私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める   作:釣果津抜

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焔焔(えんえん) の意味

1 火が燃えはじめて、まだ火勢の強くない状態。


舞い踊り回り廻る「運命」と「焔焔」

「っ!・・・ちょっと失礼するぽい」

そう断りスマホの画面を見ると

 

【苦労人(提督)】

 

 

あ、提督から着信ぽい

 

「ぽいぽい?夕立ぽい!」

 

「今の着メロ懐かしいな・・・。俺達でギリギリ分かる程度だな」

「・・・確かに、響に説明するなら「黒電話」の着信音だな」

「・・・?」

 

『・・・相も変わらぬ、*1「ゲシュタルト崩壊」しそうな言い方だな・・・

それより、至急、執務室まで来てくれ』

 

「了解ぽい。」

取り敢えず、向かってみるぽい

 

 

「ちょっと提督からの緊急の呼び出しぽい」

 

「そうか・・・次来るときは旨い酒を呑みに来てくれよ?」

「夕立店長!このままだと、自分の勝ち逃げだよ?また来てね!」

「・・・新作スイーツの完成が近いからな?」

 

これは、嬉しいお誘いぽい

・・・ふむ、しかし、これは・・・ぽい・・・

 

ちょっと発破をかけてみるぽい。

 

 

「こんなイケメン達にそう言われて断る事なんて出来ないぽいっ!」

そう言いつつ「ニヤッ」と挑発的に笑って彼女達をみるぽい

 

すると、

 

 

 

「・・・夕立ちゃ~ん?」

「・・・夕立?」

「・・・、・・・ッ!」

 

 

 

女子三人から思いっ切り睨まれてるぽい

「おー怖い怖いぽいっ!これは退散ぽいっ!」

 

 

店の扉を開けて出ていく時に

扉が閉まる瞬間、聞こえて来たのは

 

 

 

「・・・あん?」

「・・・ん?」

「え?なになに?」

 

・・・先は長そうな気がするっぽいっ!!


 

 

 

 

 

あらから、執務室にダッシュで向かって入室したぽい

そこで、提督から告げれたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・【第三次世界開戦】の幕が切って落とされるかもしれない」

「・・・ちょっと待つぽいっ!天龍さんの予言からまだ2、3日しかたって無いぽい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かってるさッ!!・・・、・・・。んな事位・・・んな事・・・位・・・すまん・・・

「・・・大丈夫ぽい」

 

つまり・・・迎撃の手筈が全く整っていないぽい。

しかし、現状の不幸中の幸いといえば「奇襲に気が付き少しだけ準備が出来てる事位」ぽい

 

こうなれば敵軍の行軍は奇襲に近いぽい

 

 

「・・・それで?状況はどうなっているぽい?」

「・・・。

人類は慢心していたのかもしれんな・・・

過去2度の予言から開戦まで短くても一月はあった。」

 

「提督さん状況ぽい!」

「・・・深海棲艦がハワイ沖からソロモン諸島へ大規模な艦隊の進軍が確認されると同時に・・・同時に・・・。」

 

「て、提督さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「同時に・・・フィリピン海沖から

「鹿野」・「佐伯」・「呉」・「宿毛」・「岩川」・・・そして、

 

「柱島」の各方面へと深海棲艦の大群の進軍が確認され

既に二桁近い数の警備艦隊の消失が確認された・・・」

 

ッ!!

「待て!夕立!」

 

・・・提督さんに急に呼び止めれて気が付いたぽい

いつの間にか執務室の扉の前まで来てたぽい

 

 

「・・・何ぽい。」

「今回の作戦は

「嵐」・「江風」・「時雨」・「夕立」・「五月雨」・「白露」だけで防衛に当たる

移籍する予定だった嵐達4人は今日、柱島に合流予定だったが、

 

上陸前に敵の艦隊を見つけて今は海上で待機している

 

それと、時雨は先に説明をしたら執務室を飛び出して行ってしまった

皆と現地で合流しろ」

 

 

なにやってっるぽい、時雨おねぇちゃんぽい

・・・少し、状況を整理するぽい。

 

 

一航戦、長門型、大和型の皆さんは

速力が遅すぎるぽい

 

そして、天龍さんと龍田さんは遠征ぽい

龍驤さんと鳳翔さんは佐世保で演習ぽい

 

そして、柱島の艦隊メンバーは育成途中のひよっこぽい

こんな所で沈める訳には行かないぽい

 

他の鎮守府の増援は・・・

期待できないぽい。

 

呉からの増援はあるかもしれないぽい

現状がどうなっているのか分からない状況ではアテにしない方が利口ぽい

 

 

柱島の後方に位置する呉鎮守府に進軍という事は西側か東側からの進軍ぽい?

 

 

恐らく、皆、自分の真正面の敵で手一杯ぽい。

 

と、なると「生還率の高く速力も高い艦娘」は

・・・夕立達だけぽい

 

 

「作戦の成功条件は「大型艦の到着までの時間稼ぎ」・・・無茶をするな」

 

艦隊で行動する場合一番足の遅い艦に合わせて行動するぽい。

一番足が遅いのは大和型の「16ノット」ぽい。

 

「16ノット」は約「30キロ」ぽい。

ロードバイクで走行する様な速度ぽい。

 

速いとは言えば速いかもしれんないぽい

けども、余り速いとは言えないぽい

 

 

「時間稼ぎが済み次第、事前に決めていた「最終防衛ライン」。ここまで後退しろ。いいな?

それと、夕張から新しい得物を受け取ってから出撃しろ」

 

「・・・それでけぽい?」

「一応は、な。本当の事を言えば「民間船舶」を守れればいいが・・・無理だな。

民間の船は無視しろ。」

 

「・・・了解ぽい」

 

*1
ゲシュタルト崩壊とは、知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。Googleより引用




次回「新しい得物と得物の存在理由」
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