仲間殺しの噂を聞かれたら、もう少ししたら鬼鮫兄貴がその任務につかされる時期になります。
まだ聞かれてる段階では、そういう任務に近々お前つかされるんじゃないのおー?みたいな噂が話半分に流れてるだけの状態です。
特定のイベントをクリアしていたらその辺の噂をホモくんも耳に挟んでたりはするのですが、今回はその辺スルーしてるのでホモくんは噂を知らないです。
【その噂は知らない】
「……そうですよね、変なこと聞いてすみません」
【そんな噂が出回るくらい物騒なのは困るね、平和になればいいのに】
「この里で平和って、私達が生きてるうちは無理じゃないですか?呑気になれるのは医務室くらいですよ」
【呑気すればいいよたまには】
内乱内乱&内乱で、大名家も大変な場所だからな霧隠れ……。
という感じに会話イベントも終ったので、鬼鮫兄貴が里抜けするまで倍速します。
この倍速中も基本的にやる事は同じで、医療スキルを全力で磨いていきます。今のうちに上げきっておかないと毒を慣らすときがキツくなっちゃう。
このイベント特に通っても通ってなくてもどっちでもいいのですが、接触度が一定以上あると自動で起きるイベントなのでこのRTAのレギュレーション的には避けられないです。
接触度一定以上が条件のトロフィーあるし……。
しかし、鬼鮫兄貴の里抜け理由とか考えるとこのイベント色々と考えちゃいますよねえ……。
ちなみに鬼鮫兄貴の里抜けを阻止したい場合、このイベントから派生して四代目水影の裏側に居る奴を調査したりと色々面白いイベントがあるのですがRTA的には不要なのでやりません。
というか、四代目水影の裏側に居るやつを探れ!っていうイベントはシンプルに高難易度なんで"今のところ"は普通の医療忍者のホモくんじゃ絶対無理です。
下手に喧嘩売ったら死亡ルートもいいところです。
なお、世の中のやりこみ勢には助走をつけて喧嘩を売りにいくやつも居る模様。変態怖い。
ちなみに助走をつけて五影に殴りこみに行くと、倒せばトロフィーももらえます。
一周プレイする間に火影、水影、風影、土影、雷影、それぞれ何代目でもいいから一人ずつ倒すと【恐るべき敵対者】の称号が貰えますがプレイヤーは未だにもらえてません。
この称号獲得動画やってる実況者さん頭おかしい……おかしくない?
五影に特に意味も無く喧嘩売りに言って勢力図の混沌を招くという意味では本当に「恐るべき」という名前が似合うプレイングになるんだよなあ……。
この称号獲得動画見ると、大体勢力図がぐっちゃぐちゃになるんですよねえ。
国の最高戦力であり権力者がバタバタ死んでいくものだから、すごい勢いで勢力図が変わっていくの。
とある実況者さん曰く「自分の行動で世界がごちゃごちゃ混沌の道に進むの、面白いといえば面白いね」とのこと。
……おっと、なんて雑談をしているうちにどうやら時期が来たようですね。
この時期が来る前に、段々医務室に来る頻度が少なくなったりと伏線みたいなのあるんですよね……今回は医務室勤務だからこんな感じですけど、普通に主人公が忍やってる場合他の任務で見かけなくなったりします。
接触度が高いと、主人公の身近なNPCが鬼鮫兄貴の里抜け事件を教えてくれます。
今回の場合、医務室の室長ですね。普段お世話になってる。
「原蒔、お前は干柿と仲が良かったから伝えておかなくてはいけないんだが……その、だな」
【?】
「あいつが……干柿鬼鮫が里抜けをして、暁に入ったらしい」
という感じにお知らせしてくれまーす!鬼鮫兄貴お辛い事ありすぎてマダラの手を取っちゃった……。
【…………。】
「詳しい事はわからないのだが、忍刀七人衆の西瓜山河豚鬼を殺して鮫肌を奪ったというのは確定らしい」
【本当に、鬼鮫は里を抜けてしまったんですか……?】
「……残念ながら、それは確定だ」
ここのセリフ読む限り室長は「裏切った上に鮫肌強奪した」的な言い方してますけど、里の秘密主義と情報制限が祟ってそんな感じにその辺のくだりが伝わってるせいなんですよね……。
実際は河豚鬼のほうが先に裏切ったんですけど……里の秘密主義が悪い方に炸裂して、誤解?が広まっていく……。
まあ抜け忍の事情なんて省みる人の方が少ないですけどねこの里。
その辺の諸々を汲んだりしてくれるのは、五代目の結婚願望強影様になってから。あの人が水影になるとめっちゃ色々改善されるんだけどなあ……。
「お前にとっては辛い事だろうが……」
【俺は、どうすれば】
「一介の医療忍者に出来ることはない、はっきり言うぞ。今後どこかで会ったとしても、絶対に逃げろ。下手に話そうとするな」
【もうどうにもならないんですか……?】
「ならない。厳しいことを言うようだが、忘れた方がいい」
室長の言葉厳しいようですけど、"今のところ"は戦闘能力がほぼ無い医療忍者が鬼鮫兄貴に万が一遭遇したらめっちゃ危ないし、普通に考えて「上司殺してしかも武器奪って里抜けした」と思われてる相手に対話を試みようとするとか鬼鮫兄貴が実際何をどう考えているかは別として推奨できるわけが無い。
なかよぴっぴだったとしても今はもう絶対普通に対話するの無理だから諦めろ!という室長の言葉の要約はぶっちゃけ正論ですねえ。
ただの抜け忍までなら、五代目に水影が切り替わった際に多少お目こぼしがある。内乱が嫌になって抜けた忍は見てみぬフリしてもらえたりもする。
でも鬼鮫兄貴、そういう抜け方してないからね……どうにもならない。
しかも犯罪者組織に加入しちゃったから忍的にはもう倒すか倒されるかになっちゃうんだなあ。
まあ、鬼鮫兄貴はちゃんと後で毒殺するんですけどね。
じゃあ、毒殺準備始めましょうか。
里が程近くなってきて、少しずつ警戒心を高めていく。
追い忍は最近ではかつてほど寄越さなくなってきたものの、定期的に来るのだから困ったものだ。
勿論そんな雑魚に遅れは取らない、とはいえ鬱陶しいものは鬱陶しい。
「里が近い、まだ察知はされてないようだが警戒だけはしておけ鬼鮫」
「ええ、追い忍がどこかに隠れてるとも限りませんからね」
恐らくは私自身の始末もそうだが、鮫肌の方を取り返したいのだろう。アレは里にとっても大きな意味合いを持つものだからだ。
……その鮫肌が妙に大人しい。ある意味では故郷のようなものである里が近づいているからだろうか?
持ち主の気も知らないで、呑気なものだ。
いや、鮫肌が機嫌を損ねて暴れたりされた方が困るからむしろいいと思うべきか……。
鮫肌は稀に機嫌が悪くなると悪食を起こす、なりふり構わず喰らうという性質が出てくる。
……彼は医務室から基本的にそんなに外に出ない。出るとしたら薬草採取くらいだ。
だから、誰彼構わず喰らうという性質が出たとしてもその時に彼は傍には居ないだろう……そもそも、さしものお人よしも抜け忍に無闇に近寄ったりはしない。
そう願いたい、彼は弱いのだから。