スカイコボルトの4人と夜の廊下を縦一列に並び壁際を歩いて行くぽい
因みに「壁に張り付いて歩いて行く」と「跳弾した弾丸が壁に沿って飛んでくる事があるそう」な、ぽい!
夕立はその隊列の先頭から二番目ぽい
そんな最中
先頭のキャップが左手を広げるハンドサインを送ってきたっぽい
コレは確かゲーム内で「止まれ」ぽい!
そう思い止まると隊列がとある部屋の前の廊下で「ピタリ」と止まるぽい
・・・あってるぽい?
「ドルフィン、ライトを貸せ」
「お?おう、嬢ちゃん、ボスに渡してくれ」
「ぽい」
あ、あってるぽい
それと、後ろからライトが手渡されるぽいソレをキャップに渡すぽい
「・・・コイツは・・・ヤバいな・・・」
「え~と?ボス?どうヤバいんだ?」
「・・・相当な手練れが居るのかもしれんぞ?
この「マカロフ」だが・・・
相当、慎重な奴だな・・・」
「ぽいっ!?」
それって!!
「嬢ちゃん?心当たりが?」
「ぽい・・・夕立のおねぇちゃんぽい・・・
時雨おねちゃんはさっき
銃口を地面に水平に向けて居たぽい」
「・・・嬢ちゃんのお姉様は「死の香水を身に纏った凄腕のレディ」かもな?ボス?」
「かもしれんな・・・しかも、相当慎重なレディだ・・・お前らそのレディに会っても丁重に、な?バカな事は考えるなよ?」
「隊長、そのマカロフを使用者の姿が見当たりません」
「それは、恐らくこのすぐ隣の部屋の中だろう、ドルフィン、チェッキ、確認してこい」
「ヘイヘイ・・・お使い分隊出動しますよ、ボス・・・」
「・・・。」
「チェッキは文句の一つも言わずにしっかりと働いているぞ?」
「ボス、コイツはただ無口なだけだぜ・・・」
ドルフィンが文句を言いながら部屋の中に消えて行ったぽい
本当にC●Dのキャンペーンモードの中にいるみたいぽい・・・
それからしばらくして2人が戻って来たぽい
「ボス、中に確かに襲撃者が居たぜ。綺麗に後ろから締め落とされ、
後ろに腕を回し伸ばした状態で親指同士を拘束しつつ腕を拘束されて更に他の指も足も動かせない様にされていたぞ?」
「・・・「そいつには絶対に逃げられたくない」だけかもしれんぞ?」
「・・・ボス?」
「20メートル先に戦闘痕と死体だ」
「つまり・・・「一人を締め落とした後に隊長が人質に取られてるのに気づき開戦」・・・という事かと思います。隊長」
「恐らくな・・・」
うん、全く着いて行け無いぽい!
こういう時に遠く悲鳴が聞こえt「・・・やゃぁゃゃぁ!!」聞こえたぽい・・・
「ッ!!今のは?!」
「そう遠くなかったぞ?」
「嬢ちゃん!」
「・・・恐らく「医務室」の方角ぽい・・・」
「警戒しつつ急ぐぞ!」
隊列を崩さない様に急ぎつつ医務室に向かって歩いて行くと
足元には大量の死体と血溜まりがドンドンと増え
血と硝煙の臭いが酷くなって行くぽい・・・
辿り着いた「医務室」の扉には死体が寄りかかってるぽい・・・
そして、正直、もう無理、ぽい・・・
足に・・・力が・・・腰が・・・
それに・・・吐き気が酷い・・・ぽい・・・
柊と夕立の二人共に・・・限界ぽい・・・
「・・・ココか」
「ボス、嬢ちゃんが・・・」
「・・・相当タフな様子だったが・・・ちと、無理をさせ過ぎたようだ」
「っ!・・・スマンな嬢ちゃん。タイガーは嬢ちゃんと後方で待機
ドルフィンと俺は扉の横に張り付く。チェッキ、ドアを開けろ」
そして、夕立はタイガーさんと後ろに下がり
残りの三人が配置について
「ボス行けるぞ?」
「
「っ!!」
と言いつつ扉を蹴り破り突入した瞬間に
「なんや!動くと撃つで!間違えた・・・撃つと動くで!」
「龍驤ちゃ~ん?なんか違うわよ~?」
龍驤さんと龍田さん?!
得物を構えてるぽい?!
「ッ?!ボスッ!」
「まて!撃つな!・・・撃つなよ・・・落ち着け・・・冷静に行こう・・・お互いにな・・・」
お互いに銃口を向け合ったまま緊張状態になってしまったぽい・・・
「えっと・・・タイガー?」
「ん?どうした」
「夕立に・・・肩を・・・貸して欲しいぽい・・・ッ!!お願いぽい!!」
「・・・・・・俺は
「『男』っていう生きモンが
「ふっ・・・笑えないが・・・確かに違いない」
タイガーの肩を貸して貰い足場の悪い廊下を歩いて行くぽい・・・
「っ!龍驤ちゃ~ん?あれ~」
「?・・・キミは・・・夕立?か」
「ぽい・・・それと、その人たちは提督さんが呼んだ増援ぽい」
「あ、ああ・・・そうだ・・・だからお互いに、ゆっくりと得物を降ろそう。いいな?」
龍驤さん達、得物を構えた全員がゆっくりと降ろして行くぽい・・・
そして、医務室を見渡すと天龍さんと鳳翔お姉ちゃんが窓際に張り付いてなにかに警戒してるぽい・・・
だけども・・・どうしても・・・目をそらそうとしても・・・どうしても目が行ってしまう光景があるぽい・・・
部屋の・・・中央で・・・
明石さんが・・・仰向けで寝ているフードを被った女性に太い尻尾の様なモノが生え
雪の様な白い肌と髪の女性に泣きついてるぽい・・・
それもずっと・・・
「ママ・・・ママ・・・ッ・・・・ああっぁぁ・・・ぅっ・・・ああっ・・・ああぁああぁあぁあ・・・」
そして、彼女の雪の様な白い肌と髪は・・・頭部から溢れ出した・・・紅い血液によって非常にも「紅白」のコントラストを描いてるぽい・・・
唯一、情がある所と言えば彼女は・・・穏やかに、晴れやかに、そして、誇らしげに、笑っている所ぽい・・・
夕張さんは明石さんの横に膝を付き背中を撫でて居るぽい・・・
「退いて!急患だよ!!」
ッ?!
「提督が!移動中のボートから狙撃され右腕が!誰か!」
護衛の方達ろ川内さんと神通さん?!
「メディック!!ドルフィン!!」
「あいよ!空いてるベッドと道具借りるぞ!」
提督さんが隣のベッドに運び込まれてくるぽい・・・?!
「っ・・・ああッ!クッソッ!あんなのアリかよッ・・・ッ!!」
「意識はあるようだが右腕に貫通銃創か・・・
右腕の銃創に救急包帯を押し当て、二の腕付近に
こっから先は任せろ・・・俺の出番だ」
「スマンが・・・任せた・・・」
・・・龍驤さんが近づいてきてるぽい
「そんな・・・キミ・・・大丈夫なんか・・・?」
「なんとか、な。なぁにこの程度、ただの切り傷だ。」
「・・・中々言うじゃねーかよ?ええ?「当たり何処が良かった」ってだけだぜ?キャプテン?」
「・・・なぁ・・・キミ・・・ウチらは何の為に戦ってるんや・・・?」
「龍驤・・・」
龍驤さんぽい・・・
「昔はお国の為に戦い、囮として沈み、若人の未来に幸ある事を祈り眠った
けどもや!!
17、8の若人が火の玉となって・・・燃ゆて・・・みんな・・・逝ってしまった・・・」
「それからこの体になって【この海を護り、人の未来を守り抜いて見せる】それがウチの運命やと思ったんや・・・
やけども・・・その人々に裏切られてもうて・・・若き鶴の翼を捥がれてしもうた・・・
なぁ・・・キミ・・・
・・・一体・・・
なんの為に戦ってるんや・・・?」
「俺には・・・分からん。俺は
だがな、この立場なら
そんな俺はこう思う
この世界は本当に酷く、醜く、理不尽だから・・・その・・・
「生きる」つうー事がとてつもなく楽しくて、言葉に出来ないほど美しい世界であり
毎日、今もこの瞬間に、何処かで「誰かが海に沈み、誰かが笑う」こんな世界だ
だが、な?龍驤・・・
こんなクソッタレの世界だからこそ、俺達は生き残らなきゃいけないんだ・・・
俺達は生き残り、何気ない日常に「幸福」を求めて、また戦いに身を投じて
死んだ奴や後方に回らず負えなくなった奴の分まで戦い生き残り
後方の奴らに笑顔で笑ってみせる
これが・・・俺の答えだ・・・
龍驤・・・生きろ・・・
それに・・・あの二人の若鶴達は翼を捥がれようが、アイツらはまだ折れては居ないぞ?
だから、アイツらが安心して暮らせる世界を目指して、
生きてこの戦争を終わらせるぞ!!龍驤!!」
「・・・はは、そう、かい、な・・・つよいなぁ・・・。
・・・そうか・・・そうかいな・・・あの二人の若き鶴は・・・
っ・・・ウチ、は・・・ウチは・・・しばらく・・・周辺の警戒をしておくわ・・・」
「なら、ウチから部下を・・・いや・・・やめておこう・・・」
「・・・スマンな、隊長さんや、ありがとな・・・」
そう言って退出して行ってしまったぽい・・・
その頬には一筋の光るモノがあったぽい・・・
次回「月夜に照らされるのは虚しき過去」
次回、シリアスさんの本番デスw