私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める   作:釣果津抜

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前回のあらすじ「これは罠だ!」粉バナナ☆
そして、最近、前書きでネタに走りたくなる衝動が・・・w


戦局を変えるのは1秒 戦場を帰るのは1発の攻撃

「・・・ヨウヤク・・・ヨウヤク・・・ミツケタゾ・・・「nightmare(夕立)」「drizzle(時雨)」・・・」

「見つけた?「見つけた」って事は夕立の事を知ってるぽい?」

 

取り敢えず、小声で

艦隊、輪形陣ぽい、時雨おねぇちゃんはこの窮地を脱する方法を考えて欲しいぽい

 

そう言うと夕立を先頭にし、夕立の後ろに時雨おねぇちゃんが続いて、中央に五月雨ちゃんと嵐さん、白露お姉ちゃん、一番後方に江風ちゃんぽい

 

「アタリマエダ・・・キサマハ、ワガ、ゲボクタチノ、アマタノ、イケニエニヨリ

カンセイスルハズダッタ、「サイコウケッサク」デモアッタガ・・・

 

アロウコトカ、ゲボクドモガ・・・ッ!!」

 

 

ワーオ・・・相当、お怒りのご様子ぽい

 

「ダガ、モウイイ・・・フタリトモ・・・コチラヘト、コイ・・・

ヨロコブガイイ・・・「シンアイナルゲボク」トシテ、カワイガッテアゲル・・・」

 

「もし、断わったら・・・どうなるぽい?」

 

「ミナ、ウミノミナソコヘト・・・シズムダケ・・・

スコシダケ、マッテヤル・・・イマノウチニ、ウツベキアイテノ、カオデモ、ヤキツケテオクンダナ・・・」

「そう、ぽい・・・」

 

「ふざけんな!姉貴達!コイツの言う事に耳を貸すなよ?」

そう言いつつ陣形の後方から中央まで来て立ち位置を交代してるぽい

 

「・・・。」

「あ、姉貴・・・?」

 

っ?ここで時雨おねぇちゃんから夕立の腰に手を当ててモーレス信号ぽい?

・・・ぽい?

 

「江風、一旦、下がるぽい。白露お姉ちゃん、頼むぽい」

 

「っ!オイ!夕立の姉貴ィ!!白露の姉貴!離せ!!」

「少し落ち着こうね~」

 

さて、後は、どうしようかっぽい

 

状況は前方と左右は敵艦隊で囲まれて

後方は火の海ぽい

 

 

「・・・っ?」

この深海棲艦達の包囲網を更に包囲する様に艦隊が大きく囲ってるぽい?

後は・・・時間、だけぽい

 

合図はまだっぽい?

しかも、炎の範囲が段々と広がってきてるぽい・・・

 

「サァ・・・ソロソロ、コタエヲキコウカ・・・」

 

未だに時雨おねぇちゃんからの合図は無いぽい・・・けども・・・皆を守りつつ・・・

この状況を・・・未来を変える為の・・・答えは決まってるぽい・・・

だから、賭けるぽいッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「断る!!ぽい!!」

「ッ・・・ナ、ナニィ・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・この夕立、「絶対的優位な状況で勝ち誇っている奴」や

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『イエス』か『はい』しか言えぬ状況」で、ハッキリと「NO」と言いきり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

己の未来を切り開き、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手の青ざめた顔を見る事が何よりも幸福を感じる事が出来るぽい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きひひっ、オーケー・・・夕立の姉貴ィ・・・任せなァ!!

白露の姉貴!合わせてくれよォ!!」

「任せて!!」

 

その声を聞いた瞬間、

後方から少し前に感じた様な似た爆風と熱風が吹き荒れ、周囲に黒煙が立ち込めるぽい

 

思わず爆発の衝撃でその方向を見てしまったぽい

けども、これは・・・ッ!!

 

今の内ぽいッ!!

「艦隊!突破するぽい!!」

 

返事は無かったけども、

確かに夕立を含めた6人分の水を切る音と艤装の可動音がしたぽい

 

 

 

「チマヨッタカ・・・」

 

その一言に

思わず、立ち止まり振り向いてしまったぽい

 

 

 

「違うぽい・・・戦局を変えるのは1秒 戦場を帰るのは1発の攻撃ぽい・・・

これはその内の「1秒」であり、「1発」でもあるぽいッ!!」

 

「ッ!!・・・ナゼダ・・・ナゼ・・・ヒノウミノ、ウコウガワニ、イルッ!!」

「・・・「爆風消火」。一度くらいは聞いた事、あるよね?」

 

夕立の真横に並びそう呟いたのは

 

「ッ!!キサマッ・・・「drizzle(時雨)」・・・ッ!!」

「・・・時雨おねぇちゃんぽい」

 

「・・・「爆風消化」

強烈な爆風で火を吹き飛ばし、周囲を破壊することで破壊消火するのが一般的で

 

爆風を用いるために一瞬で消火が可能であり、

森林火災や油田火災など大規模な火災を鎮火するのに用いられることがあるんだけども・・・

 

()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()もあるんだよ?

でも今回は一時的に火の勢いを弱める程度だったけども、

それでよかったんだ

 

戦艦棲鬼・・・キミ、1つ、賢くなったね?」

 

「~ッ!!キサマラァ!!」

「それで?僕達()()に構ってても良いのかい?」

 

「ナニ・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

微かに音が聞こえて来るぽい・・・

段々と大きくなって・・・ぽい?

 

これは・・・艦載機の風切り音ぽいっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪≪さぁ、みんな!反撃の狼煙は上がったで!! 艦載機のみんな!お仕事、お仕事!≫≫

≪≪風向き、よし。航空部隊、発艦!≫≫

 

「ナッ・・・ッ!!」

この声は龍驤さんと鳳翔さんの元祖一航戦組ぽいっ!!

 

 

≪≪左舷に敵艦だクマー!≫≫

≪≪狙いよし。撃ち方はじめ・・・≫≫

 

「ッ!!・・・イマイマシイッ!!」

 

 

≪≪援軍に来たクマ―!!≫≫

≪≪遅れながらば、この白雪、馳せ参じました≫≫

 

他の鎮守府からの援軍が来たぽいッ!!

 

 

 

≪≪怖くて声も出ねぇかァ?オラオラ!≫≫

≪≪私を本気にさせるとは、悪い子ね。死にたいの?うふふっ♪≫≫

 

その声は!天龍さんと龍田さんぽいっ!!

 

 

≪≪・・・あ?おお!繋がったか!おう!生きてるかぁ!ぽ犬!!

遠征から帰ってみれば通信は妨害されて状況が分からねぇで居やがったが・・・

 

あの爆発・・・テメェーが元凶だろぉ!

おかげでアレが開戦の合図だって事は一発で分かったぜ!!≫≫

 

≪≪ふふっ♪天龍ちゃんったら久々の砲雷撃戦を目の前にうずうずしてたからぁ、

あの狼煙をみた瞬間、飛び出して行ってしまったのよぉ?≫≫

 

≪≪なっ!龍田!余計な事言ってねェで手ェ動かせ!!≫≫

≪≪はいは~い♪≫≫

 

「夕立!ここは逃げるよ!」

「姉貴!早く!早く!!」

 

「っ!ぽいっ!!」

 

 

 

 

夕立達が鎮守府に向かって走り出して行く最中、

周囲を見渡すと、「ココは私達の『庭』!!」と言わんばかりに猛威を振るう味方艦隊ぽいっ!!

 

これなら!!

 

≪≪ッ!この戦艦棲鬼・・・黄金に煌きだしたクマッ?!≫≫

≪≪・・・これは少々、マズイですね・・・それに、どうやらコチラの攻撃が通っていません・・・

っ・・・また、戦艦棲鬼は撤退を開始しました。更に援軍を送り込んできています・・・≫≫

 

「数の暴力」、ぽい・・・。

これを、どうにか出来るのは「質」ぽい・・・

 

けども・・・そう都合よくは・・・

 

≪≪な、なんだクマ!?

て、提督ー!空から艦娘が!!たわわのメロンが4つも降ってきたクマー?!≫≫

≪≪あれは・・・落下傘?!「ただの噂話」かと、思ってましたがまさかホントに・・・≫≫

・・・ぽい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪≪ぱんぱかぱかぱかぱかぱかぱーん!

うふふっ♪敵艦多数発見! 攻撃開始ね!暴食の愛宕・・・行きますよぉ~♪≫≫

 

≪≪速炎のアイオワよ!Ms.愛宕には負けないわよ!!≫≫

 

 

≪≪なら、撃破数勝負といきましょ?≫≫

≪≪Wow♪ good idea!! here we go ♪≫≫

 

 

 

ぽ、ぽいぃ・・・

 

 

≪≪え、えげつないクマ・・・戦艦が重巡と同じ速力で動いてるクマ・・・≫≫

 

≪≪恐らくですがあの主砲は40cm位の大きさですね・・・それを軽々と扱ってます・・・

それと、愛宕さんは敵艦の*1重要防御区画(バイタルパート)()()を的確に撃ち抜いてます・・・

球磨さんここはあの二人の邪魔にならない内に我々も・・・≫≫

 

≪≪確か、半ば引退し、予備戦力軍に回ったと聞いていたクマ・・・

だから少し心配だったクマ・・・

 

けども、この様子なら心配ないクマ・・・分かったクマ。皆、撤収クマ!!≫≫

 

≪≪呉艦隊!我々も撤退します!≫≫

 

 

そして、数刻後には敵艦の掃討が行われ

戦場の過激派は降伏したぽい

 

戦果としては

敵旗艦に撤退を許したが、敵戦力を大量に削るという観点では大いに意味のある戦闘であり

自軍全体の被害は軽微である事

 

更に、敵の謎の進化の様な変化や敵旗艦の狙いが徐々に分かりつつある事も含め

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦術的勝利 B

 

と、なり

この第三次世界海戦に置ける日本の戦闘で初の勝利を収める結果となったぽい

 

*1
バイタルパート (Vital part) とは、軍艦における「重要防御区画」という概念のこと。 VPと略されることがある。 破壊された場合致命的であることから転じて、軍艦設備でなくとも使われることがある。




戦闘終了!

ですが、
戦火は鎮まる様子を知らず衰える様は無く・・・
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