また、日間ランキング20位に入る事ができました
皆さまのおかげでございます。
これからも「かんなか」をよろしくお願いします
今回は全編「夕時雨」となっております
あれから夕張さん達が検討した結果、普通の手斧になる事が決まったぽい・・・
解せぬぽい・・・
それから夕張さんは工廠へと戻り、明石さんは眠ってしまったぽい
製図台には手斧と日本刀の設計図が簡単に書かれてあるぽい
「う~ん・・・どうしょ?時雨おねちゃん?」
「・・・そういえば夕立ってこの鎮守府を散策した事無かったよね?」
そう言われると確かに無いぽい・・・
「ない・・・ぽいね・・・時雨おねちゃんに案内を頼みたいぽいっ!」
「ふふっ♪任せてよ!・・・僕もまだ、そんなに回った事が無いけども・・・」
時雨おねえちゃんの小さな呟きが聞こえて来たぽい・・・
・・・大丈夫ぽい?
「行こっ?夕立っ!」
まぁ、でも・・・
「ぽいっ!」
宛も無く現在地も分からずに突き進むのって冒険みたいぽいっ!
医務室を出て廊下にでてみる
前回、廊下を意識がある状態で通った時は真っ暗でよく分からなかったぽい・・・
改めて廊下を見渡してみると
廊下は正方形に斬り出された綺麗に磨かれた石畳の廊下に青色のカーペットが敷かれて
窓には青色のカーテンに
壁紙は軍艦色の壁紙と青色で統一され天井へとアーチ状に装飾が施された落ち着いた雰囲気の廊下ぽい
その廊下を時雨おねちゃんと二人で肩を並べて歩いて行く途中で
時雨おねちゃんの手を・・・その・・・取ってみる・・・ぽい・・・
時雨おねちゃんの左手に触れた瞬間、
「・・・ぁ」
「・・・ダメ・・・ぽい?」
「ううん・・・いいよ・・・僕も・・・手、繋ぎたいな・・・」
「ならっ、良かったぽいっ!」
時雨おねちゃんと手を繋ぎ
ゆっくりと確実に少しずつ廊下を二人で歩いて行く
午後の暖かい陽の光さす廊下を・・・
医務室を出て歩いて行き、
まずたどり着いたのは
「ここが僕たちの部屋だよ」
【時雨】
【夕立】
と書かれた表札の一室
「あ、そうだ。夕立にも渡しておかないとね」
そう言って時雨おねちゃんが取り出したのは「部屋の鍵」ぽい
「僕も持ってるから部屋を出る時に鍵をかけても大丈夫だよ?
明石さんがマスターキーを持っているから、鍵を部屋に中に忘れたり紛失しても一応は大丈夫だよ」
「分かったぽい!」
時雨おねちゃんから鍵を受け取り部屋の鍵を開けて入ってみるぽい
中に入るとまず目に入ったのは小さな窓に一段上がった畳のしかれた居間のスペースにちゃぶ台が置いてあるぽい
それから部屋の中の廊下を歩いて行くと右手に扉があり
そこを開けるとお風呂やトイレに洗面所そして洗濯機に乾燥機と言った水回り関係が密集しているぽい
その扉を閉めて居間に近づくと居間の右手にキッチンと冷蔵庫や電子レンジに食器棚と言った調理場関係が密集してるぽい
キッチンの反対側を見ると二段ベッドが置いてあったり押し入れなどの収納スペースがあり
居間にはテレビもおいてあるぽい!
随分と快適な生活スペースぽい・・・
「物凄く快適そうぽい・・・」
「僕もそう思うよ。しかも、部屋の隅にはクーラーがあったり押し入れには「こたつ」もあったよ?」
「本当に何でも揃ってるぽい・・・」
「ここでくつろぐのもいいけども・・・僕はもうちょっと夕立と一緒に見て回りたいなぁ・・・」
「うんっ!時雨おねちゃんっ!」
そして、部屋に鍵をかけて時雨おねちゃんとまた、手をつなぎながらまた、歩いて行くぽい!
次に着いた所は入り口に【火気厳禁】と書かれた白文字に赤い札と共に掲げられた【工廠】の看板
中からオイルや鉄などの匂いが漂ってくるぽい・・・
中を覗いてみると奥には夕張さんが居たぽい!
けども
「・・・ふむ・・・えっと・・・うん。これで」
何かつぶやきなら色々な配線が付けられた斧を一つ振るとパソコンと睨めっこしてるぽい
これは邪魔しちゃいけない雰囲気・・・
「邪魔しないうちに行こ?夕立?」
「ぽい」
何故か小声で会話しながら工廠を出ていく最中に
ふと、人が一人が入りそうなカプセルが4つ並んでいるのを見たけどもアレは何ぽい?
工廠をでてしばらく歩いて行くと、
「っ?時雨おねちゃん、アレは?ぽい」
「どうしたんだい?」
廊下の壁に
【前方に『甘味処 間宮』『酒保』『食堂』】
【後方に『工廠』『医務室」】
【この先の階段の先に『執務室』】
と書かれた看板と共に交差点に付いたぽい
「なんだ・・・ちゃんと案内板があるじゃないか・・・」
「・・・ぁ!」
そう言えば夕立・・・
「ごそごそ」とスカートのポケットを探ってみると
【『柱島泊地 鎮守府 見取リ図』】
と書かれた地図が出てきたっぽい・・・
しかも、防水紙なのかしわくちゃになって無いぽい
「・・・便利な物があるじゃないか」
「でもでも!地図が無い方が冒険みたいで楽しいぽいっ!」
そう言うと時雨おねちゃんが「フッ」と笑って
「確かにね、次は何処に行く?」
「ん~・・・?じゃ!執務室に行くぽい!」
と言うと時雨おねちゃんが顔をしかめ
「僕はなんだかあの場所が『職員室』みたいで嫌いだよ・・・」
「職員室なんて何回も出入りすれば慣れるぽいよ?」
と言うと時雨おねちゃんがジト目で見てくるぽい?
「?・・・ぽい!」
・・・ひよっとして、柊は不良だと思われてるぽい?
「時雨おねちゃん大丈夫ぽい!
夕立は生徒会の会長だったぽい。だから先生によく用事があったぽい!」
「っ・・・ゴメンね?そう言う事だったのか。僕の早とちりだったよ・・・」
「ならっ!執務室に付いて来てほしいな?時雨おねちゃん?
夕立はあの場所に行った事が無いから緊張するぽい!」
恐らくだけども時雨おねちゃんの口ぶりからして何回か執務室に行った事があるぽい?
「・・・まぁ仕方ないか・・・気鬱だけども可愛い妹の為だね。」
「ありがとっ!時雨おねちゃんっ!」
そう言って時雨おねちゃんに飛びき抱きついてみるぽい!
「わわっ!・・・もう、危ないじゃないか・・・
もう・・・全く・・・調子だけは良いんだから・・・」
ふふっ♪抱きついて至近距離だから時雨おねちゃんの呟きもしっかりと聞こえるぽい!
それにまんざらでもないぽいっ♪
「ほら、行くよ?夕立?」
「ぽーいっ!」
時雨おねちゃんと一旦、離れ階段を上って行くぽい!
次回は「入室!執務室!」
・・・え?サブタイトルが「異世界四重奏」にそっくり?
そんなまさかぁ~・・・(¬д¬;)メソラシ・・・