さあ!このRTAのラストバトル、鬼鮫戦です!イクゾー!
鬼鮫兄貴他のところだと戦闘パターンは水遁か鮫肌かその他諸々……って言った感じなのですが、今戦ってる場所はアカデミーの敷地内でかつ一応あんまり大事にして外に何か起きていると知らせたくない状態なわけです。
つまり、鬼鮫兄貴今の状態だと水遁系の広範囲な術は使いません。比較的小規模なものだけです使ってくるのは。
もっとも、よほど追い詰めたりすると使うことはあるのですが……今回は毒殺予定なので、そのトリガーには引っかからないと思います。試走では大丈夫でした。
今回取るトロフィーの条件をおさらいしておきましょう。
レギュレーションにおいて取る必要のあるものは、接触度高い面識がある中で倒す事で得られるトロフィー、鮫肌破壊トロフィー、術不使用での撃破トロフィー、この三つです。
一つ目は普通に倒せばいいとして、二つ目三つ目が普通に取ろうとすると中々の難題。
チャクラ使うタイプの術は大体三つ目で引っかかって取れなくなるので、体術頼みになるし。
今回は二つ目と三つ目の条件を簡単に満たす為に毒化の術チャートを選んでます。
下準備はオッケー、後は実際の戦闘の運びがどうなるか……ある程度は乱数頼みになってしまうのでどうしても。
では戦闘!
まず中距離以上に距離が離れると水遁系の技を使ってくる可能性が高くなります。
今回はまず鮫肌を使ってもらう必要性があるので、距離をつめていきます。
今ココでダメージを食らっても特に問題ありません、食らったダメージの分だけ血が流れその中に宿った毒も潜伏状態のまま気化していくので。
ただし!欠損してもいいですが絶対に片腕だけは残しておきましょう。
潜伏の術を解除するのに、片手とはいえ印が必要なので両腕欠損するとせっかくの毒化の術の活躍ができなくなってしまうので。
……。
接近中に投げられたクナイがわき腹に刺さってますが問題は無いですね。
良い感じのダメージです。
さあ、こっからが問題。
接近戦に持ち込めば鮫肌を振るってくれる可能性が高くなるので、後は鮫肌にしこたま毒をぶち込んでやりましょう!
ちなみにですが、鮫肌の耐久値自体は実は鬼鮫兄貴本人より高く設定されてたりします。
鮫肌って本当になんなんだ……一部ファンの間からは神樹になんか関係あるんじゃ説まで出てる程度には珍妙なナマモノですよねほんと。
……!
よし、よし!良い感じに鮫肌が攻撃をしてくれました!
あんまり攻撃により削られた部分が少ないと中途半端に相手が生き残ることもあるので……とにかくそれはなさそうで安心しました!
ホモくんの片足と左腕の肘から先を持ってきましたね、これはまた豪快に持っていった。
……ギリギリ不屈発動にはなってないようですが、ホモくん息も絶え絶えですね。こんだけダメージ食らってればそりゃそうだ。
一応医療忍術で止血だけはしておきましょう。
鬼鮫兄貴豪快に返り血浴びてますねえ!鮫肌からもホモくんから削ったチャクラの供給も貰ってるだろうし……。
頃合ですね。
では、潜伏の術を解除!
「ぎゃ、ギャ……!?」
鮫肌ちゃんがめっちゃ悲鳴も出さずに痙攣してる、
そりゃそうですわ、変質しまくった毒化チャクラを削って喰ってしまい、更には猛毒と病原菌塗れの肉も胃袋に収めたのならそうなるわ。
多少の毒なら鮫肌ちゃんビクともしないのですが、濃縮した毒に病原菌、更には変質したチャクラまで……食べすぎちゃいましたね。
先ほどまでは無毒に潜伏してたのが、いっきに毒性が大暴れしだしたから鮫肌ちゃんもビックリですわ。
んー、鮫肌の方はしっかりと破壊できたみたいですね!
【捕食者を捕食する者】
【悪食の対価】
おっと鮫肌破壊トロフィーもらえました、ついでに鮫肌を毒化の術で破壊した場合にもらえる【悪食の対価】もゲットです。
【悪食の対価】のほうは討伐トロフィーというか、特殊実績達成の括りに入ってるから討伐トロフィーのジャンルじゃないらしいです。細かいね。
「鮫肌!?一体ど、うし……」
鬼鮫兄貴ももう毒が回りだしたようですね、口から血を出してぶっ倒れました。
戦闘終了です、後はちょっとした会話イベントを挟むとトロフィーもらえます。
「……毒!?それらしき攻撃は喰らってない、はず」
【……。】
「そ、そうか……鮫肌まで、ということは、……血肉、ですね。あなた、肉体を改造したんですね……!?」
【うん】
察しがいいなあ、正解。
「何故、そんな……恐ろしい事を……」
【……ごめん】
ドン引きだなあ!実際恐ろしいから仕方ないね。
と、いうところで鬼鮫兄貴息絶えました。毒の威力すげえ……。
【陸の魚】
【原始的な戦い】
接触度高い状態での討伐トロフィーと、術不使用での討伐トロフィーもゲット!
ここでタイマーストップ!
記録は3時間47分ジャスト!試走だとちょいちょいラストの鬼鮫戦で、微妙に毒殺がうまくいかなくてーってなってリロードしたりした事もあるので……一発で通った分よいタイムですね!
試走だと相打ちか生き残るかは五分五分でしたが、今回は生存ですねホモくん。
ちなみにこの手段で相打ちだと後々死体調べられてヤバ目のいざこざが起きる……っていうのが設定資料集で小話として載ってたりします。
まあ生き残っても確実に毒化の術についてバレるので、ホモくんこっからが大変だったりします。RTAはここで終わりでも。
完走した感想ですが……初手オリチャーの偏執狂チャート、意外にやりやすいのでは?と思いました。
普通にやった場合の毒化と医療忍術を同時に育ててくスタイルよりは、ぶっちゃけ安定感あったように思われます。
ラストバトルに関しては鬼鮫兄貴のご機嫌次第ですが、やっぱある程度タイムはここで左右されますね。
いいタイムが出た今回は、やっぱり鬼鮫兄貴の行動のご機嫌が良かったように思います。
機嫌が悪いとずーっと水遁ばっかでねえ……鮫肌使ってくれ!水遁で溺死とかは割とよくありました。
今回は初手オリチャー()でしたが、いいタイム出たので満足!
興味が出てきたら皆さんもやってみてください!うちも、やったんだからさ(同調圧力)
それでは、長時間のご視聴ありがとうございましたー!!!
手足の震え、脳髄の痛み、それから呼吸困難……それにこれは、チャクラに異変?
自身の肉体に起きた事を惑乱が占める脳内で必死に分析した結果一つの知りたくない結果がはじき出される。
「そ、そうか……鮫肌まで、ということは、……血肉、ですね。あなた、肉体を改造したんですね……!?」
「うん」
腕も足も削られて、止血こそしているものの瀕死に近い彼は静かに頷いた。
全身の毒化。
それに込められた意図は、私に知る機会は訪れないのだろう。
鮫肌の能力を知っていてそれに対策を立てたのか?
……あるいは、私が攻撃しなければ死なずに済むように、という優しさなのか。
削れば噴出す猛毒は、私も鮫肌も……彼を喰らった相手をことごとく殺した。
ぐるぐると脳裏に走馬灯のような記憶がチラチラと泳いでいく。
寄る辺の無い流れの中、私は縋った。あの方の計画に。
「何故、そんな……恐ろしい事を……」
「……ごめん」
何故謝るのだろう、先に裏切ったのは私のほうなのに。
そんな恐ろしい手段に手を出してまで、何故こんな事になるまで気にかけてくれたんだろう。
"どんな奴でも最後になってみるまで、自分がどんな人間かなんてのは分からないものだ……"
私は、彼にここまでさせるような意味のある人間だったのだろうか?
一粒流れた彼の涙こそが、私という人間の象徴だったのかもしれない。
魚は死ねば水底から水面に浮かび上がる。
ならば、私は……?
滅茶苦茶大ダメージに欠損も受けましたが、RTAは達成されたので問題はありません(マックスウェル並感)
全身毒爆弾のしのぶさん戦法、捨て身だけど確実ではあるから視聴者兄貴姉貴も是非真似してみてね!
君に届けというか君にトドメ