私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める   作:釣果津抜

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前回のあらすじ「ちょっぴりシリアス?」
この作品でアレを「シリアス」と呼んでいいのか少し不安になってきた・・・w

って事で夕立さんは少しの間、「再起不能(リタイア)」(?)です

「ぽい?
それで次回からは誰がこの「白露型 駆逐艦4番艦 夕立」の代わりを務めるぽい?」

それは・・・あの方達です・・・。


柱島鎮守府の長い1日 その2

≪≪柱島泊地に寄港中の呉の青葉ぁー・・・大至急、心の準備を終えて執務室に来るように、

 

また、青葉を連k・・・

連れて来た者にはカフェでの食事代金の一人分を俺から奢らせてもらう、以上だ≫≫

 

 

・・・外はついさっきの放送で騒がしくなってきたお昼頃

 

俺の名前は「神薙 龍夜(かんなぎ りゅうや)

 

俺は今・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真っ昼間から何やってんだろ・・・俺は・・・」

「いいから・・・かんなぎぃ・・・きて・・・?」

愛宕の部屋にいる

 

そして、彼女と俺はベッドの上に居る

彼女はうつ伏せで枕を両手で抱き、枕に顔をうずめている

 

そんな、彼女の後方にいる

 

「・・・行くぞ?・・・痛かった言えよ?」

「・・・。」

返事はなかったが小さく枕に顔をうずめ込みながら頷いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「~~~っ!!ぁっ!・・・そこ・・・いい、の・・・っ!

・・・あ、そこ!そこ!いい!!きもちいいのぉ!!もっとぉ!!」

 

「・・・なんて声出してんだよ・・・外に聞こえちまうだろ?」

 

「だ、だってぇ・・・き、きもちいい、んだもの・・・ねぇ、つづけ、て?」

「・・・。」

 

部屋に俺の生唾を飲み込む音が響く

いつの間にか廊下は静まり返ってる

 

「・・・それじゃ、つづき、行くぞ?」

「うん・・・きて・・・神薙・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マッサージのつづき」

 

 

・・・ん?今、なんか・・・

ベッドの近くにある*1窓の外で誰かがズッコケたような音が・・・気のせいか?

 

ともかく

 

今は「馬乗りになって腰のマッサージの真っ最中」で

これから肩甲骨の辺りなどをほぐして行かねぇとな・・・

 

「・・・しっかし、

『ロクな準備運動もせずに最初から全開で過去の自分の動きを思い出しながら戦闘した結果』

 

翌日に体中、筋肉痛で動けなくなるとは、な・・・しかも、アイオワさんから聞いた話だと

撃破数勝負を挑んで、余計な無茶をしたとか?

 

最近のスマホの音声操作に助けられたな?

 

この機能が無けりゃ、夜まで空腹感やダムの決壊(意味深)を我慢しながら、

いつ来るかも分からぬ救援を待つ事になったかもしれないんだぞ?

・・・もっと自分を大事にしろよ?」

 

 

「・・・ちょっとだけ、ちょ~っとだけはしゃいでしまったのよぉ~・・・・うぅ~・・・」

「ちょっとだけって」・・・「ちょっとだけ」で済んでねぇからこうなってんだろ・・・

そういや、アークさんは戦闘に参加したのか?聞いた話だと、出撃は無理そうだが・・・」

 

「あー・・・船酔いする彼女ね・・・彼女は陸地から艦載機を飛ばした後、

高度6,000m位まで艦載機を上昇させた後、

 

エンジンを切って滑空させたり、付けたりしながら目的地まで艦載機を飛ばしてたわよ?

その後は高高度からの急降下攻撃での一撃離脱戦法ね、アレは避けれないわね・・・

 

ただ、時間がかかるのが難点ね

 

それと、響ちゃんは2、30キロ離れた敵艦に雷撃を行ってたわよ?」

「・・・ん?確か、響さんって音も無く近づくとかどうとか・・・・」

 

「アレはフェイクの情報よ、『敵を騙すには味方から』ってね?」

「なるほど・・・」

 

「ちなみに、魚雷が10キロ先の敵艦に到達するまでのおおよその時間は1分よ

更に戦闘時での1秒は、日常生活での10秒位かしらね

勿論、味方艦隊を避けつつ、浅瀬を避けた上で的確に敵艦に命中させるのよ?彼女」

 

「・・・響さんも実はトンデモナイ凄腕って事がよく分かった

しかも、探知不能の長長距離攻撃なんて混乱必須だな・・・」

 

「そう言う事♪~~っ♪きもちいい・・・

神薙、貴女、バーテンを辞めてマッサージ師にでもなったらどう?」

 

「流石に、本職には負ける、さ!・・・お互いに少し休むぞ」

 

「は~い!んぅ~!!上半身は楽になったわね!

 

けども、足はプルプルと震えて動けないけども・・・

・・・まだ身動きが楽に取れないわね・・・。」

 

「・・・そこは流石に絹の手袋をさせてもらいます」

「あら?神薙?アナタならいいわよ?今まで私のおっぱいの感触を楽しんで来たのに~?」

 

「・・・ていっ」

「っ!・・・むぅ~・・・殴る事無いじゃないのよ~・・・

身動きの取れない女の子を殴るなんて・・・酷いわ!!」

 

「殴ったっつったって・・・軽く触れる位なもんだったろ?」

 

「それに髪は女の子の命なのよ?」

「それは悪かったよ」

 

「あ、でも頭、触られた時、少し気持ち良かった・・・かも?」

「・・・。」

 

「・・・。」

「・・・。」

 

「・・・ねぇ、神薙?」

「・・・本気で言ってるのか?この状況で」

 

「うん?」

「分からねぇのか?今は

 

『廊下には人気が無くて誰か来る気配も無く部屋には俺とお前だけ

しかも、お前はベッドの上で身動きが取れない状況』

 

・・・俺のIron Will(鋼の意思)を試す気か?」

 

「私は神薙の事、信用してるわよ?だから、貴方一人だけを部屋に呼んだのよ?

信用が無いなら、長門さん辺りにも一緒に部屋に呼ぶわよ?」

 

「ずるいだろ・・・その言い訳は・・・」

「ふふんっ♪私はずるい女の子なのよ~♪」

 

「・・・なら、ずるい女の子に反撃を・・・コレ、だ~れだ?」

「ん~・・・ッ!!」

 

愛宕をうつ伏せの状態に乗りの姿勢で

彼女の顔の前に懐から取り出した1枚の写真を見せてあげると

顔は見えねぇけども、血相を変えて掴んで来た

 

 

「おっとと~・・・ダーメ」

 

写真を上に「ひょい」と上げると

彼女のは「ジタバタ」と暴れ出してるが

 

俺が馬乗りになっていて彼女の足は動かない状態で幾ら暴れても意味ねぇんだよなぁ・・・

彼女の出来る事といえば精一杯、海老反りし、精一杯、腕を上にあげる事位だな。

 

「・・・『ジョセフ・G・ジョージ』この写真の当時の年齢は49歳

階級は大将でハワイ鎮守府の提督でもあった人物で今は行方不明の人物だな・・・

 

もし、『俺が順調に年を取ればこんな感じか?』って位にそっくりだな・・・

まぁ、椛さんと夕立店長というそっくりさんが居るんだ

 

俺のそっくりさんが居てもおかしくはねぇよな?」

 

まじまじと写真を見返すと、

ホントに自分の老後の姿って言われても「そう、だな・・・」

って言える自信があるな・・・

 

 

 

 

 

 

「なぁ、愛宕・・・正直に答えてくれ

愛宕、お前は「俺」と「ジョージ提督」を・・・重ね合わせてるのか?」

 

「・・・。」

そう聞くと彼女はまた、枕に顔をうずめてしまった。

 

「・・・もしかして分かんねぇのか?」

そう聞くと顔をうずめたまま、小さく頷いてくれた。

 

「そうか・・・」

取り敢えず、彼女の上から退き、ベッドを降りて

ベッドを背もたれにしてみる・・・それから、ただ沈黙が続くだけ・・・・

 

 

 

 

 

・・・。・・・っ・・・一番最初に呉の港で貴方にあった時は提督を重ね合わせたわ

 

彼女が枕に顔をうずめながらそう「ポツリ」と話しだしてくれた

「・・・。それで?」

 

 

彼は私の胸が好きで良く触ってきてたわ・・・・ホント、スケベ親父だったのよ・・・

だから、船上で貴方の反応を見たの・・・でも、貴方は初々しい反応を返すだけだったわ・・・

まぁ、それはそれで可愛いかったわね・・・

 

「コッチは初対面でいきなり胸を押し当ててくるから何事かと思ったぞ・・・」

 

フフッ・・・でも貴方は違ったわ

彼とは悉く正反対だったわ・・・彼は不真面目でタバコを吸って料理も出来なくて・・・ダメダメだったわ・・・

そんな彼とは正反対の貴方を見て段々と分からなくなって行ったわ・・・

・・・その・・・こう・・・頭の中と心の中にもやが、かかったような感じで・・・分からないわ・・・

 

ねぇ・・・神薙・・・貴方なら・・・このもやの様なモノ・・・晴らせるの・・・?

 

 

「俺か?俺は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無理だ」

 

「・・・ふぇ?!」

 

上を向くと彼女が目を赤くしながら勢いよく顔を上げてる・・・

 

 

「いや、正確には()()無理だ、だな

だから、()()()()に来て貰った

 

入ってきて下さい」

 

さて、正面の扉が開き・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっこいしょ・・・」

「いや、窓から?!いや、何故に窓から!?」

 

正面の扉が開くのかと思っていたら

ベッドの近くの窓がいきなり開いて、ご老体が入ってきたぞ!おい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・はえ?・・・。て、提督ッ?!」

 

「おう!お前のスケベ親父提督だぞ?

どれ、あいさつ代わりに一揉みを・・・あべしっ?!

 

あ、うつ伏せの愛宕の右腕から盾に後方に繰り出されたグーパンがクリーンヒットしてらぁ・・・

『感動の再会』ってなんだっけ・・・

 

「・・・うごごご・・・相変わらず、良いパンチ持ってんなぁ・・・」

「・・・そっちこそ・・・おじいちゃんになって枯れたかと思ったけども・・・元気そうね」

 

「ふん、この程度で枯れるか!

それに、お前達こそ、ただのマッサージだって言うのになんて声をだしてるんだ・・・

 

羨ま・・・けしからん!!」

 

「本音は?」

「うらやましいぞ!・・・あ」

 

「ふふっ・・・」

「こんにゃろう・・・笑うな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・。」

さて、邪魔者はお暇しますか・・・

 

そっと立ち上がり、

ゆっくりと二人しか居ないのに賑やかな部屋を後にし

 

アテもなくぶらぶらと廊下を歩いていくかな・・・・

 

なんか・・・すげぇ・・・なんも言えねぇ、な・・・

自分から彼を見つけて、連れて来て貰って・・・

 

ホント、バカみてぇで・・・分かんねぇな・・・

気分、位・・・すぐに・・・紛れんだろ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


 

「ねぇ?提督?」

「・・・なんだ?」

 

「あの日の約束を覚えてる?」

「ハッ!この俺がオメェみたいな美女との約束を忘れる訳ねぇだろ?」

 

「そうね・・・ちょっと待っててね?」

「足はもう大丈夫か?」

 

「ええ、貴方が絹の手袋をつけて優しくマッサージしてくれたから、ね?」

「・・・うるへー」

 

さて、冷蔵庫には何か残ってたかしら・・・?

 

「これは・・・」

「どした?」

 

「え?ええ、なんでもないの・・・ただ、花のいい香りがこの辺りに残ってたのよ・・・

提督は・・・昔っから香水は付けて無いし今もつけないみたいね?」

「・・・まぁな」

 

さて、冷蔵庫の中身は・・・

 

「・・・。」

「・・・愛宕?」

 

「いえ、その、冷蔵庫の中身が変わっていたから驚いたのよ・・・」

「・・・んで?何が残ってんだ?」

 

「・・・『ビーフィーター ジン』『サントリーカクテルライム』『ブルガル エクストラドライ』

『ホワイトキュラソー(トリプルセック)』『フレッシュレモンジュース』

どれも、カクテル1、2杯位の分量しか残って無いわね

 

それと、シェーカーとカクテルグラスが2つだけ・・・」

「・・・、となると・・・こっから君自身が連想させれるカクテルは?」

 

「・・・『ギムレット』と『XYZ(エックス・ワイ・ジー)

勿論、他にもある筈だけども・・・今はこの2つ・・・」

 

「・・・君、自身の答えを聞こうか・・・っんんッ!!あー、ああー・・・ふぅ・・・

 

 

バーテン・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カクテルを『1種類だけ』作り、二人分を頼む」

 

 

 

 

ああ、ホントに・・・『運命』って・・・

私をいつも置いて行って・・・忘れた頃に・・・急にやってきて・・・

 

私に迫って来るのね・・・・

でも、そんな運命を・・・私は・・・嫌いには、なれそうに、ないわ、ね・・・

 

*1
(英語;window)窓の事を「画面」と呼ぶ事もある




二種類のカクテル
『ギムレット』と『XYZ』・・・

愛宕さんはどちらを作るのでしょうか・・・


※WARNING※ネタバレ注意!!※WARNING※
【】の中を反転させると文字が浮かび上がります、が、
少量のネタバレ成分が含まれてます。

閲覧する場合はご自身の責任でお願いします


【「XYZ」カクテルには「カクテル言葉」というものがあります。xyzのカクテル言葉は、名前の由来にもつながっている意味で「永遠にあなたのもの」と言う究極の愛の言葉です。プロポーズをするときに、xyzカクテルを使うと良いとされ、気持ちを相手に伝えるときに効果的なカクテルとも言われています ネット上からの抜粋


【「ギムレット」ギムレットのカクテル言葉は「遠い人を思う」というもの。これはハードボイルド小説『長いお別れ』の名ゼリフ「ギムレットには早すぎる」に由来したカクテル言葉です。つまり、長い別れの言葉が込められたカクテルです


最初にギャグ入れた後にシリアスとマッサージの件はテンプレだと思うのですよw

ちなみに、窓の外でズッコケたのはジョージ提督ですが・・・

後は・・・まぁ・・・コレは言わないで起きましょうw
窓(意味深)の外で起こった事には触れませんwww


この作品を完結させたら

【昼下がりの鎮守府でティータイムとスィーツを、夜の帳に至高の一杯を】
なんて題して本格的に書いてみようかな・・・
それとも・・・「R-18」?
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