや江風ちゃんに見つかって・・・」
「・・・大騒ぎと、」
「・・・なのです」
「はぁ・・」
そういえば【今日、新人が来る】そんな事を通達する書類があった筈ぽい
(ソロモン諸島でドロップ現象によるドロップ艦・・・か、)
「ま、あまり待たせるのも悪いぽい」
「了解なのです!」
電ちゃんが扉を開き入室してくるのは
天龍さんに江風ちゃんに時雨おねぇちゃん
嵐に五月雨ちゃん
そして、見慣れぬ恰好の娘が一人
水色のラインが入ったセーラー服を着用し、
眼帯をつけてるぽい
帽子も着帽してるのだが、真横に向けた上で眼帯に沿うように斜め被りしている
そして、髪は緑みがかった黒髪
容姿を一通り確認しおえて目を合わすと
彼女は「ニッ!」と不敵に笑って海軍式の敬礼をし、一言
「木曾だ、お前に最高の勝利を与えてやる
大馬鹿野郎の相棒の俺がテメーの為にな?」
「・・・っ?!・・・ふぅ」
木曾と、名乗った彼女はいたずらが成功した子供の様に笑うので
「上官への口の利き方がなってない」
「な゛っ!!テメー!!」
そういい喰ってかかる木曾を天龍さんが肩を回し
「おう!オメェ新人の癖に威勢がいいな!気に入ったぜ!!」
「お、うっす・・・?」
「天龍さん、そいつは叩きのめせば叩きのめした分だけ反骨して
成長する化け物だと思うぽい、性格は変わって無い筈だから多分そうぽい」
「つぅ事は・・・ほぉ・・・?」
ぁ、やべ、天龍さんが本気の目つきぽい
「あー木曾?その人はこの場所で1、2を争う程の猛者だから沈まない様には
手加減はしてくれるけども、最初から本気で行かないと沈むかもしれないぽい」
「へぇ・・・?」
っし、木曾もスイッチが入ったぽい
コレで大丈夫ぽい
「うっしゃあ!!今日はオレが稽古をつけてやる!ついてこい!!」
その一言で執務室がざわめき、天龍さんに付いて行き、そのまま廊下へと伝線し
鎮守府に広まるのは時間の問題ぽい
そして、執務室に残ったのは時雨おねぇちゃんぽい
「・・・それで?今回も?」
「そうだね、ちょっと「出稼ぎ」に、ね?」
この姉は・・・はぁ・・・
「5本」
「・・・3本は?」
「前回は3本ぽい」
「うぅ~・・・なら、4本!」
「・・・それで手打ちぽい」
「夕立ってホント、やっさんに向いてるよね・・・。」
そう言いつつ出ていくおねえちゃん
その姿を見送ると静寂がまた支配を開始する中
夕立は自分の足をさすった
あの時の戦闘以来、海に立つ事が難しいぽい
だから秘書艦の座も電ちゃんへと戻したぽい
そして、後方に引いて今は教鞭を取ったりしてるぽい
そうする事でこの場所を守り
同じ話題で笑えたり悲しんだりふざけたりできる仲間を守っていくぽい
それが夕立の答えであり、今、守るべきものぽい
「ぽい?書類の中から、新しい書類が・・・。」
新しい・・・「
それを柱島泊地に着任させる・・・?
詳細はあとがきにて
一応、閲覧注意?警告タグ【ガールズラブ・百合】
【あまり必要無いかと思ったので描かなかったのですが、吉川の相棒の前世は女の子ですよ?】