あの騒動から一週間程後、夕立はと言うと
働き続けたぽい
アッチの仕事もコッチの仕事も
ぽいぽい、ぽいぽいと・・・
色々と引き受け続けて働き続けたぽい
結果は・・・その・・・
「・・・大馬鹿野郎が・・・。」
「・・・ぽい・・・。」
現在は夜の医務室でベッドの上で提督さんからのお説教の真っただ中ぽい・・・。
幾つか理由があったぽい
一つは先の騒動ぽい。
そして、もう一つは・・・
「『艦娘が過労に倒れる』・・・んな事になるまで何をやってた?
報告書をちょろまかしてまで・・・どういう事か説明してもらうぞ?
言っとくがウチは『ブラック鎮守府』じゃないだからな?」
「ブラック企業」みたいぽい・・・
それよりも、えっと・・・
「夕立は色んな人にその人の理由と正義と聞いてみたぽい・・・
けども・・・その内、夕立自身、よく分からなくなってきたぽい・・・
だから、昔やってた、『美味しいモノを食べた後に我武者羅に動く』
それをやってみたぽい・・・」
「それで、あの2つ騒動か・・・
一つは『美食競争騒動』
もう一つは『秘書官自爆騒動』」
ああ、夕立が、「夕立の仕事量を増やした」のをちょろまかして
自爆した件はそういう名が付いたぽい?
「んで?
あの後、始末書の山と鎮守府の修繕の打ち合わせと?
それから通常の書類と演習の打ち合わせ・・・
お陰でこちとら一週間は缶詰だったぞ?
それで?見つかったか?お前の理由は?」
「・・・ぷいっ!」
「ああ、そう・・・余計に混乱しゃがったか・・・コンチキショウ・・・」
あうぅ・・・その・・・お察しの通り・・・ぽい・・・。
「・・・。はぁ・・・ったく・・・歩けるだろ?少し付き合え」
「・・・ぽい?」
提督さんに連れらて来たのは鎮守府の裏手ぽい
鎮守府外壁に横に並んで寄りかかっているぽい
「まず、は、そうだな・・・業務連絡からだな。
呉鎮守府の提督が解任されて、『実質上』の解体が決まった」
「・・・。まあそんな気がしてたぽい。
「呉鎮守府には新規の提督を置く、所属する艦娘は「引退」、「転属」、「残留」
この3つの選択肢が与えられた。」
「・・・随分と余裕のある行為ぽい。この戦時中にぽい」
「おそらく『海軍は余力がある』って事を意味すると同時に『見せしめ』もあるんだろうな
んで4人の艦娘が
まず一人目は『白露改二』、つまりお前の姉に当たる艦娘だな。
俺の知る限り何でもかんでも「一番」にこだわりを持つ奴だな」
「一番、ねぇ・・・ぽい・・・」
「ま、
んで、次に「五月雨改」今度は妹だな。
で、コイツは・・・その・・・明るく優しく健気で前向きでいつも一生懸命んだが・・・・
時々ドジっ子で泣き虫、とまぁ・・・悪い奴じゃぁねんだが・・・
所謂、「トラブルメーカー」だな・・・。
しかも、悪気がねぇから叱るに叱れねぇときた・・・
今から頭を抱えていたら体がもたんぞ?」
「・・・ぽい。」
「そして、お前の初陣に立ち会った「江風改二」
男勝りで気が強く結構、オメェと気が合いそうだな?」
「そう、ぽい。妹なら余計に可愛いぽい。」
「ほほう?んで最後は「嵐改」
コイツも中々でな?陽炎型の艦娘で
一人称は「俺」だ。言動も容姿に負けず劣らずの体育会系だな
アイツの周りはいつも騒がしいな」
「なんだか・・・面子と特徴を聞くだけで疲れそうぽい。」
「そう言う割には・・・笑ってんな?お前?」
提督にそう言われて口元に手をやると
夕立の口角が上がっていたぽい
「なぁ、夕立・・・『今』、楽しいか?」
「・・・楽しいと思うぽい
出撃や遠征に警備はまだ緊張するぽい
それでも、振り返ってみれば
時雨おねぇちゃんに手を引かれて鎮守府を探検したみたり
カフェとバーを作って
従業員を雇って初日に迎えに行ってみたら
椛さんと響さんはタイタニック号ごっこやっていて
霞さんがソレを止めていて・・・
その後方では渚さんがアークロイヤルを労わっていて
愛宕さんとアイオワさんは神薙さんを挟んで反応を見て楽しんでいたぽい
そして、長門さん達が合流してこの前の騒動が起きて
振り返ってみると意外と少ない気がするぽい」
「ああ、これから、もっと楽しい事が増えて行くだろうな・・・
「・・・。」
確かにぽい・・
『崩壊』と『破壊』そして『自滅』は一瞬ぽい
身をもって知ってるぽい。
そして、
「『そして、壊れて気が付く『当たり前の日常』がどれ程、「大切」で、「尊い」か』
・・・だろ?」
「見すかないで欲しいぽい。」
「んで?見つかったんじゃねぇのか?
驚く程、簡単で最初からあって、足元に落ちてた『小石』の様な小さいモン・・・」
「夕立はその『小石』程、重いモノは知らないぽい」
「ハッ!・・・違いねぇな・・・それに一番最初と結局は同じだったんじゃねーかよ・・・」
「・・・確かにそうかもぽい。でも今回は守るモノが大きくなって
誰に何と言われようが揺るがない自信があるぽい
夕立は『当たり前の
そして、『「みんなで笑って、ぶつかって、悲しんで、当たり前の様に
その為に戦うぽい。
結局は己の中の理由なんてそう簡単には変わらなかったぽい」
そう言いつつ提督を見ると
提督はタバコを加えて火をつけてたぽい。
「・・・人が真剣な話の最中にヤニをヤるぽい?・・・しかも、『メビウス』ぽい」
「ああ、クセもなく吸いやすいから好きだな」
「ふーん・・・つまらなさそうぽい。」
「そう言うお前は?」
「コレぽい。」
「『ラキスト』か、確かに癖があるタバコだな」
そう言いつつ、二人でヤニをやっていると鎮守府の中で騒がしくなってきたぽい?
そう思っていると提督のスマホが鳴動したぽい。
「ちょい失礼・・・あー・・・
「
「・・・てーとく?こうなったのは、てーとくのせきにんぽい、せきにん、とってぽい?」
「おいコラ、急に何か如何わしい誤解を招く言い方をするな!!
俺が悪かったからちゃんと責任取ってやるよ・・・」
「あ、でもこのヤニが終わるまでは『かくれんぼ』ぽい?」
「・・・それも、まぁ・・・悪くは・・・ねぇな。」
そう言ってヤニを吸い終わる頃
「夕立が戦果を上げれば日常を守れるぽい
そして、提督さんは夕立達を海軍の上層部から守りやすくなるぽい?」
「ん?まぁ、そうだが?」
「ふ~ん・・・なら、「*1勝利の栄光を提督に捧げる」ぽいっ!」
「おいおい。俺は狂犬に手を咬まれるのか?」
「夕立は犬でも狂犬でもないぽいっ!!」
「どうだか・・・」
「がるる~っ・・・」
「ホラ、そういう所だ」
むっ・・・確かに・・・
「・・・ん、今の声は・・あ、やっと見つけましたよ・・・夕立さん、って提督さんも一緒?」
「ん・・・わりぃな、明石、俺が連れ出したんだ。」
「・・・まぁ、それなら一応、「責任者の同伴の上での無断外出」としておきますが、
今度から一声かけるか、連絡をくださいね?」
「ああ、分かったよ・・・そら、今日は解散、各自おとなしく寝る様に」
「ぽ~い」
「了解です」
さて、今日は寝るぽい
「あ、提督?天龍さんからの伝言です
『もう少しで海が荒れ牙を向きそう』だそうです・・・」
「そうか・・・」
「えっと・・・提督さん?一体何が始まるぽい?」
「『第三次世界大海戦』・・・かもな。」
・・・。
・・・今晩、ぐっすり寝れない気がするぽい
視聴者の皆さんは
『当たり前になり過ぎて忘れてしまっているけども大切な事』
・・・ありませんか?
あるなら「今」と言う「一瞬」を大事にしてください。
『「幸せ」程、過ぎ去っていくのが速いモノはありません』
そして、
働く理由、いつものゲームを遊ぶ理由、学校に通う理由
色々とあると思いますが
その理由・・・簡単に変えれますか?
理由を思い出せたなら大切にしてくださいね。
次回から章が変わります
次章
「鳴動する世界 脈打つ動乱」
世界は混乱し混沌へとゆっくりと進みます・・・
打つべき策は・・・あるのか・・・
歯車が本格的に動きます・・・