私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める   作:釣果津抜

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さ前回は得物を選び終えまして今回は・・・って所ですね
一体、時雨の前世とは・・・?

それでは、「かんなか」始まります!


撤退 そして・・・

時雨おねちゃんの言葉を聞いた提督さんは

スマホを弄ると強化ガラスの前にシャッターがせり上がってきたっぽい

 

「そら、行くぞ?」

と言いつ提督が取り出した得物は

 

「へぇ・・・「CZ75 SP-01 Phantom」・・・洗礼された中々良い得物だね?」

「おしゃべりは後だ」

 

「は~い。ねぇ提督?僕がポイントマン(前衛)でいいよね?」

「・・・いや、逆に聞くが良いのか?」

 

「一応、提督は「VIP(very important person(要人))」だからね?夕立、殿(しんがり)は任せたよ」

「ぽ、ぽい!」

 

正直、あんまりついて行けてないぽい!

時雨おねちゃんを先頭にし提督さんを列の真ん中に入れて

一番後方を夕立が守るぽい!

 

提督さんの指示で『 火薬庫(Powder store)』の奥へ行くと

地面に潜水艦の様なハッチがあるぽい

 

「この先だ」

「夕立、カバーを」

「ぽい」

 

暫くして

「オーケー・・・行くよ?提督?」

「おう」

 

夕立が今まで通ってきた通路を見張っていると後方から

ハシゴを降りる「コツ・・・コツ・・・コツ・・」と聞こえ

暫くすると

 

「カンカンッ」とハシゴを叩く音がするぽい

 

「今のが合図か・・・夕立、そのまま援護してくれ」

「了解ぽい」

 

またも、ハシゴを降りる音がし

しばらくして合図が聞こえるぽい・・・

 

ハシゴを途中まで降りハッチの蓋を掴み下に降り

ハシゴの途中でしっかりと閉めるぽい

 

そのまま降りた先には

「・・・地下通路ぽい」

「一応これでも、軍事施設なもんでな?

時雨、頼む。行き先はコッチで指示する」

「了解だよ」

 

そのまま提督の指示で迷路の様に曲がりくねった地下通路を越えて行くと

「ここだ」

 

提督さんの言われた場所には上に続くハシゴ

そして、見上げるとハッチがあるぽい

 

また、時雨おねちゃん、提督さん、夕立の順に上って行くと

 

「ここは・・・出撃ドックだね・・・鎮守府の反対側に来たのか・・・」

「ご名答だ。ココなら撤退・籠城も出来る。夕立、コレを使え」

 

 

提督さんに手渡されたのは簡易的な赤い銃?

 

「・・・ TOY GUN(玩具の銃)?」

「違うわ!フレアガン(信号拳銃)

今から艤装を付けて海に出ろ、そしてそれで、援軍を呼べ

まずその一発を撃ち終わったら、もう一発コッチの玉を撃て

それから呉からの信号弾の色を確認しろ

2発上がるはずだ

 

だが少し2発目は時間がかかる筈だ

 

それと、この出撃ドックはメインの発電機がやられても

複数あるサブの発電機が一個でも動いている限り動く設計だ

だからドックのドアは開くはずだ」

 

「了解ぽい」

 

「時雨は出入口をカバーしてくれ

ブリーフィングチャージ(入り口を無理矢理作る為の爆弾)を警戒し

出入口付近ではなく少し後ろの遮蔽物(バリケード)まで後退」

 

「・・・随分と警戒してるね」

「まぁな」

 

 

それから提督さんに艤装の装着を手伝ってもらい

出撃ドックの海に通ずる防壁を開けてもらい

夜の近海に出撃するぽい

 

ドックの先で待ち伏せされていないか警戒しながら

第二戦速で移動し

 

セーフティー(安全装置)を外し一発目を打ち上げると赤色ぽい

それからリロード(再装填)し二発目を打ち上げると今度は黄色ぽい

 

しばらくして、呉鎮守府から「緑・赤」の順に間髪開けずに信号弾が打ちあがるぽい

それを確認し、ドックに戻るぽい

 

すると、提督さんが

 

「夕立、どうだった?」

「最初は緑色からの赤色ぽい」

 

 

「つまり・・・「了解」・「スクランブル」か」

「そういえば提督さん

2発目が上がるのが間髪開けずに上がって返答が物凄く早かったぽい」

 

「・・・?まてよ?返事が速すぎる・・・?

「・・・提督、恐らく龍驤さん達と出撃スケジュールが被ってたよね?

その時に龍驤さん達が他の泊地や基地に『「警戒して欲しい」って伝えた』って筋は?」

 

「・・・あり得るな・・・しかも、出撃スケジュールが被ったのも引っかかる」

 

 

まさか・・・

・・・コレなら繋がるぽい。

 

つまり・・・

 

「『夕立達の鎮守府が稼働に向けて忙しい所に偽のスケジュールを送り込んできた』

って事っぽい?今、思えばあの書類はなんだか・・・不自然だったぽい・・・」

「って事は・・・提督を執務室に間接的に拘束する為・・・だね。」

 

「・・・全部、仕組まれてたって事か・・・チキショウ・・・」

提督さん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・提督、僕たち艦娘に銃弾が余り効かないってのは?」

「ん?それはお前たちは良くも悪くも『軍艦』であり『船』だから・・・その・・・『装甲』があるんだ・・・

だから力も強く握力などを『馬力』とか呼んだりしてる・・・」

「・・・なる程ね、でも目とかは急所って考えてもいいよね?」

 

「あ、ああ・・・時雨?お前・・まさか・・・」

「・・・ふぅ、察しの良い人は嫌いだよ

僕は『やられぱっなし』と『ただ誰を頼りにただ待つ』ってのが一番嫌いなんだ」

 

「しぐれ・・・お前・・・」

「なんだい?提督?」

 

「・・・お前は生きてる。

お前が手ェ繋いでくれた時・・・暖かかたったかったぞ・・・」

 

 

 

「・・・。」

 

時雨おねちゃん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「夕立、提督を頼んだよ?戻ってきてみたら

『提督が殺されてました』で龍驤さん達に殺されるのは勘弁だよ?」

 

そう言うとFN57(FN Five-seveN)を抜きセーフティー(安全装置)を外してるぽい?!

 

 

 

 

 

「っ!時雨おねちゃん!!

「大丈夫・・・僕は戻ってくるよ・・・

もし・・・もしもの事があれば・・・そうだね・・・

 

墓標の前にマリーゴールドとワインでも供えてくれないかい?」

 

そう言うと出撃ドックの出入口を開けて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いってきます」

 

 

 

そう言って行ってしまったぽい・・・

 




少し解説を【】書いておきます

Googleから引用

マリーゴールドの花の名前の由来は、年に10回ほどある聖母マリアの祭日に、花期の長いマリーゴールドがいつも咲いていることから、聖母マリアの黄金の花、「マリーゴールド」と呼ばれるようになりました

またワインはキリスト教で最も重要な「聖餐」「ミサ」での役割も果たし「捧げものとしての使い方の取り決め」や「日用品としての側面」もありました。
















次回「反撃」

今宵「ワン オブ サウザンド(奇跡の一丁)」を手にした時雨は・・・
また、鎮守府に居た龍驤達は・・・
提督と夕立は・・・

そして・・・

彼女は・・・

・・・。



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