そして、今回は微量の「腐」要素?と呼べるかどうか怪しい所が一か所だけあります
ですので、一応、ご注意くださいませ
昼下がりから夕方と呼ぶには早い時間になってきたぽい
そして、夕立は膝に江風ちゃんを乗せたままぽい
「んにゅ~・・・?あねきぃ~?」
「あ、ゴメンぽい、起こしたぽい?」
「うぅ~ん・・・ちょうど、めがさめた所・・・」
「ただいまー」
「おう!帰ったぜー!!」
この声は時雨おねぇちゃんと嵐さんぽい
「おかえりぽい」
部屋の居間までやってきた二人はポリ袋を両手に下げてるぽい?
「取り敢えず、手を洗ってくるね、嵐」
「おう!姐御!」
ぽい?
「嵐さん・・・今、「姐御」って?え?ぽい?」
「それが、明石さんに怒られた後に嵐が『ナンパしようぜ!』って言いだしたんだけども
中途半端に下手くそでね・・・僕が試しに、何人か口説いたら
『師匠』って言いだして、なんか背中がかゆいから『姐御』って事にしたんだ」
「・・・それにべラ湾で先に沈んじまったから、今度こそは守るって決めてんだっ!
ほら、『師匠を守る弟子』っての・・・なんか、かっけだろ?
『でも、まぁ・・・姐御も悪くねぇな・・・』ってなってな?
それで・・・話変わるけども、夕立ちゃんは食堂かの連絡、見たか?」
「・・・?見てないぽい」
「食堂の材料が人数分を食材を確保出来そうにないみたいでね?」
「俺達が大和さんや鳳翔さんに食堂やら色々と回って少しずつ食材を確保したって訳だぜ!」
なる程・・・
「っしゃあ!俺が手作りの料理を作ってやるぜ!!」
「僕も手伝うよ」
・・・。
「嵐さん、包丁を握っ事はあるぽい?」
「ん?無いぜ!」
・・・ぽいぃ。
「時雨おねぇちゃんと嵐さんは座ってて」
「うん?僕がやるよ?」
「え?でも・・・」
「いいからぽい」
「いいから、いいから僕に任せてよ!」
「えぇー!せっかくの機会なのにぃー!!」
「い・い・か・ら!座って待ってろ!!ぽい」
「「アッ、ハイ・・・」」
ぽいぃ・・・
となると、二人の手に提げて持って来た物は恐らく食材ぽい
食堂からは「ジャガイモ」「玉葱」「人参」の根菜系の野菜ぽい
大和さんからは「豚肉の細切れ」ぽい
最後の鳳翔さんは・・・「料理酒」に「砂糖」に「醤油」、「みりん」に「顆粒和風だし」、「油」ぽい
・・・これは食堂で貰った食材を見た大和さんが豚肉を渡し、
鳳翔さんが察して調味料を渡したぽい・・・華麗な無言の伝達リレーぽい・・・
お陰で献立に迷わずに済むぽい
後でお礼を言わなくちゃいけないぽい・・・
さて、
「江風ちゃん、そろそろ起きて欲しいぽい
そして、手を洗って手伝って欲しいぽい」
「んー・・・まかせてぇー・・・」
「・・・とりあえず、顔を洗ってきてぽい」
「・・・ふぁ~い」
そう言えば、この部屋の台所、使ってなかったから掃除からぽい
「まずは頭巾にマスクぽい」
「夕立?今日の献立は決まったのかい?」
「・・・あの材料を見れば一発で分かるぽい。
今日は、「甘煮」こと、「肉じゃが」ぽい!!
けども、取り敢えずは掃除が先ぽい
んー・・・掃除は手伝って欲しいぽい・・・?」
「なんで、疑問形なの?夕立・・・。」
「・・・余計散らかりそうな気がしただけぽい
まぁ、良いぽい・・・二人も手伝って欲しいぽいっ!」
こうして、手分けして掃除を開始した結果
案外、速く終わり直ぐに料理に取り掛かり、
今は全ての食材を喰わせて、
合わせ調味料も加えて落としぶたをして、弱火で2、30分煮込んでる最中ぽい
そのお陰で夕焼けに染まる鎮守府全体で
カレーの匂いや味噌汁の良い香りがしたり空腹感を誘う香りで充満してるぽい
と、なると注意する事は一つぽい
「コンコン」と、不意にノックされる部屋の扉ぽい
「・・・皆、作戦通りに、ぽい」
「・・・取り敢えず、扉のチェーンを閉めながら開けるよ・・・。」
「ん、いいぜ」
「行けるぜ、姐御」
夕立は火の元から離れず居るから、
時雨おねぇちゃんが扉を開けて他3人で扉を押させる作戦ぽい
そして、ゆっくりと開けると・・・
「何やってんだ・・・?オメェら・・・」
この声は・・・
「提督・・・?」
「・・・提督かよぉ~・・・驚かすなよな・・・。」
提督さんぽい?
「いやぁ・・・腹ペコ艦対策、かな?」
「・・・まぁ、だろうな・・・この様子だと・・・ワリィが二人前位余裕ねぇか?」
「二人前かい?」
「俺と椛君が飯にありつけずに空腹のまま、一夜、過ごす事になりそうでな・・・」
「あはは・・・霞さんはお誘いを受けたけども一人前しか余裕がなくて、彼女に譲ったら」
「自分たちの分が無かった、と・・・夕立?」
「んー・・・一応、後、二人前は確保出来そうぽい!」
「なら、スマンが今晩はごちそうになる」
その後、一航戦の襲撃もあったが提督さんが睨みを効かせて追っ払ってたぽい
それと、大和さん達が白飯を、鳳翔さんが味噌汁を各部屋に配膳してくれたぽい
そのお陰で戦後の日本を思い出す食卓になったぽい
そして、食後ぽい
それは、提督さんの一言が原因だったぽい
「いやぁ~流石は鳳翔の料理だ、それに夕立の肉じゃがも美味しかったぞ」
「ふふっん!当然っぽい!!」
そう、胸を張ると頭を撫でて貰えたぽいっ♪
「・・・ん?そう言えば、嵐と江風がコッチに引っ越してきて2日目か?」
「そう、ぽい・・・昨日は戦闘で疲れた所にベッドを入れ替えて直ぐに寝たぽい」
「なら、定番のレクリエーションとかやったわけでは無いんだな?
例えば・・・怪談話とか・・・そうだな・・・
部屋の隅っこに黒い靄がかかって・・・
それが次第に広がって・・・
最終的に・・・」
いやいや、そんな、子供騙しぽい事に怖がることないぽい
第一、夕立達は艦娘ぽい、艦娘がお化けに怖がる事自体がおかしいぽい
それに囲まれてる人も怖がる事なんてないぽい!
「ひぃぃぃぃ!!」
訂正するぽい
隣で椛さんが思いっ切りビビってしがみ付いて来てるぽい
「いや、椛さん?大丈夫ぽい?」
「だってぇ~・・・夕立さん達艦娘や深海棲艦が居るって事は・・・お化けだって・・・」
なる程、そう言う考え方も出来るぽい
「・・・ホント、お前達ってそっくりで小動物みたいだな・・・
例えるなら椛さんが「ペルシャ猫」で夕立が「ゴールデンレトリーバー」か?」
「提督さん・・・どういう意味ぽい?」
「じ、自分がペルシャ猫・・・?・・・「ペルシャ猫」・・・ね・・・。」
う~ん・・・イメージがわかないぽい・・・
ぽい・・・?
「椛さん?大丈夫ぽい?」
「うん、何が?」
ぽい?い、今・・・ぽい?
「・・・ッ!!うぉっあッ・・・!!」
提督さんが・・・窓を指さしながら震えてるぽい?
「・・・提督さん?」
「・・・手が・・・窓に濡れた右手が・・・二つ・・・」
「ひぃ!?」
椛さんが怯えて更にしがみ付いて来て正直、ちょっとだけ痛い位ぽい
「椛さんは落ち着いてぽい」
濡れた手って・・・天気予報は「晴れ」ぽい
けども・・・まさか・・・ぽい・・・?
提督さんの指さす方向を見ると・・・
「・・・ぽい?」
確かに、窓には指の形を残したまま下に引きずって行った後が残ってるぽい
「・・・。」
「お、おい・・・夕立?」
「い、行かないでぇ!!て、ていとくぅ~!!」
「あ、オイ!バカ!抱きつくんじゃねぇ!野郎に抱きつかれても嬉しくねぇ!!」
「・・・俺は『椛×提』派だな・・・姉貴は?」
「・・・『提×椛』・・・ゴクリ・・・アリ、だね。」
「ん、オレはどっちでも行ける派だな。姉貴は知らねぇけども、後で聞いてみるか」
「お、お前達・・・?」
「なんの、はなし・・・?」
ゆっくりと近づいて行って窓を開けてみるぽい
「・・・特に何もないぽい・・・。」
窓を開けて下を覗いて・・・ッ?!
「ぐ、
窓枠の下にずぶ濡れになり「ぐぅ~」とお腹を鳴らす外国の方ぽい
今、何て言ったかは分かんないぽい
けども、これだけは分かるぽい
「食料は尽きてるぽい」
そう告げると灰色になった気がしたぽい。
やっぱり、イントネーションだけでも通じるぽい
喫茶店で珈琲を楽しんでいると、
偶に同性同士での会話で異性での同性カプの話が聞こえてくるので乗せてみましたw
次回「柱島鎮守府の長い1日 その6」
ゆったりと・・・静かに・・・