私は艦娘に転生して本当の『仲間』を求める   作:釣果津抜

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前回のあらすじ「新たな戦場への招待状が届いた」


第7章 艦隊 、 奔走 ス ! !
ブリーフィング


日も登らぬ早朝

 

今は柱島泊地を出発して呉に到着した後、兵員輸送用のトラックで山の中へと移動してる最中ぽい

 

そして、このトラックの座席は木の板ぽい

正直、お尻が痛いぽい・・・

 

車内には龍驤さんと天龍さん時雨おねぇちゃんと夕立に江風ちゃん、長門さんにグラーフさんぽい

旗艦は天龍さんぽい

 

「さて、ブリーフィングを始めるぞ?オメェら・・・っと・・・揺れてケツも痛ぇがもう少しの筈だ

でだ、オレ達の目的はいくつある

 

まず、最優先目標は『ドイツ海軍の勢力圏の確保の援護』

それから『ドイツ海軍の練兵』、そして・・・そこの『迷子を無事送り届ける』事だ

 

人選は『柱島泊地の高練度で尚且つ本土防衛戦から抜けてもある程度は大丈夫な奴ら』らしい

ま、言っちまえば「お使い艦隊、出撃する」って所だな」

 

「天龍さん・・・いくら何でもソレはやめて欲しいぽい・・・。」

「うっせぇぞ・・・ぽ犬~・・・で、だ。これからの日程だが・・・

取り敢えず、日の出である6時半に滑走路に到着、その後、艤装を装着し飛行艇に乗り込む」

 

「・・・?、ちょっと待って、天龍さん」

「時雨?どうかしたか?陸地で艤装を装着する意味なら

『もし万が一飛行機が深海棲艦に撃ち落とされて、海に放り出されても、自力で帰って来る』

その為の保険だぞ?」

 

「そ、それもそうだけども・・・

日本からドイツへと空路で移動したら何時間かかるか分かった上での作戦かい?」

 

「おおよそ、9時間から10時間位だな、

9時間の間、俺達は艤装を装着し、深海棲艦の奴らに撃ち落とされねぇ事を願うだけだな

 

しっかし、よぉ?海路で行くなら下手した一週間位は移動に時間がかかるぞ?

その間にドイツが陥落したら、元も子もねぇ、オレ達は時間がねぇんだ

 

それに、オレ達、日本も切羽詰まってんだ、余裕なんてねぇよ・・・

昔に比べれば、楽なモンだぜ?時雨?」

 

「むぅ・・・」

 

「んで、その後、だ。ドイツ近海()()に到着し、作戦開始だ。」

「・・・上空?なんや、今、ウチ・・・()()って聞こえたような気ィしたで?天龍?」

 

「おう、そうだぜ?」

「ウチら、そんな空挺訓練なんてしとらんよ?」

 

「だな。ちなみにオレは諦めて腹くくってる。」

「・・・なんや、天龍らしくないな・・・なんか理由・・・あんやろ?」

 

「・・・まぁな、だって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達は高度10,000m程度・・・つまり成層圏から生身で飛び降りるもんなぁ・・・

・・・例え落下傘があるとはいえなぁ・・・

 

 

・・・へへっ・・・ははは・・・はぁ・・・めっちゃ怖ぇよぉ・・・

 

その天龍さんの呟きを聞いた瞬間、

夕立と時雨おねぇちゃんで絶叫し、若干白い目で見られたけども、

 

「『宇宙』と『空』の境界から生身で飛び降りる」と告げると車内は阿鼻叫喚と化し、

流石の長門さんも「・・・陸奥、お前が付いてこなかったのが救いだ」と天を仰いでたぽい

 

それと状況を理解できないグラーフさんには夕立の拙いドイツ語で説明すると

走行中の車内から飛び降りようとしたので慌てて止めたぽい

 

時折、日本人の『大和魂』は変な方向で燃えて危険ぽい・・・。




・・・ヤバい・・・。
本格的に戦場(職場)が修羅の顔を覗かせてきてる・・・w
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