私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める   作:釣果津抜

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2月6日 3時頃
釣果「あと一日で次話が投稿されるのか・・・今の閲覧数ってどのくらいだ?
ま!100位行けば御の字だろ!www」

UA 「302」

(「ユニーク アクセス」 ハーメルン様が「本当の読者数に近い」とされる数字)

( ゚д゚) ポカーン・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?


釣果「3・・・倍・・・?!」



「しおり 4件」「お気に入り登録者数 9件」

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _,._
(;゚ Д゚)ホォォーー…?!






 「評価 1件 」「10点満点中 9点」



( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

(  д )

(; Д ) !!


内心は「初回は艦これ要素皆無なのに?!」と驚き小躍りしておりますが

奢らずに、慢心せずに、これからも「かんなか」を紡いで行こうと思いますので
これからもよろしくお願いします。

それでは「かんなか」第二話 「起床」始まります!

「艦これ」の二次創作小説で「一番最初に主人公に接触する艦娘」ってあの艦娘だと思うんです


第1章「私達」の忌まわしき過去
起床


「・・・ん。」

 

ここは・・・

 

「・・・何処?」

 

ベットに横になっていて・・・これは・・・薬品の匂い・・・病院?

 

 

・・・。はっ!

 

「・・・知らない天z「あ!おきたのですね!!」・・・くすん」

 

こんなシチュエーションは人生で一回あるかどうかなのにベットの傍に居たピンクの髪色の女の子に遮られた・・・

 

寝返りを打って布団をかぶり拗ねてやる・・・

 

「え?ええ??ええ?!」

「まぁ、起き抜けにネタに走る奴なんてそうは居ない気がするが・・・」

 

・・・確かにそうだ。

 

「さて、病床で起き抜けにネタに走る体力が回復したんなら・・・少し起き上がり話を聞かせてもらおうか?夕立?」

 

?この人布団の向こうの男の人は何を言って?

夕立?

取り敢えず起きて話を聞いてみよう

 

起き上がり周りを見渡すと清潔な部屋に白いベットでまだ新しいのか色々と綺麗な部屋

使い古された学校や病院の病室とは違う感じ・・・

 

 

そしてベットの淵には白い軍服に身を包む男性とピンク色の髪の女の子で髪はツインテールの娘が立っている

 

「私は・・・あれ?・・・思い出せないぽい・・・」

 

「記憶喪失か?明石、バイタルチェックを頼む」

「了解です!夕立さん?少し失礼しますよ~?」

 

明石と呼ばれたこのピンクのツインテールの娘は医者なのか体温計や血圧計や聴診器の準備をしている

 

 

「そうだな・・・まず今覚えてる事を話してくれないか?」

「今、覚えてる事ぽい?・・・。」

 

覚えてる事といえば・・・・

 

「・・・走馬灯を見た・・・ぽい」

「走馬灯?具体的には?」

 

「えっと・・・幼いころにいじめられたり・・・高校で告白しても無いのにフラれたり・・・社会にでて入社して・・・う゛ッ!!」

 

背中が疼くように燃えるように熱く痛い・・・

おぞましく奇妙で不気味な笑い声と劈く悲鳴などが折り混じり気分が悪い・・・

腹の奥底から一気ナニカが逆流して来るッ!!

 

口元を咄嗟に両手で抑えるが指と指の間から茶色とも黄色とも言えない粘着質のモノが糸を弾きながらベッドに垂れていく

 

 

 

 

 

「明石!」

「っ!」

 

明石さんが咄嗟に袋の口を開き口元に持ってきてくれた。そして、咄嗟に差し出された袋に思いっ切り胃の中のモノを吐き出す

 

「っ!!・・・はぁ・・・・はぁ・・・ッ!!」

「大丈夫だ・・・大丈夫だ・・・胃ん中のモン全部だしちまえ・・・」

 

明石さんは窓を開け換気をしている。

軍服の軍人さんが背中を下から上へ向かう時に強く押し上げるようにさすってくれる・・・

 

「提督さん!ウエットティッシュです!替えの袋はいります?」

 

「あ~・・・取り敢えず、は大丈夫だ。一応置いといてくれ こういう場合はどうすれば?」

「取り敢えず2,3時間は何も飲んだり食べたりは不味いですが、口内をゆすぎ綺麗にした方がスッキリしますから落ち着いたらゆすぎましょう。」

 

話は聞こえていたので頷いておく。そしてまた吐き出す・・・

 

 

しばらくして・・・胃の中のモノが全部でたのか落ち着いてくる・・・

 

「・・・もう大丈夫・・・ぽい・・・」

「そうか・・・」

 

そう言って、やさしく上から下へ、一方通行に手を動かしてくれる・・・

・・・凄い落ち着く・・・

 

なんでだろう・・安心したら眠たくなってきた・・・

 

「なんだか・・・眠たい・・・ぽ・・・い・・・」

 

こうして私は気絶する様にまた眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「寝ちまったな・・・」

「ですね」

 

「口、ゆすがずに寝ちまったな」

「きっと起きたら口の中が気持ち悪い奴ですよ。コレ」

 

明石の奴、自分の事でも無いのに身震いしてやがる

ま、他人の痛みってのを理解出来る奴なんだな、明石は

 

「内線と机、借りるぞ?」

「了解です!」

 

 

医務室の電話の受話器を取り、執務室は・・・1番か

 

そうしてしばらく待つと

 

『あ~、俺だ』

『どうされました?司令官さん』

 

『悪いが書類を持って医務室まで来てくれないか?夕立が目を覚ましたがまた寝ちまってな・・・だから目が覚めるまでの間に書類を医務室で片づけてしまおうと思ってな。悪いが頼めるか?』

 

『了解なのです!』

『すまんが頼む』

 

 

 

「提督さんはお仕事熱心ですね~」

 

 

受話器を置くと明石が点滴の準備を進めながら茶化してくる

 

「バカ言え コイツを拾って色々と仕事が増えて追い付かい上に「走馬灯」に「高校で告白」そして「社会に出て会社に入社」・・・普通の艦娘がそんな事言うと思うか?」

 

「まぁ・・・普通は言いませんよね・・・」

「ああ、いくらこの世界がお前ら『艦娘』や『深海棲艦』なんて奇想天外でファンタジーなモノが跋扈する世界とはいえ・・・コイツは『イレギュラー』だ・・・

 

コイツの身なりや髪型からして『改二』なのは確実。

なのに何処の所属の艦娘なのかも分からずじまいで、昨晩の深海棲艦の襲撃・・・そして、記憶喪失からの記憶のフラッシュバックでの嘔吐」

 

「ん~・・・恐らく「何か思い出したくない記憶をフラッシュバック」した事による過剰なストレスでしょうかね? そう例えば・・・」

 

「例えば?」

「艦娘によくあるのは「戦闘で轟沈しそうになった時の記憶」や「仲間を失った瞬間の記憶」をフラッシュバックしたとかですかね?」

 

なる程な・・・今は、

 

「明石、手伝えることは?」

「なら、まずは夕立さんの手をウエットティッシュを使って綺麗にしてあげてください。それから提督さん自身の手を洗いアルコールで消毒したのちに着替えてきて来てください。戻したモノって意外と飛散するんですよ?まぁ、今回は恐らく大丈夫だとは思うのですが・・・念の為です!」

 

 

そうなのか・・・

「あ~・・・しまった・・・電に着替えを持って来るように頼めばよかったか・・・」

「秘書艦をこき使ってはいけませんよ~?私自身も着替えるので一度、部屋から出てってください。」

 

「へいへい・・・」

 

まったく・・・一体全体どうなってやがるんだ・・・?




次回は「悪夢(ナイトメア)」の始まり」

初の戦闘回となっております
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている」
ってニーチェの言葉らしいですよ?

次回更新は2月10日のヒトフタマルマル(12:00)を予定しておりますが、
ハーメルン様の情報が更新され次第、閲覧が出来るようになると思います。

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