さてレズちゃんが砂隠れの里に生れ落ちたわけですが、このゲーム両親の存在が乱数によって開始時点でお亡くなりになってたりします。
リアルすぎるだろあの世界にあわせてるとはいえ。
特に砂隠れは個別の乱数設定の中でも、かなり高い確率で両親が居ないです。
まあ、両親が居ても居なくてもそこまでタイムに差は出ません。
居た方が楽な事もあるというだけでリカバリーはどうとでもできます。
……。
はい、やっぱり両親居ませんね。主人公は基本的に五歳からスタートですが、この時点でいわゆる孤児院みたいなところに居ます。
孤児院ではもうこの歳から忍術の基礎基本の勉強をしています。
……が、この時点では実技というより知識勉強の段階ですので。
【……ズミルはうまく知識を頭に覚えられなかった。】
勉強上手くできてませんね!
「お前は本当に馬鹿だな……」
教えてくれるモブNPCである先生からもこの扱いだよ!知力最低だから仕方ないね。レズちゃんの本領は実技からだから平気平気!
まあ知力はそこそこにあげていかないといけないので今後も勉強は根気強くやります。
その前に、傀儡の術と基本的なチャクラの練り方を習得します。
孤児院ではまだ習得できませんが、他に習得できるイベントが存在します。
というわけで、チヨ婆とサソリのとこにイクゾー!
余談になりますが、主人公が五大属性のどこに適性があるのかというのは生れ落ちた場所と年代によってある程度傾向はありますが基本ランダムです。レア血継限界を保持する可能性もあります。
ただ、今回はあんまり属性術は使用しないのでぶっちゃけなんでも良いです。
レズちゃんは傀儡の術一本でやってきます。
さて、チヨ婆とサソリですがまあこの時代ならサソリも幼い時代なので広場なんかを探すと傀儡の術の練習やってるのが見つかります。見つかりました。
はーこの時代はサソリの旦那もかわいらしいですが、これが成長するとクソムーブ戦闘をやりまくるおっさんになるとか時代の流れって残酷。
【チヨ婆様と、その孫だ。……話しかける?】
はい、発見時にこういうナレーションが入るのでもちろん「はい」を選択します。
「……ん?近隣の孤児院の子かね」
「……」
チヨ婆はこっちが孤児院の子供と分かっています。
そしてサソリのほうは同年代とはいえ知らん女が急に現れたものだから警戒してチヨ婆の後ろに隠れました。
(今はまだ)かわいいね。
次に会話内容の選択ですが、もちろん好感度稼ぎの世間話なんかではなく「傀儡の術教えて」の一択です。
教えて!チヨ婆!
「元気の良い子供だね、だが勝手に教えていいものか」
チヨ婆ちょっと悩んでる様子です。一応レズちゃん、他所の孤児院の子供ですからね。
まあここの選択肢はゴリ押しで……あっ、感情的の特徴取ってるせいか「泣く」という選択肢あるやん!
……気になるからやったろ!(ガバムーブ)
やるー!くぐつのじゅつ、レズちゃんやるー!!!(駄々こね)
「これこれ泣くでない!お前くらいの年齢にはまだ難しいだろうが、教えるだけなら……名前はなんという?」
レズちゃんです!!!(元気なお返事)
やったぜ(計算どおり)。
泣いて駄々をこねるレズちゃんをちいせえサソリがジト目で見てるがレズちゃんの才能を見てろよ見てろよー!
というわけでチヨ婆との特訓の時間だオラァ!
ここのイベントで覚えられるのはチャクラを練るスキルと、傀儡の術です。
習得の際の成功判定ですが、知力+習得したい術やスキルに関連するステータスの値で判定が入ります。
チャクラを練るスキルなら知力+チャクラの精密性だし、傀儡の術なら知力+器用さ+チャクラの精密性です。
だからなるべく初期ステで高い数値を出したかったんですよね。しかもチャクラの精密性と器用さは、傀儡の術のレベルアップとその成長速度にもガッツリ絡んでくるので。
ちなみに知力は傀儡を一から作る場合に必要になるステータスですが、今回自分で一から作るよりは廃棄された傀儡を回収してリサイクルしようと思ってるので優先順位は低いです。
【ズミルはチヨ婆と特訓中だ!】
こういうチヨ婆との特訓シーンからちょっと離れたところでサソリは人形遊びしてます。
こういう細かい描写いいですよね。
唐突に感情的なレズちゃんが傀儡の術の特訓に割り込んできたサソリの旦那の心境やいかに。
……。
うん、知力は最低値でしたが精密性と器用さが最高なおかげか一発で習得できました。
やっぱりレズたんは実践(意味深)でこそ輝くってコレ一番(ry。
「おぬし、実技の能力はすごいのう。稀なる才能を感じる……知識がおぼつかないものの」
「……」
知力とその他ステータスのバランスが悪いせいかチヨ婆からも「実技はいいけどそれはそれとしてバカだなお前(意訳)」言われちまったわ。
サソリのほうは相変わらずジト目。
バカでも幸運の女神に愛されてる(意味深)だからいいんだよレズちゃんは。
とにかく攻略チャートの要である傀儡の術を覚えられました!
ということで短いですが今回はここまでです。また次回!
俺の人生の中で、嫉妬という感情があったのは恐らくあの女に対してだけだと思う。
「旦那って嫉妬とかすんのか……うん」
「……ある、随分と昔の話だがな」
くだらない行動ばかりしてた、本当にバカな女だった。
それでもあいつは、バカの癖に傀儡の才能に愛されてた。